JP2554973B2 - 割卵供給装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本願発明は、卵の上下軸芯を横切
る方向に移動する卵割刃で、卵の一部を切断して、割卵
を供給する割卵供給装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】この種の割卵供給装置における割卵機構
として、特開昭５４−１３５０７３号「たまご割り具」
が、公知である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記の公知技術につい
て、卵を支持する技術は開示していないので、手で卵を
支持する必要があり、加熱受け皿に割卵を自動的に供給
することはできず、自動目玉焼調理器の卵割装置に適用
できない問題点がある。更に、図１２のｂ（上記の公知
公報の第４図）を参照して、第１切断片１０１の環状の
保持部１０３で保持されている卵Ｅの頭部を、卵の上下
軸芯を横切る方向に第２切断片（卵割刃）１０２を移動
させて切断することを開示しているが、破断し殻の排除
については何等の考慮もされていない問題点がある。よ
って、本発明は、卵の上下軸芯を横切る方向に卵割刃を
移動させて卵割を行うにあたり、切除した殻片の排除を
確実にして、割卵に卵の殻が混入するのを無くし卵の中
身のみを供給することを課題とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本願第１発明は、卵の一
部を卵保持板の保持孔を貫通して露出させた状態で卵を
支持する卵支持ケースと、卵支持ケースの卵保持板より
露出している卵に対し、卵の上下軸芯を横切る方向に切
断作用する卵割刃と、卵割刃を移動させるための駆動機
構とを含む卵割ユニットと、上記卵割ユニットの卵支持
ケースを、卵割り位置より割卵供給位置へ、移動させる
ための卵支持ケース移動装置とを含み、上記卵支持ケー
ス移動装置は、卵の切断面を遮蔽した状態で割卵ケース
１０を垂直方向に回動させて、割卵ケース１０を卵の切
断面を下向きとする割卵供給位置へ変えることで割卵を
自然流下させ、卵の切断位置と異なる位置で割卵を供給
することを特徴とする割卵供給装置を提供する。 本願第
２発明は、本願第１発明と同様に、卵支持ケースと、卵
割ユニットと、卵支持ケース移動装置とを含み、上記卵
支持ケース移動装置は、卵の切断位置において、卵をほ
ぼ垂直状態で支持し卵の一部を卵保持板より下方へ露出
させ、卵の切断面を下向きとし且つ卵の切断面を卵割刃
で遮蔽して割卵の流出を阻止し、そののち、卵の切断面
を遮蔽した状態で卵支持ケースを側方へ水平移動させて
卵支持ケースを割卵供給位置へ移動させたのち、卵の切
断面を開口状態に変えるこ とで割卵を自然流下させるこ
とを特徴とする割卵供給装置を提供する。

【０００５】

【実施例】以下、図１ないし図１１を参照して、本発明
を実施例にもとづいて詳細に説明する。図１および図２
を参照して、卵割ユニット１は、卵支持ケース１０に保
持孔５を有する卵保持板４を着脱自在とし卵支持ケース
１０の底面１０ａに筒体７を固定し弾性変形自在で緩衝
作用のある緩衝材８を介して卵Ｅを支持させることで、
卵Ｅの一部を保持孔５を貫通して卵保持板４より上方へ
露出させた状態で、且つ卵支持ケース１０の底面１０ａ
と卵保持板４との間に弾圧状態で保持し、卵保持指示板
４の卵割刃２の基部を軸架して卵割刃２を卵の上下軸芯
を横切る方向、即ち、水平方向に移動自在とし、卵割刃
２を駆動するための電動モータ６を卵支持ケース１０に
装備して構成する。なお、実施例では、卵割刃２を卵保
持板４に圧接させるための刃押え板３を設けるものであ
り、該刃押え板３は、図１を参照して、卵割刃２の厚さ
に対応する間隙ｇを維持させて適宜の固定具１２により
卵保持板４または卵支持ケース１０に固定して、刃押え
板３により卵割刃２を卵保持板４に向け押圧した。な
お、刃押え板３に卵割刃２に向け作用する弾性手段を設
けることで、刃押え板３により卵割刃２を卵保持板４に
向け弾性押圧することで、卵割刃２を卵保持板４により
確実に圧接させることができる。また、刃押え板３を間
隙ｇを維持して卵保持板４に固定するための固定具１２
の一部のスペーサ１２Ａを弾性ワッシャーとすることで
も前記弾性手段とすることができる。

【０００６】また、図１の実施例では、卵保持板４に卵
割刃２の基部２ａを枢着し、卵割刃２をモータ駆動式の
移動刃とする挟み式切断構造として構成するとともに、
電動モータ６の出力軸の延長部分または出力軸と直結し
た軸を、角軸とし卵割刃２の基部２ａに形成した角孔と
嵌合させて駆動軸９とし、電動モータ６の回転と同一回
転で卵割刃２を駆動して、卵割刃２を電動モータ６の出
力軸の直結駆動式とし卵割刃の駆動機構を簡素化した。

【０００７】図２を参照して、卵保持板４には、２個の
保持孔５を設け、電動モータ６の一回転で２個の卵を割
るよう構成し、卵割刃２の枢支軸および電動モータ６を
卵割ケース１０の中心部に配置したが、保持孔５を１個
とし卵割刃２の枢支軸および電動モータ６を卵割ケース
１０の一側寄りに配置し、一回の卵割り動作にあたり一
個の卵を割るよう構成してもよいことは勿論である。更
に、卵割刃２の駆動を一定範囲を往復回動する揺動式、
一定範囲を往復前後進する前後直線駆動式とし、移動範
囲の適所に１個の保持孔５を位置させてもよい。図１に
おいて、１１は殻片取容ケースであって、卵保持板４の
保持孔５の前方を開口して環状の殻片取容室Ｂを卵割ケ
ース１０の側部上方に形成し卵支持ケース１０に着脱自
在とする。なお、実施例では側方延長室Ｃを環状の殻片
取容室Ｂに連続して形成した。また、実施例では殻片取
容ケース１１を卵支持板４と一体構成としたが、殻片取
容ケース１１を卵支持板４と分離し、卵支持板４に着脱
自在とするか卵支持ケース１０に卵支持板４と独立して
着脱自在としてもよい。

【０００８】次に、卵割刃２を、肉厚構造とし、更に、
平面視で卵割刃２の刃先部２Ａの先端部を三角形状とし
且つ断面視で卵保持板側へ突出する傾斜面とし、モータ
の起動で卵割刃２が高速で移動（回転）するとき、卵割
刃２の先端での殻の破断と同時に、殻の破断片を前方へ
飛散させるよう構成する。また、図２を参照して、卵割
刃２は、刃先部２ａに連続する遮板部２ｂを形成し、更
に割卵供給孔２ｃを形成して作用部を広巾形状とし、刃
先部２ａを卵の殼の破断したのち、遮板部２ｂで割卵の
落下供給を阻止し、つぎに割卵供給孔２ｃを保持孔５と
対向位置とすることで割卵を落下供給すべく構成する。
電動モータ６を、マイコン制御するためのマイコン制御
装置１７を設けるとともに、電動モータ６を、サーボモ
ータ、パルスモータ等の、モータ回転速度制御、出力軸
回動角制御をマイコン制御で自在とするものとし、卵割
刃２の移動量、移動速度、停止位置を任意に設定自在と
する。なお、卵割刃２の一回転ののち、所定の待機位置
で停止すべく電動モータ６の運転時間をマイコン制御で
きるので、卵割刃２を所定の待機位置で停止させるため
のストッパー機構を省くことができる。

【０００９】上記の実施例では、卵保持板４に卵割刃２
の基部２ａを枢着し、卵割刃２を枢着軸を駆動軸として
回転させる挟み式切断構造としたが、一定角度範囲を往
復揺動する挟み式切断構造としてもよい。更に、一定範
囲を往復運動する直線移動式切断機構とすることができ
る。この場合、卵割刃２は、図１１に示すごとく、先端
部の刃先部２Ａを有する５角形状とし刃先部２Ａと遮板
部２Ｂを隔てて落下孔２Ｃとすると好都合である。本願
第１発明の実施にあたり、上記の卵割ユニットを、卵支
持ケースの待機位置および卵の切断位置と、卵の切断面
を下向きとする割卵供給位置へ変えるための、卵支持ケ
ース移動装置（卵割ユニット移動機構）を必要とする。

【００１０】図３および図４は、請求項２に対応する実
施例（本願第１発明の第１実施例）としての卵支持ケー
ス移動装置（卵割ユニット移動機構）の一例を示し、該
卵割ユニット移動機構は、基枠１４に固定された支軸１
５に、卵割ケース１０と一体のボス１６を挿入して卵割
ケース１０を支軸１５で支持し、基枠１４に固定された
円形ガイド１７に卵割ケース１０に軸架した遊転車１８
を接当させ、円形ガイド１７に案内される歯付きリング
２０に卵割ケース１０に軸架した駆動転車１９を伝動さ
せて卵割ケース１０を３６０度回動自在とし、マイコン
制御のサーボモータである第２モータ２２の出力軸２３
に固定した駆動歯車２１を歯付きリング２０に伝動させ
て構成し、モータ６の回転による卵割刃２の移動とタイ
ミイングを同期してマイコン制御による第２モータ２２
の回転制御で、卵割ケース１０を、上向きの待機位置お
よび卵の切断位置と、下向きの割卵供給位置とに１８０
度回動させる。請求項３に対応する実施例（本願第１発
明の第２実施例）では、卵割ケース１０を、待機位置お
よび卵の切断位置では、横向きないし上向き傾斜状態と
して卵をほぼ水平状態ないし上向き傾斜状態で支持し卵
の一部を卵保持板ょり横方向ないし上向傾斜方向で露出
させ、殼の切断に際し卵の切断面を卵割刃で遮蔽して割
卵の流出を阻止し、そののち、卵の切断面を遮蔽した状
態で卵支持ケース１０を下向きとする割卵供給位置へ回
動させるべく、第２モータ２２の回転を制御する。

【００１１】つぎに、本願第２発明の実施例では、図５
および図６に示すごとく円形ガイド１７および歯付きリ
ング２０に代えて、直線水平レール１７Ａおよび歯付駆
動レール２０Ａとする。図７は卵割刃２の回動による卵
割刃２の作用の変化を示し、ａ図の待機位置よりｂ図に
至る間に殻の切断を行い、ｂ図では割卵の落下を阻止
し、ｃ図で割卵の供給位置となる。図８ないし図１０を
参照して本発明の作用の大要を説明する。図８は請求項
２（本願第１発明の第１実施例）に、図９は請求項３
（本願第１発明の第２実施例）に、図１０は請求項４
（本願第２発明の実施例）に対応する。

【００１２】図８の実施例（本願第１発明の第１実施
例）では、卵の切断位置において、卵をほぼ垂直状態で
支持し卵の一部を卵保持板ょり上方へ露出させた状態と
する。従って、卵の切断時に、卵の切断面を上向きとし
割卵の流出を阻止する。そののち、卵の切断面を遮蔽し
た状態（刃先部２ａに連続する遮板部２ｂを切断面に対
向させた状態）で卵支持ケースをほぼ１８０度回動させ
て、卵支持ケースを卵の切断面を下向きとする割卵供給
位置へ変えるとともに、割卵供給孔２ｃを保持孔５と対
向する位置へ卵割刃２を移動させることで、卵の切断面
を開口した状態（遮板部２ｂに連続する割卵供給孔２ｃ
を切断面に対向させた状態）とすることで割卵を自然流
下させる。図９の実施例（本願第１発明の第２実施例）
では、卵の切断位置において、卵をほぼ水平状態ないし
上向き傾斜状態で支持し卵の一部を卵保持板ょり横方向
ないし上向傾斜方向で露出させた状態とする。

【００１３】卵割刃２の刃先部２ａによる殼の切断に連
続して遮板部２ｂで割卵の流出を阻止する。そののち、
卵の切断面を遮蔽した状態（刃先部２ａに連続する遮板
部２ｂを切断面に対向させた状態）で卵支持ケースをほ
ぼ１８０度回動させて、卵支持ケースを卵の切断面を下
向きとする割卵供給位置へ変え、卵の切断面を開口した
状態（遮板部２ｂに連続する割卵供給孔２ｃを切断面に
対向させた状態）とすることで割卵を自然流下させる。

【００１４】図１０の実施例（本願第２発明の実施例）
では、卵の切断位置において、卵をほぼ垂直状態で支持
し卵の一部を卵保持板より下方へ露出させ、卵の切断面
を下向きとする。卵割刃２の刃先部２ａによる殻の切断
に連続して遮板部２ｂで割卵の流出を阻止する。そのの
ち、卵の切断面を遮蔽した状態で卵支持ケースを側方へ
水平移動させて卵支持ケースを割卵供給位置へ移動させ
たのち、卵の切断面を開口状態に変えることで割卵を自
然流下させて、割卵を供給する。上記の実施例において
は、卵割刃２における刃先部２ａに連続する遮板部２ｂ
で割卵の落下供給を阻止したが、卵割刃２の移動と同期
して移動する遮板を設けることでも、本発明の目的を達
成することができる。

【００１５】

【発明の効果】本願第１発明は、卵支持ケース移動装置
は、卵の切断面を遮蔽した状態で割卵ケース１０を垂直
方向に回動させて、割卵ケース１０を卵の切断面を下向
きとする割卵供給位置へ変えることで割卵を自然流下さ
せ、卵の切断位置と異なる位置で割卵を供給すること
で、卵殼の切断位置と割卵を供給位置とを分離して、殻
の破断片を混入することなく卵の中身のみを供給するこ
とができる効果を有する。 従って、本発明を自動目玉焼
器に適用した場合は、加熱受け皿への殻の落下、目玉焼
製品への混入を防ぐことができて、理想的な目玉焼料理
を提供することができる。本願第２発明は、卵支持ケー
ス移動装置は、卵の切断位置において、卵をほぼ垂直状
態で支持し卵の一部を卵保持板より下方へ露出させ、卵
の切断面を下向きとし且つ卵の切断面を卵割刃で遮蔽し
て割卵の流出を阻止し、そののち、卵の切断面を遮蔽し
た状態で卵支持ケースを側方へ水平移動させて卵支持ケ
ースを割卵 供給位置へ移動させたのち、卵の切断面を開
口状態に変えることで割卵を自然流下させることによ
り、第１発明と同様に、卵殻の切断位置と割卵を供給位
置とを分離して、殻の破断片を混入することなく卵の中
身のみを供給する効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本願第１発明の実施例を示す割卵供給装置の断
面図。

【図２】第１図Ｓ１−Ｓ１線による断面図。

【図３】回動式（本願第１発明）の割卵移動機構の正面
図。

【図４】同じく側面図。

【図５】本願第２発明の実施例を示す、水平移動式の割
卵移動機構の正面図。

【図６】同じく側面図。

【図７】本願第２発明の割卵供給装置の卵割り作用の説
明図。

【図８】上下回動式（本願第１発明）の殻の切断と割卵
供給とのタイミング差の作用説明図。

【図９】図８と異なるの回動式（本願第１発明）におけ
る図８同様の作用説明図。

【図１０】水平移動式（本願第２発明）の殻の切断と割
卵供給とのタイミング差の作用説明図。

【図１１】水平移動式（本願第２発明）の割卵供給装置
における割卵刃の部分説明図。

【図１２】公知の卵割り具を示し、ａ図は平面図、ｂ図
は側面図。

【符号の説明】

１ 卵割ユニット、 ２ 割卵刃、 ４ 卵支持板、
６ 電動モータ、１０ 卵支持ケース、 １１ 殻片
収容室、 １７ マイコン制御装置、２２ 第２モータ

Claims (4)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】卵支持板の支持孔に挿入支持されている卵
   を、卵の横断方向に移動する卵割刃で卵殼の切断して、
   割卵を加熱調理器の加熱皿に供給するにあたり、卵割刃
   による卵殻の切断位置と割卵の落下供給位置と異にする
   割卵供給装置であって、 卵の一部を卵保持板の保持孔を貫通して露出させた状態
   で卵を支持する卵支持ケースと、卵支持ケースの卵保持
   板より露出している卵に対し、卵の上下軸芯を横切る方
   向に切断作用する卵割刃と、卵割刃を移動させるための
   駆動機構とを含む卵割ユニットと、 上記卵割ユニットの卵支持ケースを、卵割り位置より割
   卵供給位置へ、移動させるための卵支持ケース移動装置
   とを含み、上記卵支持ケース移動装置は、卵の切断面を遮蔽した状
   態で割卵ケース１０を垂直方向に回動させて、割卵ケー
   ス１０を卵の切断面を下向きとする割卵供給位置へ変え
   ることで割卵を自然流下させ、 卵の切断位置と異なる位置で割卵を供給することを特徴
   とする割卵供給装置。
2. 【請求項２】上記卵支持ケース移動装置は、卵の切断位
   置において、卵をほぼ垂直状態で卵支持板１１で支持し
   て卵の一部を卵支持板１１より上方へ露出させ、卵の切
   断面を上向きとし割卵の流出を阻止し、卵の切断面を遮
   蔽した状態で割卵ケース１０をほぼ１８０度回動させ
   て、割卵ケース１０を卵の切断面を下向きとする割卵供
   給位置へ変えることで割卵を自然流下させることを特徴
   とする請求項１に記載する割卵供給装置。
3. 【請求項３】上記卵支持ケース移動装置は、卵の切断位
   置において、卵をほぼ水平状態ないし上向き傾斜状態で
   支持し卵の一部を卵支持板より横方向ないし上向傾斜方
   向で露出させ、殼の切断に際し卵の切断面を卵割刃１２
   で遮蔽して割卵の流出を阻止し、卵の切断面を遮蔽した
   状態で割卵ケース１０を卵の切断面を下向きとする割卵
   供給位置へ回動させることで割卵を自然流下させること
   を特徴とする請求項１に記載する割卵供給装置。
4. 【請求項４】卵支持板の支持孔に挿入支持されている卵
   を、卵の横断方向に移動する卵割刃で卵殼の切断して、
   割卵を加熱調理器の加熱皿に供給するにあたり、卵割刃
   による卵殼の切断位置と割卵の落下供給位置と異にする
   割卵供給装置であって、 卵の一部を卵保持板の保持孔を貫通して露出させた状態
   で卵を支持する卵支持ケースと、卵支持ケースの卵保持
   板より露出している卵に対し、卵の上下軸芯を横切る方
   向に切断作用する卵割刃と、卵割刃を移動させるための
   駆動機構とを含む卵割ユニットと、 上記卵割ユニットの卵支持ケースを、卵割り位置より割
   卵供給位置へ、移動させるための卵支持ケース移動装置
   とを含み、 上記卵支持ケース移動装置は、 卵の切断位置において、
   卵をほぼ垂直状態で支持し卵の一部を卵保持板より下方
   へ露出させ、卵の切断面を下向きとし且つ卵の切断面を
   卵割刃で遮蔽して割卵の流出を阻止し、そののち、卵の
   切断面を遮蔽した状態で卵支持ケースを側方へ水平移動
   させて卵支持ケースを割卵供給位置へ移動させたのち、
   卵の切断面を開口状態に変えることで割卵を自然流下さ
   せることを特徴とする割卵供給装置。