JP2556657B2 - 空気清浄器 - Google Patents
空気清浄器Info
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- JP2556657B2 JP2556657B2 JP5302440A JP30244093A JP2556657B2 JP 2556657 B2 JP2556657 B2 JP 2556657B2 JP 5302440 A JP5302440 A JP 5302440A JP 30244093 A JP30244093 A JP 30244093A JP 2556657 B2 JP2556657 B2 JP 2556657B2
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- JP
- Japan
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- filter element
- opening
- cap plate
- mounting block
- air
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-
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
- Y02A50/2351—Atmospheric particulate matter [PM], e.g. carbon smoke microparticles, smog, aerosol particles, dust
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吸気抵抗を変更可能にし
た空気清浄器に関するもので、たとえば内燃機関のキャ
ブレター用エアクリーナに利用することができるほか、
気体から粉塵その他の異物を除去するための種々の濾過
手段に利用することができる。
た空気清浄器に関するもので、たとえば内燃機関のキャ
ブレター用エアクリーナに利用することができるほか、
気体から粉塵その他の異物を除去するための種々の濾過
手段に利用することができる。
【0002】
【従来の技術】図4を参照して内燃機関用キャブレター
に装着されるエアクリーナの従来例を説明する。自動車
や自動二輪車等のエンジンには、所定の濃度に調節され
たガソリンとエアーの混合気を燃焼室内に導びくための
キャブレター(1)が設けられている。キャブレター
(1)内に外部のエアーを直接吸入すると、エアー中に
混在している微細なダストが気化されたガソリンと一緒
になってエンジンの燃焼室内に流入し、異常燃焼等の障
害を引き起こす。
に装着されるエアクリーナの従来例を説明する。自動車
や自動二輪車等のエンジンには、所定の濃度に調節され
たガソリンとエアーの混合気を燃焼室内に導びくための
キャブレター(1)が設けられている。キャブレター
(1)内に外部のエアーを直接吸入すると、エアー中に
混在している微細なダストが気化されたガソリンと一緒
になってエンジンの燃焼室内に流入し、異常燃焼等の障
害を引き起こす。
【0003】このような不都合を防止するため、キャブ
レター(1)の吸気口(1A)には、エアー浄化用のエ
アクリーナ(3)が装着されている。
レター(1)の吸気口(1A)には、エアー浄化用のエ
アクリーナ(3)が装着されている。
【0004】エアクリーナ(3)は、吸気口(1A)の
上端にねじ込みあるいはねじ止め等の適当な固着手段を
利用して装着されているが、従来のエアクリーナ(3)
においては、図4に拡大図示するように外側多孔プレー
ト(4)と内側多孔プレート(5)の間に、多孔質の紙
や不織布、あるいは連続気泡を有する樹脂発泡体等から
なるエアー透過性のフィルターエレメント(2)を介在
させることによって、エアーの瀘過構体を形成してい
る。
上端にねじ込みあるいはねじ止め等の適当な固着手段を
利用して装着されているが、従来のエアクリーナ(3)
においては、図4に拡大図示するように外側多孔プレー
ト(4)と内側多孔プレート(5)の間に、多孔質の紙
や不織布、あるいは連続気泡を有する樹脂発泡体等から
なるエアー透過性のフィルターエレメント(2)を介在
させることによって、エアーの瀘過構体を形成してい
る。
【0005】なお、図4において、参照番号(6)は、
外側多孔プレート(4)、内側多孔プレート(5)およ
びフィルターエレメント(2)から構成されたエアクリ
ーナ本体(3A)をキャブレター(1)の吸気口(1
