JP2561250B2 - シリコ−ン・シ−ラント組成物 - Google Patents

シリコ−ン・シ−ラント組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水分にさらしたときに腐食性の副産物を放
出することなく硬化するシリコーン・シーラントに関す
る。
従来の技術 一成分型室温硬化シリコーン・ゴムのタイプの1つが
1967年8月1日付け米国特許第3,334,067号においてWey
enbergによつて開示されている。水酸基末端封鎖ポリジ
オルガノシロキサン、式R′Si(OR″)のシラン、お
よびキレート化チタン化合物からなるこの組成物は水分
のないときに安定であるが、水分にさらされると硬化す
る。このような組成物は、建築物の開口を充てんしてそ
れらを風雨からシールすることを促進する市販のシーラ
ントに開発されてきた。かかる用途に対して満足なシー
ラントは信頼のおけるシールを形成するために基質に接
着しなければなない。建築物に見られるように、種々の
基質への接着性の度合の異なる多種類のシーラントが役
立つてきた。広範囲の基質に対するかかるシーラントの
接着性を改善することが多くの実験の目的であつた。
1984年10月3日付け英国特許第2,137,217A号はアルコ
キシ終結オルガノポリシロキサン、シラン捕捉剤、置換
グアニジン硬化促進剤、チタン化合物を含む凝縮触媒、
および式(R10O)3-t(Rt 11)Si−z(式中のR10および
R11は炭素原子1〜8を有する一価の炭化水素基、tは
0〜3、そしてzはアミノ、エーテル、エポキシ、イソ
シアナート、シアノ、アシルオキシ、およびアクリルオ
キシからなる類から選んだ構成員によつてさらに官能性
化されうる飽和、不飽和または芳香族炭化水素残基およ
びそれらの多重体および結合体である)を有する接着促
進剤からなる自己結合性、アルコキシ−官能性一成分型
RTV組成物を開示している。
発明が解決しようとする問題点 基質への優れた接着性のシーラントを製造するいくつ
かの方法が開発されてきたけれども、シーラントの融通
性を改善するために単一のシーラントによつて満足に接
着することができる基質の数を増すためのさらに別の改
良が必要である。
水酸基末端封鎖ポリジオルガノシロキサン、アルキル
トリアルコキシシラン、充てん材、チタン触媒およびア
ミン含有トリアルコキシシランを混合することによつて
製造される種類の優れたシーラントが式 のエポキシ含有シランの添加によつて開発された。
問題点を解決するための手段 本発明の目的は極めて多種類の基質に接着性を有する
優れたシーラントを製造するとこである。
本発明は、本質的に(A)25℃で1.0〜100パスカル・
秒の粘度を有し、有機基をメチル、エチル、プロピル、
フエニルおよびトリフルオロプロピルからなる群から選
んだ水酸基末端封鎖ポリジオルガノシロキサン100重量
部、(B)式RSi(OR1(式中のRは炭素原子が1〜
4の一価の炭化水素基であり、R1はアルキルまたはアル
コキシアルキル基である)のアルキルトリアルコキシシ
ラン0.35〜9.0の重量部、(C)チタン触媒0.2〜3.0重
量部、(D)充てん材0〜250重量部、(E)式(MeO)
3SiCH2CH2CH2NHCH2CH2NH2のシランをA、B、Cおよび
Dの和を基準にして0.1〜2.0重量%、および(F)式 のシランをA、B、CおよびDの和を基準にして0.15〜
2重量%からなる。
水酸基末端封鎖ポリジオルガノシロキサン、アルコキ
シ官能性シラン架橋剤、チタン含有触媒および充てん材
の使用に基づいて、多くの市販シリコーン・シーラント
が開発されてきた。使用される特定の成分の性質は最終
用途の必要条件に依存して変わる。ある用途は高引張強
さを有するエラストマーを必要とする、従つて成分とし
て補強型の充てん材を使用する。用途によつては高引張
強さを必要としないが高い伸びを必要とするので、非補
強充てん材および化学連鎖エクステンダーを成分として
使用する。ある用途の場合はシーラントが著しく硬化す
る基質へ接着する必要がある。露出条件の変動下におけ
