JP2559265Y2 - 歩行型バックホーの巻込防止板 - Google Patents

歩行型バックホーの巻込防止板

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JP2559265Y2
JP2559265Y2 JP1991032602U JP3260291U JP2559265Y2 JP 2559265 Y2 JP2559265 Y2 JP 2559265Y2 JP 1991032602 U JP1991032602 U JP 1991032602U JP 3260291 U JP3260291 U JP 3260291U JP 2559265 Y2 JP2559265 Y2 JP 2559265Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
walking
plate
backhoe
guide plate
tea
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991032602U
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JPH04127104U (ja
Inventor
隆義 佐野
貞男 川口
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、茶畑の深耕用作業車と
して適用可能とした歩行型バックホーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、深耕を行う深耕機に関する技
術は、実開昭63−63305号公報に記載の如き技術
が公知とされている。また、管理機等において、周囲を
巻き込み防止板等のカバーで被覆する技術は、実開昭6
0−104012号公報や、実開昭59−38703号
公報や、実開昭48−10909号公報に記載の技術の
如くである。従来は、茶畑の深耕作業用として適当な機
械がなく、カルチやカルチベータを装備した管理機等を
用いていたが、耕す深さが浅く、充分な深耕作業を行う
ことができなかったのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術における不
具合いを解決する為には、茶の木11の株間Aは1.5
m位あるが、枝12及び葉13が茂る為に、茶の木11
の間隔Bは約30cm位であるところの該茶の木11の
間Bに充分な深耕作業が可能な機械を搬入する必要があ
り、該機械を狭い茶の木11の間隔Bに搬入可能にする
為には、該茶の木11の枝12をかき分ける装置が必要
になるのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決する手
段として、本考案は次の如く構成したものである。耕耘
フォーク4を装着した歩行型バックホーにおいて、機体
前部に湾曲形成した前部ガイド板1を配置し、該前部ガ
イド板1は、歩行型バックホーの前部に配置されている
ブレード23を外した位置に装着し、該ブレード23を
昇降する為のブレードシリンダー21の先端を前部ガイ
ド板1に連結して上下動可能に構成し、機体後部には後
部ガイド板2を配置し、機体左右両側には地面近傍まで
垂設した巻き込み防止板3を各々配置したものである。
【0005】
【作用】次に本考案の作用を説明する。即ち、本考案は
茶栽培の畑において、列栽培された茶の間の、畝間を通
過することが可能となったのである。従来の歩行型バッ
クホーをそのままで、畝間を通過させると、歩行型バッ
クホーの各部により茶葉を傷めるのであるが、本考案の
如く、各部のカバーを設けることにより、従来の不具合
を解消することが出来るのである。
【0006】
【実施例】次に本考案の実施例について説明する。図1
は茶の枝巻き込み防止板を配置した歩行型バックホーク
の全体側面図、図2は、本考案の茶の枝巻き込み防止板
の前部ガイド板1の斜視図、図3は本考案の茶の枝巻き
込み防止板を配置した歩行型バックホーの平面図と後部
ガイド板2の斜視図、図4は、本考案のクローラー6へ
の巻き込み防止板3の斜視図、図5は本機クローラーフ
レーム8にボルト7によりクローラー6への巻き込み防
止板3を締付した状態を示す拡大図、図6は本考案のボ
ディ側板5とクローラー6への巻き込み防止板3の側面
図、図7は、クローラー6への巻き込み防止板3のパイ
プ9にボディ側板5の丸棒10を挿入した状態を示す拡
大側面図、図8は、茶の木11の間隔A・Bを示す略図
面、図9は、従来の歩行型の堀削作業車の歩行型バック
ホーの全体側面図である。
【0007】図1において、本考案の歩行型バックホー
の茶の枝巻き込み防止板の構成について説明する。歩行
型バックホー本機前部には、前部ガイド板1を配置し、
該本機後部には、後部ガイド板2を配置し、該本機左右
両側には、ボディ側板5及びクローラー6への巻き込み
防止板3を配置している。また、本機前部の作業機Cに
おいて、ブーム15の先端に枢支されたアーム16の先
端のアタッチメントには、図9に示すバケット20の代
わりに、深耕作業を行う為のフォーク4を配置してい
る。また、本機後部には、アームスイングレバー17や
