JP2560624Y2 - 車載用盗難防止装置 - Google Patents

車載用盗難防止装置

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JP2560624Y2
JP2560624Y2 JP9446191U JP9446191U JP2560624Y2 JP 2560624 Y2 JP2560624 Y2 JP 2560624Y2 JP 9446191 U JP9446191 U JP 9446191U JP 9446191 U JP9446191 U JP 9446191U JP 2560624 Y2 JP2560624 Y2 JP 2560624Y2
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正典 宇都宮
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は車載用盗難防止装置に
係り、時に、使用者が車の使用を停止してからセキュリ
ティ作動(以下、アーミング状態という。)になる迄の
時間を使用者の希望する時間に随時自動的に設定し直す
車載用盗難防止装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来の車載用盗難防止装置としては、通
常、リモートコントロールによって装置をON/OFF
することができると同時に、安全の為に車両のドアを閉
めた後、或は、イグニッションスイッチをOFFした後
一定時間後に装置を自動的にON状態にさせる機能を有
しているが、車両の使用を停止(ドアが閉められるかイ
グニッションスイッチがOFF)してからアーミング状
態になる迄のフローは例えば、図4に示すようなものが
提供されていた。
【0003】車両の使用を停止すると即ち、フローが開
始すると、車両のドアが閉じられたかどうかをチェック
し(ステップS1)、ドアが閉じられたならばタイマがス
タートして時間のカウントを開始し(ステップS2)、ド
アが閉じられていなければフローはドアが閉じられる迄
ステップS1を繰返えす。
【0004】タイマがスタートするとドアが閉められた
ままになっているかどうかをチェックし(ステップS3)、
ドアが開かれればフローはステップS1に戻り、閉じたま
まになっていればリモートコントロール操作によるアー
ミングの要求があるかどうかをチェックする(ステップ
S4)。
【0005】ステップS4でリモートコントロールによる
アーミング要求があれば装置は即座にアーミング処理に
入り(ステップS6)、アーミングの要求がなければタイ
マのカウントが終了したかどうかをチェックする(ステ
ップS5)。
【0006】タイマのカウントが終了していれば装置は
アーミング処理が行われ(ステップS6)、タイマのカウ
ントが終了していなければフローはステップS3に戻る。
【0007】上記のように車両のドアが閉じられてから
タイマがスタートし設定されたタイマ時間を終了してア
ーミング処理に入る迄の時間は常に一定の値で規定され
ていた。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来の車載用
盗難防止装置においては、図4のフローチャートに示す
ように装置が車両のドアを閉じてからアーミング状態に
なる迄の時間は予め設定された時間によっていて、この
設定された時間を変更するには装置に付けられたスイッ
チ等の切換え操作が必要であり、その変更に煩わしさが
伴う欠点があった。
【0009】この考案は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは従来の欠点を解消
し、車両のドアを閉じてから、あるいは、イグニッショ
ンスイッチをOFFにしてからリモートコントロール操
作によるセキュリティ作動指令(以下、アーミング要求
という。)を行う迄の時間によって、それ以後のドアが
閉じられてから、あるいは、イグニッションスイッチが
OFFにされてからのタイマ時間を自動的に書き換える
ことができる車載用盗難防止装置を提供するところにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この考案の車載用盗難防
止装置は、車両のイグニッションスイッチのON/OF
Fを検知する第1のセンサと、ドアが閉じられたことを
検知する第2のセンサと、車両外部よりセキュリティ作
動指令を発するリモートコントローラと、リモートコン
トローラにより発せられるセキュリティ作動指令を受信
する受信手段と、第1のセンサの出力によりイグニッシ
ョンスイッチがOFFにされてからの経過時間或いは第
2のセンサの出力によりドアが閉まってからの経過時間
を計時するタイマ手段と、第1のセンサの出力によりイ
グニッションスイッチがOFFにされてから或いは第2
のセンサの出力によりドアが閉まってから受信手段にセ
キュリティ作動指令が入力されるまでの時間を計測する
時間計測手段と、タイマ手段が所定の時間を計時した時
或いは受信手段がセキュリティ作動指令を受信した時に
自動的にセキュリティ作動を行う制御手段と、前記所定
の時間を記憶するタイマ時間記憶手段と、セキュリティ
解除状態下で受信手段にセキュリティ作動指令が入力さ
れた時、タイマ時間記憶手段に記憶されている時間を時
間計測手段で計測された時間に書き換えるタイマ時間設
定書換手段とを備えたものである。
【0011】
【作用】この考案の作用を図1を用いて説明する。この
考案によれば、車両のイグニッションスイッチのON/
OFFを検知するセンサによってスイッチの状態がOF
Fとなったことを検知後或は、ドアが閉じられたことを
検知するドアセンサからの信号を検知後スタートするタ
イマが一定時間経過すると自動的に装置が動作状態(ア
ーミング状態)となる機能を有した車載用盗難防止装置
において、前記タイマが時間をカウント中にリモートコ
ントロールにより強制的にアーミング要求がなされたと
き、この装置を制御するマイクロコンピュータによるそ
の時点のタイマ時間を記憶するタイマ時間記憶手段を設
け、それ以後のイグニッションスイッチがOFFになっ
てから或は、ドアが閉じられてからアーミング状態にな
る迄のタイマ時間を記憶された時間によって規定するよ
うに構成したので、タイマの時間設定が複雑な操作をす
ることなくタイマスタートからリモートコントロールに
よる強制アーミング要求の操作迄の時間をもって設定で
きるようになる。
【0012】従って、タイマの設定時間をその使用者が
アーミングを希望する理想の時間に近づけることができ
るようになる。
【0013】
【実施例】この考案に係る車載用盗難防止装置の実施例
を図1乃至図3に基づき説明する。
【0014】図1はこの考案の機能ブロック図、図2は
この考案のハードウェアを示す構成ブロック図、図3は
この考案の動作の流れを示すフローチャートである。
【0015】図において、1は車載用盗難防止装置本
体、1aはこの装置を制御するマイクロコンピュータ、1b
はリモートコントロール信号を受信するリモートコント
ロール受信部、1cはドアの開閉状態を検知するセンサか
らの信号即ち、イグニッションスイッチのON/OFF
信号、衝撃センサからの信号、その他のセンサからの信
号を増幅してマイクロプロセッサ1aの入力ポートに接続
する入力バッファアンプ、1dはマイクロコンピュータ1a
の入力ポートに入力した各種センサからの信号に基づき
マイクロコンピュータ1aの出力ポートより警報信号或
は、ドアロック信号、スタータカット信号等の信号を増
幅する出力バッファアンプ、1eはドアロック信号入力端
子、1fは他のセンサ入力端子、1gはリセット信号入力端
子、1hはイグニッションスイッチ信号入力端子、1iはド
アロック/アンロック信号出力端子、1jは警報信号出力
端子、1kはスタータカット信号出力端子、2はリモート
コントロール信号を受けるアンテナ、3はリモートコン
トロール送信部である。
【0016】また、マイクロコンピュータ1aはデータの
演算処理を行う中央処理装置と実行すべきプログラムを
格納するROMとデータを記憶するRAM及び入出力ポ
ートからなっていて、リモートコントロール受信部1b、
各種センサ、リセット信号はマイクロコンピュータ1aの
入力ポートにまた、各種警報装置と、ドアロック/アン
ロック装置と、スタータカット装置はマイクロコンピュ
ータ1aの出力ポートに接続されている。
【0017】タイマの現在時間がRAMに記憶されると
フローはアーミング処理動作に入る。
【0018】また、ステップS4でリモートコントロール
によるアーミングの要求がなければフローはタイマのカ
ウント終了をチェックし(ステップS5)、終了していれ
ばアーミング処理動作に入り、タイマがカウントを終了
していなければフローはステップS3に戻りカウントを続
ける。
【0019】上記のようにタイマがスタート後タイマ設
定時間内にリモートコントロール操作によるアーミング
要求を行えばタイマスタート即ちドアが閉じられてから
或は、イグニッションスイッチがOFFとなってからリ
モートコントロール操作によるアーミング要求迄の時間
がタイマの新たな設定時間として規定されることにな
る。
【0020】そして、この考案の車載用盗難防止装置は
ドアの開閉センサよりドアが閉じられた信号或は、イグ
ニッションスイッチがOFFになったことを検知した信
号をマイクロコンピュータ1aが入力ポートを介して入力
すると、マイクロコンピュータ1a内のタイマが動作を開
始し、タイマ動作中にリモートコントロール送信部3よ
りアーミングの要求信号が出力されるとこの信号をアン
テナ2を介してリモートコントロール受信部1bが受信
し、受信信号はマイクロコンピュータ1aに入力ポートを
介して入力されてその時点のタイマの時間をRAMに記
憶する。
【0021】そして、それ以後ドアが閉じられた信号或
は、イグニッションスイッチかOFFにされた信号がマ
イクロコンピュータ1aに入力されるとRAMに先に記憶
されたタイマ時間迄タイマがカウントするとアーミング
処理動作に入るようになっている。
【0022】次に、この装置の動作を図3のフローチャ
ートに基づき説明する。なお、ステップS1〜ステップS3
までは従来例と同一なのでその説明は省略する。
【0023】また、このフローチャートではドアが閉じ
られたことによってタイマがスタートするようにしてい
るがイグニッションスイッチがOFFになってもタイマ
がスタートするようになっている。
【0024】ステップS3でタイマスタート後のドアの開
閉をチェックした結果、ドアが閉じられていればリモー
トコントロール送信部3よりのアーミング要求信号がリ
モートコントロール受信部1bによって受信されたかどう
かをチェックし(ステップS4)、アーミング要求が受信
されればステップS2でスタートしたタイマの現在時間を
マイクロコンピュータ1aのRAMに記憶して次にタイマ
がスタートするときの設定値を書き換える準備をする
(ステップS7)。
【0025】このようにこの考案の車載用盗難防止装置
は、車両のイグニッションスイッチのON/OFFを検
知するセンサによってスイッチの状態がOFFとなった
ことを検知後或は、ドアが閉じられたことを検知するド
アセンサからの信号を検知後スタートするタイマが一定
時間経過すると自動的に装置が動作状態(アーミング状
態)となる機能を有した車載用盗難防止装置において、
前記タイマが時間をカウント中にリモートコントロール
により強制的にアーミング要求がなされたとき、この装
置を制御するマイクロコンピュータによるその時点のタ
イマ時間を記憶するタイマ時間記憶手段を設け、それ以
後のイグニッションスイッチがOFFになってから或
は、ドアが閉じられてからアーミング状態になる迄のタ
イマ時間を記憶された時間によって規定するように構成
したものである。
【0026】
【考案の効果】この考案に係る車載用盗難防止によれば
上述のように構成したので、以下のような効果を奏す
る。
【0027】車両のドアを閉じてから、あるいは、イグ
ニッシヨンスイッチをOFFにしてから自動的にアーミ
ング動作が開始するまでの時間を、リモートコントロー
ルによるアーミング要求に指示によって随時書き換えら
れるようになるので、タイマ時間の変更操作が簡易にで
きる。また、使用者は、アーミング動作が開始までの時
間を希望とするものに簡易に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の機能ブロック図である。
【図2】車載用盗難防止装置のハードウェアの構成ブロ
ック図である。
【図3】この考案の実施例を示すフローチャートであ
る。
【図4】従来の車載用盗難防止装置のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 車載用盗難防止装置本体 1a マイクロコンピュータ 1b リモートコントロール受信部 1c 入力バッファアンプ 1d 出力バッファアンプ 1e ドアロック信号入力端子 1f 他のセンサ入力端子 1g リセット信号入力端子 1h イグニッションスイッチ信号入力端子 1i ドアロック/アンロック信号出力端子 1j 警報信号出力端子 1k スタータカット信号出力端子 2 アンテナ 3 リモートコントロール送信部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のイグニッションスイッチのON/
    OFFを検知する第1のセンサと、ドアが閉じられたこ
    とを検知する第2のセンサと、車両外部よりセキュリテ
    ィ作動指令を発するリモートコントローラと、リモート
    コントローラにより発せられるセキュリティ作動指令を
    受信する受信手段と、第1のセンサの出力によりイグニ
    ッションスイッチがOFFにされてからの経過時間或い
    は第2のセンサの出力によりドアが閉まってからの経過
    時間を計時するタイマ手段と、第1のセンサの出力によ
    りイグニッションスイッチがOFFにされてから或いは
    第2のセンサの出力によりドアが閉まってから受信手段
    にセキュリティ作動指令が入力されるまでの時間を計測
    する時間計測手段と、タイマ手段が所定の時間を計時し
    た時或いは受信手段がセキュリティ作動指令を受信した
    時に自動的にセキュリティ作動を行う制御手段と、前記
    所定の時間を記憶するタイマ時間記憶手段と、セキュリ
    ティ解除状態下で受信手段にセキュリティ作動指令が入
    力された時、タイマ時間記憶手段に記憶されている時間
    を時間計測手段で計測された時間に書き換えるタイマ時
    間設定書換手段とを備えた車載用盗難防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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