JP2552663Y2 - ウェットティッシュ容器の加熱保温装置 - Google Patents
ウェットティッシュ容器の加熱保温装置Info
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- JP2552663Y2 JP2552663Y2 JP1276191U JP1276191U JP2552663Y2 JP 2552663 Y2 JP2552663 Y2 JP 2552663Y2 JP 1276191 U JP1276191 U JP 1276191U JP 1276191 U JP1276191 U JP 1276191U JP 2552663 Y2 JP2552663 Y2 JP 2552663Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wet tissue
- heating
- band
- container
- multilayer body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Surface Heating Bodies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、加熱保温装置に関し、
特にウェットティッシュの容器に巻回して容器を加熱保
温することにより内部に収納されたウェットティッシュ
を加熱保温する装置に関する。
特にウェットティッシュの容器に巻回して容器を加熱保
温することにより内部に収納されたウェットティッシュ
を加熱保温する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】密閉可能な容器に収納されたウェットテ
ィッシュ(濡れた状態のティッシュ)は、家庭・職場・
病院等で広く使われている。ウェットティッシュの使用
は使用者により種々雑多であるが、口の回りや手を拭い
たり、乳幼児や寝たきり老人のお尻の汚れを拭き取った
り、病人が洗顔に代えて顔を拭く等のように、人間の肌
に直接触れる使われ方が多い。
ィッシュ(濡れた状態のティッシュ)は、家庭・職場・
病院等で広く使われている。ウェットティッシュの使用
は使用者により種々雑多であるが、口の回りや手を拭い
たり、乳幼児や寝たきり老人のお尻の汚れを拭き取った
り、病人が洗顔に代えて顔を拭く等のように、人間の肌
に直接触れる使われ方が多い。
【0003】容器に収納されたウェットティッシュは、
当然のことながら、外気温が低ければ冷たくなってい
る。従って、気温の低い季節などにウェットティッシュ
を使用する場合には健康人にとってもかなり強い不快感
がある。特に、睡眠中の病人の体を拭く場合や、乳幼児
に使用する場合には、病人が目を覚ましたり乳幼児が泣
きだすという問題があった。
当然のことながら、外気温が低ければ冷たくなってい
る。従って、気温の低い季節などにウェットティッシュ
を使用する場合には健康人にとってもかなり強い不快感
がある。特に、睡眠中の病人の体を拭く場合や、乳幼児
に使用する場合には、病人が目を覚ましたり乳幼児が泣
きだすという問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、ウェットテ
ィッシュの容器に巻回してウェットティッシュを常時温
かい状態で使用できるようにして、上述の従来の問題を
解決したものである。
ィッシュの容器に巻回してウェットティッシュを常時温
かい状態で使用できるようにして、上述の従来の問題を
解決したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、ウェットティ
ッシュを収容した容器を加熱して保温する装置に関し、
帯状の断熱材、帯状の通電式発熱材及び帯状の保温材等
を重ねて多層体とし、該多層体の両端部を合わせて上記
多層体を筒状にし、或いは上記筒状の多層体の両端部を
分離できるようにしたウェットティッシュ容器の加熱保
温装置である。
ッシュを収容した容器を加熱して保温する装置に関し、
帯状の断熱材、帯状の通電式発熱材及び帯状の保温材等
を重ねて多層体とし、該多層体の両端部を合わせて上記
多層体を筒状にし、或いは上記筒状の多層体の両端部を
分離できるようにしたウェットティッシュ容器の加熱保
温装置である。
【0006】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本考案を説明す
る。図5に示すように、ウェットティッシュ容器10
は、ティッシュを取り出す取り出し口12、ティッシュ
を使用しない時に中身が乾燥しないよう取り出し口を密
閉するキャップ14等を有する。
る。図5に示すように、ウェットティッシュ容器10
は、ティッシュを取り出す取り出し口12、ティッシュ
を使用しない時に中身が乾燥しないよう取り出し口を密
閉するキャップ14等を有する。
【0007】図1において、20は本考案に係る加熱保
温装置を示し、この装置20を図5の容器10に巻回し
て使用する。帯状の多層体24の両端には、取り外し可
能の取付手段(例えばマジックテ−プ(登録商標))2
2が設けられている。この取付手段22により、ウェッ
トティッシュ容器の様々な太さに対応させることができ
る。多層体24中には後述する発熱体があり、この発熱
体により多層体24を巻回した容器10の温度を上げ
る。26は発熱体を制御する回路等を有する制御部であ
り、28は電源コードを示す。
温装置を示し、この装置20を図5の容器10に巻回し
て使用する。帯状の多層体24の両端には、取り外し可
能の取付手段(例えばマジックテ−プ(登録商標))2
2が設けられている。この取付手段22により、ウェッ
トティッシュ容器の様々な太さに対応させることができ
る。多層体24中には後述する発熱体があり、この発熱
体により多層体24を巻回した容器10の温度を上げ
る。26は発熱体を制御する回路等を有する制御部であ
り、28は電源コードを示す。
【0008】図2は、図1の多層体24の一部を、説明
の都合上構成部材を分離させて示した図である。多層体
24は、内張り(化粧布)32、保温材(フエルト等)
34、通電式発熱材36、断熱材(発泡スポンジ等)3
8、熱反射板(アルミ箔)40、外張り(塩化ビニ−
ル、布等)42を順に重ねたものである。
の都合上構成部材を分離させて示した図である。多層体
24は、内張り(化粧布)32、保温材(フエルト等)
34、通電式発熱材36、断熱材(発泡スポンジ等)3
8、熱反射板(アルミ箔)40、外張り(塩化ビニ−
ル、布等)42を順に重ねたものである。
【0009】図3、図4は通電式発熱材に関連する電気
回路の例であり、図3、図4の回路により容器10の温
度を例えば40〜50℃に保持する。図3において、ウ
ェットティッシュ容器(図示せず)を加熱保温する際に
は、コンセント52を一般家庭用の交流100V電源に
接続する。バイメタルスイッチ54とヒ−タ56は帯状
の発熱材36(図2)に組み込まれており、バイメタル
スイッチ54は所定の温度になるとヒ−タ56をオフに
し、所定の温度に下がるとヒ−タ56をオンにする。抵
抗器57と直列接続したネオンランプ58は、電源が入
っていることを示す表示灯である。図4は、図3の場合
と同様に、一般家庭用の交流100V電源を電源とし、
コンセント62を介して電力を得る。AC(交流電流)
アダプタ64は交流100Vを例えば12Vの直流電流
に変換する公知の回路である。電源スイッチ66を閉じ
ると、定電圧回路68により例えば8Vの直流定電流が
スイッチ回路70を介してヒ−タ72に流れる。ヒ−タ
72と温度センサ74は発熱材36(図2)に組み込ま
れている。制御部76は温度センサ74からの検知温度
信号を受け、検知温度信号のレベルが所定の上限値に達
するとスイッチ回路70をオンとし、所定の下限値に下
がるとスイッチ回路70をオフにして容器10(図5)
の温度を所定範囲内に維持する。尚、抵抗体77と直列
接続した発光ダイオ−ド78は、電源が入っていること
を示す表示灯である。
回路の例であり、図3、図4の回路により容器10の温
度を例えば40〜50℃に保持する。図3において、ウ
ェットティッシュ容器(図示せず)を加熱保温する際に
は、コンセント52を一般家庭用の交流100V電源に
接続する。バイメタルスイッチ54とヒ−タ56は帯状
の発熱材36(図2)に組み込まれており、バイメタル
スイッチ54は所定の温度になるとヒ−タ56をオフに
し、所定の温度に下がるとヒ−タ56をオンにする。抵
抗器57と直列接続したネオンランプ58は、電源が入
っていることを示す表示灯である。図4は、図3の場合
と同様に、一般家庭用の交流100V電源を電源とし、
コンセント62を介して電力を得る。AC(交流電流)
アダプタ64は交流100Vを例えば12Vの直流電流
に変換する公知の回路である。電源スイッチ66を閉じ
ると、定電圧回路68により例えば8Vの直流定電流が
スイッチ回路70を介してヒ−タ72に流れる。ヒ−タ
72と温度センサ74は発熱材36(図2)に組み込ま
れている。制御部76は温度センサ74からの検知温度
信号を受け、検知温度信号のレベルが所定の上限値に達
するとスイッチ回路70をオンとし、所定の下限値に下
がるとスイッチ回路70をオフにして容器10(図5)
の温度を所定範囲内に維持する。尚、抵抗体77と直列
接続した発光ダイオ−ド78は、電源が入っていること
を示す表示灯である。
【0010】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
ウェットティッシュの冷たさによる従来の使用時の不快
感を解消し、特に乳幼児や病人にも安心して使用できる
という効果を有する。
ウェットティッシュの冷たさによる従来の使用時の不快
感を解消し、特に乳幼児や病人にも安心して使用できる
という効果を有する。
【図1】加熱保温装置の斜視図。
【図2】図2の加熱保温装置の一部分解説明図。
【図3】加熱保温装置の電気回路図。
【図4】加熱保温装置の電気回路図。
【図5】ウェットティッシュ容器の図。
20 加熱保温装置 24 多層体 34 保温材 36 通電式発熱材 38 断熱材
Claims (1)
- 【請求項1】ウェットティッシュを収容した容器を加熱
して保温する装置であって、 帯状の断熱材、帯状の通電式発熱材及び帯状の保温材等
を重ねて帯状の多層体とし、該帯状の多層体の両端部に
取外可能で且つ固定位置が調節可能な固定手段を設け、
上記帯状の多層体をウェットティッシュを収容した容器
に巻回して上記両端部固定手段により上記容器に取り付
けることができるにしたウェットティッシュ容器の加熱
保温装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1276191U JP2552663Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | ウェットティッシュ容器の加熱保温装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1276191U JP2552663Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | ウェットティッシュ容器の加熱保温装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04104990U JPH04104990U (ja) | 1992-09-09 |
JP2552663Y2 true JP2552663Y2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=31746926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1276191U Expired - Fee Related JP2552663Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | ウェットティッシュ容器の加熱保温装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552663Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP1276191U patent/JP2552663Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04104990U (ja) | 1992-09-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |