JP2556194B2 - 内燃機関のアイドル回転制御装置 - Google Patents

内燃機関のアイドル回転制御装置

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JP2556194B2 JP2312204A JP31220490A JP2556194B2 JP 2556194 B2 JP2556194 B2 JP 2556194B2 JP 2312204 A JP2312204 A JP 2312204A JP 31220490 A JP31220490 A JP 31220490A JP 2556194 B2 JP2556194 B2 JP 2556194B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内燃機関のアイドル回転制御装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のアイドル回転制御装置としては、例え
ば特開昭57−131841号公報などに示されるように、内燃
機関の回転数を計測して、その機関回転が所定の目標回
転となるように、一定の制御ゲインでフィードバック制
御を行い、大気圧に応じて補正制御を行うものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このような従来のアイドル回転制御装置で
は、失火による対策がなされていないため、ある気筒が
失火して機関の回転変動が大きくなり、正常運転状態で
極力低回転に設定された目標回転数となるように回転調
整制御を実行すると、機関がエンストする虞れがあると
いう問題があった。
本発明は以上の点に鑑み、かかる問題点を解消するた
めになされたもので、アイドル回転中に機関が失火し、
回転変動が大きくなって機関がエンストすることを防止
できる内燃機関のアイドル回転制御装置を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るアイドル回転制御装置は、内燃機関の回
転角速度を検出する回転角速度検出手段と、スロットル
アクチュエータの開度を検出するスロットル開度検出手
段と、機関の吸入空気流量を検出する吸入空気流量検出
手段と、前記回転角速度検出手段の出力信号から変動幅
を検出し失火を判定する失火判定手段と、内燃機関の回
転数を調整するアイドル回転数調整手段と、前記各々の
検出手段の出力および前記失火判定手段の判定出力を受
けて、機関の回転が予め設定された目標回転数になるよ
うに前記アイドル回転数調整手段を制御するとともに、
前記失火判定手段が失火状態を検出した時には予め設定
されているその時の水温に対応した目標回転数補正量を
前記目標回転数に加えることにより前記目標回転数を上
げて制御する制御手段とを備えたものである。
〔作用〕
本発明においては、失火判定手段を設けて機関が失火
した時にアイドル目標回転数を上げてフィードバック制
御することにより、機関の失火によるエンストを防ぐこ
とができる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。
第1図は本発明によるアイドル回転制御装置の基本構
成を示す機能ブロック図であり、第2図は本発明を電子
制御燃料噴射式の内燃機関に適用したときの一実施例を
示す概略図である。第1図において、1は制御対象であ
る内燃機関としてのエンジンである。2は第2図のスロ
ットルアクチュエータ14の開度を検出するスロットル開
度検出手段であり、例えばスロットルポジションセンサ
(図示せず)等からなり、その出力がスロットル開度信
号S1として後述する制御手段に送出されている。3はエ
ンジン1の吸入空気流量を検出する吸入空気流量検出手
段であり、例えば第2図のエアーフローメータ12,また
はスロットルポジションセンサ(図示せず)等からな
り、その出力が負荷信号S3として制御手段に送出されて
いる。4はエンジン1の回転角速度検出手段であり、第
2図のクランク角センサ19より検出されるクランク角信
号S6から所定クランク角毎の周期を検出して、エンジン
の回転角速度を検出することにより、その出力信号が後
述する失火判定手段および制御手段に送出されている。
また、5は第2図のスロットルアクチュエータ14によ
り吸入空気を調整する吸気通路をバイパスして空気を流
してエンジン回転数が目標回転数になるように吸入空気
流量を調整するアイドル回転数調整手段であり、例えば
第2図のアイドル回転制御アクチュエータ13等からな
る。6は失火判定手段であり、回転角速度検出手段4の
出力から1サイクル内の2つの検出区間の回転角速度差
が所定値以上のとき失火と判定し、その出力が制御手段
に送出されている。7は前記各検出手段2〜4の出力お
よび失火判定手段6の判定出力が入力される制御手段で
あり、この制御手段7は、エンジン1の回転数が予め水
温毎にテーブル化された目標回転数になるようにアイド
ル回転数調整手段5を制御するとともに、失火判定手段
6が失火を判定した場合には前記目標回転数を水温に対
応させて目標回転の補正を行い、アイドルアップ制御を
行うものとなっている。
なお、第2図において制御ユニット24はCPU等からな
り、上述した失火判定手段6,制御手段7などによるアイ
ドル回転制御の他に、一般に周知のように、エンジン1
の吸入空気量とそのエンジン回転数によりその吸入空気
量/回転数に対応した基本噴射パルスを演算で求め、水
温センサ22による温度補正を行って噴射パルスを決定し
て燃料噴射信号S8によりインジェクタ17を駆動して燃料
制御を行う機能と,燃料噴射パルスとエンジン回転数を
用いて最適な点火信号を求めその点火信号S7により点火
プラグ18を駆動して点火時期制御を行う機能を有してい
る。第2図中11はエアークリーナ、15はサージタンク、
16は吸気温センサであり、20はイグニッションコイル、
21は排気センサ、23はシリンダである。またS2は吸気温
センサ16の出力の吸気温信号、S4は水温センサ22の水温
信号、S9は制御ユニット24よりアイドル回転制御アクチ
ュエータ13へ送出する回転フィードバック信号をそれぞ
れ示している。
次に本発明の動作について具体的に説明する。
ここで、第3図(a)はアイドル回転中の角速度状態
を、第3図(b)は機関が失火した時の角速度状態を示
す。また第3図(c)は同図(a)の状態での回転変動
