JP2556775B2 - 床構造 - Google Patents

床構造

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JP2556775B2
JP2556775B2 JP3134464A JP13446491A JP2556775B2 JP 2556775 B2 JP2556775 B2 JP 2556775B2 JP 3134464 A JP3134464 A JP 3134464A JP 13446491 A JP13446491 A JP 13446491A JP 2556775 B2 JP2556775 B2 JP 2556775B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A47B2200/0035Tables or desks with features relating to adjustability or folding
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床構造に係り、特に、
床面を形成しうる梁を有して上下動しうるプラットフォ
ームを、複数、機械的に連結することにより、複数のプ
ラットフォームを完全に同期して上下動する床を形成す
ることができ、多目的ホール等に設備される床構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】このようなプラットフォームは、特に、
集団用設備に関する多目的ホールの整備、さらに厳密に
は、公的又は私的行事用のホールの整備のために用いら
れる。これらの多目的ホールは、現在知られている技術
によれば、隣接して配置され、それぞれを適宜の高さに
配置しうる昇降手段を有する複数のプラットフォームに
より形成される(例えば、実開昭64−4760号参
照)
【0003】この種の装置によれば、さまざまな公的ま
たは私的な目的のために使用される大きな多目的ホール
を形成することが可能となる。従ってこのホールは、参
加者が1つの場所から他の場所に移動しなくてはならな
い立式のイベント用に物を完全に取り払うこともできれ
ば、一方では、階段席を展開することにより、1つの舞
台を形成することもできる。また、ホールの中央で繰り
広げられるスポーツイベント(テニス、ボクシング又は
類似のもの)を観覧できるようにする場合であっても、
それぞれの催し物に適合した形状、大きさ、構成のイベ
ントホールを実現することも可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数のプラ
ットフォームにより広大な床面又は観客席を形成する場
合には、各プラットフォームが所定の高さ位置に正確に
移動することが必須となる。しかしながら、このような
従来の昇降可能なプラットフォームにより多目的ホール
の可動床を形成する場合には、単体のプラットフォーム
を複数個、互いに機械的に連結させることなく、幅方向
に沿って併設させ、これらの各プラットフォームに配設
された各駆動部を集中して電気的に制御することによ
り、各個別にプラットフォームの上下動を規制すること
としていた。
【0005】その結果、このような従来のプラットフォ
ームにあっては、例えば、配電盤のリレーの接触不良等
の僅かな原因で駆動部を作動できない場合があり、所望
の床面又は観客席を形成することができず、設備の作動
の信頼性に欠ける場合があっ た。また、このように多数
のプラットフォームに夫々、駆動部を設け、その全ての
駆動部の作動を電気的に制御することとした場合には、
非常に多数の駆動部と大規模な配線、及びそれらの駆動
部を制御しうる大規模な電気的制御手段が必要となり、
設備全体の製作コストが非常に嵩む、という不具合も存
していた。
【0006】また、従来の床構造に使用されていたプラ
ットフォームにあっては、駆動部を構成するモータは作
動用ジャッキの外側方において、作動用ジャッキの軸線
とは異なった軸線上に配設され、駆動軸と作動用ジャッ
キとの間には複数のギアが設けられ、これらのギアを介
して駆動力を作動用ジャッキに伝達するように構成され
ていたため、駆動部及び伝達ギアが占める空間が大きか
った。
【0007】従って、プラットフォームを構成する梁内
にこのような駆動部を配設した場合には、梁内に、例え
ば観客用の椅子等の設備を行う妨げとなり、また、梁の
下方に配設した場合には、プラットフォームを下降させ
た場合に、駆動部が障害となり、ある程度の高さ位置に
までしか梁を下降させることができず、床面を形成する
場合に障害となっていた。
【0008】そこで、請求項1乃至5及び請求項12に
記載された発明の技術的課題は、複数のプラットフォー
ムにより一定の面積を有する床面又は大規模な観客席を
形成する場合に、複数のプラットフォームを確実に同期
して上下動させると共に、設備全体の製作コストを低減
することにある。請求項6乃至8記載の発明の技術的課
題は、所定の長さ寸法を有するプラットフォームの長さ
方向及び幅方向に他のプラットフォームを機械的に複数
連設して所定広さの床面又は所定規模の観客席を形成す
ることにある。
【0009】請求項9記載の発明の技術的課題は、プラ
ットフォームの上下動に必要な駆動力を他のプラットフ
ォームへ伝達供給することにある。請求項10乃至11
記載の発明の技術的課題は、プラットフォームに配設さ
る駆動部及び作動系をプラットフォーム内においてコ
ンパクトに効率良く配置することにある。
【0010】請求項13乃至15記載の発明の技術的課
題は、複数のプラットフォームを、長さ方向において非
直線上に連結させ、従来不可能であった曲線により形成
される床面又は観客席を形成させることにある。請求項
16に記載された発明の技術的課題は、プラットフォー
ムが最下方位置に至り、その後、上昇する際の、いわゆ
る立ち上がり時に必要な駆動力を低減させ、効率の良い
駆動を行うことにある。
【0011】請求項17に記載された発明の技術的課題
は、プラットフォームの位置を自動的に検知することに
ある。請求項18に記載された発明の技術的課題は、各
プラットフォームには梁の長さ寸法と同一に形成された
単一の作動用ジャッキ及び支持手段が配設され、より大
きな高低差を以て上下動しうる床構造を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような技術的課題解
決のため請求項1記載の発明にあっては、床面を形成し
うる梁22と、この梁22を上下動させうる作動用ジャ
ッキ7と、この作動用ジャッキ7を駆動させる駆動部1
8と、駆動部18と作動用ジャッキ7との間に設けら
れ、駆動部18に発生した駆動力を作動用ジャッキ7に
伝達する伝動部50と、適宜の高さ位置で上記梁22を
支持しうる支持手段60とを有し、下方格納位置と適宜
の高さ位置との間に、上記梁22により形成される水平
面を維持しつつ上下動し得るように形成された複数のプ
ラットフォーム70により構成される床構造において、
上記プラットフォーム70には、上記伝動部50を介し
て配設され、当該プラットフォーム70と他のプラット
フォーム71とを結合しうる結合シャフト51が設けら
れ、この結合シャフト51は上記駆動部18から作動用
ジャッキ7へ供給される駆動力を他のプラットフォーム
71の作動用ジャッキ7へも伝達しうるように構成され
ていることを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明にあっては、上記支持
手段60は、下端部が作動用ジャッキ7に軸支されると
共に上端部が上記梁22に軸支された主支柱5と、この
主支柱5に軸支されている一対の側方支持材24,24
とを有し、それぞれの側方支持材24,24は、下端部
は支持面61上に回動可能に固定されると共に、上端部
