JP2555625Y2 - マットレス用スプリングユニット - Google Patents
マットレス用スプリングユニットInfo
- Publication number
- JP2555625Y2 JP2555625Y2 JP1992058059U JP5805992U JP2555625Y2 JP 2555625 Y2 JP2555625 Y2 JP 2555625Y2 JP 1992058059 U JP1992058059 U JP 1992058059U JP 5805992 U JP5805992 U JP 5805992U JP 2555625 Y2 JP2555625 Y2 JP 2555625Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bar
- connecting band
- mattress
- pocket coil
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ベッド用マットレス等
に収容されるマットレス用スプリングユニットの改良に
関する。
に収容されるマットレス用スプリングユニットの改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、先に、実開平3−277
62号公報に掲載されたように、棒材によって枠体を形
成し、連続形成した複数の袋体のそれぞれにコイルスプ
リングを収容してポケットコイル列を形成し、前記枠体
内に前記ポケットコイル列を複数列に並べて収容し、前
記ポケットコイル列の上面または下面に前記ポケットコ
イル列と交差する複数の布製の連結帯を互いに平行に接
着し、前記連結帯の長手方向の端部をそれぞれ前記棒材
に巻き付けたマットレス用スプリングユニットを提案し
たが、本考案はこの先願に更なる改良を加えたものであ
る。
62号公報に掲載されたように、棒材によって枠体を形
成し、連続形成した複数の袋体のそれぞれにコイルスプ
リングを収容してポケットコイル列を形成し、前記枠体
内に前記ポケットコイル列を複数列に並べて収容し、前
記ポケットコイル列の上面または下面に前記ポケットコ
イル列と交差する複数の布製の連結帯を互いに平行に接
着し、前記連結帯の長手方向の端部をそれぞれ前記棒材
に巻き付けたマットレス用スプリングユニットを提案し
たが、本考案はこの先願に更なる改良を加えたものであ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】すなわち、上記先願に
よると、当該ユニットの端に位置する連結帯とこの連結
帯と平行な棒材とが互いに全く接続されていないため
に、この部分において荷重を受けたときのコイルスプリ
ングの沈み込みが大きい。
よると、当該ユニットの端に位置する連結帯とこの連結
帯と平行な棒材とが互いに全く接続されていないため
に、この部分において荷重を受けたときのコイルスプリ
ングの沈み込みが大きい。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は以上の点に鑑
み、上記先願にみられる問題を解消すべく案出されたも
のであって、この目的を達成するため、棒材によって枠
体を形成し、連続形成した複数の袋体のそれぞれにコイ
ルスプリングを収容してポケットコイル列を形成し、前
記枠体内に前記ポケットコイル列を複数列に並べて収容
し、前記ポケットコイル列の上面または下面に前記ポケ
ットコイル列と交差する複数の布製の連結帯を互いに平
行に接着したマットレス用スプリングユニットにおい
て、当該ユニットの端に位置する特定の連結帯と、前記
特定の連結帯に対して平行な棒材とを有し、前記特定の
連結帯を他の連結帯より幅広とし、前記特定の連結帯を
その幅方向に二つ折りにしてその間に、前記棒材をその
略全長に亙って挾み込んだことを特徴とするマットレス
用スプリングユニットを提供する。
み、上記先願にみられる問題を解消すべく案出されたも
のであって、この目的を達成するため、棒材によって枠
体を形成し、連続形成した複数の袋体のそれぞれにコイ
ルスプリングを収容してポケットコイル列を形成し、前
記枠体内に前記ポケットコイル列を複数列に並べて収容
し、前記ポケットコイル列の上面または下面に前記ポケ
ットコイル列と交差する複数の布製の連結帯を互いに平
行に接着したマットレス用スプリングユニットにおい
て、当該ユニットの端に位置する特定の連結帯と、前記
特定の連結帯に対して平行な棒材とを有し、前記特定の
連結帯を他の連結帯より幅広とし、前記特定の連結帯を
その幅方向に二つ折りにしてその間に、前記棒材をその
略全長に亙って挾み込んだことを特徴とするマットレス
用スプリングユニットを提供する。
【0005】
【作用】上記構成を有する本考案によれば、当該ユニッ
トの端に位置する特定の連結帯とこの特定の連結帯に対
して平行な棒材とが、これらの長手方向の略全長に亙っ
て互いに接続されるために、この特定の連結帯の下方に
