JP2555296Y2 - 硬貨検知装置 - Google Patents

硬貨検知装置

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JP2555296Y2
JP2555296Y2 JP1988018858U JP1885888U JP2555296Y2 JP 2555296 Y2 JP2555296 Y2 JP 2555296Y2 JP 1988018858 U JP1988018858 U JP 1988018858U JP 1885888 U JP1885888 U JP 1885888U JP 2555296 Y2 JP2555296 Y2 JP 2555296Y2
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JP1988018858U
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JPS63179571U (ja
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三郎 立附
衛次 松田
浩之 内田
浩昭 萬年
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、硬貨を積層して収納する硬貨収納パイプに
おける硬貨検知装置に関する。 (ロ)従来の技術 かかる硬貨検知装置としては、実開昭52−295号公報
に示されているように、硬貨の有無によって揺動する揺
動片にて検知するタイプのものや、硬貨収納パイプの周
囲にコイルを巻回して電磁的に検知するタイプの両方が
ある。 (ハ)考案が解決しようとする課題 前者のタイプでは、揺動片の揺動に応答してスイッチ
をON・OFFさせることで硬貨の有無を電気信号に変換す
るが、この場合、ON或いはOFFする境目の硬貨枚数が一
定せず、また硬貨の外径寸法の制約を受ける欠点があ
る。その上、揺動片は硬貨パイプ内に突出しているため
に、軽量の硬貨ではパイプ内で倒立する不具合があっ
た。 また後者のタイプでも硬貨の有無を検知する境目の硬
貨枚数が一定しない不具合があり、しかもコイルユニッ
トを配置するために装置が複雑化する。 したがって本考案は、硬貨の検知部材を硬貨収納パイ
プ内に進退移動させて硬貨の有無を検知する硬貨検知装
置を提供するものである。 (ニ)課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために、本考案による硬貨検知
装置は、硬貨を積層して収納する硬貨収納パイプの硬貨
検知装置において、硬貨収納パイプの壁面に開口した透
孔と、該透孔に対向位置して硬貨収納パイプ方向へ進退
往復移動をするスライダーと、該スライダーに支持され
透孔を通して硬貨収納パイプ内へ出没し硬貨収納パイプ
内の硬貨の有無を検出する検知部材と、前記スライダー
に支持され該検知部材が硬貨を検出すると動作するスイ
ッチと、前記スライダーに支持され前記検知部材が硬貨
収納パイプ内の硬貨の有無を検出可能な位置まで移動さ
れると硬貨収納パイプに当接して動作される作動部材と
を備え、待機時において、前記作動部材は前記硬貨収納
パイプより離れているとともに前記検知部材は前記硬貨
収納パイプの内部から後退した状態にあって、前記スラ
イダーの移動にて作動部材が硬貨収納パイプに当接して
動作したときの前記スイッチの検出動作に基づき硬貨収
納パイプ内の硬貨の有無を判定するようにしたものであ
る。 (ホ)作用 スライダーを硬貨収納パイプに近付けて、検知部材を
透孔を通して硬貨収納パイプ内へ進出させるとともに、
この進出状態時に作動部材が硬貨収納パイプに当接して
動作することで硬貨の有無が検知できる。 (ヘ)実施例 図において、(9)は硬貨収納パイプで、硬貨を互い
の面で接するように積層して収納しており、収納硬貨の
特定枚数に対応する壁面には透孔(1)を穿設してい
る。(2)はスライダーで、図示しないギヤモータの回
転運動を直線運動に変換するローター(10)の作用に
て、並設した複数の硬貨収納パイプ(9)に対して接近
或いは後退する。硬貨収納パイプ(9)は往復直線運動
を行なうワイパーを下方に具備して、最下位の収納硬貨
を払出すようになっているが、本例ではローター(10)
の駆動を連結部材(11)にてこのワイパーに伝達する。
(5)は、硬貨収納パイプ(9)の壁面に穿設した透孔
(1)を通してパイプ内に出没する検知部材で、この部
材(5)は元部がスライダー(2)内に係止されるとと
もにバネ(3)にて支持されている。またスライダー
(2)は、バネ(3)が圧縮する方向に変形するシリコ
ンゴム(4)を備え、シリコンゴム(4)には導電ゴム
(7)を装着するとともに、この導電ゴム(7)と対向
するスライダー(2)の内壁(12)には金メッキパター
ン(8)を装着してスイッチ(6)を形成している。こ
のシリコンゴム(4)はバネ(3)よりも弱い圧力で変
形動作するように設定している。(13)は、スライダー
(2)が最も硬貨収納パイプ(9)に接近した状態を検
知するリミットスイッチの作動部材で、硬貨収納パイプ
(9)の外壁に当接している。 上記の硬貨検知装置は、待機時においてスライダー
(2)は硬貨収納パイプ(9)より離れており、検知部
材(5)はパイプ(9)の内部から後退している。した
がってバネ(3)及びシリコンゴム(4)はともに伸長
しており、導電ゴム(7)と金メッキパターン(8)と
は離れているためにスイッチ(6)はOFFしている。そ
して釣銭の有無を検出するためにスライダー(2)を硬
貨収納パイプ(9)に近づけると、検知部材(5)が硬
貨収納パイプ(9)内に進出する。パイプ内に硬貨があ
ると、検知部材(5)は硬貨に当接しスライダー(2)
のパイプ(9)への接近にて先ずシリコンゴム(4)が
変形し、導電ゴム(7)と金メッキパターン(8)との
接触によりスイッチ(6)がONする。スライダー(2)
が更にパイプ(9)に接近すると、バネ(3)が収縮し
てこのストロークを吸収する。しかしながら検知部材
(5)が進出する位置に対応して硬貨が存在しないと、
シリコンゴム(4)が変形しないためにスイッチ(6)
はONしない。そしてスライダー(2)がパイプ(9)に
最接近し、作動部材(13)の動作によりリミットスイッ
チがONしたときに、スイッチ(6)のONを検知すること
で各パイプ(9)における収納硬貨の有無を判定でき
る。このようにリミットスイッチがONしたタイミングで
スイッチ(6)のONまたはOFFを判別することで、パイ
プ(9)内に硬貨が存在するにも関わらず、スライダー
(2)が移動して検知部材(5)がパイプ内に進入して
いない状態で硬貨の有無の検知をすることにより硬貨が
存在しないと判断してしまうことが無く、また、パイプ
(9)の位置が着脱や製造の誤差により変動したとして
も、有無の検知時のスイッチとパイプとの位置関係を一
定にすることができるので、硬貨の有無を正確に検知す
ることができる。 本例ではスライダー(2)と硬貨払出用のワイパーと
の駆動源とを同一にしているために、硬貨収納パイプ
(9)からの硬貨払出動作に連動して硬貨の有無を検知
することができる。 (ト)考案の効果 本考案は上記したように構成したものであるから、硬
貨の存在を判定する境目の枚数の有無を確実に判別でき
る。そして検知部材は硬貨の検出時に硬貨収納パイプ内
へ進出するため、誤動作や硬貨収納パイプ内での硬貨詰
まり等の発生を防止できる。また、硬貨収納パイプが在
ることを検知した状態で、硬貨収納パイプ内の硬貨の有
無の判定ができるため、硬貨の有無が確実に判別できる
等の硬貨を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の硬貨検知装置を側面から示す図、第2
図は平面から示す図、第3図乃至第5図は要部の構成を
示しており、第3図は待機状態を示す図、第4図はスラ
イダーが硬貨収納パイプに向けて進出した状態を示す
図、第5図はスライダーが最も進出した状態を示す図で
ある。 (1)…透孔、(2)…スライダー、(5)…検知部
材、(6)…スイッチ、(9)…硬貨収納パイプ、(1
3)…作動部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 萬年 浩昭 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−88772(JP,U) 実公 昭57−7083(JP,Y2)

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 1.硬貨を積層して収納する硬貨収納パイプの硬貨検知
    装置において、硬貨収納パイプの壁面に開口した透孔
    と、該透孔に対向位置して硬貨収納パイプ方向へ進退往
    復移動をするスライダーと、該スライダーに支持され透
    孔を通して硬貨収納パイプ内へ出没し硬貨収納パイプ内
    の硬貨の有無を検出する検知部材と、前記スライダーに
    支持され該検知部材が硬貨を検出すると動作するスイッ
    チと、前記スライダーに支持され前記検知部材が硬貨収
    納パイプ内の硬貨の有無を検出可能な位置まで移動され
    ると硬貨収納パイプに当接して動作される作動部材とを
    備え、待機時において、前記作動部材は前記硬貨収納パ
    イプより離れているとともに前記検知部材は前記硬貨収
    納パイプの内部から後退した状態にあって、前記スライ
    ダーの移動にて作動部材が硬貨収納パイプに当接して動
    作したときの前記スイッチの検出動作に基づき硬貨収納
    パイプ内の硬貨の有無を判定するようにしたことを特徴
    とする硬貨検知装置。
JP1988018858U 1988-02-16 1988-02-16 硬貨検知装置 Expired - Lifetime JP2555296Y2 (ja)

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JP1988018858U JP2555296Y2 (ja) 1988-02-16 1988-02-16 硬貨検知装置

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Publication Number Publication Date
JPS63179571U JPS63179571U (ja) 1988-11-21
JP2555296Y2 true JP2555296Y2 (ja) 1997-11-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5988772U (ja) * 1982-12-08 1984-06-15 グローリー工業株式会社 硬貨類投出機における硬貨類検出装置

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JPS63179571U (ja) 1988-11-21

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