JP2553868Y2 - 薄肉樹脂平板の射出成形型 - Google Patents

薄肉樹脂平板の射出成形型

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JP2553868Y2 JP1992073981U JP7398192U JP2553868Y2 JP 2553868 Y2 JP2553868 Y2 JP 2553868Y2 JP 1992073981 U JP1992073981 U JP 1992073981U JP 7398192 U JP7398192 U JP 7398192U JP 2553868 Y2 JP2553868 Y2 JP 2553868Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、薄肉の成形品を射出成
形する際でも比較的低圧で成形出来、しかもヒケ等の不
良の生じにくい射出成形型の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば熱可塑性樹脂の射出成形に
おいて、ヒケ等の成形不良を防止する成形法として特公
昭39―1825号のような方法が知られている。この
方法は樹脂の射出成形に際しその一部に突出部を形成
し、加圧成形中に冷却効果が未だ成形物の芯層部にまで
波及しない時期に該突出部を加圧し、射出圧に頼らず内
圧を高めることによって冷却収縮等に起因するヒケの発
生等を防止するようにしたものである。そしてかかる方
法は、比較的肉厚の厚い成形品の場合は溶融樹脂の流れ
がスムースであるため加圧が有効に作用し、射出圧や型
締圧を高める必要がなくなるという効果を有していた。
一方、ヒケ発生防止機構として例えば実開昭56―57
818号のような装置も提案されている。この装置はキ
ャビティ内の突出部成形用のコアの空腔に、スプリング
で付勢される作動ピンを摺動可能に設け、キャビティ内
に充填された樹脂圧によって作動ピンを後退させ、樹脂
圧の減衰に伴って作動ピンを突出させるようにしたもの
であり、この作動ピンの突出によってキャビティを加圧
しようとするものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記のような
技術は特に前者の特公昭39―1825号の場合には薄
肉の製品を成形するような際には有効な解決策とはなり
得なかった。すなわち、特に肉厚の薄い製品ではキャビ
ティ内の樹脂が冷えやすくなって流動性が低下し、溶融
樹脂を射出、充填する段階で大きな射出圧力や、大きな
型締力を必要とすることになるばかりでなく、上記のよ
うな加圧技術では、冷却固化段階で加圧することになっ
て実効があがらないからである。又、後者の実開昭56
―57818号の場合も同様に、局部的な加圧であるた
め、薄肉の平板状の製品を成形するような際には限界が
あった。すなわち、キャビティ全体を均一に加圧するこ
とが出来ないため残留応力に差が生じ、変形、ソリ等の
不具合が生じるからである。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本考案は、金型のキャビティの底部に設けられ、該金
型のキャビティ内と連通し、且つ該金型のゲート部に直
接連通し、該キャビティの充填端末まで設けられたラン
ナ溝部と、ランナ溝部内に上下動可能に嵌合され、前記
キャビティ内の溶融樹脂を加圧する先端面を備え、キャ
ビティ、及びランナ溝部内への溶融樹脂充填に、ラン
ナ溝部内の樹脂を、キャビティ内に押出すようにキャビ
ティの底部と先端面とが同レベルとなるように上動する
押圧手段とからなることを特徴とする薄肉樹脂平板の射
出成形型である。
【0005】
【作用】金型のゲート近傍からキャビティ末端側に向け
て延出するランナ溝部によって樹脂の充填性を向上さ
せ、充填後はこのランナ溝部に溜めた樹脂を押圧して冷
却凝固させれば、射出圧を然程高めなくても有効にヒケ
防止が図れる。従って型締力も小さく出来る。又特にラ
ンナ溝部に押圧手段は、樹脂の充填にキャビティの底
部と面一となるように溶融樹脂をキャビティ内に押込
み、キャビティ内の樹脂を均一に加圧し、残留応力に差
が生じないように加圧することができ、薄肉平板状の樹
脂成形品に生じ易い変形、ソリ等を防止し、以上を低圧
の充填圧で行える。
【0006】
【実施例】本考案の射出成形型の実施例について添付し
た図面に基づき説明する。図1は本考案の第1実施例の
射出成形型の一例を示す型全体の縦断面図、図2、図3
はは押圧手段による作用図であり、図2は加圧前、図3
は加圧後、図4は加圧する前の樹脂の形状を示す斜視図
である。
【0007】図1に示すように、本考案の射出成形型1
は、上下一対の金型2、3と、成形型本体の押圧機構4
を備えており、両金型2、3が型合せして形成するキャ
ビティ5内にはゲート6を介して溶融樹脂が注入され
る。そしてこの金型3のゲート6には、不図示の射出機
に連なるスプル7が連通される。
【0008】キャビティ5の形状は、例えば図4Aに示
すような成形過程途中の樹脂Wの形状に合せた形状に形
成されており、薄肉平板部Woに対応する薄肉キャビテ
ィ部8(図1、図2)と、突出部Wrに対応するランナ
溝部9(図1、図2)を備えている。
【0009】そしてランナ溝部9は一端側が前記ゲート
6に直接連通し、他端側が溶融樹脂の充填末端側に向け
て延出している。
【0010】又、例えば前記薄肉平板部Woの厚み、す
なわち薄肉キャビティ部8の厚みは約2mm程度であ
り、突出部Wrの高さ、すなわちランナ溝部9の深さは
約2mmから5mm程度、幅約1.5mm程度である。
【0011】押圧機構4は固定板11と、この固定板1
1と下型3間に取り付けられた押出板ガイド12と、こ
の押出板ガイド12によって案内されて上下動可能な3
枚の第1、第2、第3押出板13、14、15を備えて
いる。
【0012】そして第1押出板13には、圧縮ロッド1
6を挿通せしめる挿通孔13aとリターンピン17を設
けているが、その細部について説明する。
【0013】図2に示す圧縮ロッド16は、第1押出板
13に設けた挿通孔13aを摺動自在に貫き、その上端
にはスライドコア18を取り付けている。そしてこのス
ライドコア18は前記ランナ溝部9の形状に合せて形成
され、該ランナ溝部9内に入り込んで中を摺動自在に上
下動出来るようにしている。
【0014】又、圧縮ロッド16の下端側には大径部1
6aが設けられており、一方、前記挿通孔13aにはこ
の大径部16aと略同径の大径孔部13bが設けられて
いる。
【0015】そして大径孔部13bの上下方向の深さ
は、大径部16aの高さ方向の厚みより大きく形成され
ており、このため大径部16aの下面が第1押出板13
の下面と面一になった際、大径孔部13b内に上下間隔
sの遊動空間部が形成されるようにしている。そしてこ
の遊動空間部の間隔sは、概略、図4に示す突出部Wr
の高さ、すなわちランナ溝部9の深さに一致させてい
る。
【0016】一方、リターンピン17は、その下端が第
1押出板13に固着されており、下型3と第1押出板1
3の間の中間部にリターンスプリング20を巻装せしめ
ている。そして後述するように、このリターンスプリン
グ20は押出板13、14復帰用のものである。
【0017】又、前記スライドコア18には、コア引戻
しバー21を設けている。すなわちこのコア引戻しバー
21は、スライドコア18の復帰用のものであり、下型
3に対して摺動自在とされるとともに下端延出部が下型
3外に突出して、この突出部に引戻しスプリング22を
設けている。
【0018】ところで第2押出板14は、以上のような
第1押出板13の下方に設けられているが、第1押出板
13の挿通孔13aの位置に対応して貫通孔14aを備
えている。そしてこの貫通孔14a内を、以下に述べる
第3押出板15の押出しブロック15aが挿通してい
る。
【0019】第3押出板15は最下方の押出板であり、
上記のように上面に押出しブロック15aを備え、この
押出しブロック15aによって前記圧縮ロッド16の大
径部16a下面に当接可能にしている。すなわち、この
押出しブロック15aの高さは第2押出板14の板厚よ
り大きくし、この押出しブロック15aの高さと第2押
出板14の板厚の差は、略々第1押出板13の大径孔部
13bの遊動空間部の間隔sに一致させている。
【0020】そして固定板11には図1に示すようなノ
ックアウト孔11aを設けており、このノックアウト孔
11aを通して下方からエジェクタロッド23が昇降動
する。
【0021】以上のような構成による射出成形型1にお
いて、不図示の射出ノズルからゲート6を介してキャビ
ティ5内に溶融樹脂を射出する。すると溶融樹脂はラン
ナ溝部9を通して薄肉キャビティ部8内に充填されるこ
ととなり、ランナ溝部9によって流動性が向上している
ため充填が極めて円滑となり、且つ均一に充填される。
【0022】充填が終えると、例えば油圧駆動によって
エジェクタロッド23を所定ストローク前進させてラン
ナ溝部9内の溶融樹脂を加圧する。すなわち、エジェク
タロッド23によって第3押出板15を、例えば遊動空
間部の間隔s程度のストローク分押し込むことによっ
て、図3に示すように、第1押出板13の位置を元の位
置に保ったままキャビティ内を加圧することが出来る。
【0023】そし本考案では、スライドコア18の上
面である先端面18aをランナ溝部9の付根部9aの位
置、つまり薄肉キャビティ部8と面一になる位置まで押
し込んで成形品に突出部を形成しないようにする。即
ち、キャビティ8の底面と上動したスライドコア18の
上面である先端面18aとが面一となるようにし、キャ
ビティ8内にランナ溝部9内の溶融樹脂の全てを押込
み、キャビティ8で得られる樹脂成形品である薄肉樹脂
平板の底面に、ランナ溝部9による突出部を形成しない
ようにする。
【0024】この状態で冷却固化を待つが、内部圧力の
増加によってヒケ等の成形不良が抑制される。そして凝
固が完了すると型開きして成形品を取り出す。つまり、
エジェクタロッド23を更に前進させ、第1押出板13
を上昇させて圧縮ロッド16、スライドコア18を前進
させて成形品を突出す。
【0025】尚、以上のようなランナ溝部9は、例えば
製品の大きさ、形状等によって複数設けるようにしても
よく、又、この複数のランナ溝部9を交差させて図4B
に示すような交差状の突出部Wrを形成するようにして
もよい。
【0026】次に、押圧機構の形態のみを変えた本考案
の第2実施例について図5及至図7に基づき説明する。
図5から図7は本押圧機構の作動を示す作用図であり、
図5は射出前、図6は射出時、図7は最終成形時の状態
図である。
【0027】本形態の押圧機構31は、固定板11に取
り付けられた押圧源としての押圧シリンダ32を備えて
おり、この押圧シリンダ32には、該シリンダ32内を
摺動自在なピストン33と、このピストン33に連結す
るロッド34が設けられている。
【0028】そして、このロッド34は継手35を介し
て圧縮ロッド16に連結されており、この圧縮ロッド1
6の延出端部にスライドコア18が取り付けられてい
る。そして、このスライドコア18は第1実施例の場合
と同じくランナ溝部9内で摺動自在とされている。
【0029】ところで、押圧シリンダ32には、図5に
示すような一対の加圧エア給排ポート32a、32bが
設けられ、ピストン33を一定圧Poで付勢している。
つまり、この付勢方向はスライドコア18が薄肉キャビ
ティ部8に向けて進む方向であり、薄肉キャビティ部8
を押圧出来る方向である。
【0030】又、下型3の下面には位置決め手段として
のストッパ部材36が取り付けられている。そして、前
記圧縮ロッド16は、このストッパ部材36を摺動自在
に貫いており、このストッパ部材36の下面に前記継手
35の上面が当接することで、スライドコア18の押圧
側への移動量を規制する。
【0031】又このストッパ部材36下面に前記継手3
5の上面が当接した時点で、スライドコア18の先端面
18aがランナ溝部9の付根部9aに臨むようにし、つ
まり、押圧側に付勢されるスライドコア18によって常
時ランナ溝部9が塞がれるようにしている。
【0032】ところで、前記押圧シリンダ32に供給さ
れる加圧エアの圧力Poと、射出された樹脂のキャビテ
ィ5内の圧力との関係は図8の通りである。
【0033】すなわち、射出された溶融樹脂のキャビテ
ィ5内における圧力は、当初急カーブで上昇し、最大ピ
ークに達した後凝固が進行するにつれて減衰してゆく。
そして押圧シリンダ32の設定圧Poは最大圧力P1より
小さく、しかも溶融樹脂の凝固が完了する前の段階で樹
脂の流動性が残っている状態での圧力としている。
【0034】従ってキャビティ5内の樹脂圧の時間的変
化の曲線は、キャビティ5内の樹脂圧が設定圧Poに達
する前の段階のステージA、キャビティ5内の樹脂圧が
設定圧Poより高くなるステージB、再びキャビティ5
内の樹脂圧が設定圧Poより低くなるステージCの三態
様に区分される。
【0035】以上のような押圧機構31を備えた射出成
形型の作用について説明する。
【0036】溶融樹脂を射出する前の段階では、図5に
示すように、スライドコア18は押圧シリンダ32の設
定圧Poによって継手35がストッパ部材36に当接す
る位置まで押されており、その先端面18aをランナ溝
部9の付根部9aに臨ませている。つまり、スライドコ
ア18によってランナ溝部9を塞いだ状態にしている。
【0037】次いで、溶融樹脂がゲート6を介してキャ
ビティ5内に射出されると、溶融樹脂は当初のステージ
Aのうちはキャビティ末端に向けて薄肉キャビティ8内
を流動する。そして、樹脂圧が押圧シリンダ32の設定
圧Poを越えてステージBに達すると、スライドコア1
8は樹脂圧によってランナ溝部9内を摺動して後退し、
それ以降に供給される溶融樹脂はこのランナ溝部9を介
して充填される(図6)。従ってランナ溝部9内には熱
い溶融樹脂が充填完了まで供給され続けられることにな
る。
【0038】この際、射出充填される樹脂量は一定値に
なるよう制御されているが、例えば温度条件、ペレット
等の材料との関係、射出時間等によって僅かながら変化
することがあり、このような場合に事前に一定の深さの
ランナ溝部9をキャビティ内に設定しておくと、各ショ
ットごとに樹脂の流れが微妙に変化しやすくなることが
あるともいわれており、かかる点で本案のように当初ラ
ンナ溝部9を塞いでおけば問題とならない。
【0039】又、ランナ溝部9を塞いでおくことで、予
め一定の深さのランナ溝部9をキャビティ内に設定する
ことに較べてキャビティ5内のエア含有量(樹脂充填時
のエア排出量)が少なくなり、エア排出不良に起因する
例えば表面状態の悪化、強度の低下、寸法精度の狂い等
の不具合を抑制することも出来る。
【0040】こうしてキャビティ5内に充填された樹脂
が凝固し始め、圧力が設定圧Poより下がってステージ
Cに至るとスライドコア18は復元を始め、薄肉キャビ
ティ8を加圧しつつ前進する。そして最終的に元の状態
まで戻るとストッパ部材36によって停止する(図
7)。
【0041】この間、キャビティ5内の樹脂圧は図8の
破線で示すように最大圧力が低下して、ステージB以降
概略設定圧Poに近い均一な加圧力を受け、低圧成形が
可能となる。
【0042】尚、本実施例のように押圧手段を加圧エア
とすることで、例えば加圧力の調整、変更が容易に行え
る。
【0043】
【考案の効果】以上のように、本考案の射出成形型は、
金型のキャビティの底部に設けられ、該金型のキャビテ
ィ内と連通し、且つ該金型のゲート部に直接連通し、該
キャビティの充填端末まで設けられたランナ溝部と、ラ
ンナ溝部内に上下動可能に嵌合され、前記キャビティ内
の溶融樹脂を加圧する先端面を備え、キャビティ、及び
ランナ溝部内への溶融樹脂充填に、ランナ溝部内の樹
脂を、キャビティ内に押出すようにキャビティの底部と
先端面とが同レベルとなるように上動する押圧手段とで
構成したので、薄肉樹脂平板を突出部を表面に形成する
ことなく成形することができる。又本考案は、ランナ溝
部に押圧手段は、樹脂の充填にキャビティの底部と面
一となるように溶融樹脂をキャビティ内に押込み、キャ
ビティ内の樹脂を均一に加圧し、残留応力に差が生じな
いように加圧することができ、薄肉平板状の樹脂成形品
に生じ易い変形、ソリ等を防止し、以上を低圧の充填圧
で行える。従って本考案は、ランナ溝部をゲートからキ
ャビティの末端部まで形成することで、成形品が薄肉の
平板であっても低圧の樹脂充填圧で効率良く、確実に充
填することができ、低圧で樹脂を充填しつつ、ヒケ等を
抑制して変形、ソリ等の無い、又表面に突出部の無い、
品質、外観共に良好な薄肉樹脂平板を得ることができ
る。又射出成形機の射出圧をむやみに高める必要がない
ため、装置の小型化が可能となり、設備経費を安価に抑
えることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の射出成形型の一例を示す
型全体の縦断面図
【図2】押圧機構の作動を示す作用図であり、加圧前の
状態図
【図3】押圧機構の作動を示す作用図であり、加圧後の
状態図
【図4】加圧する前の段階の樹脂形状を示す斜視図で、
Aはランナ溝部を1本としたもの、Bはランナ溝部を複
数としたもの
【図5】本考案の第2実施例の射出成形型の押圧機構の
作動を示す作用図であり、射出前の状態図
【図6】同押圧機構の作動を示す作用図であり、射出時
の状態図
【図7】同押圧機構の作動を示す作用図であり、最終成
形時の状態図
【図8】樹脂圧の時間的変化を示すグラフ
【符号の説明】
1 射出成形型 4、31 押圧機構 5 キャビティ 6 ゲート 8 薄肉キャビティ部 9 ランナ溝部 9a 付根部 16 圧縮ロッド 18 スライドコア 18a 先端面 32 押圧シリンダ 36 ストッパ部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型のキャビティの底部に設けられ、該
    金型のキャビティ内と連通し、且つ該金型のゲート部に
    直接連通し、該キャビティの充填端末まで設けられたラ
    ンナ溝部と、 前記ランナ溝部内に上下動可能に嵌合され、前記キャビ
    ティ内の溶融樹脂を加圧する先端面を備え、キャビテ
    ィ、及びランナ溝部内への溶融樹脂充填後に、ランナ溝
    部内の樹脂を、キャビティ内に押出すようにキャビティ
    の底部と先端面とが同レベルとなるように上動する押圧
    手段と、 からなることを特徴とする薄肉樹脂平板の射出成形型。
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