位置するポケットコイルの袋体がこの特定の連結帯を介
して棒材と接続されることになる。したがってこの接続
部分の任意の一箇所に対してその上方から荷重が作用し
たときに、この荷重が棒材により広くその長手方向に分
散されるために、この接続部分、すなわち当該ユニット
の端列において、コイルスプリングの沈み込みを従来よ
り小さくすることが可能となる。
トの端に位置する特定の連結帯とこの特定の連結帯に対
して平行な棒材とが、これらの長手方向の略全長に亙っ
て互いに接続されるために、この特定の連結帯の下方に
位置するポケットコイルの袋体がこの特定の連結帯を介
して棒材と接続されることになる。したがってこの接続
部分の任意の一箇所に対してその上方から荷重が作用し
たときに、この荷重が棒材により広くその長手方向に分
散されるために、この接続部分、すなわち当該ユニット
の端列において、コイルスプリングの沈み込みを従来よ
り小さくすることが可能となる。
【0006】
【実施例】つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説
明する。
明する。
【0007】図1に示すように、一部を図示した棒材2
によって当該ユニットの枠体1が形成され、連続形成さ
れた複数の袋体4のそれぞれにコイルスプリング5が収
容されてポケットコイル列3a,3b,3c・・・が形
成され、枠体1内にこのポケットコイル列3a,3b,
3c・・・が複数列に並べられて収容されている。各ポ
ケットコイル列3a,3b,3c・・・を互いに接続す
るため、ポケットコイル列3a,3b,3c・・・の上
面または下面(図では上面)にポケットコイル列3a,
3b,3c・・・と直角に交差する複数の、不織布等の
布製の連結帯6a,6b,6c,6d・・・が互いに平
行に接着されているが、所定の幅を有するこの連結帯6
a,6b,6c,6d・・・のうち、当該ユニットの端
に位置する連結帯6aがその幅w1 を他の連結帯6b,
6c,6d・・・の幅w2 より広く、略二倍の幅に設定
されており、この幅広の連結帯6aが図示する向きに幅
方向に二つ折りにされて、その間に、この連結帯6aと
平行な棒材2が挾み込まれている。したがってこの構成
によれば、連結帯6aと棒材2がこれらの長手方向に亙
って互いに接続され、連結帯6aとポケットコイル列3
a,3b,3c・・・が既に互いに接続されているため
に、荷重を棒材2を介して多数のコイルスプリング5に
分散させ、この部分において荷重を受けたときのコイル
スプリング5の沈み込みを従来より小さくすることがで
きる。またこのようにして連結帯6aによって棒材2を
略全長に亙って包んでおけば、使用者にとって棒材2の
当たりが柔らかいものとなる。
によって当該ユニットの枠体1が形成され、連続形成さ
れた複数の袋体4のそれぞれにコイルスプリング5が収
容されてポケットコイル列3a,3b,3c・・・が形
成され、枠体1内にこのポケットコイル列3a,3b,
3c・・・が複数列に並べられて収容されている。各ポ
ケットコイル列3a,3b,3c・・・を互いに接続す
るため、ポケットコイル列3a,3b,3c・・・の上
面または下面(図では上面)にポケットコイル列3a,
3b,3c・・・と直角に交差する複数の、不織布等の
布製の連結帯6a,6b,6c,6d・・・が互いに平
行に接着されているが、所定の幅を有するこの連結帯6
a,6b,6c,6d・・・のうち、当該ユニットの端
に位置する連結帯6aがその幅w1 を他の連結帯6b,
6c,6d・・・の幅w2 より広く、略二倍の幅に設定
されており、この幅広の連結帯6aが図示する向きに幅
方向に二つ折りにされて、その間に、この連結帯6aと
平行な棒材2が挾み込まれている。したがってこの構成
によれば、連結帯6aと棒材2がこれらの長手方向に亙
って互いに接続され、連結帯6aとポケットコイル列3
a,3b,3c・・・が既に互いに接続されているため
に、荷重を棒材2を介して多数のコイルスプリング5に
分散させ、この部分において荷重を受けたときのコイル
スプリング5の沈み込みを従来より小さくすることがで
きる。またこのようにして連結帯6aによって棒材2を
略全長に亙って包んでおけば、使用者にとって棒材2の
当たりが柔らかいものとなる。
【0008】
【考案の効果】本考案は次の効果を奏する。すなわち、
上記構成を備えた本考案のマットレス用スプリングユニ
ットにおいては、当該ユニットの端に位置する特定の連
結帯とこの特定の連結帯に対して平行な棒材とが、これ
らの長手方向の略全長に亙って互いに接続されるため
に、この特定の連結帯の下方に位置するポケットコイル
の袋体がこの特定の連結帯を介して棒材と接続される。
したがってこの接続部分の任意の一箇所に対してその上
方から荷重が作用したときに、この荷重が棒材により広
くその長手方向に分散されるために、この接続部分、す
なわち当該ユニットの端列において、コイルスプリング
の沈み込みを従来より小さくすることができる。またこ
