JP2555784B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2555784B2
JP2555784B2 JP3016144A JP1614491A JP2555784B2 JP 2555784 B2 JP2555784 B2 JP 2555784B2 JP 3016144 A JP3016144 A JP 3016144A JP 1614491 A JP1614491 A JP 1614491A JP 2555784 B2 JP2555784 B2 JP 2555784B2
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朋之 岡田
俊彦 井龍
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
係り,特に露光工程で発生するパターン寸法不良の発生
原因を識別する方法に関する。
【0002】近年,半導体装置の高集積化にともない,
正確なパターン寸法が要求されている。そのために,発
生した寸法不良の原因を容易にかつ速やかに発見して対
策を行うことが必要である。
【0003】本発明はこの必要性に対応したパターン寸
法不良の発生原因を識別する方法として利用できる。
【0004】
【従来の技術】露光工程で発生するパターン寸法不良
は,露光データの誤りか,あるいは露光工程のプロセス
条件の異常に起因して発生する。
【0005】したがって,従来のパターン寸法不良の解
析は露光データの見直しとプロセス条件のチェックの両
方を行っていた。このため,不良解析に時間がかかり,
製造のスループットを落としていた。
【0006】また,少々の寸法不良は露光条件の変更で
処理していた。例えば,所望の正規の寸法より細い場合
は露光量を増して線幅を太くすることにより修正を行っ
ている。
【0007】この例として,5μmの線幅の要求に対し
て実際には4.8 μmであった。この際は露光量 9μCA/c
m2を12 9μCA/cm2に上げて正規のせんはばに近づける。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来例で
は寸法不良の真の原因が何に起因するかの発見に時間が
かかるという問題があった。
【0009】本発明はパターン寸法不良の原因が露光デ
ータかプロセス条件にあるのかを簡単に識別できる方法
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決は, 1)露光装置に所定のパターンを持つ基準マークを発生
させて,露光データから露光したマークと該基準マーク
を被露光基板上に形成し,両マークの寸法測定の結果を
比較して,パターンの寸法不良が露光データに起因する
のかあるいは製造プロセスに起因するのかを特定する半
導体装置の製造方法,あるいは, 2)前記基準マークが露光データから露光したマークと
同じ線幅を有するパターンを含むことを特徴とする前記
1)記載の半導体装置の製造方法により達成される。
【0011】
【作用】本発明は,露光データによるパターン露光とは
別に露光装置にある一定のパターンを持つ基準マークを
発生させて,露光データから露光したマークとこの基準
マークの寸法測定の結果を比較して,パターン寸法不良
の原因が露光データかプロセス条件にあるのかを識別す
るものである。
【0012】図1(A),(B) は本発明の原理説明図であ
る。図において,マークAは露光データから露光したマ
ーク,マークBは露光装置から発生させた基準マークを
示す。
【0013】ここで,本来のマークの所望寸法をbとす
ると,図1(A) では,マークA,マークBとも寸法はa
で,両マークとも寸法不良が生じている場合である。こ
の場合は,製造プロセスで異常があることになる。
【0014】図1(B) はマークBの寸法はbで正常で,
マークAの寸法はaで寸法不良が生じている場合であ
る。この場合は,露光データに異常があることになる。
つぎに, さらに詳しく具体例について説明する。
【0015】露光データから作成されるマークAは, デ
ータ作成する際にシフト, リダクション等をパターンに
対して与える。例えば,設計データが1μmのパターン
をデータ処理して露光データ(レチクル上)を作成する
際, 5倍のレチクルを用いてシフトが−0.2 μmである
と露光データは4.8 μmとなる。
【0016】これに対して, 露光装置から発生するマー
クBは常に一定の寸法を持たせる。例えば, 常にレチク
ル上で5μmとする。この場合以上原因の判定結果はつ
ぎの4通りとなる。 ケース(1) マークA 4.8 μm マークB 5.0 μm の場合は正常である。 ケース(2) マークA 5.0 μm マークB 5.0 μm の場合は露光データのミスである。 ケース(3) マークA 5.0 μm マークB 5.2 μm の場合は製造プロセスの異常である。 ケース(4) マークA 5.2 μm マークB 5.2 μm の場合は露光データ, 製造プロセスの異常である。
【0017】
【実施例】図2は本発明の一実施例を説明するマークの
平面図である。ここで,マークAの線幅寸法は露光デー
タにおいて3μm(本来の所望寸法)である。
【0018】一方,マークBは常に2,3,4μmの線
幅寸法を発生させている。ここで,マークの実測結果は
以下のようであった。 マークAは2.7 μm, マークBは 1.7, 2.7, 3.7μm. したがって, この例では製造プロセスに異常があること
が分かる。
【0019】ここで,製造プロセスの異常例としては,
露光装置の露光量変化, 現像装置の異常(ベーク温度,
ウエハの回転速度,現像液の劣化等),エッチング装置
の異常(ベーク温度,エッチング液の劣化,エッチング
液除去能力の差,プラズマ発生状態の変化等)等があ
る。
【0020】つぎに,マークBの発生について説明す
る。図3は露光装置からのマークBパターンの発生方法
を説明するブロック図である。
【0021】図の鎖線に囲まれた部分が露光装置であ
る。通常パターンの露光はつぎのように行われる。露光
データ(磁気テープ)1が露光装置内のバッファメモリ
(磁気ディスク)2に入力され,このデータにしたがっ
てパターンゼネレータ4によりパターンを発生させ,D/
A コンバータ5によりアナログデータに変換されて露光
される。
【0022】本発明では露光装置内にマークBライブラ
リ(磁気ディスク)3を持ち,このデータはパターンゼ
ネレータ4に入力され,露光データと同時に露光され
る。
【0023】
【発明の効果】パターン寸法不良の原因が露光データか
プロセス条件にあるのかを簡単に識別できる方法が得ら
れた。
【0024】この結果, 不良解析に要する時間が短縮さ
れ,製造歩留とスループットの向上に寄与することがで
きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理説明図
【図2】 本発明の一実施例を説明するマークの平面図
【図3】 露光装置からのマークBパターンの発生方法
を説明するブロック図
【符号の説明】
A 露光データから露光したマーク B 露光装置から発生させた基準マーク a 寸法の不良値 b 寸法の本来の値(所望値)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光装置に所定のパターンを持つ基準マ
    ークを発生させて,露光データから露光したマークと該
    基準マークを被露光基板上に形成し,両マークの寸法測
    定の結果を比較して,パターンの寸法不良が露光データ
    に起因するのかあるいは製造プロセスに起因するのかを
    特定することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記基準マークが露光データから露光し
    たマークと同じ線幅を有するパターンを含むことを特徴
    とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
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