JP2560453B2 - アンテナ測定方法 - Google Patents

アンテナ測定方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は複数個の素子アンテナと,各素子アンテナ
につながれた移相器からなるフエーズドアレーアンテナ
の各素子アンテナの振幅と位相を測定することができる
アンテナ測定方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図に従来のフエーズドアレーアンテナの構成を示
すものであり,図において(1)はモジユール,(2)
は素子アンテナ,(3)はピツクアツプアンテナ,
(4)は電力分配合成回路,(5)は制御回路,(6)
は送信機,(7)は受信機,(8)はモジユール(1)
のコントロール及び受信機(7)の受信信号の処理を行
う計算機である。
第6図はモジユールの構成の一例を示すもので,図に
おいて,(1a)は高出力増幅器,(1b)は低雑音増幅
器,(1c)は移相器,(1d)は送受切換器である。
次に動作を説明する。第5図は送信時の例であり,送
信機(6)より発生した信号電力は電力分配合成回路
(4)により所望の分配比に分配されて,各モジユール
(1)に送られる。そして,モジユール(1)の中で計
算機(8)によつて所望の移相量にコントロールされた
移相器(1c)により位相が変えられ,更に,高出力増幅
器(1b)で増幅され,素子アンテナから放射され,所望
のアンテナ特性を得る。受信の場合も送信機と受信機を
入れかえて,各モジユールの増幅を低雑音増幅器で行う
だけで送信の場合と同様である。
さて,上記フエーズドアレーアンテナにおいて,各構
成のところで特性のバラツキがあるため,所望のアンテ
ナ特性が実現できない。そこで,特開昭57−93267号公
報に示される方法にて,各素子の移相器の位相を変化さ
せて,フエーズドアレーアンテナの合成電力を測定し,
その電力レベルの変化の最大対最小比r2と最大値を与え
る位相変化量Δを求め,各素子に与える最適位相及び
振幅を求めることになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のアンテナ装置による測定法では,ピツクアツプ
アンテナを対向させて,ある距離を離して設置する必要
があるので,フエーズドアレーアンテナを移動体に取り
つけた場合や,ピツクアツプアンテナをある距離を離し
て置けない場合にはアンテナ測定のフアーフイールドの
条件を満たすことができないため、各素子の振幅及び位
相を測定して算出することができなかった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされ
たもので,フエーズドアレーアンテナを移動体に取りつ
けた状態やピツクアツプアンテナをある距離を離して置
けない場合にも,フエーズドアレーアンテナの各素子の
振幅及び位相を求めることができるようにすることを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るアンテナ測定方法は移相器の位相を変
化させて,その時のフエーズドアレーアンテナの合成電
力の変化を測定して,各素子アンテナの振幅と位相を知
る方法を用いて,従来対向して配置されていたピツクア
ツプアンテナをフエーズドアレーアンテナの中に複数個
組みこみ,分配合成回路により合成することにより,測
定できるようにしたものである。
〔作用〕
この発明におけるアンテナ測定方法は,各素子の振幅
及び位相を,ピツクアツプアンテナを対向した位置に配
置することなく測定できるので,どのような場所でも容
易に測定することができる。
〔実施例〕
第1図はこの発明のアンテナ装置の一実施例を示すも
のである。第1図において,(9)はフエーズドアレー
アンテナの中に組みこまれたピツクアツプアンテナ,
(10)は外観はモジユール(1)と同一の構造で,RF信
号を転送するバイトモジユール,(11)はRF信号を分配
または合成する分配合成回路である。
まず,送信状態での測定法を述べる。送信機(6)よ
り発生した信号電力は電力分配合成回路(4)により分
配され,各モジユール(1)に送られる。そして,計算
機(8)によつて,移相器(1c)がコントロールされ
て,高出力増幅器(16)で増幅されて,素子アンテナよ
り放射され,それをピツクアツプアンテナ(9)により
受信されて,バイトモジユール(10)を経由して分配合
成回路で合成されて受信機(7)に送られる。このと
き,特開昭57−93267号公報に示される方法にて,各素
子の移相器の位相を変化させてフエーズドアレーアンテ
ナの合成電力をピツクアツプアンテナ(9)により受信
する。そして,その電力レベルの変化の最大対最小比r2
と最大値を与える位相変化量Δを求めて,各素子に与
える最適位相,及び振幅を求める。ここで,求めた各素
子の振幅及び位相を a11,a12……a1n −(1) P11,P12……P1n −(2) とする。ここで,nは素子数である。
また,従来の方法,すなわち対向したピツクアツプア
ンテナによる方法で求めた振幅と位相を a01 a02……a0n −(3) P01 P02……P0n −(4) とする。
式(1)(2)(3)(4)より,各素子の振幅及び
位相の差分をAD1,AD2…ADn,PD1 PD2…PDnとすると となる。
次に,環境が変化した時の状態,例えば,モジユール
(1)が何本か交換された時に,フエーズドアレーアン
テナに組みこまれたピツクアツプアンテナにて,同様の
測定を行う。そのとき求めた振幅及び位相を a21・a22……a2n −(7) P21・P22……P2n −(8) とする。
式(5)と(7)及び式(6)と(8)より を求める。このようにして求めたA1 A2…An,P1 P2…Pn
がその時の状態での各素子の振幅及び位相である。
前記の補正方法以外にモジユールを交換した場所のみ
に対して Ac=a0c−(a1c−a2c) −(11) Pc=P0c−(P1c−P2c) −(12) を行うこともできる。cは交換した場所の素子である。
この場合は前記に比較して式(1)(2)(3)(4)
のすべてのデータを持つことになるので2倍のデータ量
となる。
このようにすることにより,以後フエーズドアレーア
ンテナの中のピツクアツプアンテナによる測定のみで各
素子の振幅及び位相が求められることになる。
他の実施例を第2図に示す。第2図において,(12)
はモノパルスコンパレータ,(13)は切換器である。
測定方法は同様であるが,モノパルスコンパレータの
和信号端子,差信号端子の各端子に対応して,その回数
分切換器で切換えて測定を繰り返す。その結果から,各
端子で測定した合成電力から算出した各素子の振幅及び
位相に対応して 和信号端子:x11,x12…x1n;y11,y12…y1n 差信号端子(1):x21,x22…x2n;y21,y22…y2n 差信号端子(2):x31,x32…x3n;x31,x32…x3n とする。これらを平均化することにより, 各素子の振幅及び位相を求める。この平均化処理され
た後の補正方法は前記と同様である。
他の実施例を第3図に示す。第3図において,(14)
は移相器であり,電気長を変化させるものである。この
動作は電気的でも機械的でも,どちらでも良い。電気長
を変化させた時に前記の方法で測定した合成電力から算
出した各素子の振幅及び位相に対応して とする。これらを平均化することにより, 各素子の振幅及び位相を求める。この平均化処理され
た後の補正方法は前記と同様である。
他の実施例を第4図に示す。第4図において,(15)
はマトリクス給電回路である。この回路は例えばバトラ
ーマトリクス回路等がある。これは第3図で電気長を変
化させるかわりに,複数個のピツクアツプアンテナから
の信号の電気長の異なる組み合わせの合成を出力できる
ようにしているものであり,それを切換器で切換えて測
定することになる。マトリクス給電回路の各端子で測定
した合成電力から算出した各素子の振幅及び位相に対応
して とする。これらを平均化することにより, を各素子の振幅及び位相を求める。この平均化処理され
た後の補正方法は,前記と同様である。
ところで,この発明においては送信を例に説明を行っ
ているが,受信の場合も同様であることは言うまでもな
いことである。また,フエーズドアレーアンテナの構成
やピツクアツプアンテナの構成や及び分配合成回路のマ
トリクス給電回路の構成についてはどのような構成であ
つても良いことは言うまでもないことである。
〔発明の効果〕
以上のように,この発明によれば,ピツクアツプアン
テナをフエーズドアレーアンテナの中に複数個組みこ
み,各種の合成を行う構成にすることにより,どのよう
な場所でも各素子の振幅及び位相を精度良く測定するこ
とができ,常にフエーズドアレーアンテナを最適な状態
に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すアンテナ装置の構成
図,第2図はこの発明の実施例を示すアンテナ装置の構
成図,第3図はこの発明の他の実施例を示すアンテナ装
置の構成図,第4図はこの発明の他の実施例を示すアン
テナ装置の構成図,第5図は従来の測定系の構成図,第
6図はモジユールの構成図である。 図において,(1)はモジユール,(2)は素子アンテ
ナ,(3)は対向する位置のピツクアツプアンテナ,
(4)は電力分配合成装置,(5)は制御回路,(6)
は送信機,(7)は受信機,(8)は計算機,(9)は
フエーズドアレーアンテナに組みこまれたピツクアツプ
アンテナ,(10)はバイトモジユール,(11)は分配合
成回路,(12)はモノパルスコンパレータ,(13)は切
換器,(14)は移相器,(15)はマトリクス給電回路,
(1a)は高出力増幅回路,(1b)は低雑音増幅回路,
(1c)は移相器,(1d)は送受切換器である。 なお,図中,同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 春山 鉄男 神奈川県鎌倉市上町屋325番地 三菱電 機株式会社鎌倉製作所内 (72)発明者 折目 晋啓 神奈川県鎌倉市上町屋325番地 三菱電 機株式会社鎌倉製作所内 (56)参考文献 特開 昭63−40403(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の素子アンテナ、上記各素子アンテ
    ナに対応して接続された、移相器を有する複数個のモジ
    ュール及び上記複数個のモジュールが接続された電力分
    配合成回路とを備えたフェーズドアレーアンテナと、上
    記モジュールに上記電力分配合成回路を介して接続され
    た送信又は受信機と、上記フェーズドアレーアンテナに
    対向して配置される第1のピックアップアンテナと、上
    記素子アンテナと同一構造で、かつ上記フェーズドアレ
    ーアンテナに組込まれた複数個の第2のピックアップア
    ンテナと、上記複数の第2のピックアップアンテナが接
    続された分配合成回路と、上記第1のピックアップアン
    テナが接続され、また上記複数個の第2のピックアップ
    アンテナに上記分配合成回路を介して接続される受信又
    は送信機とを備え、 (a)上記第1のピックアップアンテナと上記フェーズ
    ドアレーアンテナとを対向に配置し、送受信の動作状態
    で上記モジュールの移相器の位相を変化させ、上記第1
    のピックアップアンテナと上記素子アンテナ間で送受さ
    れるフェーズドアレーアンテナの合成電力を測定し、そ
    の合成電力のレベル変化の最大対最小比r2と最大値を与
    える位相変化量Δを求め、これらrとΔから素子ア
    ンテナの振幅と位相を算出する手順、 (b)上記複数の第2のピックアップアンテナとフェー
    ズドアレーアンテナを送受信の動作状態にし、上記モジ
    ュールの移相器の位相を変化させて、上記各第2のピッ
    クアップアンテナと各素子アンテナとの相互結合による
    分配合成回路の合成電力を測定し、その合成電力のレベ
    ルの変化の最大対最小比r2と最大値を与える位相変化量
    Δを求め、これらrとΔから各素子アンテナの振幅
    と位相を算出する手順、 (c)予じめ上記(a)の手順により算出しておいた振
    幅、位相と上記(b)の手順により算出された振幅、位
    相との差分を算出する手順、 (d)上記モジュールが交換された時、上記(b)の手
    順により各素子アンテナの振幅と位相を算出し、算出さ
    れた振幅と位相を上記(c)により算出した差分で補正
    を行う手順とを有するアンテナ測定方法。
  2. 【請求項2】複数個の素子アンテナ、上記各素子アンテ
    ナに対応して接続された、移相器を有する複数個のモジ
    ュール及び上記複数個のモジュールが接続された電力分
    配合成回路とを備えたフェーズドアレーアンテナと、上
    記モジュールに上記電力分配合成回路を介して接続され
    た送信又は受信機と、上記フェーズドアレーアンテナに
    対向して配置される第1のピックアップアンテナと、上
    記素子アンテナと同一構造で、かつ上記フェーズドアレ
    ーアンテナに組込まれた複数個の第2のピックアップア
    ンテナと、上記複数の第2のピックアップアンテナが接
    続された分配合成回路と、上記第1のピックアップアン
    テナが接続され、また上記複数の第2のピックアップア
    ンテナに上記分配合成回路を介して接続される受信又は
    送信機と、上記分配合成回路と受信機との間に接続され
    るモノパルスコンパレータとを備え、 (a)上記第1のピックアップアンテナと上記フェーズ
    ドアレーアンテナとを対向に配置し、送受信の動作状態
    で上記モジュールの移相器の位相を変化させ、上記第1
    のピックアップアンテナと上記素子アンテナ間で送受さ
    れるフェーズドアレーアンテナの合成電力を測定し、そ
    の合成電力のレベル変化の最大対最小比r2と最大値を与
    える位相変化量Δを求め、これらrとΔから素子ア
    ンテナの振幅と位相を算出する手順、 (b)上記モノパルスコンパレータを受信機に接続し、
    かつ上記第2のピックアップアンテナとフェーズドアレ
    ーアンテナを送受信の動作状態にし、上記モジュールの
    移相器の位相を変化させ、上記モノパルスコンパレータ
    の各出力端子から出力される上記第2のピックアップア
    ンテナと各素子アンテナとの相互結合により分配合成回
    路の合成電力を測定し、その合成電力のレベルの変化の
    最大対最小比r2と最大値を与える位相変化量Δを求
    め、これらrとΔから各素子アンテナの振幅と位相の
    平均値をそれぞれ算出する手順、 (c)予じめ上記(a)の手順により算出しておいた振
    幅、位相と上記(b)の手順により算出された振幅、位
    相の平均値との差分を算出する手順、 (d)上記モジュールが交換された時、上記(b)の手
    順により各素子アンテナの振幅と位相を算出し、算出さ
    れた振幅と位相を上記(c)により算出した差分で補正
    を行う手順とを有するアンテナ測定方法。
  3. 【請求項3】複数個の素子アンテナ、上記各素子アンテ