のようにして特定の連結帯によって棒材を略全長に亙っ
て包むことによって棒材の当たりを柔らかくすることが
でき、感触の良いマットレスを提供することができる。
上記構成を備えた本考案のマットレス用スプリングユニ
ットにおいては、当該ユニットの端に位置する特定の連
結帯とこの特定の連結帯に対して平行な棒材とが、これ
らの長手方向の略全長に亙って互いに接続されるため
に、この特定の連結帯の下方に位置するポケットコイル
の袋体がこの特定の連結帯を介して棒材と接続される。
したがってこの接続部分の任意の一箇所に対してその上
方から荷重が作用したときに、この荷重が棒材により広
くその長手方向に分散されるために、この接続部分、す
なわち当該ユニットの端列において、コイルスプリング
の沈み込みを従来より小さくすることができる。またこ
のようにして特定の連結帯によって棒材を略全長に亙っ
て包むことによって棒材の当たりを柔らかくすることが
でき、感触の良いマットレスを提供することができる。
【図1】本考案の実施例に係るマットレス用スプリング
ユニットの要部斜視図
ユニットの要部斜視図
1 枠体 2 棒材 3a,3b,3c ポケットコイル列 4 袋体 5 コイルスプリング 6a,6b,6c,6d 連結帯
Claims (1)
- 【請求項1】 棒材によって枠体を形成し、連続形成し
た複数の袋体のそれぞれにコイルスプリングを収容して
ポケットコイル列を形成し、前記枠体内に前記ポケット
コイル列を複数列に並べて収容し、前記ポケットコイル
列の上面または下面に前記ポケットコイル列と交差する
複数の布製の連結帯を互いに平行に接着したマットレス
用スプリングユニットにおいて、 当該ユニットの端に位置する特定の連結帯(6a)と、
前記特定の連結帯(6a)に対して平行な棒材(2)と
を有し、 前記特定の連結帯(6a)を他の連結帯より幅広とし、
前記特定の連結帯(6a)をその幅方向に二つ折りにし
てその間に、前記棒材(2)をその略全長に亙って 挾み
込んだことを特徴とするマットレス用スプリングユニッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992058059U JP2555625Y2 (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | マットレス用スプリングユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992058059U JP2555625Y2 (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | マットレス用スプリングユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0613616U JPH0613616U (ja) | 1994-02-22 |
JP2555625Y2 true JP2555625Y2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=13073346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992058059U Expired - Lifetime JP2555625Y2 (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | マットレス用スプリングユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555625Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61204558U (ja) * | 1985-06-11 | 1986-12-23 | ||
JPS63197451U (ja) * | 1987-06-11 | 1988-12-20 | ||
JPH0180054U (ja) * | 1987-11-16 | 1989-05-29 | ||
JPH0511803Y2 (ja) * | 1988-10-14 | 1993-03-24 | ||
JP3027762U (ja) * | 1996-02-08 | 1996-08-13 | 株式会社武藤電機 | 集中型真空集塵装置 |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP1992058059U patent/JP2555625Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0613616U (ja) | 1994-02-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970610 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |