JP2555825Y2 - センサヘッド - Google Patents

センサヘッド

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JP2555825Y2
JP2555825Y2 JP4484991U JP4484991U JP2555825Y2 JP 2555825 Y2 JP2555825 Y2 JP 2555825Y2 JP 4484991 U JP4484991 U JP 4484991U JP 4484991 U JP4484991 U JP 4484991U JP 2555825 Y2 JP2555825 Y2 JP 2555825Y2
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章浩 池内
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Optex Co Ltd
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は例えば光電センサの発
光素子および受光素子等の各種センサヘッドの構造に関
し、更に詳しくは、センサヘッドを壁体等に取付けるた
めの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】 自動ドアの開閉制御用のセンサとして
ドアの上方に固着された移動物体検知器が用いられる
が、この移動物体検知器は、通常、ドア近傍で立ち止ま
った人を検知することはできない。この点を補完するこ
とを目的として、従来から、自動ドアの方立内部に発光
素子と受光素子とからなる光電センサをを設け、セーフ
ティスイッチとして使用することが行われている。
【0003】ところで、このような光電センサは自動ド
アの方立内部に発光素子ヘッドと受光素子ヘッドを対向
配置する必要があり、一般には方立部内のサッシ部分等
に埋め込んだ状態で取り付けられる。このようなセンサ
ヘッドの取付け構造として、従来、大別して以下に示す
ような二種類の構造がある。
【0004】一つはワンプッシュ取付け型等と称され、
センサを収容するセンサケースの本体部に、前方(セン
サ面側)に向かうほど外側に張り出した弾性的な羽根ま
たは爪様の突出部を形成するとともに、その突出部の先
端から所定の間隙を開けて鍔部を形成した構造を採り、
サッシ等の壁体には突出部の外周寸法よりも小さく、か
つ、センサケース本体部の外周寸法よりも大きな貫通孔
を形成して、センサケースをその後方側から貫通孔内に
挿入することによって、壁体を通過した突出部と鍔部と
の間で壁体を挟み込んだり、あるいは突出部の復元力で
壁体に保持されるように構成されている。
【0005】また、他の一つは、プレート取付け型等と
称され、センサケースの先端側外周に雄ねじを刻設する
とともに、この雄ねじをねじ込むことのできる雌ねじを
形成したプレートを用意して、センサケースの雄ねじを
プレートの雌ねじにねじ込んで固定した状態で、プレー
トを壁体にねじ止めする構成となっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 以上の各取付け構造
においては、ワンプッシュ取付け型ではその取付け作業
が簡単である反面、メンテナンスが困難であり、また、
プレート取付け型では逆にメンテナンスが容易である反
面、取付け作業が面倒であって、それぞれに一長一短
で、必要に応じて選択使用される。そのため、このよう
なセンサでは以上のような複数の取付け構造のものを用
意しておく必要があり、製造工程ないしは在庫等の点で
非経済的であった。
【0007】本考案はこのような点に鑑みてなされたも
ので、一つの型式でワンプッシュ取付け形とプレート取
付け型のいずれにも対応可能なセンサヘッドの提供を目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ための構成を、実施例に対応する図1〜図2を参照しつ
つ説明すると、本考案は、略円筒形の内側にセンサを固
着するとともに、外周面の一端部にフランジ部11が形
成され、他端部には雄ねじ12が形成されたケース本体
1と、そのケース本体1の外周に挿抜自在に装着され、
筒型の基部21から軸方向に伸びて外方に弾性的に張り
出した複数の羽根部22・・22、および、基部21から
軸方向に伸びて羽根部22・・22の先端より所定距離だ
け当該軸方向に突出したストッパ部23・・23を有する
ホルダ2と、ケース本体1の雄ねじ12にねじ込まれる
ナット3を備え、上記ホルダ2は、その基部21側が本
体ケース1のフランジ部11に当接した状態でストッパ
23がナット3に押圧されて本体ケース1に固定される
よう構成されていることによって特徴付けられる。
【0009】
【作用】 ケース本体1にホルダ2およびナット3を装
着した状態では、ケース本体1の先端部にナット3が位
置して、そのナット3はストッパ部23・・23でそのね
じ込み位置が規制され、ナット3は羽根部22・・22を
押圧せずに羽根部22・・22は変形自在の状態となる。
従ってこの状態では、従来のワンプッシュ取付け型のセ
ンサヘッドと同等の構造となるとともに、ホルダ2およ
びナット3を取り外した状態では、略円筒形のケース本
体1の先端部に雄ねじ12が形成された構造となって、
別途用意されたプレートにこの雄ねじ12をねじ込むこ
とにより、従来のプレート取付け型のセンサヘッドと同
等の構造となる。従って、必要に応じてナット3ないし
はホルダ2を着脱することにより、一つの型式で従来の
二種の取付け型式をカバーすることができる。
【0010】
【実施例】 図1は本考案実施例の分解斜視図で、図2
はそのホルダ2およびナット3をケース本体1に装着し
た組立状態の斜視図である。ケース本体1は略円筒形で
その内側にはセンサおよびレンズ(いずれも図示せず)
等が収容固着されている。このケース本体1には、図3
にその中央縦断面図を示すように、その一端部にフラン
ジ部11が形成されているとともに、他端部には雄ねじ
12が刻設れている。内部に収容すべきセンサは、その
発光面ないしは受光面等のセンサ面が雄ねじ12側を向
くように固定される。
【0011】ホルダ2は、ケース本体1の外周に挿抜自
在に挿入されるもので、図4に正面図(A)とそのA−
A断面図(B)を示すように、円筒形の基部21と、こ
の基部21からその円筒の軸方向に伸びて、しかも外側
に弾性的に張り出した複数の羽根部22・・22と、基部
21から同じく軸方向に直線的に伸び、その先端が羽根
部22・・22の先端よりも所定寸法Δだけ軸方向に突出
する長さを持つ複数のストッパ部23・・23によって構
成されている。
【0012】このホルダ2は、図2に示すように、その
基部21がケース本体1のフランジ部11側を向くよう
に挿入された状態で、ケース本体1の雄ねじ12にねじ
込まれるナット3によってケース本体1に対して装着固
定される。ホルダ2とナット3の装着状態においては、
ホルダ3はその基部21の端面がケース本体1のフラン
ジ部11に当接した状態で、かつ、ストッパ23・・23
の先端部がナット3に押圧された状態で固定されること
になり、この状態では羽根部22・・22はナット3に干
渉されずに変形自在の状態を保ち、羽根部22・・22の
先端部とナット3の端面との間に前記した寸法Δの幅で
間隙が形成されることになる。
【0013】なお、以上のケース本体1、ホルダ2およ
びナット3の各部材は、例えばポリカーボネートやポリ
アミド等の合成樹脂によって形成される。次に、以上の
本考案実施例の使用方法並びに作用を述べる。ワンプッ
シュ取付け型として使用する場合、ケース本体1にホル
ダ2およびナット3を装着する。また、このセンサヘッ
ドを取り付けるべき壁体には、図5に斜視図を示すよう
にケース本体1のフランジ部11の外径寸法よりも大き
く、かつ、ホルダ2の羽根部22・・22の外周寸法より
も小さい径の貫通孔Hを穿つ。例えばフランジ部11の
外径寸法は11.5mmで、羽根部22・・22の外周寸
法は14〜15mmとした場合、貫通孔Hの径は12m
m程度とすることが望ましい。そして、この貫通孔H内
にセンサヘッドをフランジ部11側から挿入する。これ
により、羽根部22・・22は貫通孔Hを通過するときに
内側に弾性的に変形し、貫通孔Hを通過した後には再び
元の状態に戻る。この状態では、壁体Wは羽根部22・・
22の先端とナット3の間に形成された寸法Δの間隙に
挟み込まれ、これによってセンサヘッドが壁体に保持さ
れた状態となる。
【0014】一方、プレート取付け型として使用する場
合、ナット3を緩めてホルダ2とともにケース本体1か
ら取り外す。また、図6に例示するように、ケース本体
1の雄ねじ12をねじ込むための雌ねじfと、取付け用
孔mを形成したプレートpを別途用意するとともに、こ
のセンサヘッドを取り付けるべき壁体wには、フランジ
部11の外径寸法よりも大きい適当な貫通孔hを穿つ。
そして、プレートpの雌ねじfにケース本体1の雄ねじ
12をねじ込んで固定した状態で、プレートpを壁体w
にねじ止めする。
【0015】このように、ケース本体1に対してホルダ