る硬化シーラントの基質への接着性はシーラントの組
成、基質の性質および接着を維持しなければならない条
件に依存して著しく変わることがわかつた。本発明は、
特に水に浸漬後に接着を維持しなければならないときに
単一の組成物によつて満足に接着することができる基質
の数および種類を改善するために行なわれた研究の結果
である。
本発明の組成物は25℃で1.0〜100パスカル・秒の粘度
を有する水酸基末端封鎖ポリジオルガノシロキサンを含
有する。ポリジオルガノシロキサンの有機基はメチル、
エチル、プロピル、フエニルおよびトリフルオロプロピ
ルからなる群から選ぶ。望ましい有機基は現在最も経済
的である点からメチルである。溶媒抵抗が硬化エラスト
マーの必要条件である場合には、有機基の50モル%まで
をトリフルオロプロピル基にすることができる。重合体
の粘度は、低い粘度を有する重合体が満足な物理的性質
を与えないから、25℃において1.0パスカル・秒以上で
ある。高粘度、例えば25℃で1000パスカル・秒を有する
重合体は粘過ぎてシーラントの貯蔵チューブから容易に
押し出せない組成物となるので、重合体の粘度は25℃で
100パスカル・秒以下である。重合体はホモポリマー、
共重合体またはそれらの混合物にすることができる。重
合体の粘度は成分(A)として使用する重合体の平均粘
度である。重合体は、それらの平均粘度が特許請求の範
囲内にある限り、存在する個々の分子の広範囲の分子量
を有しうる。望ましい粘度は25℃において40〜60パスカ
ル・秒である。
アルキルトリアルコキシシラン(B)は平均の式RSi
(OR′)(式中のRは炭素原子1〜4の一価の炭化水
素基、そしてR′はアルキルまたはアルコキシアルキル
基である)の架橋剤であ。適当なシランまたはシランの
混合体は技術的に周知である。Rはメチル、ビニル、ま
たはエチルが望ましいが、メチルが最適の基である。
R′はメチル、エチルまたはメトキシエチルが望ましい
が、メチルが最適の基である。架橋剤(B)は0.35〜9.
0重量部の水準で使用する。適当に硬化させるために、
組成物は重合体(A)における水酸基1モル当り少なく
とも2モルの架橋剤を必要とする。商業的に、架橋剤の
若干と組成物、例えば充てん材に存在する付随する水酸
基との反応をさせるため、および製造時に組成物に存在
しうる、または貯蔵中に組成物に出入しうる水分と反応
するために、5倍まで過剰の架橋剤を使用することが望
ましいことがわかつた。
チタン触媒(C)は、テトラブチルチタネート、テト
ライソプロピルチタネートのようなシリコーン水分硬化
シーラントに使用される周知のチタン触媒、およびWeye
nbergによる1967年8月1日付け米国特許第3,334,067号
およびMatherlyによる1970年3月10日付け米国特許第3,
499,859号(これらは共に適当なチタン触媒およびそれ
らの製造法を示している)に開示されているようなキレ
ート化チタン化合物から選ぶ。望ましい触媒は2,5−ジ
イソプロポキシービス−エチルアセトアセテート・チタ
ンである。
本発明の組成物は種々の補強充てん材および増量充て
ん材を混合することによつて改良することができる。適
当な充てん材は発煙シリカ、沈降シリカ、ケイソウ土、
炭酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、二酸化鉄、お
よび粉砕石英のようなシリコーン重合体に使用される周
知の充てん材である。充てん材は未処理または組成物に
添加する前に表面処理によつて処理したり或いは組成物
の製造中に現場で処理される。最も有用な充てん材は炭
酸カルシウム単独または発煙シリカとの併用である。充
てん材の望ましい量は10〜200重量部である。補強充て
ん材は1〜20部そして増量充てん材は1〜200部が望ま
しい。5〜15部の補強充てん材と150〜200部の増量充て
ん状のような組合せが最も望ましい。
成分(E)と(F)は、広範囲の基質への硬化組成物
の接着を助けるために組成物へ添加する。接着性を改善
するために成分(E)(MeO)3SiCH2CH2CH2NHCH2CH2NH2
のような添加物の添加は多くの場合に不満足であること
がわかつた。例えば、接着用添加物として(E)を含有
する組成物をACT反射ガラスまたはDuranarコーテツド・
アルミニウムと接触して硬化させたとき、室温で14日後
にシーラントを基質からはがしたとき0%の凝集破壊で
あつた。7日間水に浸漬した後で接着性を試験をした場
合、試料は陽極酸化したアルミニウム基質に対して試験
したとき0%の凝集破壊を示した。
接着性を改善するためにさらに別のエポキシ官能性シ
リコーン流体の使用を評価した。評価したエポキシ官能
性流体の中で成分(F) のみがACT反射ガラスに100%の凝集結合を提供すること
において満足すべきものであることが思いがけなくわか
つた。実施例1におけるエポキシ官能性流体の添加物B
は1%の水準でDuranar過フツ化炭化水素仕上げアルミ
ニウムに100%の凝集破壊を与えたが、0.5%の水準では
与えなかつた。従つて、(F)はACT反射ガラスおよびD
uranar過フツ化炭化水素処理アルミニウムの両方への接
着性を改善する能力において特異であつた。
成分(E)の量は(E)と(F)を含まない残りの組
成物の0.1〜2.0重量%である。この量より少ないと、改
良された接着性が最低となる。この量より多く使用でき
るが、この量は100%の凝集接着を既に与えているか
ら、その必要はない。(E)の望ましい量は0.1〜0.5重
量部である。
成分(F)の量は(E)と(F)を含まない残りの組
成物の0.15〜2重量%である。これらの量以下である
と、改良された接着性が最低となる。この量以上も使用
できるが、この量は既に100%の凝集接着を与えている
から、その必要はない。(F)の望ましい量は0.15〜0.
5重量部である。
抑炎剤、安定剤、可塑剤および顔料のようなさらに別
の成分も、それらが組成物の接着性に悪影響を与えない
ことが確実に保証される限り添加することができる。
本発明の組成物は、水分の不在下で生物(A)、
(B)、(C)、(D)、(E)および(F)を混合
し、次に水分の不在下でその混合物を貯蔵することによ
つて製造される。望ましい方法は重合体(A)、充てん
材(D)および全ての充てん材処理剤または可塑剤を混
合し、その混合体をかくはんしながら真空下または窒素
スイープ下で100℃以上の温度に加熱して充てん材を完
全に分散すると共に過剰の水分を全て除去する。次にそ
の混合体を水分にさらすことなく冷却して、架橋剤
(B)と触媒(C)を水分にさらすことなく添加する。
シランは水分にさらされると反応するので、次に(E)
と(F)を再び水分にさらすことなく添加する。次に仕
上げた混合体は耐水容器、例えばシーラントの貯蔵およ
び付加のために使用する普通のシーラント・カートリツ
ジに貯蔵する。
本発明の優れた組成物は、一般に耐候性表面にするた
めに処理される金属−支持構造物上の反射ガラス・パネ
ル間に信頼のおける継目シールを得る必要がある場合
に、最近のガラス張り建築物の製造に特に有用である。
次の実施例は説明のためのみに示すのであつて、特許
請求の範囲に示されている発明を限定するものと解釈し
てはならない。実施例における部は全て重量部である。
実施例1 種々の基質への接着性を決定するために、シーラント
として有用な一連の組成物を調整した。
25℃で約48パスカル・秒の粘度と約0.06重量%の水酸
基含量を有する水酸基末端封鎖ポリジメチルシロキサン
流体30.2部、表面をステアリン酸カルシウムで処理した
炭酸カルシウム53.4部、25℃で約0.1パスカル・秒の粘
度を有するトリメチルシロキシ末端封鎖ポリジメチルシ
ロキサン9部、約150m2/gの表面積を有する発煙シリカ
3.8部、および約4.5重量%の水酸基含量と25℃で約0.5
パスカル・秒の粘度を有する水酸基未端封鎖ポリメチル
フエニルシロキサン1部を混和することによつてベース
の組成物を調整した。この混合体は次に水分の不在下で
メチルトリメトキシシラン73.5部、2,5−ジイソプロポ
キシ−ビス−エチルアセトアセテート・チタン24.5部、
