JP2556619B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体装置の製造方法に係り、特にCMOS
(Complementary MOS)すなわち相補型の半導体装置の
製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の相補型の半導体装置の製造方法を第2図に基づ
いて説明する。
第2図は従来の半導体装置の構成を示す断面図であ
る。
第2図に示すように、第1導電型の半導体基板20に、
第2導電型の不純物を拡散させることにより第2導電型
のウエル層21が形成される。
次に、半導体基板20上にゲート酸化膜22を形成した
後、このゲート酸化膜22上に多結晶半導体膜を形成し、
写真蝕刻法によりゲート電極パターン23a,23bが形成さ
れる。
次に、ゲート電極パターン23aをマスクに用いて、半
導体基板20とは反対の導電型すなわち第2導電型の不純
物を拡散させることにより第2導電型のソースおよびド
レイン領域24が形成される。また、第2導電型のウエル
層21中には、ゲート電極パターン23bをマスクに用い
て、ウエル層21とは反対の導電型すなわち第1導電型の
ソースおよびドレイン領域25が形成される。
このようにして、第1導電型のソースおよびドレイン
領域25,ゲート酸化膜22およびゲート電極パターン23bか
らなる第1導電型のトランジスタYと、第2導電型のソ
ースおよびドレイン領域24,ゲート酸化膜22およびゲー
ト電極パターン23aからなる第2導電型のトランジスタ
Xとから構成される相補型の半導体装置を得ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の半導体装置は、半導
体基板20の同一平面上に第1導電型のトランジスタYを
形成するための領域と第2導電型のトランジスタXを形
成するための領域とを確保することが必要となり、これ
により、半導体装置の高集積化が妨げられていた。
この発明の目的は、上記問題点に鑑み、格段に高集積
化を図ることのできる半導体装置の製造方法を提供する
ことである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の半導体装置の製造方法は、次のようにす
る。
第1導電型の半導体基板に選択的に第2導電型の第1
のソースおよびドレイン領域を形成する。全面に絶縁膜
を形成する。この絶縁膜上に第2導電型の不純物を含有
した半導体結晶膜を形成する。この半導体結晶膜に選択
的に第1導電型の第2のソースおよびドレイン領域を形
成する。半導体結晶膜と絶縁膜と半導体基板とを選択的
に除去することにより、側壁部の表面に第1のソースお
よびドレイン領域間の半導体基板と第2のソースおよび
ドレイン領域間の半導体結晶膜とが露出した開口を形成
する。この開口の表面に絶縁膜を形成することにより側
壁部にゲート絶縁膜を形成する。このゲート絶縁膜上に
多結晶半導体膜からなるゲート電極を形成する。
〔作用〕
この発明の構成によれば、半導体基板に形成した第1
のソースおよびドレイン領域上に絶縁膜を積層し、この
絶縁膜上に第2のソースおよびドレイン領域を形成した
半導体結晶膜を積層し、さらに、半導体結晶膜,絶縁膜
および半導体基板に形成した開口の側壁部に、第1のソ
ースおよびドレイン領域間の半導体基板すなわち第1の
チャネル領域と第2のソースおよびドレイン領域間の半
導体結晶膜すなわち第2のチャネル領域とに対して共通
のゲート絶縁膜およびゲート電極を形成したものであ
る。
したがって、従来のように、半導体基板の同一平面上
に半導体装置を構成する第1導電型のトランジスタを形
成するための領域と第2導電型のトランジスタを形成す
るための領域とを確保することが不要となり、第1導電
型のトランジスタとなる第1のソース,ドレインおよび
チャネル領域を形成するための領域を確保するだけで、
第1導電型および第2導電型のトランジスタとを形成す
ることができる。
〔実施例〕
この発明の一実施例を第1図(a)〜(d)に基づい
て説明する。
第1図(a)〜(d)はこの発明の一実施例の半導体
装置の製造方法を説明するための説明図である。
なお、第1図(a)および(b)は断面図、第1図
(c)および(d)は平面図を示す。
第1図(a)に示すように、第1導電型の半導体基板
上1に第1の酸化膜2を形成した後、この第1の酸化膜
2に開口3を形成して半導体基板1の表面を選択的に露
出させる。そして、この露出した半導体基板1中に第2
導電型の不純物層からなる第2導電型の第1のソースお
よびドレイン領域4を形成する。なお、ソースおよびド
レイン領域4間の領域はチャネル領域5となる。
次に、第1図(b)に示すように、第1の酸化膜2を
除去した後、全面に絶縁膜となる第2の酸化膜6を形成
する。そして、この第2の酸化膜6上に第2導電型の不
純物を含有した第2導電型の半導体結晶膜7を形成した
後、第1のソースおよびドレイン領域4に対向した領域
の半導体結晶膜7に選択的に第1導電型の第2のソース
領域およびドレイン領域8を形成する。なお、ソースお
よびドレイン領域8間の領域はチャネル領域9となる。
次に、第1図(c)に示すように、写真蝕刻法により
選択的に半導体結晶膜7と第2の酸化膜6と半導体基板
1とを除去することにより開口10を形成する。この際、
開口10の側壁部に、第1のソースおよびドレイン領域4
と第2のソースおよびドレイン領域8とを露出させ、ま
た、各々のチャネル領域5,9も露出させる。その後、開
口10の表面を熱酸化して酸化膜を形成することにより、
側壁部の表面、すなわち露出させた第1のソースおよび
ドレイン領域4と第2のソースおよびドレイン領域8と
各チャネル領域5,9との表面にゲート絶縁膜となるゲー
ト酸化膜11を形成する。そして、このゲート酸化膜11上
に多結晶半導体膜からなるゲート電極12を形成する。
次に、第1図(d)に示すように、全面に絶縁膜6aを
形成した後、この絶縁膜6aにソースおよびドレイン領域
引出し用の開口13,14とゲート電極引出し用の開口15を
形成し、この各開口13,14,15に配線層16,17,18を形成す
る。
このように製造された半導体装置は、第1導電型の半
導体基板1と、この第1導電型の半導体基板1に形成し
た第2導電型の第1のソースおよびドレイン領域4と、
この第1のソースおよびドレイン領域4上および半導体
基板1上に形成した絶縁膜となる第2の酸化膜6と、こ
の第2の酸化膜6上に形成した第2導電型の不純物を含
有した半導体結晶膜7と、第1のソースおよびドレイン
領域4と対向した領域の半導体結晶膜7に形成した第1
導電型の第2のソースおよびドレイン領域8と、側壁部
の表面に第1のチャネル領域5と第2のチャネル領域9
とが露出した開口10と、この開口10の側壁部に形成した
ゲート酸化膜11と、このゲート酸化膜11上に形成した多
結晶半導体膜からなるゲート電極12とを有するものであ
る。すなわち、半導体基板1に形成した第1のソースお
よびドレイン領域4上に第2の酸化膜6を積層し、この
第2の酸化膜6上に第2のソースおよびドレイン領域8
を形成した半導体結晶膜7を積層し、さらに、半導体結
晶膜7,第2の酸化膜6および半導体基板1に形成した開
口10の側壁部に、第1のチャネル領域5と第2のチャネ
ル領域9とに対して共通のゲート酸化膜11およびゲート
電極12を形成したものである。
したがって、従来のように、半導体基板20の同一平面
上に半導体装置を構成する第1導電型のトランジスタY
を形成するための領域と第2導電型のトランジスタXを
形成するための領域とを確保することが不要となり、実
施例の場合、第1のソースおよびドレイン領域4と第1
のチャネル領域5とを形成するための領域を確保するだ
けで、第1導電型のトランジスタYおよび第2導電型の
トランジスタXを形成することができる。
その結果、高集積化および高密度化を図ることのでき
る半導体装置を得ることができる。
〔発明の効果〕
この発明の半導体装置の製造方法によれば、半導体基
板に形成した第1のソース,ドレインおよびチャネル領
域上に絶縁膜を積層し、この絶縁膜上に第2のソース,
ドレインおよびチャネル領域を形成した半導体結晶膜を
積層し、さらに、半導体結晶膜,絶縁膜および半導体基
板に形成した開口の側壁部に、第1のチャネル領域と第
2のチャネル領域とに対して共通のゲート絶縁膜および
ゲート電極を形成したものである。したがって、従来の
ように、半導体基板の同一平面上に半導体装置を構成す
る第1導電型のトランジスタを形成するための領域と第
2導電型のトランジスタを形成するための領域とを確保
することが不要となり、第1導電型のトランジスタを形
成するための領域を確保するだけで、第1導電型および
第2導電型のトランジスタを形成することができる。
その結果、高集積化および高密度化を図ることのでき
る半導体装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)はこの発明の一実施例の半導体装
置の製造方法を説明するための説明図、第2図は従来の
半導体装置の構成を示す断面図である。 1……半導体基板、4……第1のソースおよびドレイン
領域、6……第2の酸化膜(絶縁膜)、7……半導体結
晶膜、8……第2のソースおよびドレイン領域、10……
開口、11……ゲート酸化膜(ゲート絶縁膜)、12……ゲ
ート電極

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型の半導体基板に選択的に第2導
    電型の第1のソースおよびドレイン領域を形成する工程
    と、全面に絶縁膜を形成する工程と、この絶縁膜上に第
    2導電型の不純物を含有した半導体結晶膜を形成する工
    程と、この半導体結晶膜に選択的に第1導電型の第2の
    ソースおよびドレイン領域を形成する工程と、前記半導
    体結晶膜と前記絶縁膜と前記半導体基板とを選択的に除
    去することにより、側壁部の表面に前記第1のソースお
    よびドレイン領域間の前記半導体基板と前記第2のソー
    スおよびドレイン領域間の前記半導体結晶膜とが露出し
    た開口を形成する工程と、この開口の表面に絶縁膜を形
    成することにより側壁部にゲート絶縁膜を形成する工程
    と、このゲート絶縁膜上に多結晶半導体膜からなるゲー
    ト電極を形成する工程とを含む半導体装置の製造方法。
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