2とナット3を着脱することによって、ワンプッシュ取
付け型とプレート取付け型のいずれの型式としても使用
することができる。なお、本考案は以上の実施例に限ら
れることなく、例えば羽根部22・・22の数や形状等、
あるいはストッパ部23・・23の数等は、本考案の目的
を達成することのできるものであれば任意とすることが
できる。
【0016】また、以上の実施例では、ナット3と羽根
部22・・22の間に壁体Wを挟み込んで保持する場合を
述べたが、図7に要部断面図を示すように、羽根部22
・・22の復元力で壁体Wの貫通孔Hの内周面を弾性的に
押圧して保持するよう構成してもよい。この場合、スト
ッパ部23・・23に対する羽根部22・・22の長さの相
違量Δは、羽根部22・・22の弾性変形を妨げない程度
の微小量でよい。そしてこの場合には、様々な厚さの壁
体Wに対応できるという利点がある。
【0017】更に、本考案は光電センサの発光素子ない
しは受光素子以外に、例えば近接センサ等の他のセンサ
ヘッドに同様に適用し得ることは勿論である。
【0018】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案によれ
ば、センサを収容したケース本体の先端部に雄ねじを、
後部近傍にはフランジ部を形成するとともに、このケー
ス本体に対して挿抜自在のホルダを設け、このホルダに
は、筒形の基部から軸方向に伸び、かつ、外方に弾性的
に張り出した複数の羽根部と、この羽根部の先端よりも
所定寸法だけ軸方向に突出したストッパを形成し、ホル
ダをケース本体の雄ねじにねじ込むナットによって固定
するような構成としているので、ホルダとナットを装着
した状態では従来のワンプッシュ取付け型の構造となる
とともに、ナットを緩めてホルダとともに取り外すとい
う簡単な操作により、従来のプレート取付け構造とな
る。その結果、従来のように各型式のセンサヘッドを用
意することなく、一つの型式により両型式に対応可能な
センサヘッドが得られることになり、製造工程の簡素化
および在庫の削減、およびコストの低減を達成すること
ができる。
【0019】また、本考案の構成において注目すべき点
は、ナットを装着すべきケース本体の雄ねじは、プレー
トにねじ込まれる雄ねじを兼ねている点であり、特に複
雑な構成を採ることなく、合理的で簡単な構成のもとに
上記の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案実施例の分解斜視図
【図2】 本考案実施例の組立状態の斜視図
【図3】 そのケース本体1の中央縦断面図
【図4】 同じくホルダ2の正面図(A)およびそのA
−A断面図
【図5】 本考案実施例をワンプッシュ取付け型として
使用する場合の説明図
【図6】 本考案実施例をプレート取付け型として使用
する場合の説明図
【図7】 本考案の他の実施例の壁体の貫通孔への取付
け構造の説明図
【符号の説明】
1・・・・ケース本体 11・・・・フランジ部 12・・・・雄ねじ 2・・・・ホルダ 21・・・・基部 22・・・・羽根部 23・・・・ストッパ部 3・・・・ナット H,h・・・・貫通孔 W,w・・・・壁体 p・・・・プレート f・・・・雌ねじ m・・・・取付け用孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円筒形の内側にセンサを固着するとと
    もに、外周面の一端部にフランジ部が形成され、他端部
    には雄ねじが形成されたケース本体と、そのケース本体
    の外周に挿抜自在に装着され、筒型の基部から軸方向に
    伸びて外方に弾性的に張り出した複数の羽根部、およ
    び、上記基部から軸方向に伸びて上記羽根部の先端より
    所定距離だけ当該軸方向に突出したストッパ部を有する
    ホルダと、上記ケース本体の雄ねじにねじ込まれるナッ
    トを備え、上記ホルダは、その基部側が上記ケース本体
    のフランジ部に当接した状態で上記ストッパが上記ナッ
    トに押圧されて上記本体ケースに固定されるよう構成さ
    れてなるセンサヘッド。
JP4484991U 1991-06-14 1991-06-14 センサヘッド Expired - Lifetime JP2555825Y2 (ja)

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JPH04136588U JPH04136588U (ja) 1992-12-18
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