を、第3図(d)は同図(b)の状態での回転変動をそ
れぞれ示したものである。すなわち従来装置では、機関
が失火した場合でも、正常運転状態で極力低回転に設定
された目標回転数になるように回転フィードバック制御
を行っているため、第3図(d)の回転が落ち込んだ所
でオーバーシュート,またはエアコンやパワステやその
他の電気負荷がかかったときにエンジンがエンストを起
こしてしまう欠点があった。
本発明はこの点に着目して、アイドル回転中に機関が
失火してエンストを起こすのを防止するためになされた
ものであり、第4図に示したフローチャートを用いてア
イドル回転制御の方法を説明する。
第4図において、まずキースイッチがオンとなり通電
が開始された時、ステップ41にて失火判定フラグを0リ
セットし、始動ゾーンを抜けてからステップ42が実行さ
れる。このときステップ42では、スロットル開度検出手
段2の出力,またスロットル弁全閉を検知するアイドル
スイッチ(図示せず)によって、スロットルアクチュエ
ータ14つまりスロットル弁14が全閉であるかどうかを判
定し、全閉になるまで待機する。そしてスロットル弁14
が全閉になった時にステップ43が実行される。このステ
ップ43では、回転角速度検出手段4の出力から所定クラ
ンク角毎の回転角速度を検出して、ステップ44へ移行す
る。このステップ44では、第3図(b)に示した角速度
変動幅Δωが所定値以上となった時,または数サイクル
間変動幅平均値が所定値以上である時に機関が失火状態
であると判断し、ステップ45,ステップ46が実行されて
失火フラグがセットされ、ステップ47へ移行する。
次にステップ47では、回転角速度検出手段4の出力か
ら回転数Neを検出し、ステップ48では予め記憶されてい
る水温に対応した目標回転数Noを読込んで、ステップ49
へ移行する。
このときステップ49では、前記ステップ46において失
火フラグがセットされたか否かを判定し、セットされて
いたならば目標回転数同様、予め水温に対応した目標回
転数補正量(CNo)テーブルを記憶しておき、ステップ5
0にて前記テーブルから水温に応じた補正量(CNo)をテ
ーブルルックアップする。また、ステップ49においてセ
ットされていなかった場合には、ステップ51が実行され
て、補正量(CNo)を0クリアする。
次にステップ52では前記ステップ50において設定され
た補正量(CNo)をステップ48で読み込んだ目標回転数N
oに加算しそのNoを高くして、ステップ53にてNeとNoの
差分ΔNを演算して求める。
次にステップ54が実行され、予め記憶してあるΔNに
対応したフィードバック制御ゲインテーブルから、前記
ステップ53で求めたΔNに応じた制御ゲインQFBをテー
ブルルックアップしてメモリに読み込む。これによりス
テップ55では、アイドル回転数調整手段5の駆動デュー
ティを決定し、アイドル回転フィードバック制御を行う
ことになる。
このように本実施例によると、失火判定手段を設けて
機関が失火したときにアイドル目標回転数を上げて回転
フィードバック制御することにより、アイドル回転中で
の機関のエンストを防止することが可能となる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明のアイドル回転制御装置によれ
ば、機関が失火しその回転変動が大きくなったときに
は、目標回転数に、予め設定されているその時の水温に
対応した目標回転数補正量を加えてアイドル回転数を上
げるようにしたので、失火によって機関の回転が落ち込
み、その時の落ち込みによるエンストを防止することが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるアイドル回転制御装置の基本構成
を示す機能ブロック図、第2図は本発明装置の一実施例
を示す概略図、第3図(a)〜(d)は本発明の説明に
供するアイドル回転中の角速度状態,機関が失火した時
の角速度状態と,それら状態での回転変動をそれぞれ示
す図、第4図は本発明の動作を説明するためのフローチ
ャートである。 1……エンジン(内燃機関)、2……スロットル開度検
出手段、3……吸入空気流量検出手段、4……回転角速
度検出手段、5……アイドル回転数調整手段、6……失
火判定手段、7……制御手段、12……エアーフローメー
タ、13……アイドル回転制御アクチュエータ、14……ス
ロットルアクチュエータ、19……クランク角センサ、24
……制御ユニット。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の回転角速度を検出する回転角速
    度検出手段と、 スロットルアクチュエータの開度を検出するスロットル
    開度検出手段と、 機関の吸入空気流量を検出する吸入空気流量検出手段
    と、 前記回転角速度検出手段の出力信号から変動幅を検出し
    失火を判定する失火判定手段と、 内燃機関の回転数を調整するアイドル回転数調整手段
    と、 前記各々の検出手段の出力および前記失火判定手段の判
    定出力を受けて、機関の回転が予め設定された目標回転
    数になるように前記アイドル回転数調整手段を制御する
    とともに、前記失火判定手段が失火状態を検出した時に
    は予め設定されているその時の水温に対応した目標回転
    数補正量を前記目標回転数に加えることにより前記目標
    回転数を上げて制御する制御手段と を備えたことを特徴とする内燃機関のアイドル回転制御
    装置。
JP2312204A 1990-11-16 1990-11-16 内燃機関のアイドル回転制御装置 Expired - Fee Related JP2556194B2 (ja)

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US07/791,231 US5172665A (en) 1990-11-16 1991-11-13 Idle running control apparatus for internal combustion engine
DE4137728A DE4137728C2 (de) 1990-11-16 1991-11-15 Leerlaufsteuervorrichtung für eine Brennkraftmaschine

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