JP2560006Y2 - 可搬型パラボラアンテナ - Google Patents
可搬型パラボラアンテナInfo
- Publication number
- JP2560006Y2 JP2560006Y2 JP1991091848U JP9184891U JP2560006Y2 JP 2560006 Y2 JP2560006 Y2 JP 2560006Y2 JP 1991091848 U JP1991091848 U JP 1991091848U JP 9184891 U JP9184891 U JP 9184891U JP 2560006 Y2 JP2560006 Y2 JP 2560006Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- parabolic antenna
- handle
- reflector
- reflecting mirror
- Prior art date
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- Aerials With Secondary Devices (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、容易に持ち運ぶことの
できる可搬型パラボラアンテナに関する。
できる可搬型パラボラアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の可搬型パラボラアンテナは、アン
テナ部を数個に分割し、さらに、それぞれを個別のケー
スに入れて搬送していた。
テナ部を数個に分割し、さらに、それぞれを個別のケー
スに入れて搬送していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来の可搬型
パラボラアンテナは、分割したアンテナ部の数だけのケ
ースを運ばなければならないため、持ち運びには、人手
がかかった。また、パラボラアンテナの組立て及び収納
の際、分割したアンテナ部をケースから出し入れするの
で時間がかかり、可搬型のアンテナとしても機動性に欠
けるなどの問題点があった。
パラボラアンテナは、分割したアンテナ部の数だけのケ
ースを運ばなければならないため、持ち運びには、人手
がかかった。また、パラボラアンテナの組立て及び収納
の際、分割したアンテナ部をケースから出し入れするの
で時間がかかり、可搬型のアンテナとしても機動性に欠
けるなどの問題点があった。
【0004】本考案は上述した問題点にかんがみてなさ
れたものであり、容易に搬送することができ、かつ設置
及び収納に時間がかからず、機動性の向上を図れる可搬
型パラボラアンテナの提供を目的とする。
れたものであり、容易に搬送することができ、かつ設置
及び収納に時間がかからず、機動性の向上を図れる可搬
型パラボラアンテナの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案は、取手部を設けた反射鏡と、折りたたみ可能
な電磁ホーンと、反射面を覆うカバーとを兼用するアン
テナ台と、このアンテナ台と前記取手部とを固定する固
定手段を備え、かつ、前記反射鏡とアンテナ台を開口部
が同径の半球状に形成し、前記アンテナ台をカバーとし
て反射鏡に取り付けたときに全体が球状となるような構
成とし、好ましくは、前記反射鏡に対して前記取手部を
回動自在に取り付け可能にするとともに、前記取付部に
対して前記アンテナ台を回動自在に取付け可能とした構
成とする。
に本考案は、取手部を設けた反射鏡と、折りたたみ可能
な電磁ホーンと、反射面を覆うカバーとを兼用するアン
テナ台と、このアンテナ台と前記取手部とを固定する固
定手段を備え、かつ、前記反射鏡とアンテナ台を開口部
が同径の半球状に形成し、前記アンテナ台をカバーとし
て反射鏡に取り付けたときに全体が球状となるような構
成とし、好ましくは、前記反射鏡に対して前記取手部を
回動自在に取り付け可能にするとともに、前記取付部に
対して前記アンテナ台を回動自在に取付け可能とした構
成とする。
【0006】
【作用】上述した構成からなる本考案の可搬型パラボラ
アンテナによれば、アンテナ台と取手部は、互いを固定
手段で固定することによって反射鏡を回動自在に支える
台座となり、パラボラアンテナを仰角及び方位角方向に
調整可能な状態で使用可能とする。また、アンテナ台
は、反射面に取り付けることによって、反射鏡を保護す
るためのカバーとなり、パラボラアンテナを持ち運び可
能な状態にする。
アンテナによれば、アンテナ台と取手部は、互いを固定
手段で固定することによって反射鏡を回動自在に支える
台座となり、パラボラアンテナを仰角及び方位角方向に
調整可能な状態で使用可能とする。また、アンテナ台
は、反射面に取り付けることによって、反射鏡を保護す
るためのカバーとなり、パラボラアンテナを持ち運び可
能な状態にする。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は、実施例に係る可搬型パラボラア
ンテナをアンテナとして使用している状態を示す外観図
である。また、図2(a),(b)は、構成要素を個別
に示す外観図である。
して説明する。図1は、実施例に係る可搬型パラボラア
ンテナをアンテナとして使用している状態を示す外観図
である。また、図2(a),(b)は、構成要素を個別
に示す外観図である。
【0008】図1において、10は可搬型パラボラアン
テナであり、反射鏡1、電磁ホーン2、取手部3、アン
テナ台4によって構成されている。
テナであり、反射鏡1、電磁ホーン2、取手部3、アン
テナ台4によって構成されている。
【0009】図2(a)において、反射鏡1は内側反射
面1aの形状が放物面となっており、外側壁部の形状が
半球状となっている。反射鏡1の外側壁部は硬質の材料
によって形成してある。また、反射鏡1の外周縁上の数
箇所には、止め金1bが設けてある。電磁ホーン2は、
ホーン本体2a、ホーンサポーター2b、ヒンジ部2c
によって構成されている。この電磁ホーン2は、反射鏡
1の外周縁の下端に、ヒンジ部2cを介して回動可能に
取り付けてある。取手部3は、反射鏡1の外周縁近傍左
右端に、EL軸3aを介して回動自在に取り付けてあ
る。EL軸3aは、反射鏡1にねじで取り付けられてお
り、このねじを締めつけることによって、反射鏡1に固
定される構成となっている。すなわち、このとき取手部
3は反射鏡1に固定される。さらに、取手部3のにぎり
部分の中心には、雌ねじ3bが設けてある。
面1aの形状が放物面となっており、外側壁部の形状が
半球状となっている。反射鏡1の外側壁部は硬質の材料
によって形成してある。また、反射鏡1の外周縁上の数
箇所には、止め金1bが設けてある。電磁ホーン2は、
ホーン本体2a、ホーンサポーター2b、ヒンジ部2c
によって構成されている。この電磁ホーン2は、反射鏡
1の外周縁の下端に、ヒンジ部2cを介して回動可能に
取り付けてある。取手部3は、反射鏡1の外周縁近傍左
右端に、EL軸3aを介して回動自在に取り付けてあ
る。EL軸3aは、反射鏡1にねじで取り付けられてお
り、このねじを締めつけることによって、反射鏡1に固
定される構成となっている。すなわち、このとき取手部
3は反射鏡1に固定される。さらに、取手部3のにぎり
部分の中心には、雌ねじ3bが設けてある。
【0010】アンテナ台4は、図2(b)に示すよう
に、外側の形状が半球状となっており、内側は反射鏡1
と同径の開口部を有する中空となっている。このアンテ
ナ台4の全体は、反射鏡1と同じ硬質材料によって形成
されている。また、アンテナ台4の外側中心部には、雄
ねじ4aを有する支軸部4bが着脱自在に取り付けてあ
る。雄ねじ4aは取手部3の雌ねじ3bに螺合する。さ
らに、アンテナ台4の開口部外周縁には、反射鏡1に設
けた止め金1bと係止する係止部4cが設けてある。こ
のような構成のアンテナ台4をカバーとして反射鏡に取
り付けたとき、これら全体の形状は、球状となる(図
3)。
に、外側の形状が半球状となっており、内側は反射鏡1
と同径の開口部を有する中空となっている。このアンテ
ナ台4の全体は、反射鏡1と同じ硬質材料によって形成
されている。また、アンテナ台4の外側中心部には、雄
ねじ4aを有する支軸部4bが着脱自在に取り付けてあ
る。雄ねじ4aは取手部3の雌ねじ3bに螺合する。さ
らに、アンテナ台4の開口部外周縁には、反射鏡1に設
けた止め金1bと係止する係止部4cが設けてある。こ
のような構成のアンテナ台4をカバーとして反射鏡に取
り付けたとき、これら全体の形状は、球状となる(図
3)。
【0011】上述した構成からなる本実施例の可搬型パ
ラボラアンテナの設置及び収納動作は次のようにして行
なう。可搬型パラボラアンテナ10を設置する場合、取
手部3の雌ねじ3bとアンテナ台4の雄ねじ4aを螺合
させ、任意の位置に置く、そして、反射鏡1の角度の調
整を行なった後、EL軸3aのねじを締めて、反射鏡1
の角度を決める。この後、電磁ホーン2を、所定位置ま
で移動することによって、可搬型パラボラアンテナ10
の設置は完了する(図1)。
ラボラアンテナの設置及び収納動作は次のようにして行
なう。可搬型パラボラアンテナ10を設置する場合、取
手部3の雌ねじ3bとアンテナ台4の雄ねじ4aを螺合
させ、任意の位置に置く、そして、反射鏡1の角度の調
整を行なった後、EL軸3aのねじを締めて、反射鏡1
の角度を決める。この後、電磁ホーン2を、所定位置ま
で移動することによって、可搬型パラボラアンテナ10
の設置は完了する(図1)。
【0012】次に、この可搬型パラボラアンテナ10を
搬送する場合、電磁ホー2を反射面1aに向って折りた
たむ。そして、取手部3の雌ねじ3bとアンテナ台4の
雄ねじ4aの螺合を解除する。この後、反射鏡1とアン
テナ台4を合致させ、止め金1bを係止部4cに係止し
パラボラアンテナの終了を完了する(図3)。なお、支
軸部4bを取り外すことによって、より一層運搬の便に
供することも可能である。
搬送する場合、電磁ホー2を反射面1aに向って折りた
たむ。そして、取手部3の雌ねじ3bとアンテナ台4の
雄ねじ4aの螺合を解除する。この後、反射鏡1とアン
テナ台4を合致させ、止め金1bを係止部4cに係止し
パラボラアンテナの終了を完了する(図3)。なお、支
軸部4bを取り外すことによって、より一層運搬の便に
供することも可能である。
【0013】このような構成からなる本実施例の可搬型
パラボラアンテナは、アンテナ台を反射鏡のカバーとす
るとともに、反射鏡及びアンテナ台の外側を硬質部材で
形成したことによって、パラボラアンテナの搬送用ケー
スを別個に設ける必要がない。また、収納時は取手を備
えた一個の球体となり、簡単に持ち運ぶことができる。
さらに、パラボラアンテナの設置及び収納において、構
成部品をケースから出し入れする必要がないので、時間
がかからない。
パラボラアンテナは、アンテナ台を反射鏡のカバーとす
るとともに、反射鏡及びアンテナ台の外側を硬質部材で
形成したことによって、パラボラアンテナの搬送用ケー
スを別個に設ける必要がない。また、収納時は取手を備
えた一個の球体となり、簡単に持ち運ぶことができる。
さらに、パラボラアンテナの設置及び収納において、構
成部品をケースから出し入れする必要がないので、時間
がかからない。
【0014】なお、本考案は上述した実施例に限定され
るものではない。例えば、反射鏡及びアンテナ台の外側
形状は、図面のものに限定されず、反射鏡の放射面に悪
影響を与えない形状であれば、他の形状を選択すること
ができる。
るものではない。例えば、反射鏡及びアンテナ台の外側
形状は、図面のものに限定されず、反射鏡の放射面に悪
影響を与えない形状であれば、他の形状を選択すること
ができる。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の可搬型パ
ラボラアンテナによれば、パラボラアンテナの持ち運び
が容易にでき、さらに、パラボラアンテナの構成部品を
別個のケースから出し入れする必要がないので、設置及
び収納を迅速に行なえ、したがって、機動性の向上を図
れる。
ラボラアンテナによれば、パラボラアンテナの持ち運び
が容易にでき、さらに、パラボラアンテナの構成部品を
別個のケースから出し入れする必要がないので、設置及
び収納を迅速に行なえ、したがって、機動性の向上を図
れる。
【図1】本考案の一実施例に係る可搬型パラボラアンテ
ナの設置状態を示す斜視図である。
ナの設置状態を示す斜視図である。
【図2】この可搬型パラボラアンテナを構成要素別に示
す斜視図であり、同図(a)は反射鏡部分、同図(b)
はアンテナ台を示す。
す斜視図であり、同図(a)は反射鏡部分、同図(b)
はアンテナ台を示す。
【図3】この可搬型パラボラアンテナの収納状態を示す
側面図である。
側面図である。
1…反射鏡 2…電磁ホーン 3…取手部 4…アンテナ台
Claims (2)
- 【請求項1】 取手部を設けた反射鏡と、折りたたみ可
能な電磁ホーンと、反射面を覆うカバーとを兼用するア
ンテナ台と、このアンテナ台と前記取手部とを固定する
固定手段を備え、 かつ、前記反射鏡とアンテナ台を開口部が同径の半球状
に形成し、前記アンテナ台をカバーとして反射鏡に取り
付けたときに全体が球状となるようにしたことを特徴と
する可搬型パラボラアンテナ。 - 【請求項2】 前記反射鏡に対して前記取手部を回動自
在に取り付け可能にするとともに、前記取付部に対して
前記アンテナ台を回動自在に取付け可能としたことを特
徴とする請求項1記載の可搬型パラボラアンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991091848U JP2560006Y2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 可搬型パラボラアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991091848U JP2560006Y2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 可搬型パラボラアンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0536920U JPH0536920U (ja) | 1993-05-18 |
JP2560006Y2 true JP2560006Y2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=14037995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991091848U Expired - Fee Related JP2560006Y2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 可搬型パラボラアンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2560006Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2624207B2 (ja) * | 1994-12-27 | 1997-06-25 | 日本電気株式会社 | 可搬型アンテナ装置 |
JP2728035B2 (ja) * | 1995-05-27 | 1998-03-18 | 日本電気株式会社 | アンテナ装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6150311U (ja) * | 1984-09-03 | 1986-04-04 | ||
JPH0411365Y2 (ja) * | 1987-03-31 | 1992-03-23 | ||
JPS648703A (en) * | 1987-07-01 | 1989-01-12 | Mitsubishi Electric Corp | Rf equipment for satellite communication earth station |
JPS6430912U (ja) * | 1987-08-20 | 1989-02-27 |
-
1991
- 1991-10-14 JP JP1991091848U patent/JP2560006Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0536920U (ja) | 1993-05-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |