JP2554030B2 - 水蒸気を用いるヒトケラチン繊維の酸化染色方法 - Google Patents

水蒸気を用いるヒトケラチン繊維の酸化染色方法

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JP2554030B2 JP6313730A JP31373094A JP2554030B2 JP 2554030 B2 JP2554030 B2 JP 2554030B2 JP 6313730 A JP6313730 A JP 6313730A JP 31373094 A JP31373094 A JP 31373094A JP 2554030 B2 JP2554030 B2 JP 2554030B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水蒸気を用いるケラチ
ン繊維の酸化染色(カラーリング)方法、および、少な
くとも1つの酸化染料を含有する組成物に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ケラ
チン繊維、特にヒトの髪を、酸化染色前駆物質、特にオ
ルソ−またはパラ−フェニレンジアミンおよびオルソ−
またはパラ−アミノフェノールを含有する染料組成物を
用いて染色することは知られている。これらの化合物は
一般的には、’酸化塩基’として知られており、通常、
発色剤と組み合わされるものであるが、これはまた、呈
色調節剤としても知られており、特に、メタ−フェニレ
ンジアミン類、メタ−アミノフェノール類およびメタ−
ジフェノール類が挙げられ、酸化塩基の縮合したプロダ
クトを用いて得られた、’背景’色を、調節でき、輝き
を与えることが可能となるものである。
【0003】実際、このタイプの染色方法は、過酸化水
素などの酸化剤を使用することも必要であり、染色され
るべきケラチン繊維が非常に鋭敏となっている(すなわ
ち、’ダメージ’をうけている)場合には、良好には染
色されない結果となるものである。いいかえれば、この
酸化染色は、染色されるべき繊維に関して選択性を有す
るという欠点を有している。
【0004】染料の選択性とは、特に毛先に関して、脱
色またはパーマなどの処理、または、常圧剤(atmosphe
ric agents)のいずれかによって、髪の繊維がより敏
感にまたはより鈍感になっているかに依存して、髪の繊
維における染料の取り込み(すなわち染色力)の差異の
ことを意味する。
【0005】異なった感度を有する髪における染色結果
は、したがって不均一である。これらの不規則性は明ら
かに、美的観点からして望まれないものである。
【0006】本発明は上記問題点を解決することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】出願人は驚く
べきことに、少なくとも1つの酸化染料を含有する組成
物で、酸化剤の存在下、処理された髪に、水蒸気を含有
する75℃よりも高い温度に加熱されたガスを使用する
ことにより、染色されるべきケラチン繊維の感度に、ほ
とんどまたは全く依存することなく、染色可能であるこ
とを見い出した。
【0008】本発明によれば、髪はしたがって、髪の状
態にかかわらず、毛の根元から毛先まで全体的に、均一
に染色される。
【0009】酸化染色方法における水蒸気の使用はすで
に、特許FR−1,011,151に開示されているが、
この文献においては、約50℃に加熱された水蒸気が、
髪を染色する工程を促進する目的で、一方、同時に、使
用される染料の量を減少させる目的で使用されている。
しかしながらこの温度においては、上記に定めた意味
で、選択性が減少するものではない。
【0010】本発明はしたがって、ケラチン繊維の酸化
染色方法であって、この方法は、酸化剤の存在下、少な
くとも1つの酸化染料を含有する染料組成物が適用され
たケラチン繊維を、水蒸気を含有するガスと接触させる
ことからなり、前記ガスは、75℃より高い温度であ
り、前記ガスと前記染色されるべき繊維の接触時間は、
2分より少ないことを特徴とする、ケラチン繊維の酸化
染色方法に関する。
【0011】水蒸気に加えて、キャリアガスは、溶媒蒸
気、酸素および窒素などのガス、空気などのガス混合物
または気化可能な化合物が含有されていてもよい。
【0012】蒸気の製造用に使用可能な溶媒は、化粧品
用として許容可能な有機溶媒であり、より詳細には、ア
ルコール類、たとえばエタノール、イソプロパノール、
ベンジルアルコール、フェネチルアルコールまたはグリ
コール類、またはグリコールエーテル類、たとえばエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリ
コールおよびジプロピレングリコールの、モノメチル、
モノエチル、およびモノブチルエーテル、および、アル
キルエーテル類、たとえばジエチレングリコールモノブ
チルエーテルが挙げられる。
【0013】ガスは好ましくは、ガスの全容量に関し
て、水蒸気を少なくとも1容量%含有する。
【0014】ガスは好ましくは、独占的にまたは本質的
に、水蒸気であるか、または水蒸気と空気の混合物のい
ずれかである。
【0015】前記ガスは好ましくは、85℃以上の温度
であり、より好ましくは85℃と150℃の間の温度で
ある。
【0016】特に、前記ガスは、0.01秒から2分の
範囲の時間で、染色されるべき繊維と接触する。前記ガ
スは好ましくは、0.1秒から50秒の範囲の時間で、
さらに好ましくは、1秒から10秒の範囲の時間で、染
色されるべき繊維と接触する。
【0017】前記ガスの適用は、同じ繊維に対して、各
適用毎に上記範囲の時間で、数回繰り返されてもよい。
【0018】本発明による方法の第1の実施態様(これ
は好ましいものであるが)においては、少なくとも1つ
の酸化染料を含有する染料組成物が、髪に適用され、次
いで水蒸気の作用にふされる。
【0019】本発明による方法の他の実施態様によれ
ば、染料組成物と水蒸気を含有するガスを同時に適用す
ることも可能である。
【0020】染料組成物のいくらかのまたは全ての成分
が添加または気化可能な場合には、ガス流動によって、
染料組成物の全てまたは一部を、髪にのせることの可能
である。
【0021】酸化剤自体は、使用前に染料組成物に添加
するか、または、適当な担体において染料組成物と同時
にまたは直後に使用されるものである。この適当な担体
は、水性組成物または水蒸気自体を含有するガスであっ
てもよい。
【0022】本発明の特別な実施態様においては、水蒸
気の適用に次いで、水で洗い落とすものである。
【0023】水蒸気を含有する熱気は、それ自体知られ
ているどの装置を用いても製造可能である。しかしなが
ら、本発明によれば、仏国特許FR−B−2,273,4
92に記載されているような装置、または特に適当な同
等の他の装置が使用可能である。
【0024】酸化染料、塩基、および発色剤は、当業者
に良く知られたものであり、このタイプの染料は、たと
えば、仏国特許FR−B−2,575,067および特許
出願EP−A−496,653に開示されており、これら
の教示は、ここに参照して含有されるものである。
【0025】酸化染料は、染料組成物の全重量に関し
て、好ましくは約0.001から10重量%の範囲の濃
度で存在するものである。
【0026】この酸化剤は好ましくは、過酸化水素、過
酸化尿素、臭素酸アルカリ金属塩および過塩(persalt
s)、たとえば過臭素酸塩および過硫酸塩である。過酸
化水素が特に好ましい。
【0027】染料組成物のpHは一般的には、約3と11
の間である。ケラチン繊維を染色する際に一般的に用い
られる塩基化剤、たとえばアンモニア水、炭酸アルカリ
金属塩類、アルカノールアミン類、たとえばモノ−、ジ
−、およびトリエタノールアミン類およびこれらの誘導
体、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムを用いて、
または、標準酸性化剤、たとえば無機または有機酸、た
とえば塩酸、酒石酸、クエン酸およびリン酸をもちい
て、所望の値に調節することが可能である。
【0028】酸化剤を含有する組成物のpHは、染料組成
物と混合した後、ケラチン繊維に適用されて得られた組
成物のpHが好ましくは3と11の間となるように、選択
される。当業者に良く知られている、特に上記のよう
な、酸性化剤または任意に塩基性化剤を用いて、所望の
値に調節可能である。
【0029】酸化組成物は好ましくは、過酸化水素を含
有する。
【0030】染料組成物はまた、好ましい実施態様にお
いては、当業者に良く知られている、陰イオン性、陽イ
オン性、非イオン性、または両性界面活性剤、またはこ
れらの混合物を、染料組成物の全重量に関して、約0.
5と55重量%の間、好ましくは2と50重量%の間の
比率で含有する。
【0031】染料組成物はまた、十分に水に溶解可能で
ない成分を溶解するための有機溶媒を含有可能である。
たとえば、C1〜C4低級アルカノール類、たとえばエタノ
ールおよびイソプロパノール;グリセロール;グリコー
ル類またはグリコールエーテル類、たとえば2−ブトキ
シエタノール、プロピレングリコールおよびジエチレン
グリコールモノエチルエーテルおよびモノメチルエーテ
ル;芳香属アルコール類、たとえばベンジルアルコール
またはフェノキシエタノール、類似プロダクトおよびこ
れらの混合物が挙げられる。
【0032】これらの溶媒は好ましくは、染料組成物の
全重量に関して、約1と40重量%の間、特に5と30
重量%の間で、存在するものである。
【0033】染料組成物はさらに、有機増粘剤、たとえ
ば任意に架橋されたアクリル酸ポリマー類、または、ベ
ントナイトなどの無機増粘剤を含有可能であり、増粘剤
は、染料組成物の全重量に関して、好ましくは約0.1
と5重量%の間、特に0.2と3重量%の間の比率で存
在するものである。
【0034】酸化防止剤がまた、染料組成物に入れられ
てもよい。これらは、亜硫酸ナトリウム、チオグリコー
ル酸、チオ乳酸、重亜硫酸ナトリウム、デヒドロアスコ
ルビン酸、ヒドロキノン、2−メチルヒドロキノン、2
−tert−ブチルヒドロキノンおよびホモゲンチジン酸か
ら選択され、一般的には、染料組成物の全重量に関し
て、約0.05と1.5重量%の間で存在するものであ
る。
【0035】染料組成物はまた、他の化粧品用に許容さ
れる添加剤、たとえば、浸透剤、金属イオン封鎖剤、香
料、緩衝剤、分散剤、処理剤、調節剤、膜形成剤、保存
剤、および乳白剤を含有可能である。
【0036】本発明による方法において用いられた染料
組成物は、髪を染色するために通常使用される形態、た
とえば、より濃く又は薄く粘稠またはゲル化される液
体、クリーム、エアゾールフォームまたはヘアダイに適
当な他の形態で提供可能である。
【0037】本発明を、以下に示す実施例を用いて例解
する。ただし、本発明は、これらの実施例に限定される
ものではない。
【0038】
【実施例】 実施例1(本発明)
【0039】以下の染料組成物が調製される: −レゾルシノール 0.01g −パラ−フェニレンジアミン 0.4g −パラ−アミノフェノール 0.24g −1−メチル−2−ヒドロキシ−4−(2’−ヒドロキシエチル)−アミノベン ゼン 1.2g −9モルの酸化エチレン含有のポリオキシエチレン化ノニルフェノール 3g −オレイルアルコール 18g −特許FR−2,270,846にしたがって調製された、式:
【0040】
【化1】
【0041】 で表わされる繰り返し単位からなるポリマー 3g −エチルアルコール 9g −ベンジルアルコール 11g −エチレンジアミンテトラ酢酸 0.2g −アンモニア水(NH3を22%含有) 12.9g −モノエタノールアミン 6.5g −チオ乳酸アンモニウム(50%チオ乳酸AM) 0.8g −1−フェニル−3−メチル−5−ピラゾロン 0.15g −脱イオン水 qs 100g
【0042】この組成物を、使用時に、20容量過酸化
水素と、同重量で混合する。上記で得られた混合物を、
脱色した毛髪束(アルカリ溶解度AS20)、(毛髪束番
号1)および2回パーマがかけられた同じ毛髪束(毛髪
束番号2)に適用される。
【0043】90℃の水蒸気を、前記2つの毛髪束に、
各々30秒噴射する。これらの毛髪束を、標準シャンプ
ーで洗浄し、次いで乾燥する。
【0044】システムL、a、bにおける色度座標(染色
結果の表示)を、両毛髪束において、ミノルタクロマメ
ーター(MINOLTA CHROMA METER)CR200色彩計を用
いて測定する。
【0045】毛髪束番号2および1における輝度(△
L)の差異は、以下のようである: △L=L2−L1=−1.7
【0046】これより、明度はほぼ同一であることが観
察される。
【0047】実施例2(比較)
【0048】実施例1の混合物を、脱色した毛髪束(ア
ルカリ溶解度AS20)(毛髪束番号1)および2回パー
マをかけた同様の毛髪束(毛髪束番号2)に適用する。
【0049】この組成物は、室温で30分間放置する。
これらの毛髪束を標準シャンプーで洗浄し、次いで乾燥
する。
【0050】システムL、a、bにおける色度座標(染色
結果の表示)を、両毛髪束において、ミノルタクロマメ
ーターCR200色彩計を用いて測定する。
【0051】毛髪束番号2および1における輝度(△
L)の差異は、以下のようである: △L=L2−L1=9.8
【0052】毛髪束番号2は、毛髪束番号1よりもより
薄い色である。これら2つの毛髪束における色の差異
は、本発明によるものではない方法を用いると非常に顕
著である。
【0053】実施例3(比較)
【0054】実施例1の混合物を、脱色した毛髪束(ア
ルカリ溶解度AS20)(毛髪束番号1)および2回パー
マをかけた同様の毛髪束(毛髪束番号2)に適用する。
【0055】50℃の水蒸気を次いで、1分間、2つの
毛髪束に噴射する。これらの毛髪束を標準シャンプーで
洗浄し、次いで乾燥する。
【0056】システムL、a、bにおける色度座標(染色
結果の表示)を、両毛髪束において、ミノルタクロマメ
ーターCR200色彩計を用いて測定する。
【0057】毛髪束番号2および1における輝度(△
L)の差異は、以下のようである: △L=L2−L1=9
【0058】毛髪束番号2は、毛髪束番号1よりもより
薄い色である。これら2つの毛髪束における色の差異
は、本発明によるものではない方法を用いると非常に顕
著である。
【0059】実施例4(比較)
【0060】実施例3と同様の方法が行われるが、ただ
し、水蒸気は50℃で15分間適用される。
【0061】システムL、a、bにおける色度座標(染色
結果の表示)を、両毛髪束において、ミノルタクロマメ
ーターCR200色彩計を用いて測定する。
【0062】毛髪束番号2および1における輝度(△
L)の差異は、以下のようである: △L=L2−L1=5
【0063】毛髪束番号2は、毛髪束番号1よりもより
薄い色である。これら2つの毛髪束における色の差異
は、本発明によるものではない方法を用いると非常に顕
著である。
【0064】実施例5(本発明)
【0065】以下の染料組成物が調製される: −パラ−フェニレンジアミン 0.65g −パラ−アミノフェノール 0.03g −レゾルシノール 0.25g −1−メチル−2−ヒドロキシ−4−(2’−ヒドロキシエチル)−アミノベン ゼン 0.02g −9モルの酸化エチレン含有のポリオキシエチレン化ノニルフェノール 3g −オレイルアルコール 18g −特許FR−2,270,846にしたがって調製された、式:
【0066】
【化2】
【0067】 で表わされる繰り返し単位からなるポリマー 3g −エチルアルコール 9g −ベンジルアルコール 11g −エチレンジアミンテトラ酢酸 0.2g −アンモニア水(NH3を22%含有) 12.9g −モノエタノールアミン 6.5g −チオ乳酸アンモニウム(50%チオ乳酸AM) 0.8g −1−フェニル−3−メチル−5−ピラゾン 0.15g −脱イオン水 qs 100g
【0068】この組成物を、使用時に、20容量過酸化
水素と、同重量で混合する。上記で得られた混合物を、
90%の白髪を含む天然の白髪まじりの髪および2回パ
ーマがかけられた同じ髪に適用し、次いで90℃の水蒸
気を15から20秒噴射し、標準シャンプーで洗浄し
て、次いで乾燥する。
【0069】髪はくり色に染められ、2つのタイプの色
の差異(選択性)は小さいものである。
【0070】実施例6(本発明)
【0071】実施例5と類似した染料組成物が使用され
るが、アンモニア水(22%NH3含有)とモノエタノー
ルアミンの量が以下のように変えられる: アンモニア水(22%NH3含有) 0.56g モノエタノールアミン 12g
【0072】この組成物を、使用時に、過酸化水素20
容量と、同重量で混合する。上記で得られた混合物を、
90%の白髪を含む天然の白髪まじりの髪および2回パ
ーマがかけられた同じ髪に適用し、次いで90℃の水蒸
気を30秒噴射し、標準シャンプーで洗浄して、次いで
乾燥する。
【0073】髪はくり色に染められ、2つのタイプの毛
髪の選択性は低いものである。
【0074】実施例7(本発明)
【0075】以下の染料組成物が調製される: −パラ−フェニレンジアミン 1.75g −パラ−アミノフェノール 0.023g −1,3−ジヒドロキシベンゼン 0.417g −メタ−アミノフェノール 0.013g −セチル/ステアリルアルコール(重量で50/50) 18g −2−オクチルドデカノール 3g −15モルの酸化エチレン含有のオキシエチレン化セチル/ステアリルアルコー ル 3g −ラウリル硫酸アンモニウム(30%AMの水溶液) 12g −モノエタノールアミン 12g −20容量過酸化水素 40g −クエン酸 qs pH 6 −脱イオン水 qs 100g
【0076】この組成物を、90%の白髪を含む天然の
白髪まじりの髪および2回パーマがかけられた同じ髪に
適用し、次いで90℃の水蒸気を3秒噴射し、髪を10
秒間冷却して、標準シャンプーで洗浄し、次いで乾燥す
る。
【0077】髪は黒くり色に染められ、2つのタイプの
毛髪の選択性は小さいものである。

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケラチン繊維の酸化染色方法であって、
    この方法は、酸化剤の存在下、少なくとも1つの酸化染
    料を含有する染料組成物が適用されたケラチン繊維を、
    水蒸気を含有するガスと接触させることからなり、前記
    ガスは、75℃より高い温度であり、前記ガスと前記染
    色されるべき繊維の接触時間は、2分より少ないことを
    特徴とする、ケラチン繊維の酸化染色方法。
  2. 【請求項2】 前記ガスが、85℃以上の温度であるこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ガスが、85℃と150℃の間の温
    度であることを特徴とする、特許請求の範囲第2項に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ガスが、0.01秒から2分の範囲
    の時間で、染色されるべき繊維と接触することを特徴と
    する、特許請求の範囲第1ないし3項のいずれか1項に
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記ガスが、0.1秒から50秒の範囲
    の時間で、染色されるべき繊維と接触することを特徴と
    する、特許請求の範囲第4項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記ガスが、1秒から10秒の範囲の時
    間で、染色されるべき繊維と接触することを特徴とす
    る、特許請求の範囲第5項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記ガスの適用が同じ繊維に対して数回
    繰り返されることを特徴とする、特許請求の範囲第1な
    いし6項のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記ガスが独占的に水蒸気であることを
    特徴とする、特許請求の範囲第1ないし7項のいずれか
    1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記ガスが、水蒸気と少なくとも1つの
    ガス状または蒸気状の他の化合物を含有することを特徴
    とする、特許請求の範囲第1ないし7項のいずれか1項
    に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記ガスが、水蒸気および空気を含有
    することを特徴とする、特許請求の範囲第9項に記載の
    方法。
  11. 【請求項11】 前記酸化染料が、酸化塩基、および、
    酸化塩基および発色剤の混合物から選択されることを特
    徴とする、特許請求の範囲第1ないし10項のいずれか
    1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 酸化剤が、過酸化水素、過酸化尿素、
    臭素酸アルカリ金属塩および過塩:persaltsから選択さ
    れることを特徴とする、特許請求の範囲第1ないし11
    項のいずれか1項に記載の方法。
JP6313730A 1993-12-22 1994-12-16 水蒸気を用いるヒトケラチン繊維の酸化染色方法 Expired - Lifetime JP2554030B2 (ja)

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FR9315481 1993-12-22

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JPH07324018A JPH07324018A (ja) 1995-12-12
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EP (1) EP0659396B1 (ja)
JP (1) JP2554030B2 (ja)
AT (1) ATE178481T1 (ja)
BR (1) BR9405067A (ja)
CA (1) CA2137732C (ja)
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