JP2559751B2 - 発毛・育毛促進料 - Google Patents
発毛・育毛促進料Info
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- JP2559751B2 JP2559751B2 JP62192076A JP19207687A JP2559751B2 JP 2559751 B2 JP2559751 B2 JP 2559751B2 JP 62192076 A JP62192076 A JP 62192076A JP 19207687 A JP19207687 A JP 19207687A JP 2559751 B2 JP2559751 B2 JP 2559751B2
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- Japan
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- hair growth
- crude drug
- extract
- hair
- white
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q7/00—Preparations for affecting hair growth
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/96—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
- A61K8/97—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
- A61K8/9783—Angiosperms [Magnoliophyta]
- A61K8/9789—Magnoliopsida [dicotyledons]
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- A61K8/9794—Liliopsida [monocotyledons]
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な発毛・育毛促進料に関するものであ
る。
る。
(従来技術及び発明が解決しようとする問題点) 従来、発毛・育毛促進料には各種の化合物、生薬等の
抽出エキス等が適用されているが、顕著な効果を示すも
のは殆どなく、またある程度効果を有するものは皮膚炎
を起こす程刺激が強く連続使用が困難である等の欠点が
あった。
抽出エキス等が適用されているが、顕著な効果を示すも
のは殆どなく、またある程度効果を有するものは皮膚炎
を起こす程刺激が強く連続使用が困難である等の欠点が
あった。
(問題点を解決する手段) そこで本発明者らは、このような現状に鑑み種々実験
研究を重ねた結果、白 または莪述の生薬から抽出した生薬エキスを含有するこ
とにより、上記欠点を解決することができることを見い
出し、本発明を完成するに至った。
研究を重ねた結果、白 または莪述の生薬から抽出した生薬エキスを含有するこ
とにより、上記欠点を解決することができることを見い
出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は白 [Angelica dahurica Benth.et Hook.の根]または莪述
[Curcuma zedoaria Rosc.の根茎]の生薬を水溶性有機
溶媒または含水水溶性有機溶媒で抽出した生薬エキスを
少なくとも一種以上含有することを特徴とする発毛・育
毛促進料に関するものである。
[Curcuma zedoaria Rosc.の根茎]の生薬を水溶性有機
溶媒または含水水溶性有機溶媒で抽出した生薬エキスを
少なくとも一種以上含有することを特徴とする発毛・育
毛促進料に関するものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に適用される発毛・育毛促進料を得る方法とし
ては、白 または莪述の生薬100gを、例えばメタノール、エタノー
ル、プロパノール、ブタノール等の一級アルコール、ま
たはアセトン、テトラヒドロフラン、ジオキサンの有機
溶媒単独、または前記一級アルコールまたはアセトン、
テトラヒドロフラン、ジオキサンを50重量%以上含有す
る含水有機溶媒11で2時間づつ3回温浸抽出する。これ
ら抽出エキスを合わせ、吸引ロ過後、溶媒を除くため減
圧下濃縮乾固し、粘稠上の生薬エキスを得る。得られた
生薬エキスをそのまま、あるいは適宜の溶媒等で溶解分
散希釈せしめ基剤中に配合し、本発明の発毛・育毛促進
料を得る。
ては、白 または莪述の生薬100gを、例えばメタノール、エタノー
ル、プロパノール、ブタノール等の一級アルコール、ま
たはアセトン、テトラヒドロフラン、ジオキサンの有機
溶媒単独、または前記一級アルコールまたはアセトン、
テトラヒドロフラン、ジオキサンを50重量%以上含有す
る含水有機溶媒11で2時間づつ3回温浸抽出する。これ
ら抽出エキスを合わせ、吸引ロ過後、溶媒を除くため減
圧下濃縮乾固し、粘稠上の生薬エキスを得る。得られた
生薬エキスをそのまま、あるいは適宜の溶媒等で溶解分
散希釈せしめ基剤中に配合し、本発明の発毛・育毛促進
料を得る。
ここで、本発明に係る発毛・育毛促進料の有効成分と
して含有される白 、莪述の生薬エキスの一種以上の含有量は0.1〜10重量
%、好ましくは0.5〜5重量%である。
して含有される白 、莪述の生薬エキスの一種以上の含有量は0.1〜10重量
%、好ましくは0.5〜5重量%である。
本発明に適用される白 、莪述からの抽出生薬エキスの一種以上を含有する発毛
・育毛促進料は下記の表−1に示すマウスの毛成長の密
度を測定する方法、即ち試験法Iにおいて他の発毛・育
毛促進料と言われている物質と比較して顕著な効果が示
された。これは、前記生薬からの抽出生薬エキスの成分
が毛根を刺激し、毛根周囲の血行をより盛んにし、代謝
をより良好にした結果である。
・育毛促進料は下記の表−1に示すマウスの毛成長の密
度を測定する方法、即ち試験法Iにおいて他の発毛・育
毛促進料と言われている物質と比較して顕著な効果が示
された。これは、前記生薬からの抽出生薬エキスの成分
が毛根を刺激し、毛根周囲の血行をより盛んにし、代謝
をより良好にした結果である。
試験法Iの簡単な説明 第9週令のC3H系マウスを用いて、1群を10匹とし、
4群作り、これらの背部の2.0cm×2.0cmの広さに除毛し
た部位に除毛後翌日検体を0.02g塗布した後、9日目、1
1日目、14日目に当該部位の毛成長の密度を色差計を用
いて黒色増加度としてとらえ、従来の比較物質としての
ビタミンE及びコントロールとしての99.5%エタノール
溶液と比較した。
4群作り、これらの背部の2.0cm×2.0cmの広さに除毛し
た部位に除毛後翌日検体を0.02g塗布した後、9日目、1
1日目、14日目に当該部位の毛成長の密度を色差計を用
いて黒色増加度としてとらえ、従来の比較物質としての
ビタミンE及びコントロールとしての99.5%エタノール
溶液と比較した。
表−1において適用された各検体は、Aは比較物質と
してのビタミンEを2重量%含有させた99.5%エタノー
ル溶液、B,Cはそれぞれ白 、莪述のメタノール抽出により得られた生薬エキスを5
重量%含有させた99.5%エタノール溶液、Dはコントロ
ールとしての99.5%エタノール溶液である。
してのビタミンEを2重量%含有させた99.5%エタノー
ル溶液、B,Cはそれぞれ白 、莪述のメタノール抽出により得られた生薬エキスを5
重量%含有させた99.5%エタノール溶液、Dはコントロ
ールとしての99.5%エタノール溶液である。
次に臨床試験例を示す。
製造例1.白 抽出生薬エキス 大阪生薬市場より購入した白 100gを秤取り、これを約5mm幅に細切した後、11の70V/V
%メタノールで2時間温浸を行い、その後抽出液を濾過
した。この抽出操作を3回繰り返して得られた抽出濾液
を合わせ、減圧下、60℃で溶媒を留去し、特有な臭いを
有する粘稠な暗褐色の生薬エキス11.8gを得た。
%メタノールで2時間温浸を行い、その後抽出液を濾過
した。この抽出操作を3回繰り返して得られた抽出濾液
を合わせ、減圧下、60℃で溶媒を留去し、特有な臭いを
有する粘稠な暗褐色の生薬エキス11.8gを得た。
製造例2.莪述抽出生薬エキス 大阪生薬市場より購入した莪述100gを秤取り、これを
約5mm幅に細切した後、11の50V/V%エタノールで2時間
温浸を行い、その後抽出液を濾過した。この抽出操作を
3回繰り返して得られた抽出濾液を合わせ、減圧下、60
℃で溶媒を留去し、特有な臭いを有する粘稠な暗褐色の
生薬エキス7.3gを得た。
約5mm幅に細切した後、11の50V/V%エタノールで2時間
温浸を行い、その後抽出液を濾過した。この抽出操作を
3回繰り返して得られた抽出濾液を合わせ、減圧下、60
℃で溶媒を留去し、特有な臭いを有する粘稠な暗褐色の
生薬エキス7.3gを得た。
例1 試料として製造例1の白 抽出生薬エキスと製造例2の莪述抽出生薬エキスを1:1
の比率で混合したものを2重量%含有させた99.5%エタ
ノール溶液を用いた。
の比率で混合したものを2重量%含有させた99.5%エタ
ノール溶液を用いた。
頭頂部及び側頭部にそれぞれ直径2.5cmの脱毛部位を
有する年齢36才の男性の円形脱毛症患者に検体を1日1
回、1回に3〜5g塗布したところ、3ケ月後頭頂部及び
側頭部の脱毛部位に短いうぶ毛を生じ、6ケ月後には硬
毛を生じたが完治までには至らなかった。
有する年齢36才の男性の円形脱毛症患者に検体を1日1
回、1回に3〜5g塗布したところ、3ケ月後頭頂部及び
側頭部の脱毛部位に短いうぶ毛を生じ、6ケ月後には硬
毛を生じたが完治までには至らなかった。
尚、6ケ月間の連続塗布による皮膚障害は全く認めら
れなかった。
れなかった。
次に、本発明の実施例を示す。配合割合は重量部であ
る。
る。
実施例1 ヘアトニック 莪述抽出生薬エキス(製造例2) 2.0 メントール 0.2 99.5%エタノール 60.0 精製水 37.8 (製法) 99.5%エタノールに莪述抽出生薬エキス、メントール
を溶かしておき、次に精製水を加えてヘアトニックを得
た。
を溶かしておき、次に精製水を加えてヘアトニックを得
た。
実施例2 ヘアクリーム 白 抽出生薬エキス(製造例1) 1.0 ワセリン 7.0 蜜ロウ 8.0 クリストール 37.0 乳化剤 5.5 精製水 41.5 (製法) 白 抽出生薬エキス、ワセリン、蜜ロウ、クリストール、乳
化剤を混合して80℃で溶解し、次いで80℃の精製水を油
相に徐々に加えた後冷却して、ヘアクリームを得た。
化剤を混合して80℃で溶解し、次いで80℃の精製水を油
相に徐々に加えた後冷却して、ヘアクリームを得た。
実施例3 軟膏 白 抽出生薬エキス(製造例1) 1.0 莪述抽出生薬エキス(製造例2) 0.5 イソプロピルミリステート 10.0 セタノール 2.0 パラフィンロウ 6.0 マイクロクリスタリンロウ 10.0 乳化剤 11.0 精製水 59.5 (製法) 白 及び莪述抽出生薬エキス、イソプロピルミリステート、
セタノール、パラフィンロウ、マイクロクリスタリンロ
ウ、乳化剤を加熱溶融し、別に70℃以上に加熱した精製
水を加えて攪拌し、その後40℃まで冷却して軟膏を得
た。
セタノール、パラフィンロウ、マイクロクリスタリンロ
ウ、乳化剤を加熱溶融し、別に70℃以上に加熱した精製
水を加えて攪拌し、その後40℃まで冷却して軟膏を得
た。
Claims (1)
- 【請求項1】白 または莪述の生薬を水溶性有機溶媒または含水水溶性有
機溶媒で抽出した生薬エキスを少なくとも一種以上含有
することを特徴とする発毛・育毛促進料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62192076A JP2559751B2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 | 発毛・育毛促進料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62192076A JP2559751B2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 | 発毛・育毛促進料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6438013A JPS6438013A (en) | 1989-02-08 |
JP2559751B2 true JP2559751B2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=16285238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62192076A Expired - Lifetime JP2559751B2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 | 発毛・育毛促進料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2559751B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2997097B2 (ja) * | 1991-06-12 | 2000-01-11 | 株式会社ユニシアジェックス | 車両の燃費警報装置 |
JP2000103718A (ja) * | 1998-09-28 | 2000-04-11 | Pola Chem Ind Inc | 生体活動改善用の組成物 |
WO2010047103A1 (ja) | 2008-10-21 | 2010-04-29 | 花王株式会社 | Nfatシグナル阻害剤及び育毛剤 |
US8470376B2 (en) | 2009-06-15 | 2013-06-25 | Kao Corporation | NFAT signal inhibitor and calcineurin inhibitor |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6299318A (ja) * | 1985-10-25 | 1987-05-08 | Nonogawa Shoji:Kk | 養毛剤 |
-
1987
- 1987-07-31 JP JP62192076A patent/JP2559751B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6299318A (ja) * | 1985-10-25 | 1987-05-08 | Nonogawa Shoji:Kk | 養毛剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6438013A (en) | 1989-02-08 |
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