および3−(2−アミノエチルアミノ)プロピルメトキ
シ・シラン2部からなる第2の混合体2.6部と混合し
た。次にその混合体を真空下においてエントラツプ・エ
アおよび全ての揮発性物質を除去した。
次に水分不在下で、上記ベース組成物100部と0.5部お
よび1.0部の添加物と混合することによつて組成物を調
整した。添加物Aは次式を有するエポキシ官能性シリコ
ーン流体であつた: 添加物Bは次式のエポキシ官能性シリコーン流体であつ
た: 添加物Cは次式のエポキシ官能性シリコーン流体であつ
た: 混合後、各組成物は貯蔵用のシーラント・カートリツジ
に入れた。平衡に達するために起りうる全ての反応をさ
せるべく7日間放置した後、試験試料を調整した。
シーラントの各試料は第I表に示した基質上で25mm幅
×6mm厚さにビードに細工した。それらのビードは23℃
そして50%RHで14日間乱さないで硬化させた。次にタブ
接着試験法で接着性を試験した。接着性が許容される場
合、シーラントは基質から凝集剥離するよりむしろそれ
自身が凝集引裂をするであろう。ビードが基質から自由
にむしられた面積を観察したそして凝集破壊を有するパ
ーセントを第I表のように記した。
試料は次に室温の水道水に1日間入れて接着性を再評
価した。その試料を水道水に戻して水中で合計14日後に
接着性を再び評価した。
各シーラント試料はまた、ポリエチレン・コーテツド
紙上でシーラントのシートを細工し、そのシートを標準
の研究室条件下で21日間硬化させ、試験試料を切り出し
て、ASTM D2240に従つてデユロメーター、ASTM D412に
従つて破断時の引張強さおよび伸び、そしてASTM D624
に従つて引裂強さ(ダイスB)を試験することによつ
て、物理的性質を試験した。標準の研究室条件下で水分
にさらしたときの各シーラントのスキン・オーバー・タ
イム(SOT)および不粘着時間(TFT)も測定した。これ
らの結果を第II表に示す。
試験した基質は最近のガラスおよびアルミニウム・オ
フイスビルに見られるような代表的な建築材料である。
ACTガラスはAdvanced Coatings Technology社の市販反
射コーテツド・ガラスであつて真空スプレツダ塗布ニツ
ケル・クロム被膜からなる。DuranarはPPG社の過フツ化
炭化水素仕上げのアルミニウムである。ミル仕上げおよ
び陽極酸化アルミニウム並びにコンクリートが試験され
た。
添加物Cを含有する組成物がACTガラス基質に接着し
た唯一の組成物であつた。全ての試料が陽極酸化アルミ
ニウムおよびミル仕上げアルミニウムに接着した。添加
物CはDuranar基質に0.5の水準で接着を与えたが、他の
添加物は1%の水準を必要とした。いずれの添加物も7
日間の水中浸漬後にはコンクリートに満足な接着を提供
しなかつた。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本質的に (A)25℃において1.0〜100パスカル・秒の粘度を有
    し、有機基をメチル、エチル、プロピル、フエニル、お
    よびトリフルオロプロピルから選択するところの水酸基
    末端封鎖ポリジオルガノシロキサン100重量部、 (B)式RSi(OR′)(式中のRは炭素原子が1〜4
    の一価の炭化水素基、そしてR′はアルキルまたはアル
    コキシアルキル基である。)のアルキルトリアルコキシ
    シラン0.35〜9.0重量部、 (C)チタン触媒0.2〜3.0重量部、 (D)充てん材0〜250重量部、 (E)前記(A)、(B)、(C)および(D)成分の
    和を基準にして、式(MeO)3SiCH2CH2CH2NHCH2CH2NH2
    有するシラン0.1〜2.0重量%および (F)前記(A)、(B)、(C)および(D)成分の
    和を基準にして、式 を有するシラン0.15〜2重量%からなる混合体からなる
    ことを特徴とするシリコーン・シーラント組成物。
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