JP2560848B2 - 翻訳システムにおける名標の参照解決方法 - Google Patents

翻訳システムにおける名標の参照解決方法

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JP2560848B2 JP1201189A JP20118989A JP2560848B2 JP 2560848 B2 JP2560848 B2 JP 2560848B2 JP 1201189 A JP1201189 A JP 1201189A JP 20118989 A JP20118989 A JP 20118989A JP 2560848 B2 JP2560848 B2 JP 2560848B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は翻訳システムにおける名標の参照解決方法に
関する。
〔従来の技術〕
原始プログラムの翻訳システムにおいては、原始プロ
グラム中で定義された名標を名標テーブルに登録してお
き、その後に参照するという名標の参照解決処理が行わ
れる。そして、通常、翻訳システムにおけるこの種の名
標の参照解決方法は、名標テーブルをハッシング技法で
検索することにより実現している。ハッシング技法と
は、名標テーブルとは別にハッシュテーブルを用意し
て、名標テーブル生成時に名標からハッシュ値を求め、
同一ハッシュ値を持つ名標をハッシュテーブルの同一エ
ントリから始まるチェーン(ハッシュチェーンと呼ばれ
る)に登録しておき、名標の参照解決時はそのハッシュ
チェーンをたどって名標を検索する技法である。そし
て、従来の名標の参照解決方法では、同一名標であって
も原始プログラム中で定義された名標はその個数だけ名
標テーブルの同一のハッシュチェーンに登録し、その後
に参照する方法が採用されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の名標の参照解決方法においても名標の
参照解決処理は可能であるが、原始プログラム中で同一
名標が多数定義されればされる程、対応するハッシュチ
ェーンの名標数が増加し、名標の平均参照時間が長くな
るという欠点がある。
本発明はこのような名標の平均参照時間を短縮するこ
とを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するために、名標テーブル
作成手段,名標テーブル検索手段,ハッシュ値計算手段
を備え、ハッシュテーブルおよび名標テーブルを使用し
て名標の参照解決を行う翻訳システムにおいて、前記名
標テーブル作成手段は、原始プログラム中で名標が定義
される毎に、前記ハッシュ値計算手段により求めたその
名標にかかるハッシュ値に相当する前記ハッシュテーブ
ルのエントリから始まるハッシュチェーンを検索し、同
一名標が存在しないときはそのハッシュチェーンに今回
の名標を登録し、同一名標が存在するときはそのハッシ
ュチェーンに登録せずに前記存在した同一名標から始ま
る同名チェーンに今回の名標を登録し、他方、前記名標
テーブル検索手段は、原始プログラム中で名標が参照さ
れる毎に、前記ハッシュ値計算手段により求めたその名
標にかかるハッシュ値に相当する前記ハッシュテーブル
のエントリから始まるハッシュチェーン及び必要に応じ
てそのハッシュチェーンから派生する前記同名チェーン
を検索する。
〔作用〕
本発明の翻訳システムにおける名標の参照解決方法に
おいては、原始プログラム中で定義された名標であって
そのハッシュ値が同一となる名標のうち、異なる名標は
そのハッシュ値に相当するハッシュテーブルのエントリ
から始まるハッシュチェーンに登録され、同じ名標はそ
の内の1つがハッシュチェーンに、他の名標は前記1つ
の名標から始まる同名チェーンにそれぞれ登録され、参
照時にはそのハッシュチェーンおよび必要に応じて同名
チェーンが検索される。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に
説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成図であり、1は翻訳
システム、2はハッシュテーブル、3は名標テーブルで
ある。
ハッシュテーブル2はハッシュ値「0」〜「m」に対
応するエントリを有し、各エントリには対応するハッシ
ュチェーンが存在する場合にはその先頭の名標を指示す
るポインタが格納され、そのようなハッシュチェーンが
存在しない場合にはNULL値が格納されている。
名標テーブル3には、複数の名標が登録される。図で
は、ハッシュテーブル2のハッシュ値「0」から始まる
ハッシュチェーン31に名標a1,a2,a3,a4が登録され、ハ
ッシュ値「2」から始まるハッシュチェーン33に名標b1
が登録され、ハッシュ値「m」から始まるハッシュチェ
ーン34に名標c1,c2が登録され、さらにハッシュチェー
ン31に登録された名標a3から始まる同名チェーン32に、
ハッシュチェーン31中の名標a3と同一名標a3が登録され
ている。
また、翻訳システム1は、図示しない原始プログラム
を翻訳して目的プログラム等を生成するシステムであ
り、本発明の名標の参照解決方法にかかる機能部とし
て、名標テーブル作成手段11,名標テーブル検索手段12
およびハッシュ値計算手段13を有している。
ハッシュ値計算手段13は、名標のハッシュ値を計算す
る手段であり、名標テーブル作成手段11および名標テー
ブル検索手段12から呼び出される。
名標テーブル作成手段11は、原始プログラム中で名標
が定義される毎に翻訳システム1によって呼び出される
手段である。名標テーブル作成手段11は呼び出される
と、ハッシュ値計算手段13により求めた名標にかかるハ
ッシュ値に相当するハッシュテーブル2のエントリから
始まるハッシュチェーンを検索し、同一名標が存在しな
いときはそのハッシュチェーンに今回の名標を登録し、
同一名標が存在するときはその存在した同一名標から始
まる同名チェーンに今回の名標を登録するといった処理
を行う。
名標テーブル検索手段12は、原始プログラム中で名標
が参照される毎に翻訳システム1によって呼び出される
手段である。名標テーブル検索手段12は呼び出される
と、ハッシュ値計算手段13により求めた名標にかかるハ
ッシュ値に相当するハッシュテーブル2のエントリから
始まるハッシュチェーン及び必要に応じてそのハッシュ
チェーンから派生する同名チェーンを検索するといった
処理を行う。
以下、このように構成された本実施例の動作を説明す
る。
翻訳システム1は、原始プログラム中で名標が定義さ
れる毎に名標テーブル作成手段11を呼び出す。
名標テーブル作成手段11は、まずハッシュ値計算手段
13を呼び出して今回の名標のハッシュ値を求め、次にこ
のハッシュ値に相当するハッシュテーブル2のエントリ
から始まるハッシュチェーンの名標と今回登録すべき名
標とを順番に比較していく。そして、同一名標が既にそ
のハッシュチェーンに登録されている場合には、今回の
名標をハッシュチェーンではなく上記登録済の同一名標
から始まる同名チェーンに追加し、同一名標が未だ1つ
も登録されていない場合に限り、今回の名標をそのハッ
シュチェーンに追加する。すなわち、第1図においてハ
ッシュチェーン31上の名標a3,同名チェーン32上の名標a
3が共に登録されていない場合に名標a3の定義が現れた
ときには、先ずハッシュチェーン31上に名標a3が登録さ
れ、その後に同一名標a3が現れた場合にはハッシュチェ
ーン31上の名標a3から始まる同名チェーン32に名標a3が
登録されるものである。
さて、翻訳システム1は、原始プログラム中で定義さ
れた全ての名標の処理を終えると、次に、原始プログラ
ム中で名標が参照される毎に名標テーブル検索手段12を
呼び出す。
名標テーブル検索手段12は、まずハッシュ値計算手段
13を呼び出して今回の名標のハッシュ値を求め、次にこ
のハッシュ値に相当するハッシュテーブル2のエントリ
から始まるハッシュチェーンの名標を順番に検索し参照
解決すべき名標を得る。また、この名標が第1図の同名
チェーン32の如く同名チェーンを有している場合、名標
テーブル検索手段12は、さらにその同名チェーンの名標
テーブルを順番に検索して参照解決すべき名標を決定す
るものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の翻訳システムにおける
名標の参照解決方法においては、原始プログラム中で始
めて定義された名標はそのハッシュ値に相当するハッシ
ュテーブルのエントリから始まるハッシュチェーンに登
録し、その他の同一名標はハッシュテーブル中の上記同
じ名標から始まる同名チェーンに登録するようにしたの
で、原始プログラム中で同一名標が多数定義された場合
でもハッシュチェーンの名標数が増加せず、名標の平均
参照時間を短縮することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図である。 図において、 1……翻訳システム 2……ハッシュテーブル 3……名標テーブル 11……名標テーブル作成手段 12……名標テーブル検索手段 13……ハッシュ値計算手段 31,33,34……ハッシュチェーン 32……同名チェーン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】名標テーブル作成手段,名標テーブル検索
    手段,ハッシュ値計算手段を備え、ハッシュテーブルお
    よび名標テーブルを使用して名標の参照解決を行う翻訳
    システムにおいて、 前記名標テーブル作成手段は、原始プログラム中で名標
    が定義される毎に、前記ハッシュ値計算手段により求め
    たその名標にかかるハッシュ値に相当する前記ハッシュ
    テーブルのエントリから始まるハッシュチェーンを検索
    し、同一名標が存在しないときはそのハッシュチェーン
    に今回の名標を登録し、同一名標が存在するときはその
    ハッシュチェーンに登録せずに前記存在した同一名標か
    ら始まる同名チェーンに今回の名標を登録し、 前記名標テーブル検索手段は、原始プログラム中で名標
    が参照される毎に、前記ハッシュ値計算手段により求め
    たその名標にかかるハッシュ値に相当する前記ハッシュ
    テーブルのエントリから始まるハッシュチェーン及び必
    要に応じて該ハッシュチェーンから派生する前記同名チ
    ェーンを検索することを特徴とする翻訳システムにおけ
    る名標の参照解決方法。
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Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
David Gries著,牛島和夫訳、「コンパイラ作成の技法」(昭56−1−20)、日本コンピュータ協会、P.245−265

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