JP2555854Y2 - 除湿器用熱交換器 - Google Patents

除湿器用熱交換器

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JP2555854Y2
JP2555854Y2 JP3797293U JP3797293U JP2555854Y2 JP 2555854 Y2 JP2555854 Y2 JP 2555854Y2 JP 3797293 U JP3797293 U JP 3797293U JP 3797293 U JP3797293 U JP 3797293U JP 2555854 Y2 JP2555854 Y2 JP 2555854Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、熱交換器に係わり、詳
しくは圧縮空気を熱交換によって除湿する除湿器用熱交
換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の除湿器用熱交換器が実公
平2−49497号公報に開示されている。この除湿用
熱交換器は、図6に示すように、耐圧容器21の一端側
に空気導入口22及び空気導出口23が配設されてい
る。そして、空気導入口22から耐圧容器21内に入っ
た圧縮空気は耐圧容器21の他端下側に向かって流れる
ように予冷室24が形成されている。次に、予冷室24
の他端側には空気が反転して耐圧容器21の他端側から
一端側に向かって流れるように方向変換通路25が連通
されている。さらに、方向変換通路25の一端側には空
気が一端側から他端側に向かって流れるように冷却室2
6が連通されている。冷却室26内には冷媒を流すため
の冷却管28が外部から耐圧容器21を貫通して配設さ
れている。冷却室26の他端上側には伝熱管27の入口
が接続され、冷却室26を出た空気が伝熱管27を通っ
て一端側に流れるようになっている。そして、空気は一
端側の空気導出口23から外部に出る。
【0003】予冷室24には多数の邪魔板29が交互に
取りつけられており、空気流速を速めて伝熱効率を高め
るようになっている。又、冷却室26にも多数の邪魔板
が交互に配設されており、同様に伝熱効率を高めるよう
になっている。
【0004】圧縮高温湿り空気は先ず予冷室24に入
り、予冷室24を流れる間に伝熱管27内を流れる空気
と熱交換されて予冷される。予冷された湿り空気は、次
いで方向変換通路25に入る。方向変換通路25で方向
を変換された湿り空気は冷却室26に入る。湿り空気は
冷却室26を流れる間に冷却管28内を流れる冷媒と熱
交換が行われて冷却され、湿度が下げられる。冷却室2
6を通過した低温乾燥空気は予冷室24内の伝熱管27
に入る。低温乾燥空気は伝熱管27を流れる間に予冷室
24内の高温湿り空気により熱交換されて温度が上げら
れる。そして、予冷室24内の高温湿り空気の流れる方
向と伝熱管27内の低温乾燥空気の流れる方向とは互い
に対向する向流となっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】この除湿用熱交換器で
は予冷室24が耐圧容器21の長さ方向に一方向のみに
高温湿り空気を流すように構成されている。そして、こ
の予冷室24で熱交換率を稼ぐために、空気流速を速め
る多数の邪魔板29を伝熱管27に交互に取り付けてい
る。この邪魔板29の取り付けは溶接又は拡管等の手段
により行われている。このように、多数の邪魔板29を
予冷室24内に取り付ける構成は組み立てが面倒である
ため、生産コストが大きくなっていた。
【0006】本考案は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は予冷室に於ける熱交換率
を向上することができるとともに、組み立ての容易化を
達成することができる除湿器用熱交換器を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の考案では、容器内に、被除湿空気
が導入される予冷室と、その予冷室にて予冷された被除
湿空気が導入され、その被除湿空気を冷却し除湿する冷
却室と、その冷却室にて除湿された冷却除湿空気を前記
予冷室を通過させ容器外に導出する伝熱管とを備えた除
湿器用熱交換器において、前記予冷室は、管路形成部材
により複数形成された管路で構成され、その各管路の一
端から被除湿空気が導入され、他端から前記冷却室に導
出させるものであり、前記冷却室は、前記管路形成部材
の外側と容器の内側との間で形成され、前記各管路から
その一側に導出された被除湿空気を他側に導出させるも
のであり、前記伝熱管は、第1の伝熱管と第2の伝熱管
とからなり、第1及び第2の伝熱管を前記管路形成部材
により形成された各管路に遊挿し、第1及び第2の伝熱
管の他側を互いに連通させ、第1の伝熱管の一側から冷
却室の冷却除湿空気を導入し、第2の伝熱管の一側から
導出させるようにしたことをその要旨とする。
【0008】又、請求項2に記載の考案では、第1の伝
熱管は、冷却除湿空気を導入する側を、各予冷室を構成
する各管路の被除湿空気が導入される側と同じ側に配設
した。又、請求項3に記載の考案では、前記各予冷室
は、管路形成部材の管路に、その外部が螺旋状の溝を有
するように形成された伝熱管を挿設することにより形成
された螺旋通路とした。
【0009】
【作用】従って、請求項1に記載の考案では、予冷室の
一端から導入された被除湿空気は予冷室の他側から冷却
室に導出する。冷却室の一側に導出された被除湿空気は
冷却室内で冷却除湿され他側から第1の伝熱管に導出さ
れる。第1の伝熱管を通過する過程で予冷室の被除湿空
気と熱交換を行った空気は、第1の伝熱管の他側から第
2の伝熱管に導入する。第2の伝熱管を流れる過程で再
び予冷室の被除湿空気と熱交換を行った空気は、第2の
伝熱管の一側から容器外部に排出される。第1の伝熱管
を流れる空気流と第2の伝熱管を流れる空気流とは互い
に対向する方向に流れ、何れか一方が予冷室の空気流と
向流となる。又、空気流速が速まる。
【0010】請求項2に記載の考案では、第1の伝熱管
を流れる除湿空気流は予冷室の被除湿空気流に対して並
流となる。又、第2の伝熱管を流れる除湿空気流は予冷
室の被除湿空気流に対して向流となる。第1の伝熱管に
流入した温度の低い除湿空気と予冷室の温度の高い被除
湿空気との間では、並流においても効率の良い熱交換が
行われる。第1の伝熱管を通過して温度が上昇した除湿
空気は第2の伝熱管を予冷室の被除湿空気流と向流とな
るため、温度差の小さい状態でも効率の高い熱交換が行
われる。
【0011】請求項3に記載の考案では、予冷室内に流
入した被除湿空気は第1及び第2の伝熱管の外部に形成
された溝と予冷室の内側とで形成される螺旋通路を速い
流速で流れる。
【0012】
【実施例】以下、本考案を具体化した一実施例を図1〜
図5に従って説明する。図1に示すように、円筒形状の
耐圧容器1は両端が開口した筒体1aとその筒体1aの
両開口部に取着された蓋体1b,1cとから構成されて
いる。耐圧容器1の内部両側部には区画板2,3が配設
されている。そして、右側区画板2と右側蓋体1bとの
間に第一室4が形成され、両区画板2,3間に冷却室と
しての第二室5が形成されている。又、左側区画板3と
左側蓋体1cとの間に形成される空間内には水平方向に
仕切板6が形成され、この仕切板6により空間が第三室
7及び第四室8に区画されている。
【0013】右側区画板2の中央部には筒状の導入筒2
aが同区画板2を貫通するように一体形成され、その導
入筒2aの右側内部に空気導入パイプ9が右側蓋体1b
を貫通して連結される。従って、空気導入パイプ9から
導入される空気は第一室4に入ることなく第二室5側に
案内される。
【0014】又、右側区画板2には、導入筒2aを中心
位置とし円周上であって等角度(60度)間隔に6個
の貫通孔2bが形成されている。さらに、6個の貫通孔
2bの形成位置は右側区画板2の導入筒2aから水平に
上下を区切ったとき、上側に3個、下側に3個となるよ
うに形成されている。
【0015】一方、左側区画板3には、前記右側区画板
2に形成した各貫通孔2bと相対向する位置に同径の貫
通孔3aが形成されている。又、左側区画板3の第二室
5側には、6個の貫通孔3aを外部から囲むとともに、
左側区画板3の中心を中心とする環状のフランジ3bが
形成されている。このフランジ3bの内周部は切り欠か
れて段差面3cが形成されている。又、左側区画板3の
下部には前記第三室7と第二室5とを連通する通路3d
が形成されている。
【0016】両区画板2,3間に円柱状の管路形成部材
としての管路形成ブロック10が支持されている。管路
形成ブロック10の中心部には断面円形状の主通路11
が貫設されている。そして、管路形成ブロック10はそ
の左側外周縁が左側区画板3のフランジ3bに対して段
差面3cと当接するように連結され、主通路11の右側
内周縁が前記右側区画板2の導入筒2aと連結されてい
る。又、管路形成ブロック10の左端は左側区画板3に
対して段差面3cにより一定の間隔が保持されている。
さらに、管路形成ブロック10の右端は右側区画板2に
対して一定の間隔が保持されるように導入筒2aと連結
されている。
【0017】管路形成ブロック10には、両区画板2,
3にそれぞれ相対向するように形成した各貫通孔2b,
3aと相対向する位置に管路としての副通路12が6個
形成されている。この6個の副通路12は主通路11よ
り小径であって、主通路11の外周に等角度間隔に形成
される。尚、本実施例では、主通路11及び副通路12
を備えた管路形成ブロック10はアルミニウムの押し出
し成形加工により形成されている。
【0018】管路形成ブロック10の各副通路12には
それぞれ伝熱管13が遊挿され、その各伝熱管13の両
端部はそれぞれ対応する区画板2,3の各貫通孔2b,
3aと連通するように固定されている。副通路12に遊
挿された伝熱管13の外周部には螺旋状に溝13aが形
成され、副通路12の一端から他端はこの螺旋状の溝1
3aで形成される予冷室としての螺旋通路14で連通さ
れるようになっている。
【0019】従って、空気導入パイプ9から導入された
空気は、管路形成ブロック10の主通路11を介して左
区画板3のフランジ3b内側まで案内される。フランジ
3b内側まで案内された空気は各副通路12に形成され
た螺旋通路14を通って右側区画板2側に案内され、管
路形成ブロック10外側の第二室5に導入される。そし
て、第二室5に導入された空気は、左側区画板3下部の
通路3dを介して第三室7に案内される。
【0020】第三室7に案内された空気は、その第三室
7に連通するように配設された下側3本の伝熱管13
(以下、上側3本と区別するために下側3本を第1の伝
熱管13Lとし、上側3本を第2の伝熱管13Uとす
る。)を通って第一室4に導入される。そして、第一室
4に導入された空気は次に第2の伝熱管13Uを通って
第四室8に導入される。
【0021】前記管路形成ブロック10の外側の第二室
5にはスパインフィンチューブ15が管路形成ブロック
10を巻くように螺旋状に配管されている。そして、ス
パインフィンチューブ15の導入口15aと導出口15
bは、蓋体1cを貫通して外部の冷媒供給装置に接続さ
れている。従って、導入口15aから低温の冷媒が供給
され、スパインフィンチューブ15を介して第二室5が
冷却される。その結果、第二室5を通過する空気はスパ
インフィンチューブ15のフィンに触れて冷却される。
【0022】前記第四室8には空気導出管16が接続さ
れ、第四室8に流入した空気を排出する。又、第三室7
の下側にはドレイン管17が設けられ、第二室5内で生
成される水を排出する。
【0023】以上のように構成された除湿器用熱交換器
の作用について説明する。高温湿り空気は空気導入パイ
プ9から管路形成ブロック10の主通路11に入り、左
側区画板3側に移動する。そして、フランジ3b部でそ
の方向を反転して各副通路12に流入し、図5に矢印で
示すように、第1、第2の伝熱管13L,13Uの外側
に形成された螺旋通路14を旋回しながら右区画板2側
に流れる。高温湿り空気は螺旋通路14を通過するに従
って第1、第2の伝熱管13L,13U内を流れる低温
乾燥空気との間で熱交換を行い、徐々に温度が低下す
る。温度が低下した湿り空気は管路形成ブロック10と
右側区画板2との間から第二室5に流入する。螺旋通路
14においては空気流路が螺旋状に形成されているた
め、空気流速を十分に速めて熱交換率を高くすることが
できる。
