JPH0636785Y2 - ベッド用樽型コイルスプリング連結構造体 - Google Patents
ベッド用樽型コイルスプリング連結構造体Info
- Publication number
- JPH0636785Y2 JPH0636785Y2 JP5067691U JP5067691U JPH0636785Y2 JP H0636785 Y2 JPH0636785 Y2 JP H0636785Y2 JP 5067691 U JP5067691 U JP 5067691U JP 5067691 U JP5067691 U JP 5067691U JP H0636785 Y2 JPH0636785 Y2 JP H0636785Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- barrel
- coil spring
- shaped
- shaped coil
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は樽型コイルスプリングの
新規な連結構造に係るものである。
新規な連結構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】ベッド用樽型コイルスプリングは普通線
径1.6〜2.0mmの鋼線を5〜6巻数で、その高さ
は約160mm、胴部の太さは径約60mm、両端面の
外径を45mm前後として樽型に巻き加工し合成繊維の
帯状不織布の布地を2枚に折り、折目の上に28個を長
手方向に樽型コイルスプリングを高さ140mmに圧縮
して並べて布の両縁辺を縫成または熔着して長いポケッ
ト状袋の中に包み込み、又そのポケット状袋を両側から
縦にコイルとコイルの間を縫成または熔着してコイルス
プリング列を作る。 このコイルスプリング列を,山の部分と谷の部分と接触
接着し、数列に並列してポケット状袋の不織布の布地を
連結して樽型コイルスプリング連結構造体を構成してい
る。
径1.6〜2.0mmの鋼線を5〜6巻数で、その高さ
は約160mm、胴部の太さは径約60mm、両端面の
外径を45mm前後として樽型に巻き加工し合成繊維の
帯状不織布の布地を2枚に折り、折目の上に28個を長
手方向に樽型コイルスプリングを高さ140mmに圧縮
して並べて布の両縁辺を縫成または熔着して長いポケッ
ト状袋の中に包み込み、又そのポケット状袋を両側から
縦にコイルとコイルの間を縫成または熔着してコイルス
プリング列を作る。 このコイルスプリング列を,山の部分と谷の部分と接触
接着し、数列に並列してポケット状袋の不織布の布地を
連結して樽型コイルスプリング連結構造体を構成してい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前述のように、従来使
用されている最もコイル数が多い配列方法は、図8に示
すように、このコイルスプリング列を,山の部分と谷の
部分と接触接着し、数列に並列してポケット状袋の不織
布の布地を連結するため、コイルスプリング列の両端に
は一列ごとに空間ができ、この空間のところは不織布の
布地と枠線とをCリングで固定するようになるため、使
用により荷重を受けると、不織布は破損しやすく、不織
布が弛み、正しくコイルスプリングを支えることができ
なく、コイルスプリングのへたり、変形の原因となるの
である。本考案は上記の如く、従来の樽型コイルスプリ
ング連結構造体の欠点を克服することを目的とするもの
である。
用されている最もコイル数が多い配列方法は、図8に示
すように、このコイルスプリング列を,山の部分と谷の
部分と接触接着し、数列に並列してポケット状袋の不織
布の布地を連結するため、コイルスプリング列の両端に
は一列ごとに空間ができ、この空間のところは不織布の
布地と枠線とをCリングで固定するようになるため、使
用により荷重を受けると、不織布は破損しやすく、不織
布が弛み、正しくコイルスプリングを支えることができ
なく、コイルスプリングのへたり、変形の原因となるの
である。本考案は上記の如く、従来の樽型コイルスプリ
ング連結構造体の欠点を克服することを目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】不織布の中心線上に必要
数の樽型コイルスプリングを一列に配置し、このスプリ
ング列の一方の端に、さらに本体の太さが、該樽型コイ
ルスプリングより半分位で、高さは同一である樽型コイ
ルスプリングを新たに立てて該布地により包みその上部
の両縁辺を重ね合わせ熔着し、またコイルスプリング間
の布地の両側面も熔着または縫成により長い袋状のもの
となし、該袋状のスプリング列数列を胴細の樽型コイル
スプリングが両方の端にそれぞれ交互に現われるように
配置してスプリングの側面が山と谷が接触するようにし
て、このスプリング列の集合体の上面と下面の周囲を枠
線にて包囲しこれをCリングにて固定せしめてなるベッ
ド用樽型コイルスプリング連結構造体にある。
数の樽型コイルスプリングを一列に配置し、このスプリ
ング列の一方の端に、さらに本体の太さが、該樽型コイ
ルスプリングより半分位で、高さは同一である樽型コイ
ルスプリングを新たに立てて該布地により包みその上部
の両縁辺を重ね合わせ熔着し、またコイルスプリング間
の布地の両側面も熔着または縫成により長い袋状のもの
となし、該袋状のスプリング列数列を胴細の樽型コイル
スプリングが両方の端にそれぞれ交互に現われるように
配置してスプリングの側面が山と谷が接触するようにし
て、このスプリング列の集合体の上面と下面の周囲を枠
線にて包囲しこれをCリングにて固定せしめてなるベッ
ド用樽型コイルスプリング連結構造体にある。
【作用】本考案は前述のように構成されるものであか
ら、ポケット内のコイルスプリングと周囲枠線は空間が
無く連結され、コイルスプリングと枠線とは直接にCリ
ングで連結することができる。
ら、ポケット内のコイルスプリングと周囲枠線は空間が
無く連結され、コイルスプリングと枠線とは直接にCリ
ングで連結することができる。
【0005】
【実施例】本案の実施例は図面を参照して説明する。 図1は普通の樽型コイルスプリングで、図2は胴細の樽
型コイルスプリング2を示すものである。図3は不織布
の長い帯状の布地3の中心線に普通の樽型コイルスプリ
ング1を必要数例えば28個を直列に配置してその端部
には更に胴細の樽型コイルスプリング2を添置して該布
地3の両側縁を上方にて重ね合わせてこれを包み熔着ま
たは縫成し各コイルスプリングの間の該布地の両側面を
熔着また縫成により接着して図4、図5に示すようにス
プリング列を包んだ不織布の被覆体4を作る。 スプリング列被覆体4を22列の並列に接触させて胴細
の樽型コイルスプリング2が並列の端部に交互に現われ
るようにする。これにより該被覆体4は互にその側部の
山を谷が接触するようになる。該スプリング列被覆体4
の集合並列の上面と下面の周囲を枠線にCリングにより
結合させてベッド用樽型コイルスプリング連結構造体が
図6、図7に示すように作られる。
型コイルスプリング2を示すものである。図3は不織布
の長い帯状の布地3の中心線に普通の樽型コイルスプリ
ング1を必要数例えば28個を直列に配置してその端部
には更に胴細の樽型コイルスプリング2を添置して該布
地3の両側縁を上方にて重ね合わせてこれを包み熔着ま
たは縫成し各コイルスプリングの間の該布地の両側面を
熔着また縫成により接着して図4、図5に示すようにス
プリング列を包んだ不織布の被覆体4を作る。 スプリング列被覆体4を22列の並列に接触させて胴細
の樽型コイルスプリング2が並列の端部に交互に現われ
るようにする。これにより該被覆体4は互にその側部の
山を谷が接触するようになる。該スプリング列被覆体4
の集合並列の上面と下面の周囲を枠線にCリングにより
結合させてベッド用樽型コイルスプリング連結構造体が
図6、図7に示すように作られる。
【0006】
【効果】本考案は前述のようになるものであから、ポケ
ット内のコイルスプリングと周囲枠線は空間が無く連結
され、コイルスプリングと枠線とは直接にCリングで連
結することができ、不織布と連結する従来に比較し、強
固に連結することができ、また中間には体圧に合わせて
2重コイルスプリングも収容させることができ、樽型ス
プリング連結構造体は枠線と被覆体4の内部のコイルス
プリング1と2が枠線と完全に強牢に結合して不織布の
布地を保持するからスプリング列を安定にしてスプリン
グ連結構造体を強化する。体圧が掛かる時に横振れする
こともなく、快眠熟睡ができ、コイルスプリングはへた
り、変形が少なく、長期の使用にたえるものである。
ット内のコイルスプリングと周囲枠線は空間が無く連結
され、コイルスプリングと枠線とは直接にCリングで連
結することができ、不織布と連結する従来に比較し、強
固に連結することができ、また中間には体圧に合わせて
2重コイルスプリングも収容させることができ、樽型ス
プリング連結構造体は枠線と被覆体4の内部のコイルス
プリング1と2が枠線と完全に強牢に結合して不織布の
布地を保持するからスプリング列を安定にしてスプリン
グ連結構造体を強化する。体圧が掛かる時に横振れする
こともなく、快眠熟睡ができ、コイルスプリングはへた
り、変形が少なく、長期の使用にたえるものである。
【図1】一般の樽型コイルスプリング単体を示す斜視図
である。
である。
【図2】胴細の樽型コイルスプリング単体を示す斜視図
である。
である。
【図3】一般の樽型コイルスプリングと、胴細の樽型コ
イルスプリングとを帯状布地に列置し、収納される状態
の一例を示す平面図である。
イルスプリングとを帯状布地に列置し、収納される状態
の一例を示す平面図である。
【図4】図3の配列コイルスプリングを帯状布地に包み
その布地の一部を切り取りコイルスプリングを現わした
平面図である。
その布地の一部を切り取りコイルスプリングを現わした
平面図である。
【図5】同じく図4の一部側面図で、布地の一部を切り
取り内部の一般および胴細の樽型コイルスプリングを現
わしたものである。
取り内部の一般および胴細の樽型コイルスプリングを現
わしたものである。
【図6】胴細の樽型コイルスプリングを一列置きに端部
に配置すると共に、一般の樽型コイルスプリングの側面
の中央部の太い山の部分とその間の括れた谷の部分とを
接触させて並列し、これに枠線を化囲らして構成された
ベッド用樽型コイルスプリング連結構造体である。
に配置すると共に、一般の樽型コイルスプリングの側面
の中央部の太い山の部分とその間の括れた谷の部分とを
接触させて並列し、これに枠線を化囲らして構成された
ベッド用樽型コイルスプリング連結構造体である。
【図7】図6のベッド用樽型コイルスプリング構造体の
一部斜視図である。
一部斜視図である。
【図8】従来のベッド用樽型コイルスプリング構造体の
一部平面図である。
一部平面図である。
1 樽型コイルスプリング 2 胴細の樽型コイルスプリング 3 布地 4 被覆体
Claims (1)
- 【請求項1】 不織布の中心線上に必要数の樽型コイル
スプリングを一列に配置し、このスプリング列の一方の
端に、さらに本体の太さが、該樽型コイルスプリングよ
り半分位で、高さは同一である樽型コイルスプリングを
新たに立てて該布地により包みその上部の両縁辺を重ね
合わせ熔着し、またコイルスプリング間の布地の両側面
も熔着または縫成により長い袋状のものとなし、該袋状
のスプリング列数列を胴細の樽型コイルスプリングが両
方の端にそれぞれ交互に現われるように配置してスプリ
ングの側面が山と谷が接触するようにして、このスプリ
ング列の集合体の上面と下面の周囲を枠線にて包囲しこ
れをCリングにて固定せしめてなるベッド用樽型コイル
スプリング連結構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5067691U JPH0636785Y2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | ベッド用樽型コイルスプリング連結構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5067691U JPH0636785Y2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | ベッド用樽型コイルスプリング連結構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0523965U JPH0523965U (ja) | 1993-03-30 |
JPH0636785Y2 true JPH0636785Y2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=12865543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5067691U Expired - Lifetime JPH0636785Y2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | ベッド用樽型コイルスプリング連結構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636785Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-06 JP JP5067691U patent/JPH0636785Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0523965U (ja) | 1993-03-30 |
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