JP2555480Y2 - バルブ挿入装置 - Google Patents

バルブ挿入装置

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JP2555480Y2
JP2555480Y2 JP2820791U JP2820791U JP2555480Y2 JP 2555480 Y2 JP2555480 Y2 JP 2555480Y2 JP 2820791 U JP2820791 U JP 2820791U JP 2820791 U JP2820791 U JP 2820791U JP 2555480 Y2 JP2555480 Y2 JP 2555480Y2
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JP
Japan
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valve
pressing
rod
hole
insertion rod
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JP2820791U
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JPH04119203U (ja
Inventor
一隆 大橋
Original Assignee
株式会社バンザイ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車のタイヤ組立ラ
インにおいて、車輪のホイールにバルブを挿入する装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車輪のホイールにバルブを取付け
る場合は人手により行われていたが作業工数が多いうえ
にバルブ挿入時の労力の負担が大きいため生産性が悪く
又熟練を要していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】一方この種の作業を機
械化したものとして、バルブ孔に一坦挿入しその後バル
ブステムを握持して更にこれを引き入れる装入装置があ
るが、バルブステムを握持する際、バルブの挿入状態が
不安定なためバルブキャップが破損し易く、また仮挿入
とその後の引き入れ工程が分離しているため、装置の部
品点数が多くなる欠点を有していた。
【0004】更にプッシュロッドが長尺の杆体よりな
り、その基部を空圧シリンダーと一体作動可能にし該杆
体の先端部に段部を形成しその先端部をバルブのフラン
ジ部の側端面と係合可能な段部とした自動挿入装置があ
るが全てのホイールのバルブ挿入孔の穿孔方向が一定で
ないため挿入時に前記バルブの側面が切損したり、挿入
が正確且つ自動的に行われ難い欠点を有していた。
【0005】本考案は上記の問題点を解決し、バルブの
損傷を防止すると共にバルブ挿入孔に倣って正確に且つ
自動的に挿入可能とし、挿入作業の能率の向上を図り得
るバルブ挿入装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案はホイールのバルブ挿入孔の個所に先端部を
近接しバルブを挿入するガイドパイプと、該バルブを挿
入孔に押圧挿入する挿入ロッドを有する進退駆動手段と
からなる押圧装置において、該挿入ロッドの先端部に、
前記バルブの通気孔内の肩部に係合し該バルブを押圧す
る押圧杆を有する押圧体を、傾動自在に且つ該押圧杆が
前記挿入ロッドの中心線の延長線上に復帰可能に設けた
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】押圧装置のガイドパイプの先端をホイールのバ
ルブ挿入孔の個所に近接し、エアーシリンダーにより挿
入ロッドを押圧することにより押圧体が該挿入ロッドの
先端部に傾動自在に設けられているため、該押圧体の押
圧杆に係合したバルブが前記挿入孔に倣って正確に且つ
容易に挿入される。
【0008】
【実施例】以下、本考案の1実施例を図1及び図2によ
り説明する。
【0009】1はホイールを示し、該ホイール1にはバ
ルブ2を挿入するバルブ挿入孔1aが穿孔されている。
【0010】3は押圧装置を示し、該押圧装置3は先端
部に前記バルブ2が供給され、前記ホイール1に挿入す
るガイドパイプ3aと押圧ロッド3bと該押圧ロッド3
bを進退駆動する進退駆動手段例えばエアーシリンダー
3cとからなる。
【0011】4は挿入ロッドを示し、該挿入ロッド4は
その先端部が凹状の球面4aに形成され、且つ中心部に
は底部に縮径孔部4bを有する有底中空孔4cが穿孔さ
れている。
【0012】5は押圧体を示し、該押圧体5はその先端
部に前記バルブ2の通気孔2aの肩部を押圧する鍔部5
aを有する押圧杆5bと後端部が半球状の押圧部5cに
形成されると共に該押圧部5cの中心部に細孔5dが穿
孔されている。
【0013】6は例えばピアノ線等からなる弾性を有す
る線状体を示し、該線状体6は、その根部側が前記挿入
ロッド4の縮径部4bに嵌入されると共にその端部に係
止体6aが螺止されており、且つ先端部が前記押圧部5
cの細孔5d内に嵌入されてねじ6bにより螺止されて
いる。尚7は前記バルブ2を供給する供給パイプであ
る。
【0014】次に上記構成のバルブ挿入装置の作動を説
明する。
【0015】先づ押圧装置3のガイドパイプ3aの先端
をホイール1のバルブ挿入孔1aに近接させ供給パイプ
7からバルブ2が装入されると押圧装置3のシリンダー
3cが作動して押圧ロッド3bが矢印A方向に移動する
と、挿入ロッド4と共に押圧体5も矢印A方向に移動し
て、該押圧体5の押圧杆5bの鍔部5aが前記バルブ2
の通気孔2aの肩部に当接し、該バルブ2を前記ホイー
ル1の挿入孔1aに押し込む。
【0016】 このとき該挿入孔1aが該ホイール1の
平面に対し傾斜している場合には、図2の如く前記押圧
体5が前記線状体6の弾性に抗して少許曲って前記挿入
ロッド4の球面4a上を滑動し、且つ前記バルブ2の通
気孔2aの内面と該押圧体5の押圧杆5bの外面との間
に間隙tが存するのでバルブ2が少許傾動し該挿入孔1
aの傾斜面に対応してバルブ2が傾斜し、前記挿入孔1
aに倣って正確に挿入される。
【0017】 従って該バルブ2が損傷したり、挿入さ
れ難い等の問題が解消する。尚バルブ2の挿入係止後押
圧ロッド3bが後退すると押圧杆5bはバルブ2から離
脱し線状体6の弾性により挿入ロッド4の中心線の延長
上に復帰し、次のバルブ2の挿入が可能となる。
【0018】図3は第2実施例を示し、この実施例にお
いては前記挿入ロッド4の先端部4aが凸状の球面状を
なし、前記押圧体5の後端部が凹状をなしたものであ
り、上述と同様の効果を有する。
【0019】図4は第3実施例を示し、この実施例にお
いては前記挿入ロッド4の先端部4aを平面状とし、前
記押圧体5の後端部を凸状としたもので製造が簡易化す
る効果を有する。
【0020】尚、前述の実施例以外に押圧杆5bがいず
れかの方向に傾動自在に且つバルブ2の挿入係止後に該
バルブ2から離脱した該係止杆5bが挿入ロッド4の中
心線の延長上に復帰するように押圧体5が該挿入ロッド
4の先端部に設けられているのであれば、いずれの構成
を用いるのも任意である。
【0021】
【考案の効果】このように本考案によると挿入ロッドの
先端部に、前記バルブの通気孔内の肩部に係合し該バル
ブを押圧する押圧杆を有する押圧体を、傾動自在に且つ
該押圧杆が前記挿入ロッドの中心線の延長線上に復帰可
能に設けたので、タイヤバルブの挿入孔が不均一に形成
されていても該挿入孔に倣ってバルブを挿入することが
可能となり、該バルブの損傷を防止し正確に且つ自動的
に挿入し得て作業能率の向上を図ることができる効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す一部截断面図であ
る。
【図2】本考案の第1実施例の作動を示す一部截断面図
である。
【図3】本考案の第2実施例を示す要部の一部截断面図
である。
【図4】本考案の第3実施例を示す要部の一部截断面図
である。
【符号の説明】
1 ホイール 1a バルブ挿入孔 2 バルブ 2a 通気孔 3 押圧装置 3a ガイドパイプ 3c進退駆動手段 4 挿入ロッド 5 押圧体 5a 鍔部 5b 押圧杆 6 線状体