【0024】第二室5に流入した湿り空気は冷媒によっ
て冷却されたスパインフィンチューブ15のフィンの間
を流れ、流れるにつれて冷却作用によって熱を奪われて
徐々に低温になる。この熱交換作用によって湿り空気中
の水分が取り除かれ、第二室5を通過した空気は低温乾
燥空気となる。除去された水は第二室5下部に溜まり、
溜まった水は通路3dを通って第三室7に流出し、ドレ
イン管17から外部に排出される。
【0025】第二室5を通過した低温乾燥空気は通路3
dから第三室7に流入し、次に第1の伝熱管13Lに流
入する。第1の伝熱管13Lにおいて低温乾燥空気は螺
旋通路14の高温湿り空気と同じ方向(並流)に流れ
る。そして、第1の伝熱管13Lを流れる乾燥空気と螺
旋通路14を流れる湿り空気との間では同第1の伝熱管
13Lを介して熱交換が行われる。この結果、螺旋通路
14を流れる空気は内方から冷却される。又、第1の伝
熱管13L内を流れる空気は温められる。第二室5から
第1の伝熱管13Lに流入した空気は十分に温度が低
い。従って、螺旋通路14内に流入した高温湿り空気と
の間の温度差が大きいため、並流においても効率の高い
熱交換が行われる。さらに、螺旋通路14を流れる空気
流速が速いため、第1の伝熱管13L内の空気との間で
さらに高い熱交換が行われる。
【0026】第1の伝熱管13Lを通過した低温乾燥空
気は第一室4に流入し、上方に移動して第2の伝熱管1
3Uに流入する。第2の伝熱管13Uにおいて低温乾燥
空気は螺旋通路14の高温湿り空気と対向する方向(向
流)に流れる。そして、第2の伝熱管13Uを流れる乾
燥空気と螺旋通路14を流れる湿り空気との間では同第
2の伝熱管13Uを介して熱交換が行われる。この結
果、螺旋通路14を流れる空気は内方から冷却される。
又、第2の伝熱管13U内を流れる空気は温められる。
第1の伝熱管13Lから第2の伝熱管13Uに流入する
乾燥空気の温度は、第1の伝熱管13Lに流入する乾燥
空気の温度よりも高くなる。従って、高温湿り空気と並
流となった場合には効率の高い熱交換が行われないが、
実際には向流であるため効率の高い熱交換が行われる。
さらに、螺旋通路14を流れる空気流速が速いため、第
2の伝熱管13U内の空気との間でさらに高い熱交換が
行われる。第2の伝熱管13Uを通過して温度が上昇し
た乾燥空気は第四室8から空気導出管16を介して外部
に排出される。
【0027】以上のように、本考案の除湿器用熱交換器
では第1の伝熱管13Lが第2の伝熱管13Uと耐圧容
器1の一端側で連通され、空気が第1の伝熱管13Lを
通過したのち反転して第2の伝熱管13Uを通過するよ
うに構成されている。この結果、第1、第2の伝熱管1
3L,13Uを通過する空気の流速を速くすることがで
きるため、熱交換率を高めることができる。従って、空
気流速を速めるための邪魔板を多数設けることにより熱
交換器が大型化することを防ぐとともに、螺旋通路14
における高い熱交換率を確保することができる。
【0028】又、本実施例では第1の伝熱管13L内の
低温乾燥空気流は螺旋通路14の高温湿り空気流に対し
て並流となっている。しかし、第二室5から第1の伝熱
管13Lに入った低温乾燥空気の温度が十分に低いた
め、高温湿り空気との間で効率の高い熱交換が行われ
る。又、第2の伝熱管13U内の乾燥空気流は螺旋通路
14の高温湿り空気流に対して向流となっている。第1
の伝熱管13Lから第2の伝熱管13Uに入った乾燥空
気は温度が上昇しているが、向流であるため効率の高い
熱交換が行われる。従って、予冷室としての螺旋通路1
4全体で高い熱交換率を確保することができる。
【0029】又、本実施例の螺旋通路14は外部に螺旋
状の溝13aが形成された第1、第2の伝熱管13L,
13Uを円筒状の副通路12に挿入することにより形成
される。従って、邪魔板を第1、第2の伝熱管13L,
13Uに取りつけないため、組み立てが容易になる。
又、この螺旋通路14においては空気の流速を速めるこ
とができるため、高い熱交換率が得られる。又、圧力損
失も小さくすることができる。
【0030】さらに、本実施例の除湿器用熱交換器は組
み立てにあたり筒体1aと蓋体1bとの接合部等に溶接
を必要とするのみで、それ以外の部分の接合はかしめに
