JP2560368Y2 - リクライニングベッド及び床板ユニット - Google Patents

リクライニングベッド及び床板ユニット

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JP2560368Y2
JP2560368Y2 JP1991019276U JP1927691U JP2560368Y2 JP 2560368 Y2 JP2560368 Y2 JP 2560368Y2 JP 1991019276 U JP1991019276 U JP 1991019276U JP 1927691 U JP1927691 U JP 1927691U JP 2560368 Y2 JP2560368 Y2 JP 2560368Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はリクライニングベッド及
び床板ユニットに関する。リクライニングベッドはソフ
ァベッドに適用できる。
【0002】
【従来の技術】一般的にベッドは、図10に示す様に長
さ方向に延設された床板保持部100をもつベッドフレ
ーム102と、マットレス104などの寝具が載せられ
る寝具載置面106をもつ合計2個の床板108とで構
成されている。またリクライニングベッドとして、実開
昭60−164964号公報、実開昭59−77462
号公報に開示されている様に、ベッドフレームに一体的
にリクライニグ用の昇降機構を設けたものが知られてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで実開昭60−
164964号公報、実開昭59−77462号公報に
開示されているリクライニングベッドでは、ベッドフレ
ームに昇降機構が一体的に設けられている。そのため、
一般市場では、リクライニングベッドを購入したいもの
の、ベッドフレームの構成要素であるヘッドボード、フ
ットボード等が気にいらないために、リクライニングベ
ッドを購入しない場合もある。
【0004】本考案は上記した実情に鑑み開発されたも
のであり、その目的は、ベッドフレームとは別体の床板
にリクライニング機構を組み込む手段を採用することに
より、必要に応じて足側のみ、背中側のみ、あるいは足
と背中の双方を昇降し使用価値を高めたリクライニング
ベッド及びリクライニングベッド用床板ユニットを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかるリクラ
イニングベッドは、長さ方向に延設された床板保持部を
もつベッドフレームと、マットレスなどの寝具が載せら
れる寝具載置面をもちベッドフレームの床板保持部に着
脱可能に載置される少なくとも2個の床板ユニットとで
構成され、少なくとも1個の床板ユニットは、ベッドフ
レームの床板保持部に載置されるユニットフレームと、
ユニットフレームに昇降可能に保持され寝具載置面をも
つ昇降板と、昇降板を駆動させる駆動部とで構成され
駆動部は、軸芯をもつウォームギヤとウォームギヤに噛
合すると共にウォームギヤの軸芯と交差する方向に指向
する軸芯をもちウォームギヤの駆動力により回転し回転
に伴い駆動力を昇降板に伝達するウォームホィールとを
備えた直交型の減速機構を具備していることを特徴とす
るものである。
【0006】また、請求項2にかかるリクライニングベ
ッド用床板ユニットは、ベッドフレームに着脱可能に載
置されるユニットフレームと、ユニットフレームに昇降
可能に保持されマットレスなどの寝具が載せられる寝具
載置面をもつ昇降板と、昇降板を駆動させる駆動部とで
構成され 駆動部は、軸芯をもつウォームギヤとウォー
ムギヤに噛合すると共にウォームギヤの軸芯と交差する
方向に指向する軸芯をもちウォームギヤの駆動力により
回転し回転に伴い駆動力を昇降板に伝達するウォームホ
ィールとを備えた直交型の減速機構を具備していること
を特徴とするものである。請求項3にかかるリクライニ
ングベッドによれば、請求項1において、駆動部は、揺
動可能に設けられ揺動に伴い昇降板を昇降させる作動軸
を備えており、 ウォームホィールは、ウォームギヤの駆
動力により回転し回転に伴い作動軸を揺動させ、且つ、
作動軸の揺動に伴い該ウォームギヤの歯部と噛合しつつ
作動軸と共に揺動するように作動軸に係合していること
を特徴とするものである。請求項4にかかるリクライニ
ングベッド用床板ユニットは、請求項2において、駆動
部は、揺動可能に設けられ揺動に伴い昇降板を昇降させ
