JP2552241B2 - モジュラー電話コネクタとその製造方法 - Google Patents
モジュラー電話コネクタとその製造方法Info
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/20—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for assembling or disassembling contact members with insulating base, case or sleeve
- H01R43/24—Assembling by moulding on contact members
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/24—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R24/00—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
- H01R24/60—Contacts spaced along planar side wall transverse to longitudinal axis of engagement
- H01R24/62—Sliding engagements with one side only, e.g. modular jack coupling devices
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- H01R4/24—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
- H01R4/2416—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type
- H01R4/242—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members being plates having a single slot
- H01R4/2425—Flat plates, e.g. multi-layered flat plates
- H01R4/2429—Flat plates, e.g. multi-layered flat plates mounted in an insulating base
- H01R4/2433—Flat plates, e.g. multi-layered flat plates mounted in an insulating base one part of the base being movable to push the cable into the slot
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/16—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for manufacturing contact members, e.g. by punching and by bending
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に電気コネクタに係
り、より詳細には、モジュラー電話コネクタとその製造
方法に関する。
り、より詳細には、モジュラー電話コネクタとその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の形式の雌型電気コネクタ、即ちリ
セプタクルを、この業界では電話ジャック又は「モジュ
ラージャック」と称している。このようなモジュラー電
話コネクタは、標準的な電話リセプタクルジャックを画
成する絶縁ハウジングを備えている。ハウジングには複
数の端子が取り付けられ、各端子は、標準的な電話プラ
グの接点に係合するためにハウジングのプラグ受入空洞
即ち開口へと突出している弾力性の片持梁式のジャック
接触部分を備えている。これらの端子は、金属板から型
抜きして成形されることが多く、上記弾力性の片持梁式
ジャック接触部分に対向して絶縁被覆切り込み部分のよ
うな絶縁被覆線に対する終端部分を備えている。絶縁被
覆切り込み部分は、絶縁被覆された電話線(絶縁被覆
線)を受け入れる。
セプタクルを、この業界では電話ジャック又は「モジュ
ラージャック」と称している。このようなモジュラー電
話コネクタは、標準的な電話リセプタクルジャックを画
成する絶縁ハウジングを備えている。ハウジングには複
数の端子が取り付けられ、各端子は、標準的な電話プラ
グの接点に係合するためにハウジングのプラグ受入空洞
即ち開口へと突出している弾力性の片持梁式のジャック
接触部分を備えている。これらの端子は、金属板から型
抜きして成形されることが多く、上記弾力性の片持梁式
ジャック接触部分に対向して絶縁被覆切り込み部分のよ
うな絶縁被覆線に対する終端部分を備えている。絶縁被
覆切り込み部分は、絶縁被覆された電話線(絶縁被覆
線)を受け入れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現場での取り付け作業
を容易にするために色々な設計のモジュラー電話コネク
タが提案されている(例えば、特開平4−58475
号、特開平2−162667号、実開平2−44267
号公報等)。いずれの設計も、電話線の取り扱いを容易
にすると共に、コネクタの組み立て及び終端接続を容易
にするものである。しかしながら、これまで、いずれの
設計においても、これらのモジュラージャックには非常
に多数の部品が使われていて、しかもこれらの部品が益
々小型化されてきているために、組み立て操作が非常に
やっかいである。更に、現場で取り付けるモジュラー電
話コネクタには、それらのサイズや、必要とされる組み
立て操作や、電話線をコネクタに終端し難い等の理由
で、他にも問題がある。
を容易にするために色々な設計のモジュラー電話コネク
タが提案されている(例えば、特開平4−58475
号、特開平2−162667号、実開平2−44267
号公報等)。いずれの設計も、電話線の取り扱いを容易
にすると共に、コネクタの組み立て及び終端接続を容易
にするものである。しかしながら、これまで、いずれの
設計においても、これらのモジュラージャックには非常
に多数の部品が使われていて、しかもこれらの部品が益
々小型化されてきているために、組み立て操作が非常に
やっかいである。更に、現場で取り付けるモジュラー電
話コネクタには、それらのサイズや、必要とされる組み
立て操作や、電話線をコネクタに終端し難い等の理由
で、他にも問題がある。
【0004】本発明は、モジュラー電話コネクタ即ちジ
ャックとして適用できる独特なモジュラー電気コネクタ
であって、余計な部品や工具を使わなくてもコネクタを
完全に組み立ててしかも絶縁被覆線を終端することので
きる種々の一体的な相対可動部分を有した一部片成形の
ハウジングを備えたモジュラー電話コネクタを提供する
ことによって、上記問題を解決しようとするものであ
る。
ャックとして適用できる独特なモジュラー電気コネクタ
であって、余計な部品や工具を使わなくてもコネクタを
完全に組み立ててしかも絶縁被覆線を終端することので
きる種々の一体的な相対可動部分を有した一部片成形の
ハウジングを備えたモジュラー電話コネクタを提供する
ことによって、上記問題を解決しようとするものであ
る。
【0005】そこで、本発明の目的は、新規で且つ改良
されたモジュラー電気コネクタを提供し、そしてより詳
細には、少ない部品点数で構成されたモジュラー電話コ
ネクタを提供することである。
されたモジュラー電気コネクタを提供し、そしてより詳
細には、少ない部品点数で構成されたモジュラー電話コ
ネクタを提供することである。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明によれば、モジュラ
ー電話コネクタは、標準電話ジャックを画成するハウジ
ングを備えている。ハウジングには複数の型抜きされた
金属端子が取り付けられ、各金属端子は、弾力性の片持
梁式ジャック接触部分と、ワイヤの絶縁被覆に切り込む
ための絶縁被覆切り込み部分と、これら両部分間の中間
の部分とを有している。ハウジングは、絶縁被覆線を受
け入れるために金属端子の絶縁被覆切り込み部分が露出
されるように、上記金属端子の中間の部分に対してオー
バーモールドされた一部片構造体として設けられる。ハ
ウジングは、標準電話プラグを受け入れる空洞又は開口
を備えている。金属端子の片持梁式ジャック接触部分は
この空洞に隣接して露出され、これにより、電話プラグ
を空洞に挿入する際にこの片持梁式ジャック接触部分を
空洞へと曲げてプラグの接点に係合することができる。
ー電話コネクタは、標準電話ジャックを画成するハウジ
ングを備えている。ハウジングには複数の型抜きされた
金属端子が取り付けられ、各金属端子は、弾力性の片持
梁式ジャック接触部分と、ワイヤの絶縁被覆に切り込む
ための絶縁被覆切り込み部分と、これら両部分間の中間
の部分とを有している。ハウジングは、絶縁被覆線を受
け入れるために金属端子の絶縁被覆切り込み部分が露出
されるように、上記金属端子の中間の部分に対してオー
バーモールドされた一部片構造体として設けられる。ハ
ウジングは、標準電話プラグを受け入れる空洞又は開口
を備えている。金属端子の片持梁式ジャック接触部分は
この空洞に隣接して露出され、これにより、電話プラグ
を空洞に挿入する際にこの片持梁式ジャック接触部分を
空洞へと曲げてプラグの接点に係合することができる。
【0007】更に、前記ハウジングに少なくとも1つの
ワイヤ駆動部分がヒンジによってハウジングに一体的に
設けられ、このワイヤ駆動部分は絶縁被覆線の少なくと
も一部分と係合させて移動することにより絶縁被覆線を
金属端子の絶縁被覆切り込み部分へと押しやることがで
きる。金属端子のワイヤ絶縁被覆切り込み部分は、ハウ
ジングの両側から突出しており、一対のワイヤ駆動部分
が一対のヒンジによってハウジングの両側に一体的に成
形されている。
ワイヤ駆動部分がヒンジによってハウジングに一体的に
設けられ、このワイヤ駆動部分は絶縁被覆線の少なくと
も一部分と係合させて移動することにより絶縁被覆線を
金属端子の絶縁被覆切り込み部分へと押しやることがで
きる。金属端子のワイヤ絶縁被覆切り込み部分は、ハウ
ジングの両側から突出しており、一対のワイヤ駆動部分
が一対のヒンジによってハウジングの両側に一体的に成
形されている。
【0008】本発明の更に別の特徴によれば、金属端子
のワイヤ絶縁被覆切り込み部分には、閉じた鍵穴状の絶
縁被覆切り込み部分が形成され、これは、絶縁被覆線を
受け入れるサイズの大きなスロット部分と、これに連通
していて絶縁被覆線の絶縁被覆に切り込むための狭いス
ロット部分とを画成している。ハウジングのワイヤ駆動
部分は、この鍵穴状の絶縁被覆切り込み部分の狭いスロ
ット部分へ絶縁被覆線を押し込むように機能する。
のワイヤ絶縁被覆切り込み部分には、閉じた鍵穴状の絶
縁被覆切り込み部分が形成され、これは、絶縁被覆線を
受け入れるサイズの大きなスロット部分と、これに連通
していて絶縁被覆線の絶縁被覆に切り込むための狭いス
ロット部分とを画成している。ハウジングのワイヤ駆動
部分は、この鍵穴状の絶縁被覆切り込み部分の狭いスロ
ット部分へ絶縁被覆線を押し込むように機能する。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照し、本発明の実施例を
詳細に説明する。添付図面の図1を参照すれば、本発明
によるモジュラー電話コネクタ12は、一部片で構成さ
れたハウジング14を備えている。このハウジング14
はプラスチック等の絶縁材料で一体成形される。ハウジ
ング14の一部分は、複数の型抜きされた金属端子16
の部分上にオーバーモールドされ、そしてこれら金属端
子16は、電話ケーブル19の複数の絶縁被覆線60に
切り込みによって終端される。本発明は、モジュラー電
話コネクタについて説明するが、他の形式の電気コネク
タにも同様に実施することが可能である。
詳細に説明する。添付図面の図1を参照すれば、本発明
によるモジュラー電話コネクタ12は、一部片で構成さ
れたハウジング14を備えている。このハウジング14
はプラスチック等の絶縁材料で一体成形される。ハウジ
ング14の一部分は、複数の型抜きされた金属端子16
の部分上にオーバーモールドされ、そしてこれら金属端
子16は、電話ケーブル19の複数の絶縁被覆線60に
切り込みによって終端される。本発明は、モジュラー電
話コネクタについて説明するが、他の形式の電気コネク
タにも同様に実施することが可能である。
【0010】以下、最初の製造段階と、ユーザへ納入す
る前に行う最初のサブ組み立て段階と、最終的にユーザ
によって行われる電話ケーブル19の終端段階を順次に
説明する。
る前に行う最初のサブ組み立て段階と、最終的にユーザ
によって行われる電話ケーブル19の終端段階を順次に
説明する。
【0011】より詳細には、図2を参照すれば、先ず、
金属端子16は、適当な型抜き機によって、金属板の連
続ストリップから、金属端子16を型抜き状態で支持す
る一対の連続キャリアストリップ18より成るブランク
の形態に成形される。もちろん、これら金属端子16
は、図2の型抜きされたブランクにおいては平坦な状態
にある。これら金属端子16は、ウェプ部分20と横方
向ウェブ22とによってキャリアストリップ18に接合
されている。又、これら金属端子16は、横方向中心線
23の両側に型抜きされており、横方向中心線23の各
側に4つの金属端子16があって、全部で8個の金属端
子群が各モジュラー電話コネクタ12用として成形され
ている。
金属端子16は、適当な型抜き機によって、金属板の連
続ストリップから、金属端子16を型抜き状態で支持す
る一対の連続キャリアストリップ18より成るブランク
の形態に成形される。もちろん、これら金属端子16
は、図2の型抜きされたブランクにおいては平坦な状態
にある。これら金属端子16は、ウェプ部分20と横方
向ウェブ22とによってキャリアストリップ18に接合
されている。又、これら金属端子16は、横方向中心線
23の両側に型抜きされており、横方向中心線23の各
側に4つの金属端子16があって、全部で8個の金属端
子群が各モジュラー電話コネクタ12用として成形され
ている。
【0012】型抜きされた各金属端子16は、弾力性の
片持梁式ジャック接触部分24と、絶縁被覆線60に切
り込むための絶縁被覆切り込み部分26と、中間部分2
8とを備えているが、図2に示された右側の金属端子1
6は、絶縁被覆切り込み部分26の一体領域を除くと、
明確な中間部分28を有していない。金属端子16の片
持梁式ジャック接触部分24は、最終的に、右側の連続
キャリアストリップ18から切断され、以下で述べるよ
うに、ハウジング14へと曲げられる。
片持梁式ジャック接触部分24と、絶縁被覆線60に切
り込むための絶縁被覆切り込み部分26と、中間部分2
8とを備えているが、図2に示された右側の金属端子1
6は、絶縁被覆切り込み部分26の一体領域を除くと、
明確な中間部分28を有していない。金属端子16の片
持梁式ジャック接触部分24は、最終的に、右側の連続
キャリアストリップ18から切断され、以下で述べるよ
うに、ハウジング14へと曲げられる。
【0013】モジュラー電話コネクタ12を製造する次
の段階が図3ないし図5に示されており、金属端子16
の一部分、より詳細には、少なくとも幾つかの端子の中
間部分28に対して一部片のハウジング14がオーバー
モールドされてサブ組立体が完成する。特に、このハウ
ジング14がオーバーモールドされたサブ組立体30
は、中間部分28上の中央のオーバーモールド部分32
と、メインハウジング部分34と、ラッチ部分35と、
一対のワイヤ駆動部分36とを備えている。中央のオー
バーモールド部分32は、その両側に金属端子16の絶
縁被覆切り込み部分26が外部に露出するように、金属
端子16の−部分に対してモールドされる。又、ラッチ
部分35は、片持梁式ジャック接触部分24の内側領域
にオーバーモールドされ、片持梁式ジャック接触部分2
4の大部分の領域は、以下で述べる目的でこれを曲げる
ために露出したままにされる。
の段階が図3ないし図5に示されており、金属端子16
の一部分、より詳細には、少なくとも幾つかの端子の中
間部分28に対して一部片のハウジング14がオーバー
モールドされてサブ組立体が完成する。特に、このハウ
ジング14がオーバーモールドされたサブ組立体30
は、中間部分28上の中央のオーバーモールド部分32
と、メインハウジング部分34と、ラッチ部分35と、
一対のワイヤ駆動部分36とを備えている。中央のオー
バーモールド部分32は、その両側に金属端子16の絶
縁被覆切り込み部分26が外部に露出するように、金属
端子16の−部分に対してモールドされる。又、ラッチ
部分35は、片持梁式ジャック接触部分24の内側領域
にオーバーモールドされ、片持梁式ジャック接触部分2
4の大部分の領域は、以下で述べる目的でこれを曲げる
ために露出したままにされる。
【0014】メインハウジング部分34は、以下で明ら
かとなるように、標準電話プラグを受け入れるための開
口即ち空洞38を備えている。このメインハウジング部
分34はヒンジ40を介して中央のオーバーモールド部
分32と一体的に形成される。又、ワイヤ駆動部分36
もヒンジ42を介して中央のオーバーモールド部分32
と一体的に成形される。又、各ワイヤ駆動部分36は、
以下に述べるように、金属端子16の絶縁被覆切り込み
部分26に絶縁被覆線60を絶縁被覆切り込みによって
終端するためのスロット即ちグループ44を−側に備え
ている。
かとなるように、標準電話プラグを受け入れるための開
口即ち空洞38を備えている。このメインハウジング部
分34はヒンジ40を介して中央のオーバーモールド部
分32と一体的に形成される。又、ワイヤ駆動部分36
もヒンジ42を介して中央のオーバーモールド部分32
と一体的に成形される。又、各ワイヤ駆動部分36は、
以下に述べるように、金属端子16の絶縁被覆切り込み
部分26に絶縁被覆線60を絶縁被覆切り込みによって
終端するためのスロット即ちグループ44を−側に備え
ている。
【0015】図5に示すように、前記メインハウジング
部分34及びワイヤ駆動部分36は、ハウジング14の
中央のオーバーモールド部分32から下方に垂下してい
ることに注意されたい。ヒンジ40及び42も図5に明
確に示されている。サブ組立体30(図3及び図4)を
上記のように金属端子16の一部分に対してオーバーモ
ールドした後に、ウェブ部分20(図2)が金属端子1
6の絶縁被覆切り込み部分26から切断され、そして片
持梁式ジャック接触部分24が型抜きされた金属ブラン
クの右側の連続キャリアストリップ18から切断され
る。これで、片持梁式ジャック接触部分24は、連続キ
ャリアストリップ18から切り離されたためにフレキシ
ブルな状態となり弾性を備える。
部分34及びワイヤ駆動部分36は、ハウジング14の
中央のオーバーモールド部分32から下方に垂下してい
ることに注意されたい。ヒンジ40及び42も図5に明
確に示されている。サブ組立体30(図3及び図4)を
上記のように金属端子16の一部分に対してオーバーモ
ールドした後に、ウェブ部分20(図2)が金属端子1
6の絶縁被覆切り込み部分26から切断され、そして片
持梁式ジャック接触部分24が型抜きされた金属ブラン
クの右側の連続キャリアストリップ18から切断され
る。これで、片持梁式ジャック接触部分24は、連続キ
ャリアストリップ18から切り離されたためにフレキシ
ブルな状態となり弾性を備える。
【0016】ウェブ部分20及び連続キャリアストリッ
プ18の全てを型抜きされた金属ブランクから取り除い
た後に、片持梁式ジャック接触部分24を曲げ、オーバ
ーモールドされたサブ組立体30を、ユーザに納入する
ための及び、又はユーザが最終的に使用するための組立
体へと組み立てる。もちろん、もし必要ならば、製造工
程においてモジュラー電話コネクタ12全体を完全に組
み立てることもできる。いずれにせよ、図5と共に図6
及び図7について以下に述べる。片持梁式ジャック接触
部分24は、先ず矢印「A」(図5)の方向に下方に曲
げて、図6に示す形状にし、この片持梁式ジャック接触
部分24がメインハウジング部分34の空洞38内に配
置できるようにする。次いで、メインハウジング部分3
4をヒンジ40のまわりで矢印「B」(図5)の方向に
枢着回転する。図7から明らかなように、メインハウジ
ング部分34は、側部のワイヤ駆動部分36の間を中央
のオーバーモールド部分32に向って上方に移動する。
メインハウジング部分34が図6に示す完全に組み立て
られた位置まで移動すると、一対のラッチボス46(図
3)がラッチ部分35の内側の一対のラッチグループ4
8(図5)に進入して係合することによりメインハウジ
ング部分34がその位置に保持される。この組み立て状
態において、片持梁式ジャック接触部分24は、メイン
ハウジング部分34の櫛型構造部50(図4)内に配置
され、櫛型構造部50の張出部52(図6)の上部にセ
ットされる。標準電話プラグを空洞38に挿入すると、
弾力性の片持梁式ジャック接触部分24は、矢印「C」
(図6)の方向に上向きにバイアスされた状態でプラグ
の接点と係合する。
プ18の全てを型抜きされた金属ブランクから取り除い
た後に、片持梁式ジャック接触部分24を曲げ、オーバ
ーモールドされたサブ組立体30を、ユーザに納入する
ための及び、又はユーザが最終的に使用するための組立
体へと組み立てる。もちろん、もし必要ならば、製造工
程においてモジュラー電話コネクタ12全体を完全に組
み立てることもできる。いずれにせよ、図5と共に図6
及び図7について以下に述べる。片持梁式ジャック接触
部分24は、先ず矢印「A」(図5)の方向に下方に曲
げて、図6に示す形状にし、この片持梁式ジャック接触
部分24がメインハウジング部分34の空洞38内に配
置できるようにする。次いで、メインハウジング部分3
4をヒンジ40のまわりで矢印「B」(図5)の方向に
枢着回転する。図7から明らかなように、メインハウジ
ング部分34は、側部のワイヤ駆動部分36の間を中央
のオーバーモールド部分32に向って上方に移動する。
メインハウジング部分34が図6に示す完全に組み立て
られた位置まで移動すると、一対のラッチボス46(図
3)がラッチ部分35の内側の一対のラッチグループ4
8(図5)に進入して係合することによりメインハウジ
ング部分34がその位置に保持される。この組み立て状
態において、片持梁式ジャック接触部分24は、メイン
ハウジング部分34の櫛型構造部50(図4)内に配置
され、櫛型構造部50の張出部52(図6)の上部にセ
ットされる。標準電話プラグを空洞38に挿入すると、
弾力性の片持梁式ジャック接触部分24は、矢印「C」
(図6)の方向に上向きにバイアスされた状態でプラグ
の接点と係合する。
【0017】金属端子16にオーバーモールドされたサ
ブ組立体30のワイヤ駆動部分36は、電話ケーブル1
9(図1)の絶縁被覆線60を、金属端子16の絶縁被
覆切り込み部分26で押し込んで絶縁被覆に切り込む状
態にするように使用される。ここで説明を図2ないし図
4に戻すと、各金属端子16のそれぞれのワイヤ絶縁被
覆切り込み部分26は一対の鍵穴状のスロットを備え、
各スロットは、大きなスロット部分54と、これに連通
する狭いスロット部分56とを備えている。大きなスロ
ット部分54は、電話ケーブル19の絶縁被覆線60よ
りも充分に大きなサイズであり、絶縁被覆線60を容易
に挿入できるようになっている。狭いスロット部分56
は、絶縁被覆線60の絶縁被覆に切り込むか又はこれに
食い込んでその芯線と電気的な導通を確立するに充分な
狭さになっている。
ブ組立体30のワイヤ駆動部分36は、電話ケーブル1
9(図1)の絶縁被覆線60を、金属端子16の絶縁被
覆切り込み部分26で押し込んで絶縁被覆に切り込む状
態にするように使用される。ここで説明を図2ないし図
4に戻すと、各金属端子16のそれぞれのワイヤ絶縁被
覆切り込み部分26は一対の鍵穴状のスロットを備え、
各スロットは、大きなスロット部分54と、これに連通
する狭いスロット部分56とを備えている。大きなスロ
ット部分54は、電話ケーブル19の絶縁被覆線60よ
りも充分に大きなサイズであり、絶縁被覆線60を容易
に挿入できるようになっている。狭いスロット部分56
は、絶縁被覆線60の絶縁被覆に切り込むか又はこれに
食い込んでその芯線と電気的な導通を確立するに充分な
狭さになっている。
【0018】以上を理解した上で、図8及び9を参照す
れば、ワイヤ駆動部分36は、オーバーモールドされた
サブ組立体30の中央のオーバーモールド部分32の外
方に突出し、ヒンジ42によってこの中央のオーバーモ
ールド部分32に相互接続されている。それ故、ワイヤ
駆動部分36は矢印「D」(図8)の方向に上方に枢着
回転することができる。又、ワイヤ駆動部分36のグル
ーブ44は、金属端子16の絶縁被覆切り込み部分26
が形成された金属板の厚みよりも少なくとも若干大きな
巾を有している。それ故、ワイヤ駆動部分36をヒンジ
42のまわりで矢印「D」の方向に上方に枢着回転する
と、金属端子16の絶縁被覆切り込み部分26が図9に
示すようにグルーブ44に入る。図4に示されたよう
に、大きなスロット部分54は狭いスロット部分56に
対して横方向外方に配置されているので、絶縁被覆線6
0が大きなスロット部分54に配置されている場合に
は、図9に矢印「E」で示すように、ワイヤ駆動部分3
6が絶縁被覆線60を狭いスロット部分56へ押しや
る。それ故、オーバーモールドされたハウジング14の
ワイヤ駆動部分36は、絶縁被覆線60を金属端子16
に終端するように働く。ワイヤ駆動部分36のグルーブ
44の巾は、金属端子16の絶縁被覆食い込み部分26
との締まりばめを確立して、図9に示すように、ワイヤ
駆動部分36を終端位置に保持するようなものでなけれ
ばならない。
れば、ワイヤ駆動部分36は、オーバーモールドされた
サブ組立体30の中央のオーバーモールド部分32の外
方に突出し、ヒンジ42によってこの中央のオーバーモ
ールド部分32に相互接続されている。それ故、ワイヤ
駆動部分36は矢印「D」(図8)の方向に上方に枢着
回転することができる。又、ワイヤ駆動部分36のグル
ーブ44は、金属端子16の絶縁被覆切り込み部分26
が形成された金属板の厚みよりも少なくとも若干大きな
巾を有している。それ故、ワイヤ駆動部分36をヒンジ
42のまわりで矢印「D」の方向に上方に枢着回転する
と、金属端子16の絶縁被覆切り込み部分26が図9に
示すようにグルーブ44に入る。図4に示されたよう
に、大きなスロット部分54は狭いスロット部分56に
対して横方向外方に配置されているので、絶縁被覆線6
0が大きなスロット部分54に配置されている場合に
は、図9に矢印「E」で示すように、ワイヤ駆動部分3
6が絶縁被覆線60を狭いスロット部分56へ押しや
る。それ故、オーバーモールドされたハウジング14の
ワイヤ駆動部分36は、絶縁被覆線60を金属端子16
に終端するように働く。ワイヤ駆動部分36のグルーブ
44の巾は、金属端子16の絶縁被覆食い込み部分26
との締まりばめを確立して、図9に示すように、ワイヤ
駆動部分36を終端位置に保持するようなものでなけれ
ばならない。
【0019】図10は、電話ケーブル19の複数の絶縁
被覆線60に完全に終端されたモジュラー電話コネクタ
12を示している。この図は、図8及び9について述べ
たように絶縁被覆線60が金属端子16の絶縁被覆切り
込み部分26に終端されて示されている以外は、図6及
び図7の「組立体」に対応している。電話ケーブル19
をメインハウジング部分34のくぼんだ領域62に挿入
しそして絶縁被覆線60を単に上方の大きなスロット部
分54(図4)に通し、そして上記したように、オーバ
ーモールドしたハウジング14のワイヤ駆動部分36を
使用して、絶縁被覆線60を狭いスロット部分56へと
押し込むことができる。これで、モジュラー電話コネク
タ12は完全に組み立てられ、図10に示すように矢印
「F」のの方向に空洞38に挿入される標準電話プラグ
64を受け入れる準備が整う。
被覆線60に完全に終端されたモジュラー電話コネクタ
12を示している。この図は、図8及び9について述べ
たように絶縁被覆線60が金属端子16の絶縁被覆切り
込み部分26に終端されて示されている以外は、図6及
び図7の「組立体」に対応している。電話ケーブル19
をメインハウジング部分34のくぼんだ領域62に挿入
しそして絶縁被覆線60を単に上方の大きなスロット部
分54(図4)に通し、そして上記したように、オーバ
ーモールドしたハウジング14のワイヤ駆動部分36を
使用して、絶縁被覆線60を狭いスロット部分56へと
押し込むことができる。これで、モジュラー電話コネク
タ12は完全に組み立てられ、図10に示すように矢印
「F」のの方向に空洞38に挿入される標準電話プラグ
64を受け入れる準備が整う。
【0020】最後に、図11は、モジュラー電話コネク
タ12を特別のケーシング66に収容した場合を示して
おり、このケーシング66は前部に穴68を備えてい
て、これを通して標準電話プラグ64を空洞38へ挿入
することができる。標準電話プラグ64の接点(図1示
せず)が弾力性を備えた片持梁式ジャック接触部分24
に係合し、これを矢印「C」の方向に上方にバイアスす
る。
タ12を特別のケーシング66に収容した場合を示して
おり、このケーシング66は前部に穴68を備えてい
て、これを通して標準電話プラグ64を空洞38へ挿入
することができる。標準電話プラグ64の接点(図1示
せず)が弾力性を備えた片持梁式ジャック接触部分24
に係合し、これを矢印「C」の方向に上方にバイアスす
る。
【0021】
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明によれば、余
計な部品や工具を必要とすることなく、少ない部品点数
で簡単に組み立てることができ、しかも電話ケーブルの
絶縁被覆線を簡単に終端することができるモジュラー電
話コネクタとその製造方法を提供することができる。
計な部品や工具を必要とすることなく、少ない部品点数
で簡単に組み立てることができ、しかも電話ケーブルの
絶縁被覆線を簡単に終端することができるモジュラー電
話コネクタとその製造方法を提供することができる。
【図1】本発明によるモジュラー電話コネクタを完全に
組み立てた状態で示した斜視図である。
組み立てた状態で示した斜視図である。
【図2】モジュラー電話コネクタの金属端子を型抜きし
たブランクの一部分を示す平面図で、一対のモジュラー
電話コネクタのための2組の金属端子を示す図である。
たブランクの一部分を示す平面図で、一対のモジュラー
電話コネクタのための2組の金属端子を示す図である。
【図3】図2と同様の図であるが、金属端子の中間部に
ハウジングをオーバーモールドした一対の一部片サブ組
立体を示す図である。
ハウジングをオーバーモールドした一対の一部片サブ組
立体を示す図である。
【図4】図3に示したオーバーモールドしたハウジング
及び金属端子のうちの片方のみを示す図である。
及び金属端子のうちの片方のみを示す図である。
【図5】図4の5−5線に沿った縦断面図である。
【図6】図5と同様の断面図であるが、図5に示した最
初の状態に対して、金属端子の片持梁式ジャック接触部
分をメインハウジング部分の空洞に向かって折り曲げる
と共に、ハウジングのメインハウジング部分を枢着回転
して中央のオーバーモールド部分に係合状態にする製造
工程を示した図である。
初の状態に対して、金属端子の片持梁式ジャック接触部
分をメインハウジング部分の空洞に向かって折り曲げる
と共に、ハウジングのメインハウジング部分を枢着回転
して中央のオーバーモールド部分に係合状態にする製造
工程を示した図である。
【図7】図6の右側から見た前面図で、ハウジングのワ
イヤ駆動部分が不作動位置にあるところを示した図であ
る。
イヤ駆動部分が不作動位置にあるところを示した図であ
る。
【図8】図6の8−8線に沿った断面図で、図7に示し
たようにハウジングのワイヤ駆動部分が不作動位置にあ
るところを示した図である。
たようにハウジングのワイヤ駆動部分が不作動位置にあ
るところを示した図である。
【図9】図8と同様の図であるが、ワイヤ駆動部分を絶
縁被覆線の終端位置へ枢着回転したところを示す図であ
る。
縁被覆線の終端位置へ枢着回転したところを示す図であ
る。
【図10】図1の10−10線に沿った縦断面図で、完
全に組み立てて絶縁被覆線を終端したモジュラー電話コ
ネクタを標準電話プラグと共に示した図である。
全に組み立てて絶縁被覆線を終端したモジュラー電話コ
ネクタを標準電話プラグと共に示した図である。
【図11】図10と同様の図であるが、特別のケーシン
グ内に収容した状態のモジュラー電話コネクタを示した
図である。
グ内に収容した状態のモジュラー電話コネクタを示した
図である。
12 モジュラー電話コネクタ 14 ハウジング 16 金属端子 18 連続キャリアストリップ 19 電話ケーブル 24 片持梁式ジャック接触部分 26 絶縁被覆切り込み部分 28 中間部分 30 サブ組立体 32 中央のオーバーモールド部分 34 メインハウジング部分 35 ラッチ部分 36 ワイヤ駆動部分 38 空洞 40 ヒンジ 42 ヒンジ 44 グルーブ 54 大きなスロット部分 56 狭いスロット部分 60 絶縁被覆線 64 標準電話プラグ
Claims (9)
- 【請求項1】 標準電話ジャックを画成するハウジング
14と、各々が片持梁式ジャック接触部分24および絶
縁被覆切り込み部分26を備えている複数の型抜きされ
た金属端子16とを含み、前記ハウジング14は前記金
属端子16に、絶縁被覆線60を受け入れるために前記
絶縁被覆切り込み部分26を露出させて設けられた一部
片の構造をしており、このハウジング14は標準電話プ
ラグ64を受け入れるための空洞38を含んでおり、そ
して、前記金属端子16の片持梁式ジャック接触部分2
4が空洞38に隣接し、ハウジング14に近接して露出
し、空洞38内に曲げられているモジュラー電話コネク
タ12において、前記ハウジング14に、少なくとも一
つのワイヤ駆動部分36が一体に成形されており、この
ワイヤ駆動部分36は、絶縁被覆線60の少なくとも一
部分と係合して、絶縁被覆線60を金属端子16の絶縁
被覆切り込み部分26に押し込むために移動可能として
あることを特徴とするモジュラー電話コネクタ。 - 【請求項2】 金属端子16の絶縁被覆切り込み部分2
6は、絶縁被覆線60を受け入れ可能とした大きなスロ
ット部分54と、この大きなスロット部分54と連通
し、絶縁被覆線60が大きなスロット部分54から移動
して来た時に、絶縁被覆線60の絶縁被覆に切り込みを
入れるための狭いスロット部分56とを形成する閉じた
鍵穴状の絶縁被覆切り込みスロットを含んでいる請求項
1記載のモジュラー電話コネクタ。 - 【請求項3】 ワイヤ駆動部分36の移動を可能とする
べく、ワイヤ駆動部分36をハウジング14に一体に連
結するヒンジ42を含んでいる請求項1または2記載の
モジュラー電話コネクタ。 - 【請求項4】 金属端子16の絶縁被覆切り込み部分2
6は、ハウジング14の対向する側壁から突出してお
り、ハウジング14の対向する側壁に一体に連結された
一対のワイヤ駆動部分36を含んでいる請求項1及至3
の何れか1項記載のモジュラー電話コネクタ。 - 【請求項5】 一部片のハウジング14は、金属端子1
6上に成形された中央のオーバーモールド部分32と、
この中央のオーバーモールド部分32の一側に、オーバ
ーモールド部分32と一体に、かつ、並置された組立状
態に移動可能に成形された、空洞38を形成するメイン
ハウジング部分34と、前記中央のオーバーモールド部
分32の他側の、メインハウジング部分34と係合する
ためのラッチ部分35と、前記中央のオーバーモールド
部分32に一体に成形された少なくとも一つのワイヤ駆
動部分36とを含んでいる請求項1及至4の何れか1項
記載のモジュラー電話コネクタ。 - 【請求項6】 ヒンジ42は、ワイヤ駆動部分36の駆
動を可能とするために、中央のオーバーモールド部分3
2とワイヤ駆動部分36の間に一体に成形されている請
求項5記載のモジュラー電話コネクタ。 - 【請求項7】 金属端子16の絶縁被覆切り込み部分2
6は、ハウジング14の中央のオーバーモールド部分3
2の対向する側壁から突出している請求項6記載のモジ
ュラー電話コネクタ。 - 【請求項8】 請求項1及至7の何れか1項記載のモジ
ュラー電話コネクタの製造方法であって、 各々が、片持梁式ジャック接触部分24と絶縁被覆切り
込み部分26を有する複数の金属端子16を金属板から
型抜きする工程と、 前記片持梁式ジャック接触部分24と絶縁被覆切り込み
部分26を露出させて金属端子16にオーバーモールド
された中央のオーバーモールド部分32と、ヒンジ40
を介して中央のオーバーモールド部分32と一体に成形
された標準電話プラグ64を受け入れるための空洞38
を形成するメインハウジング部分34と、ヒンジ42を
介して中央のオーバーモールド部分32と一体に成形さ
れた少なくとも一つのワイヤ駆動部分36とで成る一部
片のハウジング14を成形する工程と、 前記メインハウジング部分34をヒンジ40の回りで中
央のオーバーモールド部分32に並置するように移動す
る工程と、 複数の絶縁被覆線60を金属端子16の絶縁被覆切り込
み部分26に挿入する工程と、 ハウジング14のワイヤ駆動部分36を、前記絶縁被覆
線60と係合し、この絶縁被覆線60を金属端子16の
絶縁被覆切り込み部分26へ押し込むようにヒンジ42
の回りで移動する工程、 とからなることを特徴とするモジュラー電話コネクタの
製造方法。 - 【請求項9】 金属端子16を金属板から型抜きする工
程は、絶縁被覆切り込み部分26を、絶縁被覆線60を
受け入れるための大きなスロット部分54と、この大き
なスロット部分54と連通し、絶縁被覆線60に切り込
みを入れるための狭いスロット部分56とを有する閉じ
た鍵穴状とし、これにより、ハウジング14のワイヤ駆
動部分36が絶縁被覆線60を閉じた鍵穴状の絶縁被覆
切り込み部分26の大きなスロット部分54から狭いス
ロツト部分56へ移動させるようにした請求項8記載の
モジュラー電話コネクタの製造方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB92110606.8 | 1992-06-24 | ||
EP92110606A EP0583486B1 (en) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | Modular electrical connector |
SG1996005579A SG44685A1 (en) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | Modular electrical connector |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06203906A JPH06203906A (ja) | 1994-07-22 |
JP2552241B2 true JP2552241B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=26130968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5169597A Expired - Lifetime JP2552241B2 (ja) | 1992-06-24 | 1993-06-17 | モジュラー電話コネクタとその製造方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5304074A (ja) |
EP (1) | EP0583486B1 (ja) |
JP (1) | JP2552241B2 (ja) |
KR (1) | KR970003370B1 (ja) |
AU (1) | AU664619B2 (ja) |
CA (1) | CA2095898C (ja) |
DE (1) | DE69210396T2 (ja) |
MX (1) | MX9303728A (ja) |
SG (1) | SG44685A1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US5419720A (en) * | 1994-03-16 | 1995-05-30 | Chen; Michael | Structure of jack for modular plugs |
FR2724265A1 (fr) | 1994-09-05 | 1996-03-08 | Yves Saligny | Connecteur electrique modulaire et reglette equipee de tels connecteurs |
GB9511777D0 (en) * | 1995-06-09 | 1995-08-02 | Astralux Dynamics Ltd | Connector apparatus |
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CN2638266Y (zh) * | 2003-06-05 | 2004-09-01 | 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 | 模组连接器 |
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US4327958A (en) * | 1980-05-05 | 1982-05-04 | Amp Incorporated | Connector jack |
US4341430A (en) * | 1980-11-05 | 1982-07-27 | Amp Incorporated | Flat cable connector |
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FR2630481B1 (fr) * | 1988-04-20 | 1992-04-24 | Freyssinet Int Stup | Perfectionnements aux dispositifs d'ancrage des cables |
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-
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- 1992-06-24 EP EP92110606A patent/EP0583486B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-06-24 DE DE69210396T patent/DE69210396T2/de not_active Expired - Fee Related
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1993
- 1993-05-03 US US08/056,106 patent/US5304074A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-05-10 CA CA002095898A patent/CA2095898C/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-06-04 AU AU40042/93A patent/AU664619B2/en not_active Ceased
- 1993-06-17 JP JP5169597A patent/JP2552241B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1993-06-21 KR KR1019930011299A patent/KR970003370B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1993-06-21 MX MX9303728A patent/MX9303728A/es not_active IP Right Cessation
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CA2095898C (en) | 1997-07-08 |
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EP0583486A1 (en) | 1994-02-23 |
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AU4004293A (en) | 1994-01-06 |
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