ブームバケットレバー18や旋回把手19等により構成
した操作部Dが設けられている。図2は、前部ガイド板
1を示しており、該前部ガイド板1は図9に示すブレー
ド23の代わりに、該前部ガイド板1のアーム1aがロ
アーフレーム22に枢結され、アーム1bが、図9に示
すブレードシリンダー21に枢結されることにより、上
下動可能になるのである。
【0008】図3において、後部ガイド板2はボルト1
4によりボディ側板5に取付けられている。図4・図5
において、クローラー6への巻き込み防止板3は、クロ
ーラーフレーム8にボルト7、4本によって取付可能な
ように構成し、ボディ側板5の丸棒10が挿入される為
のパイプ9を設けている。図6・図7において、ボディ
側板5は、該ボディ側板5の丸棒10をクローラー6へ
の巻き込み防止板3のパイプ9に挿入することによっ
て、本機左右両側に配置されるのである。以上のように
構成した茶の枝巻き込み防止板によって、図8に示す茶
の木11の間隔Bの狭い所へも歩行型バックホーを搬入
可能になり、深耕作業を充分に行うことが可能になるの
である。
【0009】
【考案の効果】以上のように本考案を構成したことによ
り、次のような効果を奏するものである。 第1に、歩行型バックホーのブレードシリンダーを利用
し、前部ガイド板1を上下動可能にすることにより、茶
の木11の高さに応じた最適のかき分け高さに調節する
ことが可能になり、また、上下動可能な該前部ガイド板
1により、茶の木11・根元の培土・除草作業が可能に
なるのである。クローラー6への巻き込み防止板3によ
り本機への茶の木11の枝12や葉13の巻き込み防止
を図ることが可能になるのである。
【0010】第2に、前部ガイド板1及び後部ガイド板
2及び本機左右両側にクローラー6への巻き込み防止板
3を設けることにより、茶の木11の間隔Bの狭い所へ
も作業機械を搬入することが可能になるのである。
【0011】第3に、作業機Cのアタッチメントをフォ
ーク4にすることにより、より深く耕すことが可能にな
り、酸素及び肥料を茶の木11の根元へ供給し、また葉
13の伸びを促進させる為に、古い細根を切ることが可
能になるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】茶の枝巻き込み防止板を配置した歩行型バック
ホーの全体側面図。
【図2】本考案の前部が板1の斜視図。
【図3】本考案の茶の枝巻き込み防止板を配置した歩行
型バックホーの平面図と後部ガイド板2の斜視図。
【図4】本考案のクローラー6への巻き込み防止板3の
斜視図。
【図5】本機のクローラーフレーム8にボルト7により
クローラー6への巻き込み防止板3を締付した状態を示
す拡大図。
【図6】本考案のボディ側板5とクローラー6への巻き
込み防止板3の側面図。
【図7】クローラー6への巻き込み防止板3のパイプ9
にボディ側板5の丸棒10を挿入した状態を示す拡大側
面図。
【図8】茶の木11の間隔A・Bを示す略図面。
【図9】従来の歩行型バックホーの全体側面図。
【符号の説明】
A,B 間隔 1 前部ガイド板 2 後部ガイド板 3 クローラー6への巻き込み防止板 4 フォーク 5 ボディ側板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耕耘フォーク4を装着した歩行型バック
    ホーにおいて、機体前部に湾曲形成した前部ガイド板1
    を配置し、該前部ガイド板1は、歩行型バックホーの前
    部に配置されているブレード23を外した位置に装着
    し、該ブレード23を昇降する為のブレードシリンダー
    21の先端を前部ガイド板1に連結して上下動可能に構
    成し、機体後部には後部ガイド板2を配置し、機体左右
    両側には地面近傍まで垂設した巻き込み防止板3を各々
    配置したことを特徴とする歩行型バックホーの巻込防止
    板。
JP1991032602U 1991-05-10 1991-05-10 歩行型バックホーの巻込防止板 Expired - Lifetime JP2559265Y2 (ja)

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JPH04127104U JPH04127104U (ja) 1992-11-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57134604A (en) * 1981-02-10 1982-08-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd Petroleum combustion unit
JPS58197359A (ja) * 1982-05-14 1983-11-17 旭化成株式会社 パイル編織物を製造する方法
DE3447162A1 (de) * 1984-12-22 1986-07-03 Dr.-Ing. Rudolf Hell Gmbh, 2300 Kiel Vorrichtung zur lagerung von gewindespindeln

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