JP2553484Y2 - 携帯ケース - Google Patents
携帯ケースInfo
- Publication number
- JP2553484Y2 JP2553484Y2 JP1991007990U JP799091U JP2553484Y2 JP 2553484 Y2 JP2553484 Y2 JP 2553484Y2 JP 1991007990 U JP1991007990 U JP 1991007990U JP 799091 U JP799091 U JP 799091U JP 2553484 Y2 JP2553484 Y2 JP 2553484Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- tray
- holding
- wall
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、各種物品、例えば、ビ
デオカメラおよびその付属品をトレイに保持して収納
し、収納物品を高い保護状態のもとで携帯することがで
き、また、トレイのみでも物品を収納保持して簡易に持
ち運び、保管し、展示することができる携帯ケースに関
するものである。
デオカメラおよびその付属品をトレイに保持して収納
し、収納物品を高い保護状態のもとで携帯することがで
き、また、トレイのみでも物品を収納保持して簡易に持
ち運び、保管し、展示することができる携帯ケースに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラおよびその付属品な
どを収納して携帯するケースとしては、実開昭63−1
72182号公報に記載されているものなどが知られて
いる。
どを収納して携帯するケースとしては、実開昭63−1
72182号公報に記載されているものなどが知られて
いる。
【0003】上記公報に記載されているケースは、一部
を中空にした二重壁構造として緩衝性を高め、かつ収納
リセスに物品を不動状態に保持することにより、収納物
品の保護性の向上を図る構成となっている。
を中空にした二重壁構造として緩衝性を高め、かつ収納
リセスに物品を不動状態に保持することにより、収納物
品の保護性の向上を図る構成となっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来の上記
のような構成のケースでは、ケースの内壁に収納リセス
が形成されているので、収納物品に対する緩衝性を高く
するには、ケースの外壁と内壁との間の中空部を大きく
とる必要があり、ケースが大型化するのを避け難く、ケ
ースを小型にしたものでは、十分な緩衝性を得られない
のが実状である。
のような構成のケースでは、ケースの内壁に収納リセス
が形成されているので、収納物品に対する緩衝性を高く
するには、ケースの外壁と内壁との間の中空部を大きく
とる必要があり、ケースが大型化するのを避け難く、ケ
ースを小型にしたものでは、十分な緩衝性を得られない
のが実状である。
【0005】本考案は、従来の携帯ケースにおけるこの
ような問題点を解消するためになされたものであって、
収納物品をトレイに保持したうえ、そのトレイをケース
と一体に形成されたケース内の保持座に固定して収納物
品がケース内の空間でケース壁と非接触状態を保つよう
にしたことにより、ケースの小型化を図っても収納物品
に対する高い緩衝性をもたせて十分な保護性を有すると
ともに、ケースの携帯中にケースを激しく揺すったりケ
ースが強い衝撃を受けることがあってもケース内でトレ
イが固定状態を保持し、収納物品をケース壁に対して非
接触状態に確実に保持して保護性がきわめて高く、しか
も、ケースに対してトレイを着脱自在として、トレイの
みでも物品を収納保持して簡易に持ち運び、保管し、展
示することができる携帯ケースを提供することを目的と
している。
ような問題点を解消するためになされたものであって、
収納物品をトレイに保持したうえ、そのトレイをケース
と一体に形成されたケース内の保持座に固定して収納物
品がケース内の空間でケース壁と非接触状態を保つよう
にしたことにより、ケースの小型化を図っても収納物品
に対する高い緩衝性をもたせて十分な保護性を有すると
ともに、ケースの携帯中にケースを激しく揺すったりケ
ースが強い衝撃を受けることがあってもケース内でトレ
イが固定状態を保持し、収納物品をケース壁に対して非
接触状態に確実に保持して保護性がきわめて高く、しか
も、ケースに対してトレイを着脱自在として、トレイの
みでも物品を収納保持して簡易に持ち運び、保管し、展
示することができる携帯ケースを提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するための技術的手段として次のように構成した。す
なわち、ケース本体と、ケース本体に対して開閉自在の
蓋体からなる携帯ケースにおいて、ケース内には収納物
品を保持するトレイの保持座をケースと一体に形成して
トレイを保持座に着脱自在に設けるとともに、上記トレ
イを保持座に固定することによりそれに保持された収納
物品がケース内の空間でケース壁と非接触状態を保つよ
うに構成したものである。
成するための技術的手段として次のように構成した。す
なわち、ケース本体と、ケース本体に対して開閉自在の
蓋体からなる携帯ケースにおいて、ケース内には収納物
品を保持するトレイの保持座をケースと一体に形成して
トレイを保持座に着脱自在に設けるとともに、上記トレ
イを保持座に固定することによりそれに保持された収納
物品がケース内の空間でケース壁と非接触状態を保つよ
うに構成したものである。
【0007】
【作用】本考案に係る携帯ケースによれば、収納物品が
トレイに保持され、トレイをケースと一体をなす保持座
に固定することができるので、トレイに保持された収納
物品がケース内の空間でケース壁と非接触状態、すなわ
ちケース内の空間で浮いた状態に保持される。このた
め、ケースを激しく揺すったり外部からの強い衝撃に対
しも収納物品はケース壁と非接触状態を確実に保持して
高い緩衝性を有する。
トレイに保持され、トレイをケースと一体をなす保持座
に固定することができるので、トレイに保持された収納
物品がケース内の空間でケース壁と非接触状態、すなわ
ちケース内の空間で浮いた状態に保持される。このた
め、ケースを激しく揺すったり外部からの強い衝撃に対
しも収納物品はケース壁と非接触状態を確実に保持して
高い緩衝性を有する。
【0008】また、収納物品を保持したトレイは、ケー
スに対して着脱自在であるから、トレイのみでも、物品
を収納保持して簡易に持ち運んだり、保管したり、展示
する用途にも適応して、利便性および汎用性が向上す
る。
スに対して着脱自在であるから、トレイのみでも、物品
を収納保持して簡易に持ち運んだり、保管したり、展示
する用途にも適応して、利便性および汎用性が向上す
る。
【0009】
【実施例】本考案の一実施例を図面の記載を参照して説
明する。
明する。
【0010】図1および図2において、1はケース本
体、2は蓋体であって、ケース本体1に対して蓋体2が
ヒンジ3によって開閉自在となっている。ケース本体1
および蓋体2は、熱可塑性合成樹脂をブロー成形して中
空二重壁構造に構成したものであり、ヒンジ3は別体の
ヒンジ部材をケースの合わせ面に取付けた構造のもので
ある。なお、ケース本体1および蓋体2はその一方また
は両方が単壁構造のものであってもよい。4、5はラッ
チである。
体、2は蓋体であって、ケース本体1に対して蓋体2が
ヒンジ3によって開閉自在となっている。ケース本体1
および蓋体2は、熱可塑性合成樹脂をブロー成形して中
空二重壁構造に構成したものであり、ヒンジ3は別体の
ヒンジ部材をケースの合わせ面に取付けた構造のもので
ある。なお、ケース本体1および蓋体2はその一方また
は両方が単壁構造のものであってもよい。4、5はラッ
チである。
【0011】6はトレイであって、このトレイ6には、
ビデオカメラ7およびその付属品であるバッテリ、コー
ド8、8を保持するリセス9、10が形成されており、
かつ収納物品を固定保持するバンド11、12、12を
備えている。トレイ6には、持ち運びのための手掛け穴
13が設けられている。
ビデオカメラ7およびその付属品であるバッテリ、コー
ド8、8を保持するリセス9、10が形成されており、
かつ収納物品を固定保持するバンド11、12、12を
備えている。トレイ6には、持ち運びのための手掛け穴
13が設けられている。
【0012】ケース本体1内の四隅部には、トレイ6の
保持座14、14および15、15がケースと一体に形
成されており、保持座14、14は、ケース本体1の成
形時に一体に埋設されたナット部16を有している。ト
レイ6の保持座14、14に対応する隅部には孔17、
17が設けられていて、ツイストロック18によって、
トレイ6が保持座14、14に着脱自在に固定されるよ
うになっている。蓋体2内の隅部には、ケース本体1側
の保持座15、15に対応してトレイ6を挟む保持座1
9、19が設けられている。なお、20は複数のウエル
ド部である。
保持座14、14および15、15がケースと一体に形
成されており、保持座14、14は、ケース本体1の成
形時に一体に埋設されたナット部16を有している。ト
レイ6の保持座14、14に対応する隅部には孔17、
17が設けられていて、ツイストロック18によって、
トレイ6が保持座14、14に着脱自在に固定されるよ
うになっている。蓋体2内の隅部には、ケース本体1側
の保持座15、15に対応してトレイ6を挟む保持座1
9、19が設けられている。なお、20は複数のウエル
ド部である。
【0013】図3には携帯ケース全体の外観構成が示さ
れている。
れている。
【0014】以上、実施例の構成によれば、ビデオカメ
ラ7およびその付属品8がトレイ6のリセス9、10に
収納され、かつバンド11、12で固定状態に保持され
る。そして、トレイ6をケース本体1内に収納し、保持
座14、14にツイストロック18で固定して、蓋体2
を閉じれば、トレイ6は他の隅部が保持座15、15と
19、19で挟まれて固定される。そして、トレイ6に
保持されたビデオカメラ7およびその付属品8は、ケー
ス内の空間でケース壁と非接触状態を保っていて、それ
がケース内の空間で浮いた状態となるので、ケースを激
しく揺すったり外部からの強い衝撃に対しても収納物品
はケース壁と非接触状態を確実に保持して高い緩衝性が
得られる。
ラ7およびその付属品8がトレイ6のリセス9、10に
収納され、かつバンド11、12で固定状態に保持され
る。そして、トレイ6をケース本体1内に収納し、保持
座14、14にツイストロック18で固定して、蓋体2
を閉じれば、トレイ6は他の隅部が保持座15、15と
19、19で挟まれて固定される。そして、トレイ6に
保持されたビデオカメラ7およびその付属品8は、ケー
ス内の空間でケース壁と非接触状態を保っていて、それ
がケース内の空間で浮いた状態となるので、ケースを激
しく揺すったり外部からの強い衝撃に対しても収納物品
はケース壁と非接触状態を確実に保持して高い緩衝性が
得られる。
【0015】また、ビデオカメラ7およびその付属品8
を保持したトレイ6は、ケースに対して着脱自在である
から、トレイ6のみでも、簡易に持ち運んだり、保管し
たり、展示することができ、利便性および汎用性が大い
に向上する。
を保持したトレイ6は、ケースに対して着脱自在である
から、トレイ6のみでも、簡易に持ち運んだり、保管し
たり、展示することができ、利便性および汎用性が大い
に向上する。
【0016】また、ケース本体1のリセス内にはトレイ
6を取外すことにより、パンフレット、布などを一時的
に保管したり、収納することもできる。
6を取外すことにより、パンフレット、布などを一時的
に保管したり、収納することもできる。
【0017】
【考案の効果】本考案は、次に記載する効果を奏するも
のである。
のである。
【0018】すなわち、本考案によれば、ケースの小型
化を図っても収納物品に対する高い緩衝性をもたせて十
分な保護性を有するとともに、ケースの携帯中にケース
を激しく揺すったりケースが強い衝撃を受けることがあ
ってもケース内でトレイが固定状態を保持し、収納物品
をケース壁に対して非接触状態に確実に保持して保護性
がきわめて高く、しかも、ケースに対してトレイを着脱
自在として、トレイのみでも物品を収納保持して簡易に
持ち運び、保管し、展示することができる。
化を図っても収納物品に対する高い緩衝性をもたせて十
分な保護性を有するとともに、ケースの携帯中にケース
を激しく揺すったりケースが強い衝撃を受けることがあ
ってもケース内でトレイが固定状態を保持し、収納物品
をケース壁に対して非接触状態に確実に保持して保護性
がきわめて高く、しかも、ケースに対してトレイを着脱
自在として、トレイのみでも物品を収納保持して簡易に
持ち運び、保管し、展示することができる。
【図1】本考案の一実施例を示し、ケースを開き、かつ
トレイを外した状態の斜視図である。
トレイを外した状態の斜視図である。
【図2】図1におけるA−A線拡大断面図である。
【図3】ケース全体の外観を示す斜視図である。
1 ケース本体 2 蓋体 6 トレイ 7 ビデオカメラ 8 その付属品 9、10 リセス 11、12 バンド 13 手掛け穴 14、14、15、15 保持座16 ナット部 17 孔 18 ツイストロック 19、19 保持座
Claims (1)
- 【請求項1】 ケース本体と、ケース本体に対して開閉
自在の蓋体からなる携帯ケースにおいて、ケース内には
収納物品を保持するトレイの保持座をケースと一体に形
成してトレイを保持座に着脱自在に設けるとともに、上
記トレイを保持座に固定することによりそれに保持され
た収納物品がケース内の空間でケース壁と非接触状態に
保つように構成としたことを特徴とする携帯ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991007990U JP2553484Y2 (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 携帯ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991007990U JP2553484Y2 (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 携帯ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0496215U JPH0496215U (ja) | 1992-08-20 |
JP2553484Y2 true JP2553484Y2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=31740125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991007990U Expired - Fee Related JP2553484Y2 (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 携帯ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553484Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-30 JP JP1991007990U patent/JP2553484Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
特公 昭47−48585 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0496215U (ja) | 1992-08-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |