JP2554947Y2 - V字溝型シュートより平行棒型シュートへのエンジンバルブ移乗装置 - Google Patents

V字溝型シュートより平行棒型シュートへのエンジンバルブ移乗装置

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JP2554947Y2
JP2554947Y2 JP2651592U JP2651592U JP2554947Y2 JP 2554947 Y2 JP2554947 Y2 JP 2554947Y2 JP 2651592 U JP2651592 U JP 2651592U JP 2651592 U JP2651592 U JP 2651592U JP 2554947 Y2 JP2554947 Y2 JP 2554947Y2
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JP
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chute
engine valve
type chute
plate
parallel bar
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博治 川崎
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、V字溝型シュートに沿
って、傘部を前方にほぼ水平に高速で滑走するエンジン
バルブを、上記シュートから平行棒型シュートに円滑に
移乗させる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンバルブは前工程を経て製作さ
れ、一工程の終ったエンジンバルブの中間品を次工程に
供給する手段としては、中間品を垂直として傘部を吊支
して滑降させる平行棒型シュートが、搬送コースを湾曲
させて各方向に容易に搬送することができ、しかも安価
に製作しうるので多用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、エンジンバル
ブのたとえば傘部の周縁や弁フェース等の研削は、エン
ジンバルブを水平として軸部を旋盤のチャックに把持し
て研削し、加工が終ると自動的にチャックより水平に高
速で放出するので、これを直接平行棒型シュートに受け
て搬送しようとすると、エンジンバルブが放出時の勢い
により、シュートから飛び出すことが多く、実用化が困
難であった。
【0004】本考案は、旋盤のチャック等より放出され
たエンジンバルブを一旦V字溝型シュートで受けた後、
送り速度を減速して、円滑に平行棒型シュートに移乗さ
せる装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案はエンジンバルブ
が傘部を前方として滑降する前下向き傾斜のV字溝型シ
ュートの底部前端に、エンジンバルブの軸部直径より大
きく、傘部の直径より小とした横幅を有し、かつエンジ
ンバルブの軸部より長寸とした挿通溝を切設し、同シュ
ートの前部の上側方に固設したモータの回転軸に、窓孔
を穿設した前部が常時は同シュートの内上部に嵌入する
揺動板の後端を固着し、揺動板の窓孔を遊通する緩衝腕
の上端を、揺動板に立設した枢支板に枢支して、揺動板
との間に設けたばねにより後方に向けて付勢して、常時
は下端を上記シュートの底部に位置させ、揺動板に立設
した取付板に、緩衝腕が前方に回動することにより、緩
衝腕に近接して作動させられ、モータを駆動して揺動板
を予め定めた開放位置まで一往復回動させる近接スイッ
チを設け、上記挿通溝の直下に、V字溝型シュートと同
方向を向く平行棒型シュートの後端を位置させた装置に
より、V字溝型シュートに高速で放出されたエンジンバ
ルブを、自動的に減速するとともに、垂直として、平行
棒型シュートに移乗させることにより、上述の課題の解
決を図ったものである。
【0006】
【作用】本考案の装置は、エンジンバルブがV字溝型シ
ュートを高速で滑降して、ばねで付勢されている緩衝腕
に衝接すると、減速されて緩速となるとともに、緩衝腕
はばねを圧縮しつつ前方に揺動する。
【0007】すると近接スイッチが近接する緩衝腕を感
知して、モータを駆動して、揺動板を緩衝腕とともに上
方に揺動させて、エンジンバルブの前方を開放する。す
ると、エンジンバルブは緩速で前進しつつ、その軸部が
挿通溝より直下の平行棒型シュートの両平行杆の間に突
入し、傘部は挿通溝に吊支されつつV字溝型シュートの
前端より脱出して、エンジンバルブは垂直となって平行
棒型シュートに移乗する。
【0008】
【実施例】図面は、本考案の一実施例を示すもので、
(1)は傘部(1a)を前方として、高速で前下向き傾
斜するV字溝型シュート(2)に沿って滑走するエンジ
ンバルブである。
【0009】V字溝型シュート(2)の底部には、前端
(図1右端)より、エンジンバルブ(1)の軸部(1
b)の直径より大きく傘部(1a)の直径より小とした
横幅を有し、かつ軸部(1b)の全長より長寸とした挿
通溝(3)が切設されている。
【0010】上記シュート(2)の前部側方かつ挿通溝
(3)より若干後方に立設した不動板(4)には、側方
を向くモータ(5)が固設されている。
【0011】モータ(5)の回転軸(5a)には、若干
前下方に傾斜して、前部が上記シュート(2)の内上部
に嵌入する揺動板(6)の後端が固着され、揺動板
(6)の前部には窓孔(7)が切設されている。
【0012】窓孔(7)を遊通する鉄板製の緩衝腕
(8)の上端は、揺動板(6)に立設した枢支板(9)
に枢支され、揺動板(6)との間に設けた圧縮ばね(1
0)により後方に向けて付勢されて、下端は常時は上記
シュート(2)の底部に近接し、上部には検知片(8
a)が上向曲設されている。
【0013】揺動板(6)の前部に立設した取付板(1
1)には、検知片(8a)と対向して、緩衝腕(8)の
上向揺動を感知する近接スイッチ(12)が設けられてい
る。上記挿通溝(3)の直下には、V字溝型シュート
(2)と同方向を向く平行棒型シュート(13)の後端
が設けられている。
【0014】上述の本考案装置は、エンジンバルブ
(1)が傘部(1a)を前方としてV字溝型シュート
(2)を矢印方向に高速で滑降して、傘部(1a)が揺
動板(6)の下方を通って緩衝腕(8)に衝突すると、
緩衝腕(8)はばね(10)を圧縮しつつ前上方に揺動
し、エンジンバルブ(1)は減速される。
【0015】すると、近接スイッチ(12)が前上方に
揺動する緩衝腕(8)の検知片(8a)を感知して作動
させられ、それによって、モータ(5)を作動させて、
揺動下(6)を、緩衝腕(8)がエンジンバルブ(1)
の通過を妨げない開放位置(図示略)まで一往復回動さ
せる。
【0016】その間に、図1の想像線で示すように、エ
ンジンバルブ(1)の軸部(1b)は、挿通溝(3)よ
りその直下の平行棒型シュート(13)の両平行杆(13
a)の間に突入し、傘部(1a)は挿通溝(3)に吊支
されて、ほぼ垂直となったエンジンバルブ(1)は緩速
で、V字溝型シュート(2)の前端より平行棒型シュー
ト(13)に移乗する。
【0017】
【考案の効果】上述のように本考案装置は、V字溝型シ
ュートに傘部を前方として放出されて、高速で滑降する
エンジンバルブを減速して、傘部を上方に垂直として平
行棒型シュートに緩速で移乗させることができるので、
エンジンバルブがシュートから飛び出すことがなくたと
えば旋盤等において加工したエンジンバルブを、次工程
に供給する搬送装置に使用して甚だ有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用したシュートの中央縦断側面図で
ある。
【図2】図1のA−A線矢視図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【符号の説明】
(1)エンジンバルブ (1
a)傘部 (1b)軸部 (2)
V字溝型シュート (3)挿通孔 (4)
不動板 (5)モータ (5
a)回転軸 (6)揺動板 (7)
窓孔 (8)緩衝腕 (8
a)検知片 (9)枢支板 (10)
圧縮ばね (11)取付板 (12)
近接スイッチ (13)平行棒型シュート (13
a)平行杆

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンバルブが傘部を前方として滑降
    する前下向き傾斜のV字溝型シュートの底部前端に、エ
    ンジンバルブの軸部直径より大きく、傘部の直径より小
    とした横幅を有し、かつエンジンバルブの軸部より長寸
    とした挿通溝を切設し、同シュートの前部の上側方に固
    設したモータの回転軸に、窓孔を穿設した前部が常時は
    同シュートの内上部に嵌入する揺動板の後端を固着し、
    揺動板の窓孔を遊通する緩衝腕の上端を、揺動板に立設
    した枢支板に枢支して、揺動板との間に設けたばねによ
    り後方に向けて付勢して、常時は下端を上記シュートの
    底部に位置させ、揺動板に立設した取付板に、緩衝腕が
    前方に回動することにより、緩衝腕に近接して作動させ
    られ、モータを駆動して揺動板を予め定めた開放位置ま
    で一往復回動させる近接スイッチを設け、上記挿通溝の
    直下に、V字溝型シュートと同方向を向く平行棒型シュ
    ートの後端を位置させたことを特徴とするV字溝型シュ
    ートより平行棒型シュートへのエンジンバルブ移乗装
    置。
JP2651592U 1992-03-31 1992-03-31 V字溝型シュートより平行棒型シュートへのエンジンバルブ移乗装置 Expired - Lifetime JP2554947Y2 (ja)

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JPH0577109U JPH0577109U (ja) 1993-10-19
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JP2002002931A (ja) * 2000-06-23 2002-01-09 Daido Steel Co Ltd ワーク搬送装置
JP2011246263A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Nitto Seiko Co Ltd 部品供給装置

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