はフレーム1内にスライド可能に配設され、上記側方支
持部材24,24は、折りたたまれ、主支柱5に略平行
な水平位置と、傾斜し、主支柱5と2つの平行な支柱と
が変形したX字を形成する展開位置との間を、上記下端
部を回動中心として回動しうるように形成されているこ
とを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明にあっては、上記梁2
2は、下方に複数の側方支持材24,24の上端部を収
容しうるように形成されたレール部62を有することを
特徴とする。請求項4記載の発明にあっては、上記梁2
2はフレーム1を有し、このフレーム1は、全体略矩形
であって、フレーム1の中実又はくり抜きの側面部を形
成する2枚の側板2a,2bを有し、このフレーム1は
一方では作動用ジャッキ7の枢軸の軸受部を有し、他方
では主支柱5の軸受部を有しており、これら2つの軸の
支持部は、上記梁22の長さ方向端部に配設されている
ことを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明にあっては、上記フレ
ーム1の側板2a,2bは、主支柱5、フレーム1及び
作動用ジャッキ7により形成される変形可能な三角形の
最大格納位置において、主支柱5を上記フレーム1の側
板2a,2bの間においてフレーム1内に格納させるこ
とができ、主支柱5と作動用ジャッキ7は、フレーム1
の側板2a,2bと同一平面上にある事実上の側面を持
つ立体的空間内を移動することを特徴とする。
【0016】請求項6記載の発明にあっては、上記結合
シャフト51は、上記フレームの1長さ方向に沿って配
設された長さ方向シャフト14からなることを特徴とす
る。請求項7記載の発明にあっては、上記結合シャフト
51は、上記梁22の幅方 向に沿って配設された幅方向
シャフト8からなることを特徴とする。請求項8記載の
発明にあっては、上記結合シャフト51は、上記フレー
ムの1長さ方向に沿って配設された長さ方向シャフト及
14び、幅方向に沿って配設された幅方向シャフト8か
らなることを特徴とする。
【0017】請求項9記載の発明にあっては、伝動部5
0は、作動用ジャッキ7の動きを制御するピニオンギア
の軸支された移動を可能にするように配設されており、
この伝動部50は長さ方向シャフト14に連結された第
1のベベルピニオンギア15、上記長さ方向シャフト1
4に直交して配置された幅方向シャフト8上に装着され
た第2の中間ベベルピニオンギア19及び、可変軸を持
つ第3のベベルピニオンギア20を有し、横方向の第2
の中間ベベルピニオンギア19は他の2つのベベルピニ
オンピニオンギア15,20に噛合し、作動用ジャッキ
7を駆動する第3のベベルピニオンギア20は、幅方向
シャフト8により直接的に、又は、長さ方向シャフト1
4によって角度変化を伴う伝動部として機能する第2の
ピニオンギア19を介して、駆動可能に形成され、伝動
部50は、潜在的な2つの直交する駆動軸と角度可変な
被駆動軸とを有していることを特徴とする。
【0018】請求項10記載の発明にあっては、作動用
ジャッキ7は、梁22上に回動可能に装着された伸縮自
在なスリーブ11により形成され、該スリーブ11内に
は、移動可能なピストン12と、このピストン12に固
定された袋ナット及びウォームギア13とを有し、この
ウォームギア13は、上記伝動部50の第三ベベルピニ
オンギア20によって駆動され、上記第一ベベルピニオ
ンギア15、第三ベベルピニオンギア20、ウォームギ
ア13及び駆動部18は、略同一の直線上に配置されて
いることを特徴とする。
【0019】請求項11記載の発明にあっては、第一ベ
ベルピニオンギア15は、側面方向に間隔を置いて配置
された長さ方向シャフト14に対して平行な二次シャフ
ト16に装着されており、長さ方向シャフト14と二次
シャフト16とは機械的に連結されていることを特徴と
する。 請求項12記載の発明にあっては、上記各プラッ
トフォーム70に設けられた幅方向シャフト8及び長さ
方向シャフト14は、隣接するプラットフォーム71の
シャフトに接属されるように形成された接続手段を有
し、上記長さ方向シャフト14により梁22の長さ方向
に沿って複数のプラットフォームを連結し、上記横方向
シャフト8により梁22の幅方向に沿って複数のプラッ
トフォームを連結することにより、更に広大な床構造を
形成することができるように形成されていることを特徴
とする。
【0020】請求項13に記載された発明にあっては、
上記長さ方向に結合された一対のプラットフォーム7
0,71は、作動用ジャッキ7,7が互いに、異なった
方向に向かって配設されており、同一の床構造に属する
一対のプラットフォーム70,71の二つの作動用ジャ
ッキ7,7は、同じ方法で作動するように、右側のウォ
ームギア13または、左側のウォームギア13に配設さ
れていることを特徴とする。
【0021】請求項14記載の発明にあっては、上記複
数のプラットフォーム70,71は、非平行な形で取り
付けられ、床構造を形成する複数のプラットフォーム7
0,71の内の一つに固定された長さ方向シャフト14
のそれぞれの端部において、角度を有する伝動部52を
形成すると共に、二つのベベルピニオンギア42a,4
2bによって構成される、少なくとも一の機械的リンク
により接合されて非平行な形で配設され、二つのベベル
ピニオンギア42a,42bは、中間伝動ベベルピニオ
ンギア42cによって動力学的に接続されており、上記
中間伝動ベベルピニオンギア42cの軸は、取り付けら
れた二つのプラットフォーム70,71に属する二つの
長さ方向シャフト14により形成される平面に対して直
角であり、上記長さ方向シャフト14は、それぞれ、駆
動軸と被駆動軸であることを特徴とする。
【0022】請求項15記載の発明にあっては、上記複
数のプラットフォーム55,56,57は、同期した作
動の中で駆動されると共に、一般水平上方面内に配置さ
れ、 上記複数のプラットフォーム55,56,57は、
それぞれに対応した平面の異なった角度を有する位置に
適合し得るように配設され、そして、複数のプラットフ
ォーム55,56,57は、昇降動作の中において、互
いに二つのベベルピニオンギアにより構成される機械的
リンクにより接合され、複数のプラットフォーム55,
56,57の何れかに固定された長さ方向シャフトまた
は幅方向シャフトのそれぞれの端部と、これら二つのピ
ニオンギアは、垂直軸の中間ベベルピニオンギアにより
動的に接合されていることを特徴とする。
【0023】請求項16記載の発明にあっては、上記作
動用ジャッキ7は、上記ピストン12の下端部により付
勢力が付与される復帰手段53を有し、上記作動用ジャ
ッキ7が収縮してプラットフォーム70が下降する場合
には、上記ピストン12により復帰手段53に付勢力が
蓄えられ、作動用ジャッキ7が伸長してプラットフォー
ム70が上昇する際には付勢力がピストン12に作用す
るように構成されていることを特徴とする。
【0024】請求項17記載の発明にあっては、長さ方
向のシャフト14又は幅方向シャフト8には、梁22の
即時の位置をモニターすると共に、上記、駆動部18を
作動させ、行程の始まりと終わりを制御するための検知
手段が設けられていることを特徴とする。請求項18記
載の発明にあっては、上記主支柱5及び側方支持材2
4,24は、上記梁22の長さ寸法と略同一に形成され
て各プラットフォーム70に関し単一に配設され、フレ
ーム1内に格納可能に形成されていることを特徴とす
る。
【0025】
【作用】従って、請求項1記載の発明にあっては、結合
シャフト51により当該プラットフォーム70と、他の
プラットフォーム71とは結合され、更に、結合シャフ
ト51により当該プラットフォーム70の駆動部18の
駆動力は他のプラットフォーム71の作動用ジャッキ7
へ伝達される。
【0026】その結果、当該当該プラットフォーム70
と他のプラットフォーム71とは、物理的に結合された
状態で、プラットフォーム70の駆動力のみにより同期
して上下動する。請求項2記載の発明にあっては、梁2
2は、作動用ジャッキ7により作動される主支柱5と、
この主支柱5の中央において軸支されている二つの側方
支持材24,24とにより支持されて上下動する。
【0027】請求項3記載の発明にあっては、上記プラ
ットフォームが上下動する場合には、梁22に設けられ
たレール部62を複数の側方支持材24,24の上端部
がスライドする。請求項4記載の発明にあっては、上記
フレーム1の2枚の側板2a,2bには、側方支持材2
4の軸受部と主支柱5の軸受部とが設けられている。
【0028】請求項5記載の発明にあっては、プラット
フォームが最下方位置に至った場合には、上記フレーム
1の側板2a,2b内には、作動用ジャッキ7及び主支
柱5が格納される。請求項6記載の発明にあっては、長
さ方向シャフト14により当該プラットフォームを他の
プラットフォームと結合することができる。
【0029】請求項7記載の発明にあっては、幅方向シ
ャフト8により当該プラットフォームを他のプラットフ
ォームと結合することができる。請求項8記載の発明に
あっては、長さ方向シャフト及14び幅方向シャフト8
により他のプラットフォームと結合することができる。
請求項9記載の発明にあっては、駆動部18に結合され
た2次シャフト16の第1のベベルピニオンギア15
は、駆動部18の駆動力を、幅方向シャフト8に固定さ
れたベベルピニオンギア19を介して作動用ジャッキ7
を駆動する第3のベベルピニオンギア20へと伝達し、
この駆動力は、ウォームギア13を介して作動用ジャッ
キ7へと伝達される。
【0030】また、上記駆動部18の駆動力は上記ベベ
ルピニオンギア19を介して幅方向シャフト8へと伝達
される。請求項10記載の発明にあっては、駆動部18
からピストン12へ至る駆動力の伝達系は一直線上に配
置されるものである。請求項11記載の発明にあって
は、第1ベベルピニオンギア15に伝達される駆動力は
長さ方向シャフト14へも伝達される。
【0031】請求項12記載の発明にあっては、上記各
プラットフォーム70は、夫々、梁22の全幅よりも大
きい長さ寸法に延設された幅方向シャフト8及び幅方向
シャフト8の先端部に設けられた接続手段を介して互い
に結合される。請求項13に記載された発明にあって
は、上記長さ方向に結合された一対のプラットフォーム
70,71は、作動用ジャッキ7,7が互いに、異なっ
た方向に向かって配設され、これらのプラットフォーム
70,71により床構造が形成される。
【0032】請求項14記載の発明にあっては、非平行
に接続された複数のプラットフォーム70,71は、伝
動部52により駆動力が伝達される。請求項15記載の
発明にあっては、一般水平上方面内に配置されると共に
それぞれに対応した平面の異なった角度を有する位置に
適合し得るように配設された上記複数のプラットフォー
ム55,56,57により床構造が形成される。
【0033】請求項16記載の発明にあっては、上記作
動用ジャッキ7は、最上方位置から下降する際には、復
帰手段に付勢力が蓄えられ、最下方位置から上昇する際
には復帰手段53により付勢力が付与されつつ上昇す
る。請求項17記載の発明にあっては、常時、梁22の
位置はモニターされる。請求項18記載の発明にあって
は、主支柱5及び側方支持材24,24は、作動用ジャ
ッキが収縮し、梁22が最下方位置に至った際には、梁
22内に格納される。
【0034】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基づき本発明
に係る床構造を詳細に説明する。本実施例に係る床構造
は、図3及び図4に示すように、床面を形成しうる梁2
2と、この梁22を上下動させうる作動用ジャッキ7
と、この作動用ジャッキ7を駆動させる駆動部18と、
駆動部18と作動用ジャッキ7との間に設けられ、駆動
部18に発生した駆動力を作動用ジャッキ7に伝達する
伝動部50と、適宜の高さ位置で上記梁22を支持しう
る支持手段60とを有し、下方格納位置と適宜の高さ位
置との間に、上記梁22により形成される水平面を維持
しつつ上下動し得るように形成された複数のプラットフ
ォーム70により構成されている。
【0035】そして、上記プラットフォーム70には、
上記伝動部50を介して配設され、当該プラットフォー
ム70と他のプラットフォーム71とを結合しうる結合
シャフト51が設けられ、この結合シャフト51は上記
駆動部18から作動用ジャッキ7へ供給される駆動力を
他のプラットフォーム71の作動用ジャッキ7へも伝達
しうるように構成されている。
【0036】上記支持手段60は、下端部が作動用ジャ
ッキ7に軸支されると共に上端部が上記梁22に軸支さ
れた主支柱5と、この主支柱5に軸支されている一対の
側方支持材24,24とを有し、それぞれの側方支持材
24,24は、下端部は基部26,26’において支持
面61上に回動可能に固定されると共に、上端部は梁2
2内にスライド可能に配設され、上記側方支持部材2
4,24は、折りたたまれ、主支柱5に略平行な水平位
置と、傾斜し、主支柱5と2つの平行な支柱とが変形し
たX字を形成する展開位置との間を、上記下端部を回動
中心として回動しうるように形成されている。
【0037】上記梁22は、下方に複数の側方支持材2
4,24の上端部を収容しうるように形成された一対の
レール部62が設けられている。本実施例にあっては、
上記主支柱5は上記梁22の長さ寸法と略同一に形成さ
れて各プラットフォーム70に関し単一に配設され、下
降時にはフレーム1内に 格納可能に形成されている。
【0038】上記梁22は、図1に示すように、内部に
フレーム1を有し、このフレーム1は、全体略矩形であ
って、上面部を形成する上面板2cと、側面部を形成す
る2枚の側板2a,2bとを有し、このフレーム1は作
動用ジャッキ7の枢軸の軸受部と主支柱5の軸受部とを
有しており、これら2つの軸の支持部は、上記梁22の
長さ方向端部に配設されている。
【0039】上記フレーム1の側板2a,2bは、主支
柱5、フレーム1及び作動用ジャッキ7により形成され
る変形可能な三角形の最大格納位置において、主支柱5
を上記フレーム1の側板2a,2bの間においてフレー
ム1内に格納させることができ、主支柱5と作動用ジャ
ッキ7は、フレーム1の側板2a,2bと同一平面上に
ある事実上の側面を持つ立体的空間内を移動するように
構成されている。
【0040】各々の側板2a,2bには、フレーム1上
にヒンジ4により回動可能に軸止された形で配置されて
いる主支柱5の基端部に設けられたヒンジ4を収容する
ブラケットとして機能する下端部3が下方に延設されて
いる。この主支柱5の自由端部には、床である支持面6
1上に載置された走行手段6が設けられている。
【0041】この主支柱5は、フレーム1に内装された
伝動部を構成する幅方向シャフト8を介してフレーム1
上に回動可能に配設されているジャッキ7の作動により
ヒンジ4を中心として回動するように形成されている。
2つの側方耳部9a及び9bを介して、ジャッキ7の頂
部の枢軸は、それ自体側板2a及び2bの中に配置され
た転がり軸受け10a、10bの中に装着された幅方向
シャフト8によって構成されている。
【0042】主支柱5の作動用ジャッキ7は、内部にピ
ストン12を収納する外方スリーブ11を有し、このピ
ストン12は、ピストン12の頭部に固定された袋ナッ
ト( 図示せず)を駆動するウォームギア13の作動によ
り、このスリーブ11の内側で伸縮自在に移動しうるよ
うに構成されている。上記ウォームギア13は以下に記
述する伝動部50により起動される。
【0043】伝動部50は、図7(a)及び図7(b)
に示すように、長さ方向シャフト14に連結された第1
のベベルピニオンギア15、上記長さ方向シャフト14
に直交して配置された幅方向シャフト8上に装着された
第2の中間ベベルピニオンギア19及び、可変軸を持つ
第3のベベルピニオンギア20を有し、横方向の第2の
中間ベベルピニオンギア19は他の2つのベベルピニオ
ンピニオンギア15,20に噛合し、作動用ジャッキ7
を駆動する第3のベベルピニオンギア20は、幅方向シ
ャフト8により直接的に、又は、長さ方向シャフト14
によって角度変化を伴う伝動部として機能する第2のピ
ニオンギア19を介して、駆動可能に形成され、伝動部
50は、潜在的な2つの直交する駆動軸と角度可変な被
駆動軸とを有している。
【0044】そして、上記ウォームギア13は、上記伝
動部50の第三ベベルピニオンギア20によって駆動さ
れ、本実施例にあっては、上記第一ベベルピニオンギア
15、第三ベベルピニオンギア20、ウォームギア13
及び駆動部18は、略同一の直線上に配置されている。
第一ベベルピニオンギア15は、側面方向に間隔を置い
て配置された長さ方向シャフト14に対して平行な二次
シャフト16に装着されており、長さ方向シャフト14
と二次シャフト16とはチェーン17により連結されて
いる。
【0045】図7(a)及び7(b)に図示された伝動
部50には、本実施例によれば、直交して配置され両方
とも駆動軸としての機能を果たすことのできる2本の駆
動軸としての結合シャフト51が設けられている。本実
施例にあっては、上記結合シャフト51は、上記梁22
の長さ方向に沿って配設された長さ方向シャフト14
と、上記梁22の幅方向に沿って配設された幅方向シャ
フト8からなる。
【0046】長さ方向シャフト14あるいは幅方向シャ
フト8のいずれか一方からジャッキ7へ至るまでの運動
の伝達を可能にする伝動部は、例えばチェーン17によ
って長さ方向シャフト14に動的に連結されている二次
シャフト16の先端に装着された第1の切頭円錐形ピニ
オンギア15により構成されている。図1及び図2の例
においては、二次シャフト16は駆動シャフトであっ
て、原動機18の駆動シャフトの先端に設けられてい
る。
【0047】この構造は、機械式システムがフレーム1
に内蔵された原動機18からなる独自の独立した機械手
段を備えているような特殊な態様のみに対応しており、
原動機18を装備していない場合には、上記ウォームギ
ア13は他のプラットフォームから伝達される駆動力に
より回転駆動される。図7(a)及び図7(b)による
と、切頭円錐形ピニオンギア15はシャフト8上に配置
された中間ピニオン19を駆動する。この中間ピニオン
19の一方は、ウォームギア13の先端に載置された第
3のピニオンギア20に噛合している。
【0048】したがって、駆動力は長さ方向シャフト1
4又は幅方向シャフト8のいずれからでも入力されるこ
とができ、あらゆる場合に切頭円錐形ピニオンギア20
への伝達が行われるものである。しかしながらさらに、
駆動入力の如何に係らず、本発明に基づく機械式システ
ムに内蔵された伝動部50は、潜在的に他の入力が行わ
れたあらゆる場合において、その時点で、確実に中間伝
達の役目を果たす。
【0049】シャフト8に駆動力(駆動部に連結されて
いるため)が伝達された場合、伝動部はウォームギア1
3に近接して設けられた大のベベルピニオンギア20に
対してのみならず、ピニオンギア15を介してシャフト
16に対しても運動の伝達を行い、このシャフト16は
長さ方向シャフト14に対しベルト又はチェーン17を
介してこの運動を伝達する。
【0050】また逆に、駆動部が長さ方向シャフト14
上に装着されている場合、逆の経路に従った伝達は必然
的に長さ方向シャフト8に伝達され、このシャフト14
はウォームギア13への運動の伝達を行うばかりでな
く、それ自体駆動され、長さ方向シャフト14に対し直
交する幅方向シャフト8に沿ってこの運動を再度伝達す
ることができる。
【0051】なお、二次シャフト16と長さ方向シャフ
ト14との間の伝動は、適宜の手段で行なえ、上記実施
例には限定されない。すなわち、図1ではチェーン又は
ベルトによる伝動を図示しているのに対して、伝動部の
垂直断面図を示す図7aは、一組の結合用ピニオン2
1、21′に沿っての二次シャフト16と長さ方向シャ
フト14の間の駆動力の伝達を行う場合を示している。
【0052】図1及び図2の機械システムにより構成さ
れている可動構成部は、本発明の実施態様によれば、図
3に示された支持構造としての梁22を構成しているよ
うなプラットフォームユニットに内蔵されているもので
ある。このモジュール支持ユニットは、支持フレーム
1、主支柱5及びジャッキ7を有する機械式システムを
備えている。
【0053】この機械式構成部上には、回動可能に接合
された主支柱5及びその移動用ジャッキ7のそれぞれの
移動面に対して平行な平面内に中央軸が配置されている
ケーソン梁22から成る長手方向梁により構成された補
強材が配置されている。本実施例においては、当該構成
部の均等性及び制御を完全なものとするため、主支柱5
は2本の側方支持材24、24′に連結されている。
【0054】ケーソン梁22は全体として「逆T字形」
の断面23を有し、その側翼23a及び23bは、梁の
内側に向う外部輪郭が「u字形」に形成された長さ方向
に延びる部材を形成し、側方支持材24、24′の上端
部に、それぞれ配置されたローラー25a及び25bを
ガイドするためのレール部62が設けられている。この
実施例においては、側方支持材24、24′の基部は床
上に配置された支持ブラケット上に26、26′により
回動可能に接合されており、その結果、全昇降段階にお
いて自らに平行なケーソン梁22の厳密であって、かつ
一定した位置設定が確保される。
【0055】このようにして、完全に均等でしかも動き
が自動的に同期化されているような包括的上部構造の実
現を可能にするために同一のモジュールに結合可能な反
復的なプラットフォームもしくはモジュールが提供され
るものである。各々のモジュールは、自らの中に、あら
ゆる位置におけるその安定性及び自律性を確保できるよ
うにする全ての手段を有している。 図4(a)及び4
(b)は、ジャッキ7の方へ動きの伝達を行う入力(長
手方向軸14又は横方向軸8のいずれか)の如何にかか
わらず、ジャッキ7が作動下での高さにおける各モジュ
ールの上下移動の可能性を、各モジュールの動力学と共
に概略的に示している。図7(a)及び7(b)に図示
した前述の伝動部50は、フレーム1、主支柱5及びジ
ャッキ7により形成された変形可能な三角形の、圧縮さ
れ格納された位置に対応する図4(a)に表された2つ
の極限の角度位置と、この変形可能な三角形の最大の展
開状態に相当する図4(b)に示された角度位置との間
で、ジャッキの角度位置とは無関係にジャッキを自ら起
動させるウォームギアに至るまで動きを規則的に伝達で
きるようにする、ということがわかる。
【0056】自ら支持するモジュールもしくはプラット
フォームの上昇に対応するこの最大伸張位置において、
ジャッキは、90度以上の角度を成す状態にとどまる。
実際、90度という角度値に対応する垂直位置に対して
1つの閉塞位置に行きつく危険性があるということがわ
かる。当該例においては、上昇の際のジャッキの動きは
突っ張りと拡張の動きの中で行われ、控え棒を形成する
主支柱5により行われる引張りは結局、従来のストッパ
手段により制限されうる最大伸張位置に達するまでフレ
ームと支柱とジャッキ(抵抗、引っ張り、押し、の3つ
の関係に相当する)とにより形成される変形可能な三角
形の変形を発生させることになる、ということがわか
る。
【0057】例えば、側方支持材24、24′及びその
ガイドローラー25a,25bは、このとき、長さ方向
材23a、23bで構成されたそのレール部62の内側
に配置されたストッパ上の支持位置にくることができ
る。本発明は、図5(a)及び5(b)に従うと、特に
図3に示されているように、それぞれモジュール要素を
形成する複数のプラットフォーム70を組み合わせるこ
とにより、可動プラットフォームがからなる床構造が提
供されるものである。
【0058】図5(a)には、中間モジュール31を介
して互いに長さ方向シャフト14を介して互いに接合さ
れたモジュール30、30′、30″が示されている。
中間モジュール31、31′は、特に、図1に示されて
いるような動的構成部の備わっていない単純なケーソン
梁22で構成されている。中間モジュール31′の各ケ
ーソン梁22はこうして、動的モジュール30、3
0′、30″のケーソン梁22に各端部で連結されてい
る。
【0059】しかしながら中間モジュール31、31′
は各々、動的モジュール31、31′、30″の構成に
属する長手方向シャフト14により連結されている。こ
のようにして、動的モジュール30、30′30″と中
間モジュール31、31′からなるプラットフォーム
が、その構成要素であるケーソン梁22の一体化により
モノブロック構成部を形成することがわかる。
【0060】加えて、このモノブロック構成部は動力学
的に均質であり、モジュール30、30′、30″内に
統合されている機械式システム32,32’,32”の
全てが全プラットフォーム上に平行な2本の直線として
走行する長さ方向シャフト14の要素によって互いに連
結されているかぎりにおいて、1つの包括的ユニットと
して作動する。
【0061】このような条件の下で、あるプラットフォ
ームからなる動的モジュール30における駆動部が作動
して長さ方向シャフト14に駆動力が入力された場合に
は、その駆動力は長さ方向シャフト14を介して他のモ
ジュール30’,30’’へ伝達され、機械式システム
32、32′、32″に属する夫々の作動用ジャッキ7
を自動的に駆動し、かくしてこれらのシステムは、自ら
に対し完全に平行を維持し、常に水平面と一致する全て
のプラットフォームの高さ方向における移動を行いなが
ら、完全に同期して作動する。
【0062】図6は、本発明のモジュールから作られた
単体プラットフォームの一実施態様を表している。図6
に示すように、それぞれ37及び38という2列に沿っ
て4つの動的モジュール33、34、35及び36が設
けられている。これらの列37及び38の各々には、中
立モジュール39及び40により連結されながらサンド
イッチ状に配置された2つの動的モジュールが見られ
る。
【0063】37及び38というそれぞれの列の各々に
おいて一方では34及び35というモジュール、他方で
は33及び36というモジュールが、中立モジュール3
9又は40に沿って設けられた長さ方向シャフト14に
よって互いに連結されて結合されている。そのため、各
々の列は、図5(a)又は図5(b)の例における場合
と同様に、同期して作動されることになる。
【0064】図6の例によれば、さらに、モジュールは
互いに並んで配置されているため、それぞれモジュール
33及び34に属する2本の幅方向シャフト8の間は結
合されているものである。このような条件の下で、2つ
のモジュール34及び33の幅方向シャフト8を連結す
る接続手段としてのリンク41は、構成部分の動力学的
結合を確実なものにしている。
【0065】また、6つのモジュールはこのような条件
の下で、1つの均質な構成部として作動することにな
り、常に対になった状態を維持する。このような状況
は、静的機械式結合無しでも、つまり2つの列37及び
38の互いの間の連動性が無くても発生しうる。2つの
列は互いに独立しているものであるが、何ら結合部材が
配設されていなくても完全に一体的な構成部として作動
しうるように完全に同期し、かつ平行な動きの中で作動
される。
【0066】図8(a)及び図8(b)は、プラットフ
ォーム部が、図3に示すケーソン梁22のような単体で
単一ブロックの上部構造を形成する構成部により形成さ
れていない場合を示し、特に図1に示されているような
形態の複数のモジュールにより制御及び作動されてい
る。即ち、図8(a)及び図8(b)に示された実施例
にあっては、上記長さ方向に結合された一対のプラット
フォーム70,71は、作動用ジャッキ7,7が互い
に、異なった方向に向かって配設されている。
【0067】また、本実施例に係るプラットフォーム7
0,71にあっては、前記各実施例とは異なり、ケーソ
ン梁22が設けられていない。そして、同一の床構造に
属する一対のプラットフォーム70,71の二つの作動
用ジャッキ7,7は、同じ方法で作動するように、夫々
のプラットフォーム70,71の、右側のウォームギア
13または、左側のウォームギア13に配設されてい
る。
【0068】そして、本実施例にあっては、床構造を形
成する複数のプラットフォーム70,71を連結する結
合シャフトとしての長さ方向シャフト14は、それぞれ
の端部において、角度を有する伝動部52を介して結合
されている。この伝動部52は、図9に示すように、長
さ方向シャフト14a,14bに設けられた二つのベベ
ルピニオンギア42a,42bによって構成される、少
なくとも一の機械的リンクにより接合されて非平行な形
で配設され、二つのベベルピニオンギア42a,42b
は、中間伝動ベベルピニオンギア42cによって動力学
的に接続されており、上記中間伝動ベベルピニオンギア
42cの軸は、取り付けられた二つのプラットフォーム
70,71に属する二つの長さ方向シャフト14a,1
4bにより形成される平面に対して直角であり、上記長
さ方向シャフト14a及び14bは、それぞれ、駆動軸
と被駆動軸として機能する。
【0069】この場合モジュールは、図8(a)の場合
のように例えば曲線形態といったプラットフォームの形
状に沿うように非平行な状態で配置されている。この場
合、上述のように、長さ方向シャフト14a,14b
は、図9に詳細が示されている角度を有する伝動部52
によって連結されている。図9は、本発明による2つの
モジュールからきた非平行に配置された長さ方向シャフ
ト14a及び14bのそれぞれの動きを伝達できるよう
にするユニバーサルジョイントシステムによる動力学的
結合を平面図により示している。
【0070】図9に示されている実施例において、軸1
4a及び14bはそれぞれ本発明を示すために、同一直
線上に配置されており、軸14a及び14bはそれぞれ
円弧A及びBに沿ってそれぞれ配置されている。それぞ
れの長さ方向シャフト14a及び14bの終端には、切
頭形ピニオンギア42a、42bが装着されており、こ
れらのピニオンギアは符号42cにより概略的に示され
ている中間ピニオンギアにより動力学的に互いに連結さ
れ、この中間ピニオンギア42cは2本の長手方向軸1
4b及び14aが同一水平面内に配置されているという
最も一般的な場合において、特に垂直軸となる。
【0071】本実施例によれば、構成部分が隣接するプ
ラットフォーム70,71に対して独立してはいるが、
図9に示された伝動部52により互いに連結されている
プラットフォーム70,71が提供され、その結果、2
つの隣接するプラットフォーム70,71は独立しては
いるが、一方では、動力学的に結合された状態を維持し
ながら、互いに対して可変的な角度に配置されることに
なる。そして、あるプラットフォーム(例えば70)の
上昇駆動動作は、すべて図9の角度を有する伝達部52
により隣接するプラットフォーム(例えば71)に伝達
される。
【0072】また、上記図8に示す実施例にあっては、
長さ方向シャフト14により複数のプラットフォームが
屈曲して結合された場合を例を説明したが、図10に示
すように、幅方向シャフト8のみにより、互いに屈曲し
た形態で結合することも可能である。図10に示すよう
に、これらのモジュール46、47、48は、各々、幅
方向シャフト8を有している。これらの幅方向シャフト
8は、図9に示され、前記されたように、角度を有する
伝動部52と同様の構成からなる伝動部53及び54に
より動力学的に連結された連結シャフト49、49′、
80、81、82によって結合されている。
【0073】従って、本実施例によれば、図10に示す
ように「三脚台」上に載置された円形テーブル45が提
供される。そして、それぞれのモジュール46、47、
48は、図1に示されている動力学的システムで構成さ
れ、夫々、幅方向シャフト8を介して結合されているた
め、その上昇下降動作においては、円形テーブル45の
完全に規則的な動きを確実に行い、この円形テーブル4
5は、上下動作中の全ての位置において厳密に水平な状
態を維持しうるものである。
【0074】図11は、本発明の更に他の実施例を示
し、様々な幾何形状を示す並置されたプラットフォーム
が提供される。本実施例にあっては、上記複数のプラッ
トフォーム55,56,57は、同期した作動の中で駆
動されると共に、一般水平上方面内に配置され、上記複
数のプラットフォーム55,56,57は、それぞれに
対応した平面の異なった角度を有する位置に適合し得る
ように配設されている。
【0075】複数のプラットフォーム55,56,57
は、昇降動作の中において、互いに二つのベベルピニオ
ンギアにより構成される機械的リンクにより接合され、
複数のプラットフォーム55,56,57に固定された
長さ方向シャフト14の端部と、これら二つのベベルピ
ニオンギアは、垂直軸の中間ベベルピニオンギアにより
動的に接合されている。
【0076】図11には、2つの曲線形プラットフォー
ム56,57で取り囲まれた中央テーブル55がを示さ
れている。このテーブル55には、上下互い違いに配置
された本発明に基づく2つの昇降機構が装備されてい
る。また、これらのモジュールは、その各々の長さ方向
シャフト14を結合する伝達シャフト58、58′を介
して両端部で互いに連結されている中間軸58、58′
とそれぞれの昇降機構の長さ方向シャフト14の間の伝
動は、上述の角度を有する伝達手段により行われる。
【0077】環の一部の形状から成る中間プラットフォ
ーム56は、本発明に係る2つの昇降機構を有し、これ
らの昇降機構は、上述の角度を有するユニバーサルジョ
イントからなる伝動部59により、互いに相対する長手
方向軸14の端部において連結されている。環の一部の
形状からなる外部プラットフォーム57においても同様
に、前述の角度を有する伝動部59を介してプラットフ
ォーム57を有している2つの対称な昇降機構に属する
長さ方向シャフト14の各々の頭部を接合している中間
シャフト63によって、互いに連結された2つの昇降機
構を有している。
【0078】本実施例によれば、駆動部18からの駆動
力の伝達は、シャフト14への接続により長さ方向に沿
って、或は幅方向シャフト8上への接続により幅方向に
沿って行われることができる。従って本実施例にあって
は、演劇又は芝居を目的とするホールの設備において、
例えば、オーケストラボックス等に適用でき、あるいは
作業の進展に適合した可変的な高さで異なる場所で連続
的に移動されなくてはならない産業プラント、展覧ホー
ルの作業用プラットフォームといった、面の三次元配列
に利用できる構造の機械化に対し適用できる。
【0079】また、その他の変形例として、図12
(a)及び図12(b)に示すように、作動用ジャッキ
7内に、プラットフォームが下降して再度上昇する際
に、作動用ジャッキ7の作動を助ける復帰手段を設けて
も良い。本実施例においては、上記作動用ジャッキ7
は、上記ピストン12の下端部により付勢力が付与され
る復帰手段53を有し、上記作動用ジャッキ7が収縮し
てプラットフォーム70が下降する場合には、上記ピス
トン12により復帰手段53に付勢力が蓄えられ、作動
用ジャッキ7が伸長してプラットフォーム70が上昇す
る際には蓄えられた付勢力がピストン12に作用するよ
うに構成されている。
【0080】即ち、図12に示すように、作動用ジャッ
キ7は、例えば、ガス圧縮チャンバといった機械的圧力
蓄積手段を有しており、付勢力の発生は、プラットフォ
ームが最下降位置に至る際に行われる。従って、本実施
例にあっては、作動用ジャッキ7が故障したような場合
に、プラットフォーム70を減速及び緩衝状態で降下さ
せ、あらゆる事故を避けることができるようにする安全
緩衝器の役割を果し、更に、下降時点で、次回の上昇時
に最初の立ち上がりを容易にする力をプラットフォーム
70に蓄積するものである。
【0081】かくして、復帰手段53内に蓄積された力
は、プラットフォーム及びその単数又は複数の動力学的
ユニットの重量を平衝化することができる。従って、単
数又は複数の原動機は、プラットフォームにより支持さ
れた上部構造の上昇のためにのみ作動する。また、その
他の変形例として、長さ方向のシャフト14又は幅方向
シャフト8には、構造部の即時の位置をモニターすると
共に、上記、駆動部18を作動させ、行程の始まりと終
わりを制御するための検知手段が設けられていても良
い。
【0082】即ち、少なくとも1本のシャフト、好まし
くは長さ方向シャフト14は、開始されたあらゆる移動
の終わりを遠隔制御又はプログラミングすることを可能
にする回転計の形状をした行程終了制御用の周知のシス
テムを有している。従って、行程の初めまたは終わりの
2つの接触器の間を移動でき、さらにはあらゆる瞬間に
構成部分の瞬間位置を制御し、与えられた命令に応じて
単数の原動機、または駆動手段を形成する複数の原動機
の、ONまたはOFFの切替のための信号を発生するこ
とのできるエンコーダに連動する、袋ナットの形状をし
たカーソルを、当該シャフトは、シャフトのネジ部上に
装着された形で有している。
【0083】なお、本発明の範囲は上記各実施例には限
定されない。
【0084】
【発明の効果】請求項1乃至5及び請求項12に記載さ
れた発明にあっては、複数のプラットフォームにより一
定の面積を有する床面又は大規模な観客席を形成する場
合に、複数のプラットフォームを互いに機械的に結合す
ることができるため、多数のプラットフォームを全て確
実に同期して上下動させ、確実に床面又は観客席等を形
成することが可能となる。
【0085】また、複数のプラットフォームを機械的に
結合するように構成され、従来のように、複数のプラッ
トフォームに設けられた各駆動部を同時に作動させ、電
気的な処理により各駆動部を同期させる必要がないた
め、従来のような大規模な電気的な制御手段、多数の配
線等を設ける必要がなく、設備全体の製作コストを大幅
に低減することができる。
【0086】更に、各プラットフォームを結合している
結合シャフトは、あるプラットフォームから他のプラッ
トフォームへ駆動力を伝達しうるように構成されている
ため、全てのプラットフォームに駆動部を設ける必要が
なく、設備全体の製作コストを低減することができる。
請求項6乃至8記載の発明にあっては、所定の長さ寸法
を有するプラットフォームの長さ方向及び幅方向に他の
プラットフォームを機械的に複数連設して所定 広さの床
面又は所定規模の観客席を形成することができる、とい
う効果を奏する。
【0087】請求項9記載の発明にあっては、プラット
フォームの上下動に必要な駆動力を他のプラットフォー
ムへ伝達供給することができる、という効果を奏する。
請求項10乃至11記載の発明にあっては、プラットフ
ォームに配設される駆動部及び作動系をプラットフォー
ム内においてコンパクトに効率良く配置することができ
る。
【0088】即ち、従来の床構造に使用されていたプラ
ットフォームにあっては、駆動部を構成するモータは作
動用ジャッキの外側方において、作動用ジャッキの軸線
とは異なった軸線上に配設され、駆動軸と作動用ジャッ
キとの間には複数のギアが設けられ、これらのギアを介
して駆動力を作動用ジャッキに伝達するように構成され
ていたため、駆動部及び伝達ギアが占める空間が大きか
った。
【0089】従って、プラットフォームを構成する梁内
にこのような駆動部を配設した場合には、梁内に、例え
ば観客用の椅子等の設備を行う妨げとなり、また、梁の
下方に配設した場合には、プラットフォームを下降させ
た場合に、駆動部が障害となり、ある程度の高さ位置に
までしか梁を下降させることができず、床面を形成する
場合に障害となっていた。
【0090】しかしながら、請求項10乃至11記載の
発明にあっては、駆動部から作動用ジャッキへかけての
駆動力伝達系を直線上に配設することができ、プラット
フォームを構成する梁内部にコンパクトに配設すること
ができるため、梁内部に椅子等の他の設備を行う際の妨
げともならず、また、梁内部に配設できるため、プラッ
トフォームを下降させた際の妨げとならず、より下方ま
で梁を下降させることが可能となった。
【0091】請求項13乃至15記載の発明にあって
は、複数のプラットフォームを、長さ 方向において非直
線上に連結させ、従来不可能であった曲線により形成さ
れる床面又は観客席を形成させることができる、という
効果を奏する。請求項16に記載された発明にあって
は、プラットフォームが最下方位置に至り、その後、上
昇する際の、いわゆる立ち上がり時に必要な、大きな駆
動力を低減させ、効率の良い駆動を行うことができる。
【0092】請求項17に記載された発明にあっては、
プラットフォームの位置を自動的に検知するこができ
る。請求項18に記載された発明にあっては、各プラッ
トフォームには梁の長さ寸法と略同一に形成された単一
の作動用ジャッキ及び支持手段が配設される。その結
果、従来の床構造に使用されたプラットフォームにおけ
るように、左右対称に形成された作動用ジャッキ及び支
持手段の場合よりも、作動用ジャッキ及び支持手段より
も長く形成することができ、より大きな高低差を以て上
下動しうる床構造を提供される。
【0093】従って、多目的ホール等において観客席を
形成する場合においても、高低差のある観客席を形成す
ることができ、設備の適用範囲を拡大することができ
る、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】基準支持面との関係におけるプラットフォーム
の移動のために用いられる機械化された機械式システム
を示し、この伝動部は格納状態で示されている。
【図2】基準支持面との関係におけるプラットフォーム
の移動のために用いられる機械化された機械式システム
を示し、この伝動部は伸張状態で示されている。
【図3】図1及び図2の機械式システムを内蔵し、そし
て、可動プラットフォームを形成するために配設された
モジュールシステムで形成された支持構造の斜視図であ
る。
【図4】それぞれ図4(a)では格納位置、図4(b)
では上昇又は伸張位置にある側面図で表された図3のモ
ジュール式ユニットを構成する支持構造である。
【図5】図5(a)は、図3及び4のモジュール式構成
部分により作成され、平行に組み立てられたプラットフ
ォームの概略的側面図であり、図5(b)は、図5
(a)のプラットフォームの平面図を表す。
【図6】図6は、平行な第1及び第2の列に沿って一方
で組み立てられて複数のモジュールまたはでプラットフ
ォームをプラットフォームが有する実施態様であって、
2本の列は、移動において均質な1つの構成部分を形成
するため互いに隣接する形で配置され、互いに動力学的
に連結されている状態を示す。
【図7】図7(a)は、機械式システムにおいて用いら
れる伝動部の断面図であり、図7(b)は、同一の伝動
部の平面図である。
【図8】図8(a)は、本発明に基づくモジュールから
作られ、平行ではない形で突き合わせ接合されたプラッ
トフォーム部の平面図であり、図8(b)は、プラット
フォームが降下した位置にある状態で、図8(a)に示
すプラットフォーム部の概略的側面図を示している。
【図9】平行ではない形で組み立てられた2つのモジュ
ールまたはプラットフォームに不可欠な長さ方向シャフ
トの間の角度を有する伝達を可能とするユニバーサルジ
ョイントを示す図である。
【図10】本発明の機械式システム上に装着された、円
形の単体プラットフォーム部の一実施例を表している。
【図11】同心的であって、かつ独立して配置された、
湾曲した複数のプラットフォームと1つの中央プラット
フォームを有する構成部分を示し、このプラットフォー
ムにより形成された構成部分には本発明に基づく機械式
システムが配設されている状態を示す図である。
【図12】図12(a),(b)は、作動用ジャッキに
リターンスプリングを内蔵する一変形実施態様を示す図
である。
【符号の説明】
1 フレーム 2a 側板 2b 側板 3 フランジ 4 ヒンジ 5 主支柱 7 作動用ジャッキ 8 幅方向シャフト 11 スリーブ 12 ピストン 13 ウォームギア 14 長さ方向シャフト 15 第1のピニオンギア 16 二次シャフト 17 チェーン 18 原動機(駆動部) 19 第2のピニオンギア 20 第3のピニオンギア 22 ケーソン梁 23a ガイドレール 23b ガイドレール 24 側方支持材 24′ 側方支持材 25a ローラ 25b ローラ 42a ベベルピニオンギア 42b ベベルピニオンギア 42c ベベルピニオンギア 45 円形テーブル 46 モジュール 47 モジュール 48 モジュール 49 連結シャフト50 伝動部 51 結合シャフト 52 伝動部 53 復帰手段 55 プラットフォーム 56 プラットフォーム 57 プラットフォーム 58 伝達シャフト 59 伝動部 60 支持手段 61 支持面 62 レール部 63 中間シャフト 70 プラットフォーム 71 プラットフォーム 72 プラットフォーム 80 連結シャフト 81 連結シャフト 82 連結シャフト

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面を形成しうる梁と、この梁を上下動
    させうる作動用ジャッキと、この作動用ジャッキを駆動
    させる駆動部と、駆動部と作動用ジャッキとの間に設け
    られ、駆動部に発生した駆動力を作動用ジャッキに伝達
    する伝動部と、適宜の高さ位置で上記梁を支持しうる支
    持手段とを有し、下方格納位置と適宜の高さ位置との間
    に、上記梁により形成される水平面を維持しつつ上下動
    し得るように形成された複数のプラットフォームにより
    構成される床構造において、 上記プラットフォームには、上記伝動部を介して配設さ
    れ、当該プラットフォームと他のプラットフォームとを
    結合しうる結合シャフトが設けられ、 この結合シャフトは上記駆動部から作動用ジャッキへ供
    給される駆動力を他のプラットフォームの作動用ジャッ
    キへも伝達しうるように構成されていることを特徴とす
    る床構造。
  2. 【請求項2】 上記支持手段は、下端部が作動用ジャッ
    キに軸支されると共に上端部が梁に軸支された主支柱
    と、中間部において主支柱に軸支された一対の側方支持
    材とを有し、 それぞれの側方支持材は、下端部は支持面上に回動可能
    に固定されると共に、上端部は梁内にスライド可能に配
    設され、 上記側方支柱は、折りたたまれ、主支柱に略平行な水平
    位置と、傾斜し、主支柱と2つの平行な支柱とが変形し
    たX字を形成する展開位置との間を、上記下端部を回動
    中心として回動しうるように形成されていることを特徴
    とする請求項1記載の床構造。
  3. 【請求項3】 上記梁は、下方に複数の側方支持材の上
    端部を収容しうるように形成されたレール部を形成する
    長さ方向部材を有することを特徴とする請求項1記載の
    床構造。
  4. 【請求項4】 上記梁はフレームを有し、このフレーム
    は全体略矩形であって、フレームの中実又はくり抜きの
    側面部を形成する2枚の側板を有し、このフレームは一
    方では作動用ジャッキの枢軸の軸受部を有し、他方では
    支柱の枢軸の 軸受部を有しており、これら2つの軸の支
    持部は、上記梁の長さ方向端部に配設されていることを
    特徴とする請求項1記載の床構造。
  5. 【請求項5】 上記フレームの側板は、支柱、フレーム
    及びジャッキにより形成される変形可能な三角形の最大
    格納位置において、支柱を上記フレームの側板の間であ
    ってフレーム内に位置させることができ、支柱とジャッ
    キは、フレームの側面部を形成する二つの側板と同一平
    面上にある事実上の側面を持つ立体的空間内を移動しう
    ることを特徴とする請求項1記載の床構造。
  6. 【請求項6】 上記結合シャフトは、上記梁の長さ方向
    に沿って配設された長さ方向シャフトからなることを特
    徴とする請求項1記載の床構造。
  7. 【請求項7】 上記結合シャフトは、上記梁の幅方向に
    沿って配設された幅方向シャフトからなることを特徴と
    する請求項1記載の床構造。
  8. 【請求項8】 上記結合シャフトは、上記梁の長さ方向
    に沿って配設された長さ方向シャフト及び上記梁の幅方
    向に沿って配設された幅方向シャフトからなることを特
    徴とする請求項1記載の床構造。
  9. 【請求項9】 伝動部は、作動用ジャッキの動きを制御
    するピニオンギアの軸支された移動を可能にするように
    配設されており、この伝動部は長さ方向シャフトに連結
    された第1のベベルピニオンギア、上記長さ方向シャフ
    トに直交して配置された幅方向シャフト上に装着された
    第2の中間ベベルピニオンギア及び、可変軸を持つ第3
    のベベルピニオンギアを有し、 横方向の第2の中間ベベルピニオンギアは他の2つのベ
    ベルピニオンギアに噛合し、作動用ジャッキを駆動する
    第3のベベルピニオンギアは、幅方向シャフトにより直
    接的に、又は、長さ方向シャフトによって角度変化を伴
    う伝動部として機能する第2のベベルピニオンギアを介
    して駆動しうるように形成され、 伝動部は、潜在的な2つの直交する駆動軸と角度可変な
    被駆動軸とを有していることを特徴とする請求項1記載
    の床構造。
  10. 【請求項10】 上記作動用ジャッキは、フレーム上に
    回動可能に装着された伸縮自在なスリーブにより形成さ
    れ、該スリーブ内には、移動可能なピストンと、このピ
    ストンに固定された袋ナット及びウォームギアとを有
    し、このウォームギアは、上記伝動部の第三ベベルピニ
    オンギアによって駆動され、 この上記第一ベベルピニオンギア、第三ベベルピニオン
    ギア、ウォームギア及び上記駆動部は、略同一の直線上
    に配置されていることを特徴とする請求項1又は9記載
    の床構造。
  11. 【請求項11】 第1のベベルピニオンギアは、側面方
    向に間隔を置いて配置された長さ方向シャフトに対して
    平行な二次シャフトに装着されており、長さ方向シャフ
    トと二次シャフトは機械的に連結されていることを特徴
    とする請求項9又は10記載の床構造。
  12. 【請求項12】 上記各プラットフォームに設けられ長
    さ方向シャフト及び幅方向シャフトは、隣接するプラッ
    トフォームのシャフトに接属されうるように形成された
    接続手段を有し、上記長さ方向シャフトにより梁の長さ
    方向に沿って複数のプラットフォームを連結し、上記横
    方向シャフトにより梁の幅方向に沿って複数のプラット
    フォームを連結することにより展開する床面を形成する
    ことができるように形成されていることを特徴とする請
    求項8記載の床構造。
  13. 【請求項13】 上記長さ方向に結合された一対のプラ
    ットフォームは、作動用ジャッキが互いに、異なった方
    向に向かって配設されており、同一の床構造に属する一
    対のプラットフォームの二つのジャッキは、同じ方法で
    作動するように、右側のウォームギアまたは、左側のウ
    ォームギアに配設されていることを特徴とする請求項1
    記載の床構造。
  14. 【請求項14】 上記複数のプラットフォームは、非平
    行な形で取り付けられ、床構造を形成する複数のプラッ
    トフォームの内の一つに固定されたシャフトのそれぞれ
    の端部において、角度を有する伝動部を形成すると共
    に、二つのベベルピニオンギアによって構成される、少
    なくとも一の機械的リンクにより接合されて非平行な形
    で配設され、 二つのベベルピニオンギアは、中間伝動ベベルピニオン
    ギアによって動力学的に接続されており、上記中間伝動
    ベベルピニオンギアの軸は、取り付けられた二つのプラ
    ットフォームに属する二つの長さ方向軸により形成され
    る平面に対して直角であり、上記長さ方向シャフトは、
    それぞれ、駆動軸と被駆動軸であることを特徴とする請
    求項13記載の床構造。
  15. 【請求項15】 上記複数のプラットフォームは、同期
    した作動の中で駆動されると共に、一般水平上方面内に
    配置され、上記複数のプラットフォームは、それぞれに
    対応した平面の異なった角度を有する位置に適合し得る
    ように配設され、そして、複数のプラットフォームは、
    昇降動作の中において、互いに二つのベベルピニオンギ
    アにより構成される機械的リンクにより接合され、複数
    のプラットフォームの内の一つに固定された長さ方向の
    シャフトまたは横方向のシャフトのそれぞれの端部と、
    これら二つのピニオンギアは、垂直軸の中間ベベルピニ
    オンギアにより動的に接合されていることを特徴とする
    請求項14記載の床構造。
  16. 【請求項16】 上記ジャッキは、上記ピストンの下端
    部により付勢力が付与される復帰手段を有し、上記ジャ
    ッキが収縮してプラットフォームが下降する場合には、
    上記ピストンにより復帰手段に付勢力が蓄えられ、ジャ
    ッキが伸長してプラットフォームが上昇する際には付勢
    力がピストンに作用するように構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の床構造。
  17. 【請求項17】 少なくとも一本の、特に長さ方向のシ
    ャフトは、構造部の即時の位置をモニターすると共に、
    上記、駆動手段にスイッチを入れることにより、行程の
    始まりと終わりを制御するために、ネジ部に回転計、エ
    ンコーダもしくはカーソルのような手段を有することを
    特徴とする請求項1記載の床構造。
  18. 【請求項18】 上記主支柱及び側方支持部材は、上記
    梁の長さ寸法と略同一に形成されて各プラットフォーム
    に関し単一に配設され、梁内に格納可能に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の床構造。
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