より行うことができるため、生産コストを下げることが
できる。
【0031】尚、本考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次のよ
うに構成することもできる。 (1) 上記実施例では、外部に螺旋状の溝13aが形
成された第1、第2の伝熱管13L,13Uを円筒状の
副通路12に挿入することにより、予冷室としての螺旋
通路14を形成した。これを、伝熱管に円板状の板を嵌
着してもよく、又、単に直管としてもよい。
【0032】(2) 上記実施例では、管路形成部材と
してアルミの押し出し成形による管路形成ブロック10
を用い、この管路形成ブロック10内に管路としての副
通路12を貫通形成した。これを、それぞれが副通路1
2を形成するパイプを複数集合させて管路形成部材を構
成するようにしてもよい。
【0033】
【考案の効果】以上詳述したように本考案によれば、予
冷室に於ける熱交換率を向上することができるととも
に、組み立ての容易化を達成することができるという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を具体化した一実施例としての除湿器用
熱交換器を示す縦断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図1のC−C線断面図である。
【図5】螺旋通路と第二室の連絡部分の構成を示す断面
図である。
【図6】従来例の除湿器用熱交換器を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1…耐圧容器、5…冷却室としての第二室、10…管路
形成部材としての管路形成ブロック、12…管路として
の副通路、13a…溝、13L…第1の伝熱管、13U
…第2の伝熱管、14…予冷室としての螺旋通路。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器(1)内に、被除湿空気が導入される
    予冷室(14)と、その予冷室(14)にて予冷された
    被除湿空気が導入され、その被除湿空気を冷却し除湿す
    る冷却室(5)と、その冷却室(5)にて除湿された冷
    却除湿空気を前記予冷室(14)を通過させ容器(1)
    外に導出する伝熱管(13)とを備えた除湿器用熱交換
    器において、 前記予冷室(14)は、管路形成部材(10)により複
    数形成された管路(12)で構成され、その各管路(1
    2)の一端から被除湿空気が導入され、他端から前記冷
    却室(5)に導出させるものであり、 前記冷却室(5)は、前記管路形成部材(10)の外側
    と容器(1)の内側との間で形成され、前記各管路(1
    2)からその一側に導出された被除湿空気を他側に導出
    させるものであり、 前記伝熱管(13)は、第1の伝熱管(13L)と第2
    の伝熱管(13U)とからなり、第1及び第2の伝熱管
    (13L、13U)を前記管路形成部材(10)により
    形成された各管路(12)に遊挿し、第1及び第2の伝
    熱管(13L、13U)の他側を互いに連通させ、第1
    の伝熱管(13L)の一側から冷却室(5)の冷却除湿
    空気を導入し、第2の伝熱管(13U)の一側から導出
    させるようにしたことを特徴とする除湿器用熱交換器。
  2. 【請求項2】 第1の伝熱管(13L)は、冷却除湿空
    気を導入する側を、各予冷室(14)を構成する各管路
    (12)の被除湿空気が導入される側と同じ側に配設し
    たことを特徴とする請求項1に記載の除湿器用熱交換
    器。
  3. 【請求項3】 前記各予冷室(14)は、管路形成部材
    (10)の管路(12)に、その外部が螺旋状の溝(1
    3a)を有するように形成された伝熱管(13L,13
    U)を挿設することにより形成された螺旋通路(14)
    であることを特徴とする請求項1に記載の除湿器用熱交
    換器。
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