A)に接合固定するためのベース構体を示し、参照番号
(7)は、エアクリーナ本体(3A)の上端開口部に閉
塞部材として装着されたキャッププレートを示す。
外側多孔プレート(4)、内側多孔プレート(5)およ
びフィルターエレメント(2)から構成されたエアクリ
ーナ本体(3A)をキャブレター(1)の吸気口(1
A)に接合固定するためのベース構体を示し、参照番号
(7)は、エアクリーナ本体(3A)の上端開口部に閉
塞部材として装着されたキャッププレートを示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】キャブレター(1)の
吸気効率は、ガソリンとエアーの混合気の燃焼条件に合
わせて、最適なエンジン出力が得られるように設定され
ている。
吸気効率は、ガソリンとエアーの混合気の燃焼条件に合
わせて、最適なエンジン出力が得られるように設定され
ている。
【0007】エアクリーナ(3)のエアー瀘過能力は上
記キャブレター(1)の吸気効率が適合するように設定
されているが、従来型のエアクリーナ(3)では、エア
クリーナ(3A)が外側多孔プレート(4)、フィルタ
ーエレメント(2)および内側多孔プレート(5)の重
ね合わせ構体から形成されているため、フィルターとし
て機能する面積が一定で、装着後、吸気抵抗を変更する
ことは実質上不可能である。
記キャブレター(1)の吸気効率が適合するように設定
されているが、従来型のエアクリーナ(3)では、エア
クリーナ(3A)が外側多孔プレート(4)、フィルタ
ーエレメント(2)および内側多孔プレート(5)の重
ね合わせ構体から形成されているため、フィルターとし
て機能する面積が一定で、装着後、吸気抵抗を変更する
ことは実質上不可能である。
【0008】ところが、実際の運転状態を考えると、例
えば市街地の走行時と高速道路の走行時とでエンジンの
出力特性を変更したい場合がある。このようなとき、従
来のエアクリーナ(3)では、吸気抵抗が一定であるた
め、エンジンの出力特性に合わせてキャブレター(1)
の吸気効率を調節することは不可能となる。
えば市街地の走行時と高速道路の走行時とでエンジンの
出力特性を変更したい場合がある。このようなとき、従
来のエアクリーナ(3)では、吸気抵抗が一定であるた
め、エンジンの出力特性に合わせてキャブレター(1)
の吸気効率を調節することは不可能となる。
【0009】
【課題を解決するための手段】 本発明の空気清浄器
は、キャブレター等の対象機器に取り付けるための取付
けブロックとキャッププレートとの間に所定数のフィル
ターエレメントを着脱自在に介在させてなり、フィルタ
エレメントの数を変更することによって吸気抵抗を調節
するようにしたものである。
は、キャブレター等の対象機器に取り付けるための取付
けブロックとキャッププレートとの間に所定数のフィル
ターエレメントを着脱自在に介在させてなり、フィルタ
エレメントの数を変更することによって吸気抵抗を調節
するようにしたものである。
【0010】 取付けブロックに内部を貫通する開口を
設け、この開口の一端側をキャブレター等の対象機器に
接続するための取付け穴とする。フィルターエレメント
は、中央部に取付けブロックの開口と連通する開口を有
する環状体で、環状部分に貫通孔を有し、この貫通孔を
貫通して延在するボルトによって取付けブロックとキャ
ッププレートとの間に固定される。
設け、この開口の一端側をキャブレター等の対象機器に
接続するための取付け穴とする。フィルターエレメント
は、中央部に取付けブロックの開口と連通する開口を有
する環状体で、環状部分に貫通孔を有し、この貫通孔を
貫通して延在するボルトによって取付けブロックとキャ
ッププレートとの間に固定される。
【0011】隣接するフイルターエレメントの間に仕切
りプレートを介在させるとともに、各フイルターエレメ
ントの貫通孔内に円筒状のスペーサを挿入し、このスペ
ーサを貫通して延在するボルトによって、仕切りプレー
トを介して、フイルターエレメントが取付けブロックと
キャッププレートとの間に固定されるようにすることも
できる。
りプレートを介在させるとともに、各フイルターエレメ
ントの貫通孔内に円筒状のスペーサを挿入し、このスペ
ーサを貫通して延在するボルトによって、仕切りプレー
トを介して、フイルターエレメントが取付けブロックと
キャッププレートとの間に固定されるようにすることも
できる。
【0012】キャッププレートの中央部に開口を設け、
この開口をキャッププレートに隣接するフイルターエレ
メントで閉塞するようにしてもよい。
この開口をキャッププレートに隣接するフイルターエレ
メントで閉塞するようにしてもよい。
【0013】
【作用】この発明の空気清浄器では、空気が環状のフィ
ルターエレメントの外周面から内周面に向かって貫流す
る。このフィルターエレメントは着脱自在であり、フィ
ルターエレメントの数を変更することによってフィルタ
ーエレメントの表面積が変化し、その結果、空気清浄器
全体としての吸気抵抗が変化する。
ルターエレメントの外周面から内周面に向かって貫流す
る。このフィルターエレメントは着脱自在であり、フィ
ルターエレメントの数を変更することによってフィルタ
ーエレメントの表面積が変化し、その結果、空気清浄器
全体としての吸気抵抗が変化する。
【0014】取付けブロックの開口の一端側はたとえば
キャブレターの吸気口に接続する。そして、取付けブロ
ックの開口とフイルターエレメントの開口が整列して、
キャブレターの吸気口に連通する一連のエアー通路を構
成する。
キャブレターの吸気口に接続する。そして、取付けブロ
ックの開口とフイルターエレメントの開口が整列して、
キャブレターの吸気口に連通する一連のエアー通路を構
成する。
【0015】隣接するフイルターエレメントの間に仕切
りプレートを介在させるとともに、各フイルターエレメ
ントの貫通孔内に円筒状のスペーサを挿入し、このスペ
ーサを貫通して延在するボルトによって、仕切りプレー
トを介して、フイルターエレメントが取付けブロックと
キャッププレートとの間に固定されるようにすれば、フ
イルターエレメントが必要以上に圧縮されて吸気抵抗が
低下する、といった不具合が解消する。
りプレートを介在させるとともに、各フイルターエレメ
ントの貫通孔内に円筒状のスペーサを挿入し、このスペ
ーサを貫通して延在するボルトによって、仕切りプレー
トを介して、フイルターエレメントが取付けブロックと
キャッププレートとの間に固定されるようにすれば、フ
イルターエレメントが必要以上に圧縮されて吸気抵抗が
低下する、といった不具合が解消する。
【0016】キャッププレートの中央部に開口を設けて
この開口をキャッププレートに隣接するフイルターエレ
メントで閉塞すれば、この部分もフイルター機能を発揮
するようになる。
この開口をキャッププレートに隣接するフイルターエレ
メントで閉塞すれば、この部分もフイルター機能を発揮
するようになる。
【0017】
【実施例】以下、図1乃至図3を参照し、自動二輪車の
エンジンのキャブレター(1)に取り付けられる空気清
浄器(10)の場合を例にとって説明する。
エンジンのキャブレター(1)に取り付けられる空気清
浄器(10)の場合を例にとって説明する。
【0018】図1および図2は本発明の第1の実施例を
示すものであって、空気清浄器(10)は、キャブレター
(1)に取り付けるための取付けブロック(15)と、キ
ャッププレート(21)との間に、所定数(図示例では3
枚)のフイルターエレメント(12)を着脱自在に挟み込
んで構成してある。
示すものであって、空気清浄器(10)は、キャブレター
(1)に取り付けるための取付けブロック(15)と、キ
ャッププレート(21)との間に、所定数(図示例では3
枚)のフイルターエレメント(12)を着脱自在に挟み込
んで構成してある。
【0019】取付けブロック(15)はボス部(15a)と
フランジ部(15b)とからなり、内部を軸方向に貫通す
る開口(11)が形成されており、その一端がキャブレタ
ー(1)への取付け穴となっている。フランジ部(15
b)には円周方向に等間隔で、図示例では3箇所(図
2)、ねじ孔(15c)が形成されている。なお、フラン
ジ部の(15b)の外周面には軽量化のための環状凹所が
設けてある。
フランジ部(15b)とからなり、内部を軸方向に貫通す
る開口(11)が形成されており、その一端がキャブレタ
ー(1)への取付け穴となっている。フランジ部(15
b)には円周方向に等間隔で、図示例では3箇所(図
2)、ねじ孔(15c)が形成されている。なお、フラン
ジ部の(15b)の外周面には軽量化のための環状凹所が
設けてある。
【0020】キャッププレート(21)は円板状で、取付
けブロック(15)のフランジ部(15b)のねじ孔(15
c)と同じ円周方向間隔でボルト孔(21a)が形成され
ている。
けブロック(15)のフランジ部(15b)のねじ孔(15
c)と同じ円周方向間隔でボルト孔(21a)が形成され
ている。
【0021】フイルターエレメント(12)は、図2に示
されるように、中央部に開口(18)を有する環状体で、
エアー透過性のある多孔性物質で形成されている。フイ
ルターエレメント(12)の環状部分には、取付けブロッ
ク(15)のねじ孔(15c)と同じ円周方向間隔で貫通孔
(12a)が形成されている。
されるように、中央部に開口(18)を有する環状体で、
エアー透過性のある多孔性物質で形成されている。フイ
ルターエレメント(12)の環状部分には、取付けブロッ
ク(15)のねじ孔(15c)と同じ円周方向間隔で貫通孔
(12a)が形成されている。
【0022】取付けブロック(15)とキャッププレート
(21)の間に所定枚数のフィルターエレメント(12)を
挟み込み、キャッププレート(21)のボルト孔(21a)
から挿入したボルト(19)のねじ部を、フイルターエレ
メント(12)の貫通孔(12a)を貫通させて取付けブロ
ック(15)のねじ孔(15c)にねじ込むことによって、
空気清浄器(10)が組み立られる。
(21)の間に所定枚数のフィルターエレメント(12)を
挟み込み、キャッププレート(21)のボルト孔(21a)
から挿入したボルト(19)のねじ部を、フイルターエレ
メント(12)の貫通孔(12a)を貫通させて取付けブロ
ック(15)のねじ孔(15c)にねじ込むことによって、
空気清浄器(10)が組み立られる。
【0023】このようにして組み立られた空気清浄器
(10)においては、フイルターエレメント(12)の開口
(18)が整列し、取付けブロック(15)の開口(11)と
連通して一連のエアー通路を構成する。そして、エアー
は空気清浄器(10)の外側から多孔質のフィルターエレ
メント(12)を貫流して流入し、上記エアー通路を通っ
て吸気口(1A)からキャブレター(1)内に吸引され
る。したがって、吸気流量を一定とすれば、フィルター
エレメント(12)の積層枚数を変更することによって空
気清浄器(10)の吸気抵抗が変化することとなる。
(10)においては、フイルターエレメント(12)の開口
(18)が整列し、取付けブロック(15)の開口(11)と
連通して一連のエアー通路を構成する。そして、エアー
は空気清浄器(10)の外側から多孔質のフィルターエレ
メント(12)を貫流して流入し、上記エアー通路を通っ
て吸気口(1A)からキャブレター(1)内に吸引され
る。したがって、吸気流量を一定とすれば、フィルター
エレメント(12)の積層枚数を変更することによって空
気清浄器(10)の吸気抵抗が変化することとなる。
【0024】図示する実施例では、さらに、フイルター
エレメント(12)の貫通孔(12a)に円筒形のスペーサ
(17)が挿入され、かつ、隣接するフイルターエレメン
ト(12)の間に仕切りプレート(13)が介在している。
言い換えるならば、取付けブロック(15)とキャッププ
レート(21)との間に、交互配置状態で所定枚数のフィ
ルターエレメント(12)と仕切りプレート(13)を積層
することによって空気清浄器(10)の本体部分が構成さ
れている。そして、フィルターエレメント(12)および
仕切りプレート(13)の積層枚数を変更することによっ
て、空気清浄器(10)にキャブレター(1)の吸気効率
に適合した吸気抵抗を与えることができる。
エレメント(12)の貫通孔(12a)に円筒形のスペーサ
(17)が挿入され、かつ、隣接するフイルターエレメン
ト(12)の間に仕切りプレート(13)が介在している。
言い換えるならば、取付けブロック(15)とキャッププ
レート(21)との間に、交互配置状態で所定枚数のフィ
ルターエレメント(12)と仕切りプレート(13)を積層
することによって空気清浄器(10)の本体部分が構成さ
れている。そして、フィルターエレメント(12)および
仕切りプレート(13)の積層枚数を変更することによっ
て、空気清浄器(10)にキャブレター(1)の吸気効率
に適合した吸気抵抗を与えることができる。
【0025】スペーサ(17)は、仕切りプレート(13)
の相互間、仕切りプレート(13)と取付けブロック(1
5)との間および仕切りプレート(13)とキャッププレ
ート(21)との間に位置し、ボルト(19)を締め付けた
ときにフイルターエレメント(12)が必要以上に圧縮さ
れるのを防止する。このスペーサ(17)は、たとえば小
径パイプを所定の長さに切断することによって得られる
が、その長さは、ボルト(19)を締め付けたとき、フィ
ルターエレメント(12)に所定の締付け圧力が負荷され
るように調節する。
の相互間、仕切りプレート(13)と取付けブロック(1
5)との間および仕切りプレート(13)とキャッププレ
ート(21)との間に位置し、ボルト(19)を締め付けた
ときにフイルターエレメント(12)が必要以上に圧縮さ
れるのを防止する。このスペーサ(17)は、たとえば小
径パイプを所定の長さに切断することによって得られる
が、その長さは、ボルト(19)を締め付けたとき、フィ
ルターエレメント(12)に所定の締付け圧力が負荷され
るように調節する。
【0026】仕切りプレート(13)は、中央部にフイル
ターエレメント(12)の開口(18)とほぼ同径の開口
(16)を持った環状体で、環状部分にフイルターエレメ
ント(12)の貫通孔(12a)と同じ間隔で貫通孔(13
a)が形成されている。
ターエレメント(12)の開口(18)とほぼ同径の開口
(16)を持った環状体で、環状部分にフイルターエレメ
ント(12)の貫通孔(12a)と同じ間隔で貫通孔(13
a)が形成されている。
【0027】なお、仕切りプレート(13)にフイルター
エレメント(12)を、あるいはさらにスペーサ(17)を
も、接着その他の適当な手段により固着しておけば、こ
れらの部品のユニットハンドリングが可能となるので、
分解・組立の作業が容易となるという利点がある。
エレメント(12)を、あるいはさらにスペーサ(17)を
も、接着その他の適当な手段により固着しておけば、こ
れらの部品のユニットハンドリングが可能となるので、
分解・組立の作業が容易となるという利点がある。
【0028】また、仕切りプレート(13)とスペーサ
(17)を使用する場合、一般的ではないが、一部または
全部のフイルターエレメント(12)を取り除いた状態で
使用することも可能となる。
(17)を使用する場合、一般的ではないが、一部または
全部のフイルターエレメント(12)を取り除いた状態で
使用することも可能となる。
【0029】図3に示す実施例は、キャッププレート
(21)に開口(21b)を設けるとともに、このキャップ
プレート(21)に隣接するフイルターエレメントとし
て、開口(18)(図1、図2)のない円板状のフイルタ
ーエレメント(12’)を使用したものである。この実施
例は、キャッププレート(21)の開口(21b)からも吸
気作用が行なわれることから、吸気抵抗をより少なくし
たい場合などに有利な態様である。また、空気清浄器
(10)を使用する環境により、空気清浄器(10)の外径
側に他の部品や機器等が近接するなどして外径側からの
吸気作用が十分期待できないような場合にも有効であ
る。
(21)に開口(21b)を設けるとともに、このキャップ
プレート(21)に隣接するフイルターエレメントとし
て、開口(18)(図1、図2)のない円板状のフイルタ
ーエレメント(12’)を使用したものである。この実施
例は、キャッププレート(21)の開口(21b)からも吸
気作用が行なわれることから、吸気抵抗をより少なくし
たい場合などに有利な態様である。また、空気清浄器
(10)を使用する環境により、空気清浄器(10)の外径
側に他の部品や機器等が近接するなどして外径側からの
吸気作用が十分期待できないような場合にも有効であ
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明によれば、取付けブロック(15)とキャップ
プレート(21)の間に配設されるフィルターエレメント
(12)の枚数を変更することによって、吸気抵抗を調節
することが可能となった。このため、たとえばキャブレ
ター(1)の吸気効率の変化に応じて吸気抵抗を調節す
ることによって、エンジンの新たな運転条件に適合した
吸気条件が実現することとなる。
に、本発明によれば、取付けブロック(15)とキャップ
プレート(21)の間に配設されるフィルターエレメント
(12)の枚数を変更することによって、吸気抵抗を調節
することが可能となった。このため、たとえばキャブレ
ター(1)の吸気効率の変化に応じて吸気抵抗を調節す
ることによって、エンジンの新たな運転条件に適合した
吸気条件が実現することとなる。
【図1】本発明の実施例を示す空気清浄器の半断面図で
ある。
ある。
【図2】図1の空気清浄器のフィルターエレメント部分
での横断面図である。
での横断面図である。
【図3】本発明の別の実施例を示す空気清浄器の一部破
断正面図である。
断正面図である。
【図4】従来のエアクリーナの正面図である。
【符号の説明】 10 空気清浄器 11 開口 12、12' フィルターエレメント 13 仕切りプレート 15 取付けブロック 16、18、21b 開口 17 スペーサ 18 開口 19 ボルト 21 キャッププレート
Claims (4)
- 【請求項1】 対象機器に取り付けるための取付けブロ
ックとキャッププレートとの間に所定数のフィルターエ
レメントを着脱自在に介在させ、上記取付けブロック
は、内部を貫通する開口を有し、この開口の一端側をキ
ャブレター等の対象機器に接続するための取付け穴とし
ており、上記フィルターエレメントは、中央部に取付け
ブロックの開口と連通する開口を有する環状体で、環状
部分に貫通孔を有し、この貫通孔を貫通して延在するボ
ルトによって取付けブロックとキャッププレートとの間
に固定され、フィルターエレメントの外周面から内周面
に向かって空気が貫流するようにしてなり、フィルター
エレメントの数を変更することによって吸気抵抗を調節
するようにしたことを特徴とする空気清浄器。 - 【請求項2】 隣接するフィルターエレメントの間に
仕切りプレートを介在させるとともに、各フィルターエ
レメントの貫通孔内に円筒状のスペーサを挿入し、スペ
ーサを貫通して延在するボルトによって、仕切りプレー
トを介して、上記フィルターエレメントが取付けブロッ
クとキャッププレートとの間に固定されてなる請求項1
の空気清浄器。 - 【請求項3】 上記キャッププレートが中央部に開口を
有し、キャッププレートに隣接するフィルターエレメン
トで上記キャッププレートの開口を閉塞した請求項1の
空気清浄器。 - 【請求項4】 上記取付けブロックをキャブレターの吸
気口に取り付ける請求項1、2又は3の空気清浄器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5302440A JP2556657B2 (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 空気清浄器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5302440A JP2556657B2 (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 空気清浄器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07151027A JPH07151027A (ja) | 1995-06-13 |
JP2556657B2 true JP2556657B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=17908965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5302440A Expired - Fee Related JP2556657B2 (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 空気清浄器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2556657B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9120042B2 (en) * | 2013-08-30 | 2015-09-01 | American Sterilizer Company | Compact filter assembly for removing oil mist and odor from an airstream |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6369521U (ja) * | 1986-10-27 | 1988-05-10 | ||
JPS6430617A (en) * | 1987-07-25 | 1989-02-01 | Yasusuke Yamamoto | Filter |
JPH01143614A (ja) * | 1987-11-30 | 1989-06-06 | Komatsu Ltd | 多段フィルタ |
JPH0453461U (ja) * | 1990-09-11 | 1992-05-07 | ||
JP2536163Y2 (ja) * | 1990-11-27 | 1997-05-21 | 株式会社土屋製作所 | エアクリーナ |
-
1993
- 1993-12-02 JP JP5302440A patent/JP2556657B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07151027A (ja) | 1995-06-13 |
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