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホイールのバルブ挿入孔の個所に先端部
    を近接しバルブを挿入するガイドパイプと、該バルブを
    挿入孔に押圧挿入する挿入ロッドを有する進退駆動手段
    とからなる押圧装置において、該挿入ロッドの先端部
    に、前記バルブの通気孔内の肩部に係合し該バルブを押
    圧する押圧杆を有する押圧体を、傾動自在に且つ該押圧
    杆が前記挿入ロッドの中心線の延長線上に復帰可能に設
    けたことを特徴とするバルブ挿入装置。
  2. 【請求項2】 前記挿入ロッドの先端部及び前記押圧体
    の底面と該挿入ロッドの先端部と摺接する面の少くとも
    一方を球面状に形成し、該押圧体該挿入ロッドの先端
    で傾動可能に該押圧体を該先端部に弾性を有する線状
    体により前記球面の中心部において連結したことを特徴
    とする請求項1に記載のバルブ挿入装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧杆の先端部に、前記バルブの通
    気孔内の肩部に係合する鍔部を形成したことを特徴とす
    る請求項1に記載のバルブ挿入装置。
JP2820791U 1991-04-01 1991-04-01 バルブ挿入装置 Expired - Lifetime JP2555480Y2 (ja)

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JP2820791U JP2555480Y2 (ja) 1991-04-01 1991-04-01 バルブ挿入装置

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JP2820791U JP2555480Y2 (ja) 1991-04-01 1991-04-01 バルブ挿入装置

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Publication Number Publication Date
JPH04119203U JPH04119203U (ja) 1992-10-26
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