る作動軸を備えており、 ウォームホィールは、ウォーム
ギヤの駆動力により回転し回転に伴い作動軸を揺動さ
せ、且つ、作動軸の揺動に伴いウォームギヤの歯部と噛
合しつつ作動軸と共に揺動するように作動軸に係合して
いることを特徴とするものである。ドフレームの床
板保持部は床板ユニットが載置される部位であり、その
構造は適宜選択できる。床板ユニットは少なくとも2個
に分割されている。床板ユニットは、例えば背中側床板
ユニット、足側床板ユニットとすることができる。床板
ユニットのうち少なくとも1個の床板ユニットは、リク
ライニング機能をもつ。
【0007】リクライニング機能をもつ床板ユニット
は、前述した様に、ベッドフレームの床板保持部に載置
されるユニットフレームと、ユニットフレームに昇降可
能に保持され寝具載置面をもつ昇降板と、昇降板を駆動
させる駆動部とで構成されている。ユニットフレームの
構造は適宜選択できる。昇降板の昇降の程度はリクライ
ニング機能に応じて適宜選択でき、傾動を伴って昇降す
る形態、単に昇降する形態等を採用できる。駆動部は通
常、モータやシリンダを採用できる。
【0008】
【作用】本考案の作用についてその使用方法とともに説
明する。使用の際には床板ユニットをベッドフレームの
床板保持部に載置する。その状態で、駆動部が駆動する
と昇降板が昇降し、これに伴いリクライニング機能が達
成される。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。図1に示す様にリクライニングベッドは、ベッド
フレーム1と、足側の床板ユニット3、背中側の床板ユ
ニット6で構成されている。ベッドフレーム1は、ヘッ
ドボード10と、ヘッドボード10に対面するフットボ
ード11と、ヘッドボード10及びフットボード11を
つなぐメインフレーム12とで形成されている。ヘッド
ボード10とメインフレーム12との境界域には当板1
3が当てられ、ボルト14で固定されている。メインフ
レーム12には2個の床板保持部15が所定の間隔を隔
ててその長さ方向に平行に延設されている。足側の床板
ユニット3、背中側の床板ユニット6は図10で示した
従来の床板108と基本的に同じ設置サイズである。
【0010】図1に示す様に足側の床板ユニット3は、
ベッドフレーム1の床板保持部15に載置されるユニッ
トフレームとしての外枠フレーム30と、外枠フレーム
30に昇降可能に保持された昇降板としての昇降パネル
31と、昇降パネル31を駆動させる駆動部40とで構
成されている。昇降パネル31の上面は、マットレスな
どの寝具が載せられる寝具載置面31aとされている。
【0011】足側の床板ユニット3の詳細は図2、図4
に示されている。図2、図4に示す様に足側の床板ユニ
ット3では、外枠フレーム30は枠状をなし、梁30a
〜30d、中間板30k、中間板30kに保持されたモ
ータ取付板30jをもつ。外枠フレーム30には挿通孔
74が形成されている。昇降パネル31は、外枠フレー
ム30の取付片30rに軸34を介して揺動可能に枢支
された第1昇降パネル32と、第1昇降パネル32の取
付片32rに軸35を介して揺動可能に枢支された第2
昇降パネル33とで形成されている。図2に示す様に第
1昇降パネル32の梁32pにはほぼ台形状のリンク板
36が取付られている。なお、図4において3r、3s
は空間である。
【0012】図4に示す様に駆動部40は、モータ取付
板30jに保持されたモータ41と、モータ41のモー
タ軸42側のカップリング42rに接続された減速機構
43と、減速機構43により回転される作動軸としての
螺子軸46と、揺動リンク47とで形成されている。こ
こで、図7に示す様に、減速機構43は、ハウジング4
3aと、ハウジング43aに内設されたウォームギヤ4
3bと、ウォームギヤ43bと噛み合うウォームホィー
ル43dとで形成されている。ハウジング43aは、モ
ータ取付板30jにボルト30tで固定されたブラケッ
ト43eに枢支ピン43f、43uを介して揺動可能に
枢支されている。ウォームギヤ43bはモータ軸42側
に接続された状態でハウジング43aに内設されてお
り、モータ41が回転すると、ウォームギヤ43bは回
転する。ウォームギヤ43bの軸芯P2はウォームホィ
ール43dの軸芯の交差する方向に配置されていると共
枢支ピン43fの軸芯P4とは外れている。ウォーム
ホィール43dは螺子軸46の外周側に同軸的に保持さ
れており、ウォームホィール43の内周部の雌螺子部
43xは螺子軸46の外周部の雄螺子部46xと螺合し
ている。ここで、図2において矢印T方向に螺子軸46
が揺動すると、ハウジング43aも枢支ピン43fを中
心として同方向に揺動し、従って図7において螺子軸4
6と一体のウォームホィール43dもウォームギヤ43
bの歯部と噛み合いつつ同方向に揺動する
【0013】更に本実施例では図2に示す様に、揺動リ
ンク47の一端部47aは軸48を介して第2昇降パネ
ル33のブラケット33aに揺動可能に枢支されてい
る。また揺動リンク47の他端部47bは軸49を介し
て外枠フレーム30のブラケット30mに揺動可能に枢
支されている。螺子軸46の一端部に設けられた連結軸
部46aは第1昇降パネル32のリンク板36に連結軸
46bを介して連結されている。また螺子軸46の他端
部にはストッパ部46cが設けられている。ここで、図
2において昇降パネル31が上昇した状態を一点鎖線で
示し、昇降パネル31の通常使用時を実線で示す。図2
において昇降パネル31が実線で示す様に水平の状態に
おいて、モータ41が正方向に回転すると、図7から理
解できるように、ウォームギヤ43bが軸芯P2の回り
を回転し、ウォームホィール43dが回転し、ウォーム
ホィール43dの雌螺子部43xと螺子軸46の雄螺子
部46xとが螺進し、これにより螺子軸46が回転して
その長さ方向であるX1方向(図2)に移動し、リンク
板36が矢印B1方向(図2)に揺動し、これにより第
1昇降パネル32が上方に傾きつつ上昇するとともに、
揺動リンク47とともに第2昇降パネル33がほぼ水平
状態を維持したまま矢印C1方向(図2)に上昇する。
このとき図2に一点鎖線で示す様に螺子軸46は矢印T
方向に揺動するものである。
【0014】また、図2に一点鎖線で示す様に第1昇降
パネル32及び第2昇降パネル33が上昇した状態にお
いて、モータ41が逆回転すると、螺子軸46が逆回転
して矢印X2方向に移動し、リンク板36が矢印B2方
向に揺動し、これにより第1昇降パネル32が矢印B2
方向に下降するとともに、揺動リンク47とともに第2
昇降パネル33が矢印C2方向に下降し、これにより第
1昇降パネル32及び第2昇降パネル33は外枠フレー
ム30に戻り水平状態となる。
【0015】次に背中側の床板ユニット6を図1を参照
して説明する。背中側の床板ユニット6は、ベッドフレ
ーム1の床板保持部15に載置されるユニットフレーム
としての外枠フレーム60と、外枠フレーム60に昇降
可能に保持された昇降パネル61と、昇降パネル61を
駆動させる駆動部70とで構成されている。昇降パネル
61の上面は、マットレスなどの寝具が載せられる寝具
載置面61aとされている。図3、図5に示す様に、外
枠フレーム60は枠状をなし、梁60a〜60d、中間
板60k、中間板60kに保持されたモータ取付板60
jをもつ。外枠フレーム30には挿通孔74が形成され
ている。なお、6sは空間である。
【0016】ここで昇降パネル61は、外枠フレーム6
0の取付片60rに軸64を介して揺動可能に枢支され
ている。昇降パネル61の底面側の梁61pにはリンク
板66が取付られている。図5に示す様に、駆動部70
は、モータ取付板60jに保持されたモータ71と、モ
ータ71のモータ軸72のカップリング72rに接続さ
れた減速機構73と、減速機構73により回転される
動軸としての螺子軸76とで形成されている。減速機構
73は、前記した減速機構43と同様な構造であり、図
7に示す様に、枢支ピン73fを介して揺動可能に設け
られたハウジング73aと、ハウジング73aに内設さ
れたウォームギヤ73bと、ウォームギヤ73bと噛み
合うウォームホィール73dとで形成されている。
【0017】更に、図3に示す様に螺子軸76の一端部
に設けられた連結軸部76aは昇降パネル61のリンク
板66に連結軸76bを介して揺動可能に枢支されてい
る。螺子軸76の他端部にはストッパ部76cが設けら
れている。なお螺子軸76は図2に示す螺子軸46と同
じ種類のものを用いている。ここで、図3において昇降
パネル61が上昇した状態を一点鎖線で示し、昇降パネ
ル61の通常使用時を実線で示す。図3において昇降パ
ネル61が実線で示す様に水平の状態において、モータ
71が正方向に回転すると、螺子軸76が回転してX5
方向(図3)に移動しつつ揺動し、この結果、リンク板
66が矢印B5方向に揺動し、これにより昇降パネル6
1が軸64を中心として矢印C5方向に揺動して立起す
る。このとき図3に示す様に螺子軸76は揺動する。な
お昇降パネル61の最大立起角度は70度である。ま
た、図3に一点鎖線で示す様に昇降パネル61が立起し
た状態で、モータ71が逆回転すると、螺子軸72が逆
回転して矢印X6方向に移動しつつ矢印B6方向へ揺動
、リンク板66が矢印B6方向(図3)に揺動し、こ
れにより昇降パネル61が矢印C6方向(図3)に下降
して外枠フレーム60に戻り水平状態となる。
【0018】ところで本実施例では床板ユニット3、6
を固定するにあたり、図6に示す様に、外枠フレーム3
0、60の下面にクッション体70を設け、外枠フレー
ム30、60をベッドフレーム1の床板保持部15に載
置した状態で、取付螺子72を外枠フレーム30、60
の挿通孔74に挿通し、更に取付螺子72を床板保持部
15の螺子孔15pに螺子止めすることにしている。な
お、取付螺子72を外せば、外枠フレーム30、60を
ベッドフレーム1の床板保持部15から取り外すことが
可能となる。
【0019】また図8、図9に別例を示す。図8に示す
例では、外枠フレーム30、60の下面にクッション体
70を設け、外枠フレーム30、60をベッドフレーム
1の床板保持部15に載置すると共に外枠フレーム3
0、60の取付ピン76を床板保持部15のピン孔15
rに挿入して係合することにしている。なお、外枠フレ
ーム30、60を持ち上げて外枠フレーム30、60に
密着された取付ピン76を外せば、外枠フレーム30、
60をベッドフレーム1の床板保持部15から取り外す
ことが可能となる。
【0020】また図9に示す例では、外枠フレーム3
0、60の下面に脚78を設け、外枠フレーム30、6
0をベッドフレーム1のヘッドボード10またはフット
ボード11に対面させた状態で、ヘッドボード10また
はフットボード11の横向きの螺子孔15rに取付螺子
79を螺子止めすることにしている。なお、取付螺子7
9を外せば、外枠フレーム30、60をベッドフレーム
1から取り外すことが可能となる。
【0021】以上説明した様に本実施例では使用者の足
側を上げたり、背中側を上げたりできる。また本実施例
では、背中側の床板ユニット6、足側の床板ユニット3
の設置サイズは一般に市販されている床板ユニット3の
設置サイズと基本的に変わらないので、足のみを上げた
い場合には、足側の床板ユニット3を用いるとともに、
背中側は、図10に示す通常の市販の床板108を用い
る使用形態も可能である。また、背中のみを上げたい場
合には、背中側の床板ユニット6を用いるとともに、足
側は、図10に示す通常の市販の床板108を用いる使
用形態も可能である。また、通常の市販のベッドフレー
ムを用いる場合には、背中側の床板ユニット6、足側の
床板ユニット3のみを購入し、通常のベッドフレームの
床板保持部に背中側の床板ユニット6、足側の床板ユニ
ット3を載置する使用形態も可能である。更に本実施例
では、足側の床板ユニット3の減速機構43においては
ウォームギヤ43bとウォームホィール43dとを採用
しているため、減速比を大きく維持しつつ減速機構43
の小型化を図るのに有利である。更に減速機構43は直
交型であり、ウォームギヤ43bの軸芯とウォームホィ
ール43dの軸芯とは交差する方向に配置されているた
め、減速機構43のサイズの小型化に有利である。背中
側の床板ユニット6の減速機構73におけるウォームギ
ヤ73bとウォームホィール73dとについても同様で
ある。 昇降パネル31が昇降するためには、螺子軸46
が回転しつつ矢印T方向に揺動する必要がある。螺子軸
46が揺動しつつも螺子軸46への駆動力伝達を維持す
る必要がある。この点本実施例では、前述したように螺
子軸46が揺動したとしても、ウォームホィール43d
の歯部がウォームギヤ43bの歯部と噛合しつつ、ウォ
ームホィール43dは螺子軸46と同方向に揺動でき
る。そのため昇降パネル31の昇降のために螺子軸46
が揺動したとしても、ウォームギヤ43bとウォームホ
ィール43dとの間の駆動力伝達性は確保される。 (他の実施例) 上記した実施例では使用者の足側または背中側を昇降さ
せる構成であるが、これに限らず腹側用の床板ユニット
を設け、腹側を昇降させる構成としてもよいことは勿論
である。
【0022】
【考案の効果】本考案のリクライニングベッド及び床板
ユニットによれば、必要に応じて使用者の足側を上げた
り、背中側を上げたり、あるいは双方を上げたりでき、
使用価値を高めることができる。更に減速機構において
はウォームギヤとウォームホィールとを採用しているた
め、減速比を大きく維持しつつ減速機構の小型化を図る
のに有利である。更に減速機構は直交型であり、ウォー
ムギヤの軸芯とウォームホィールの軸芯とは交差する方
向に配置されているため、動力伝達経路が一直線状にな
ることを回避し易く、減速機構のサイズの小型化に有利
である。 請求項3にかかるリクライニングベッド、請求
項4にかかる床板ユニットによれば、作動軸が揺動した
としても、ウォームホィールの歯部がウォームギヤの歯
部と噛合しつつ、ウォームホィールは作動軸と同方向に
揺動できる。そのため昇降パネルの昇降のために作動軸
が揺動したとしても、ウォームギヤとウォームホィール
との間の駆動力伝達性は確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の分解斜視図である。
【図2】足側の床板ユニットの要部の側面図である。
【図3】背中側の床板ユニットの要部の側面図である。
【図4】足側の床板ユニットの要部の平面図である。
【図5】背中側の床板ユニットの要部の平面図である。
【図6】床板ユニットの取付構造を示す断面図である。
【図7】減速機構付近の主要部の側面図である。
【図8】床板ユニットの別例の取付構造を示す断面図で
ある。
【図9】床板ユニットの他の別例の取付構造を示す断面
図である。
【図10】従来市販されているベッドフレームの全体の
分解斜視図である。
【符号の説明】
図中、1はべッドフレーム、15は床板保持部、3及び
6は床板ユニット、31は昇降パネル、41はモータ、
46は螺子軸を示す。

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長さ方向に延設された床板保持部をもつベ
    ッドフレームと、 マットレスなどの寝具が載せられる寝具載置面をもち該
    ベッドフレームの床板保持部に着脱可能に載置される少
    なくとも2個の床板ユニットとで構成され、 少なくとも1個の該床板ユニットは、 該ベッドフレームの該床板保持部に載置されるユニット
    フレームと、 該ユニットフレームに昇降可能に保持され該寝具載置面
    をもつ昇降板と、 該昇降板を駆動させる駆動部とで構成され 該駆動部は、軸芯をもつウォームギヤと該ウォームギヤ
    に噛合すると共に該ウォームギヤの軸芯と交差する方向
    に指向する軸芯をもち該ウォームギヤの駆動力により回
    転し回転に伴い該駆動力を該昇降板に伝達するウォーム
    ホィールとを備えた直交型の減速機構を具備して いるこ
    とを特徴とするリクライニングベッド。
  2. 【請求項2】ベッドフレームに着脱可能に載置されるユ
    ニットフレームと、該ユニットフレームに昇降可能に保
    持されマットレスなどの寝具が載せられる寝具載置面を
    もつ昇降板と、該昇降板を駆動させる駆動部とで構成さ
    該駆動部は、軸芯をもつウォームギヤと該ウォームギヤ
    に噛合すると共に該ウォームギヤの軸芯と交差する方向
    に指向する軸芯をもち該ウォームギヤの駆動力により回
    転し回転に伴い該駆動力を該昇降板に伝達するウォーム
    ホィールとを備えた直交型の減速機構を具備して いるこ
    とを特徴とするリクライニングベッド用床板ユニット。
  3. 【請求項3】請求項1において、該駆動部は、揺動可能
    に設けられ揺動に伴い該昇降板を昇降させる作動軸を備
    えており、 該ウォームホィールは、該ウォームギヤの駆動力により
    回転し回転に伴い該作動軸を揺動させ、且つ、該作動軸
    の揺動に伴い該ウォームギヤの歯部と噛合しつつ該作動
    軸と共に揺動するように該作動軸に係合していることを
    特徴とするリクライニングベッド。
  4. 【請求項4】請求項2において、該駆動部は、揺動可能
    に設けられ揺動に伴い該昇降板を昇降させる作動軸を備
    えており、 該ウォームホィールは、該ウォームギヤの駆動力により
    回転し回転に伴い該作 動軸を揺動させ、且つ、該作動軸
    の揺動に伴い該ウォームギヤの歯部と噛合しつつ該作動
    軸と共に揺動するように該作動軸に係合していることを
    特徴とするリクライニングベッド用床板ユニット。
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