    ナに対応して接続された、移相器を有する複数個のモジ
    ュール及び上記複数個のモジュールが接続された電力分
    配合成回路とを備えたフェーズドアレーアンテナと、上
    記モジュールに上記電力分配合成回路を介して接続され
    た送信又は受信機と、上記フェーズドアレーアンテナに
    対向して配置される第1のピックアップアンテナと、上
    記素子アンテナと同一構造で、かつ上記フェーズドアレ
    ーアンテナに組込まれた複数個の第2のピックアップア
    ンテナと、上記複数の第2のピックアップアンテナが接
    続された分配合成回路と、上記第1のピックアップアン
    テナが接続され、また上記複数の第2のピックアップア
    ンテナに上記分配合成回路を介して接続される受信又は
    送信機と、上記分配合成回路と上記各第2のピックアッ
    プとの間に接続される移相器とを備え、 (a)上記第1のピックアップアンテナと上記フェーズ
    ドアレーアンテナとを対向に配置し、送受信の動作状態
    で上記モジュールの移相器の位相を変化させ、上記第1
    のピックアップアンテナと上記素子アンテナ間で送受さ
    れるフェーズドアレーアンテナの合成電力を測定し、そ
    の合成電力のレベル変化の最大対最小比r2と最大値を与
    える位相変化量Δを求め、これらrとΔから素子ア
    ンテナの振幅と位相を算出する手順、 (b)上記第2のピックアップアンテナとフェーズドア
    レーアンテナを送受信の動作状態にし、上記モジュール
    の移相器の位相を変化させ、上記各第2のピックアップ
    アンテナにつながる移相器の電気長を変化させたときに
    得られる上記各第2のピックアップアンテナと各素子ア
    ンテナとの相互結合による分配合成回路の合成電力を測
    定し、その合成電力のレベルの変化の最大対最小比r2
    最大値を与える位相変化量Δを求め、これらrとΔ
    から各素子アンテナの振幅と位相の平均値をそれぞれ算
    出する手順、 (c)予じめ上記(a)の手順により算出しておいた振
    幅、位相と上記(b)の手順により算出された振幅、位
    相の平均値との差分を算出する手順、 (d)上記モジュールが交換された時、上記(b)の手
    順により各素子アンテナの振幅と位相を算出し、算出さ
    れた振幅と位相を上記(c)により算出した差分で補正
    を行う手順とを有するアンテナ測定方法。
  4. 【請求項4】複数個の素子アンテナ、上記各素子アンテ
    ナに対応して接続された、移相器を有する複数個のモジ
    ュール及び上記複数個のモジュールが接続された電力分
    配合成回路とを備えたフェーズドアレーアンテナと、上
    記モジュールに上記電力分配合成回路を介して接続され
    た送信又は受信機と、上記フェーズドアレーアンテナに
    対向して配置される第1のピックアップアンテナと、上
    記素子アンテナと同一構造で、かつ上記フェーズドアレ
    ーアンテナに組込まれた複数個の第2のピックアップア
    ンテナと、上記複数の第2のピックアップアンテナが接
    続されたマトリクス給電回路とを、上記第1のピックア
    ップアンテナが接続され、また上記複数の第2のピック
    アップアンテナに上記マトリクス給電回路を介して接続
    される受信又は送信機とを備え、 (a)上記第1のピックアップアンテナと上記フェーズ
    ドアレーアンテナとを対向に配置し、送受信の動作状態
    で上記モジュールの移相器の位相を変化させ、上記第1
    のピックアップアンテナと上記素子アンテナ間で送受さ
    れるフェーズドアレーアンテナの合成電力を測定し、そ
    の合成電力のレベル変化の最大対最小比r2と最大値を与
    える位相変化量Δを求め、これらrとΔから素子ア
    ンテナの振幅と位相を算出する手順、 (b)上記マトリクス給電回路の各出力端子を受信機に
    接続し、かつ上記第2のピックアップアンテナとフェー
    ズドアレーアンテナを送受信の動作状態にし、上記モジ
    ュールの移相器の位相を変化させ、上記マトリクス給電
    回路の各出力端子から出力される上記各第2のピックア
    ップアンテナと各素子アンテナとの相互結合による合成
    電力を測定し、その合成電力のレベルの変化の最大対最
    小比r2と最大値を与える位相変化量Δを求め、これら
    rとΔから各素子アンテナの振幅と位相の平均値をそ
    れぞれ算出する手順、 (c)予じめ上記(a)の手順により算出しておいた振
    幅、位相と上記(b)の手順により算出された振幅、位
    相の平均値との差分を算出する手順、 (d)上記モジュールが交換された時、上記(b)の手
    順により各素子アンテナの振幅と位相を算出し、算出さ
    れた振幅と位相を上記(c)により算出した差分で補正
    を行う手順とを有するアンテナ測定方法。
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