JP2555747Y2 - 排水ます取付装置 - Google Patents

排水ます取付装置

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JP2555747Y2
JP2555747Y2 JP1600692U JP1600692U JP2555747Y2 JP 2555747 Y2 JP2555747 Y2 JP 2555747Y2 JP 1600692 U JP1600692 U JP 1600692U JP 1600692 U JP1600692 U JP 1600692U JP 2555747 Y2 JP2555747 Y2 JP 2555747Y2
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JP
Japan
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drainage
mounting
mounting cylinder
cylinder
mounting device
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道文 真鍋
敏夫 西原
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、アパ−ト、マンション
等のビル建物の外壁面に沿って施工される竪樋の上端部
分に設けられ、同ビル建物の屋上からの排水を集めて同
竪樋へと案内流下させる排水ます取付装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、図6に示す如く、建物の外壁
面(イ)に突設される排水管(ロ)の外側に、取付筒体
(ハ)を被嵌して該取付筒体(ハ)を同外壁面(イ)に
固定し、同取付筒体(ハ)の外側に、排水ます本体
(ニ)より側方へ突設される接続筒体(ホ)を嵌合接続
してなる排水ます取付装置は知られている。該排水ます
取付装置においては、取付筒体(ハ)が円筒状体で、そ
の壁側の端縁に外方へ突出する取付鍔部(ヘ)が形成さ
れており、該取付鍔部(ヘ)に固定具(ト)が挿通さ
れ、該固定具(ト)によって該取付筒体(ハ)は同建物
の外壁面(イ)に固定されている。又、排水ます本体
(ニ)は上端が閉塞された円筒状体であり、その周壁中
程に接続筒体(ホ)が外側方へと突設されている。該排
水ます本体(ニ)の下端には落とし筒部(チ)が垂設さ
れており、該落とし筒部(チ)に竪樋(リ)が嵌合接続
されている。したがって、該排水ます取付装置において
は、建物の屋上からの排水が排水管(ロ)によって排水
ます本体(ニ)へと案内集水され、該排水ます本体
(ニ)から竪樋(リ)へと流下排水されるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、取付筒体(ハ)と接続筒体(ホ)
とは製品として寸法が決定されるため、相互に嵌合し得
る寸法となっているが、各施工現場において排水管
(ロ)の外径寸法が種々異なるため、該排水管(ロ)と
その外側に被嵌される取付筒体(ハ)との間には余裕と
なる間隔(ヌ)が設けられる程度に、該取付筒体(ハ)
は大径に形成されており、同間隔(ヌ)から排水が建物
の外壁面(イ)へと漏れ出る恐れがあった。
【0004】本考案は、上記従来の技術における問題を
解決するために考案されたもので、すなわちその課題
は、取付筒体と排水管との間隔が密閉されて該取付筒体
内から壁側への排水の漏出が防止され、しかも、同取付
筒体内に排水管が確実に保持される排水ます取付装置を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の排水ます取付装
置は、建物の外壁面に突設される排水管の外側に、取付
筒体を被嵌して該取付筒体を同外壁面に固定し、同取付
筒体の外側に、排水ます本体より側方へ突設される接続
筒体を嵌合接続してなる排水ます取付装置において、取
付筒体と排水管との間隔に同間隔を密閉するパッキン材
を介設すると共に、取付筒体の壁側の内周縁に全周に亘
る内鍔凸起を突設してなり、この構成によって上記課題
が解決されたものである。
【0006】
【作用】本考案の排水ます取付装置にあっては、建物の
外壁面に突設される排水管の外側に、取付筒体が被嵌さ
れて該取付筒体が同外壁面に固定され、同取付筒体の外
側に、排水ます本体より側方へ突設される接続筒体が嵌
合接続されており、取付筒体と排水管との間隔に同間隔
を密閉するパッキン材が介設されているため、該パッキ
ン材の部分において同取付筒体内から壁側へと逆流する
排水が堰き止められ、しかも、取付筒体の壁側の内周縁
に全周に亘る内鍔凸起が突設されているため、上記パッ
キン材を万一逆流通過した排水も該内鍔凸起において水
切りされ、同取付筒体内から壁側への排水の漏出が確実
に防止されるものである。又、この場合、取付筒体内に
突設される内鍔凸起によって、該取付筒体内に挿通され
る排水管が確実に保持されるものである。
【0007】
【実施例】図1、図2に示す排水ます取付装置は、本考
案の一実施例で、建物の外壁面1に突設される排水管2
の外側に、取付筒体3を被嵌して該取付筒体3を同外壁
面1に固定し、同取付筒体3の外側に、排水ます本体4
より側方へ突設される接続筒体5を嵌合接続してなる排
水ます取付装置において、取付筒体3と排水管2との間
隔に同間隔を密閉するパッキン材6、7を介設すると共
に、取付筒体3の壁側の内周縁に全周に亘る内鍔凸起8
を突設してなるものである。
【0008】該排水ます取付装置は、アパ−ト、マンシ
ョン等のビル建物の外壁面1に設けられている。取付筒
体3はステンレス製の円筒状体でなり、該取付筒体3の
壁側の端縁に外方へ突出する取付鍔部9が形成されてお
り、該取付鍔部9に固定具10が挿通され、該固定具10に
よって該取付筒体3は同建物の外壁面1に固定されてい
る。又、該取付筒体3の壁側の内周縁には全周に亘る内
鍔凸起8を突設されており、該内鍔凸起8の突出寸法は
パッキン材6、7の巾厚寸法よりも小さく設定されるも
のである。
【0009】排水管2は、建物の屋上11からの排水を同
建物の外壁面1の外側へと案内流水させるものであり、
同外壁面1から適宜寸法突設されている。又、該排水管
2は通常、直径 100mm程度の円筒体でなり、建物の外壁
面1内に埋設固定されて施工されるものである。
【0010】上記取付筒体3と排水管2との間隔には、
二つのパッキン材6、7が介設されている。パッキン材
6は、図3に示す如く、軟質ゴムにて輪状円板形状に形
成されたもので、その中程には切溝12が設けられてい
る。該実施例の排水ます取付装置においては、切溝12に
て切断してその内側部分を除去し、切溝12の外側部分だ
けをパッキン材6として、上記直径 100mm程度の排水管
2の外周に嵌め付けて使用されている。現場によって
は、直径80mm程度の排水管2もあるが、この場合には、
切溝12にて切断することなく全体そのままでパッキン材
6として使用すれば対応できるものである。
【0011】又、パッキン材7は軟質合成樹脂発泡体で
なり、取付筒体3の壁側の内鍔凸起8に近接した位置の
内周面に付着形成されており、二股形状に突設されてい
る。すなわち、該実施例の排水ます取付装置において
は、パッキン材6は取付筒体3の内周面に対して摺接さ
れ、パッキン材7は排水管2の外周面に対して摺接され
て、排水管2に取付筒体3が被嵌されるものである。
【0012】又、該実施例の排水ます取付装置において
は、取付筒体3の先端縁部分にシ−ル材13が付着形成さ
れており、該シ−ル材13が接続筒体5の内周面に密接さ
れる状態に、同取付筒体3の外側に排水ます本体4より
突設される接続筒体5が嵌合接続されるものである。
【0013】排水ます本体4は上端が閉塞されたステン
レス製の円筒状体でなり、その周壁中程に接続筒体5が
外側方へと一体に突設されている。同排水ます本体4の
下端には落とし筒部14が一体に垂設されており、該落と
し筒部14に竪樋15が嵌合接続されている。該竪樋15は、
建物の外壁面1に樋固定具16によって固定支持されてい
る。
【0014】該排水ます取付装置においては、建物の屋
上11からの排水が排水管2によって排水ます本体4へと
案内集水され、該排水ます本体4から竪樋15へと流下排
水されるものである。
【0015】したがって、該実施例の排水ます取付装置
にあっては、取付筒体3と排水管2との間隔に同間隔を
密閉するパッキン材6、7が介設されているため、該両
パッキン材6、7の部分において同取付筒体3内から壁
側へと逆流する排水が二重に堰き止められ、しかも、取
付筒体3の壁側の内周縁に全周に亘る内鍔凸起8が突設
されているため、上記両パッキン材6、7を万一逆流通
過した排水も該内鍔凸起8において水切りされ、同取付
筒体3内から壁側への排水の漏出が確実に防止されるも
のである。又、この場合、取付筒体3内に突設される内
鍔凸起8によって、該取付筒体3内に挿通される排水管
2の大きな振れ動きが規制されて該排水管2が確実に保
持されるものである。
【0016】なお、本考案の排水ます取付装置において
は、図4、図5に示す実施例の如きであっても良いもの
である。すなわち、該実施例の排水ます取付装置におい
ては、取付筒体3が合成樹脂にて一体に射出成形されて
おり、その先端側の内周面に軟質合成樹脂でなるパッキ
ン材7が一体に形成されている。又、該取付筒体3と排
水ます本体4から突出する接続筒体5とは摺動自在に嵌
合接続されており、この場合、固定用ビス18が接続筒体
5に穿設された長孔19に挿通されて取付筒体3に螺合結
合されているため、該固定用ビス18を締め付けて取付筒
体3と接続筒体5とを固定できるものである。又、排水
ます本体4は、ステンレスにて矩形箱形状に形成されて
いる。
【0017】
【考案の効果】上述の如く、本考案の排水ます取付装置
にあっては、取付筒体と排水管との間隔に同間隔を密閉
するパッキン材が介設されているため、該パッキン材の
部分において同取付筒体内から壁側へと逆流する排水が
堰き止められ、しかも、取付筒体の壁側の内周縁に全周
に亘る内鍔凸起が突設されているため、上記パッキン材
を万一逆流通過した排水も該内鍔凸起において水切りさ
れ、同取付筒体内から壁側への排水の漏出が確実に防止
されるものであり、又、同取付筒体内に突設される内鍔
凸起によって、該取付筒体内に挿通される排水管が確実
に保持されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である排水ます取付装置を示
す要部断面図である。
【図2】同実施例の施工形態を示す側面図である。
【図3】同実施例において使用されるパッキン材を示す
斜視図である。
【図4】別の実施例である排水ます取付装置を示す要部
断面図である。
【図5】同実施例の施工形態を示す側面図である。
【図6】本考案の従来例である排水ます取付装置を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 外壁面 2 排水管 3 取付筒体 4 排水ます本体 5 接続筒体 6 パッキン材 7 パッキン材 8 内鍔凸起

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の外壁面に突設される排水管の外側
    に、取付筒体を被嵌して該取付筒体を同外壁面に固定
    し、同取付筒体の外側に、排水ます本体より側方へ突設
    される接続筒体を嵌合接続してなる排水ます取付装置に
    おいて、取付筒体と排水管との間隔に同間隔を密閉する
    パッキン材を介設すると共に、取付筒体の壁側の内周縁
    に全周に亘る内鍔凸起を突設してなる排水ます取付装
    置。
JP1600692U 1992-03-26 1992-03-26 排水ます取付装置 Expired - Lifetime JP2555747Y2 (ja)

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JPH0578764U JPH0578764U (ja) 1993-10-26
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JP2507630Y2 (ja) * 1992-04-06 1996-08-14 ミサワホーム株式会社 壁面排水構造
JP2005146637A (ja) * 2003-11-14 2005-06-09 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 呼び樋

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