JP2551685B2 - 穀物乾燥設備の荷受け処理方法 - Google Patents
穀物乾燥設備の荷受け処理方法Info
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- JP2551685B2 JP2551685B2 JP2281120A JP28112090A JP2551685B2 JP 2551685 B2 JP2551685 B2 JP 2551685B2 JP 2281120 A JP2281120 A JP 2281120A JP 28112090 A JP28112090 A JP 28112090A JP 2551685 B2 JP2551685 B2 JP 2551685B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は穀物乾燥設備の荷受け処理方法に関する。
一般的に、穀物乾燥設備は、複数の利用者で共同利用
されることが多い。そして近年では農家の都合により、
穀物の収穫が一週間のうちの土曜・日曜の一時期に集中
する結果、多量の穀物が集中して荷受けされることにな
る。荷受けされる穀物を高水分のままで貯留すると品質
低下の虞があることから、速やかに乾燥させる必要があ
る。一般に、品質低下を生じることなく貯留できる安全
日数は水分値(%)が高いほど短くなる傾向にあり、例
えば米の場合であると、21%以上の水分値の籾は1日以
内、20%の水分値の籾は10日以内、18%の水分値の籾は
15〜20日以内とされる。尚、長期保存のための最終水分
値は14〜15%とされる。
されることが多い。そして近年では農家の都合により、
穀物の収穫が一週間のうちの土曜・日曜の一時期に集中
する結果、多量の穀物が集中して荷受けされることにな
る。荷受けされる穀物を高水分のままで貯留すると品質
低下の虞があることから、速やかに乾燥させる必要があ
る。一般に、品質低下を生じることなく貯留できる安全
日数は水分値(%)が高いほど短くなる傾向にあり、例
えば米の場合であると、21%以上の水分値の籾は1日以
内、20%の水分値の籾は10日以内、18%の水分値の籾は
15〜20日以内とされる。尚、長期保存のための最終水分
値は14〜15%とされる。
一時期に集中する穀物を処理するには、前記安全日数
を考慮して、最終水分値よりも高い中間水分値に一旦乾
燥して貯留し、荷受けされる穀物量が少なくなった時点
で最終水分値に乾燥する方法が一般に実施されている。
しかしながら、中間水分値に乾燥することを全て乾燥機
で行うようにすると、設備の乾燥機を用いた最大乾燥処
理能力を、荷受け集中期の穀物を中間水分値に乾燥でき
る能力に設計する必要が生じることになり、設備が大型
化して高価になるばかりか、荷受けの集中期以外は稼働
率が低くなって過剰設備となる不利がある。
を考慮して、最終水分値よりも高い中間水分値に一旦乾
燥して貯留し、荷受けされる穀物量が少なくなった時点
で最終水分値に乾燥する方法が一般に実施されている。
しかしながら、中間水分値に乾燥することを全て乾燥機
で行うようにすると、設備の乾燥機を用いた最大乾燥処
理能力を、荷受け集中期の穀物を中間水分値に乾燥でき
る能力に設計する必要が生じることになり、設備が大型
化して高価になるばかりか、荷受けの集中期以外は稼働
率が低くなって過剰設備となる不利がある。
ところで、高水分値の穀物と低水分値の穀物とを混合
貯留すれば、水分は高水分側から低水分側へと移動し
て、全体としての水分値を低下させることができること
が知られている。
貯留すれば、水分は高水分側から低水分側へと移動し
て、全体としての水分値を低下させることができること
が知られている。
そこで、本出願人は、設備の簡素化を図るための方法
として、荷受けした高水分値(例えば24%)の穀物を乾
燥機によって前記中間水分値(例えば17.5%)よりも高
水分の予備水分値(例えば20%)に予め乾燥した後、そ
の予備乾燥した穀物を、前記予備水分値よりも低水分値
(例えば15%)に予め乾燥して貯留しておいた穀物と混
合させて、サイロに貯留することを特徴とする混合貯留
方法を先に提案した(特願平1−330276号参照)。
として、荷受けした高水分値(例えば24%)の穀物を乾
燥機によって前記中間水分値(例えば17.5%)よりも高
水分の予備水分値(例えば20%)に予め乾燥した後、そ
の予備乾燥した穀物を、前記予備水分値よりも低水分値
(例えば15%)に予め乾燥して貯留しておいた穀物と混
合させて、サイロに貯留することを特徴とする混合貯留
方法を先に提案した(特願平1−330276号参照)。
しかしながら、上記方法では、荷受けした高水分値の
穀物の全量を乾燥機によって予備水分値に予め乾燥する
ものであるため、乾燥機を用いた乾燥処理能力を、荷受
け集中期の穀物の全量を予備水分値に乾燥できる能力に
しなければならず、設備の簡素化を充分に図り難いもの
であった。
穀物の全量を乾燥機によって予備水分値に予め乾燥する
ものであるため、乾燥機を用いた乾燥処理能力を、荷受
け集中期の穀物の全量を予備水分値に乾燥できる能力に
しなければならず、設備の簡素化を充分に図り難いもの
であった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、
その目的は、穀物乾燥設備における乾燥機を用いた乾燥
処理能力を増大することなく最大荷受け処理能力を増大
できる荷受け処理方法を提供することにある。
その目的は、穀物乾燥設備における乾燥機を用いた乾燥
処理能力を増大することなく最大荷受け処理能力を増大
できる荷受け処理方法を提供することにある。
本発明による穀物乾燥設備の荷受け処理方法は、荷受
けした高水分の穀物の一部を乾燥機によって適正水分値
に乾燥してサイロに貯留すると共に、前記穀物の残部を
乾燥済穀物と混合させてサイロに貯留することを特徴と
する。
けした高水分の穀物の一部を乾燥機によって適正水分値
に乾燥してサイロに貯留すると共に、前記穀物の残部を
乾燥済穀物と混合させてサイロに貯留することを特徴と
する。
荷受け量が多いときには、一部の穀物を乾燥機で適正
水分値(最終水分値よりも高い中間水分値)に乾燥処理
して貯留し、穀物の残部を乾燥済の穀物と混合貯留し
て、適正水分値(中間水分値)とする。もちろん、荷受
け量が少なくなると、適正水分値(中間水分値)で貯留
した穀物を乾燥機で最終水分値に乾燥する。
水分値(最終水分値よりも高い中間水分値)に乾燥処理
して貯留し、穀物の残部を乾燥済の穀物と混合貯留し
て、適正水分値(中間水分値)とする。もちろん、荷受
け量が少なくなると、適正水分値(中間水分値)で貯留
した穀物を乾燥機で最終水分値に乾燥する。
もって、穀物乾燥設備に要求される乾燥機を用いた乾
燥処理能力を、荷受け集中期の荷受け量ではなく、荷受
け期間内の平均荷受け量にする等、従来よりも小さな能
力でできるのであり、設備の一層の簡素化を図ることが
できる。
燥処理能力を、荷受け集中期の荷受け量ではなく、荷受
け期間内の平均荷受け量にする等、従来よりも小さな能
力でできるのであり、設備の一層の簡素化を図ることが
できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図面に示すように、マルチパス式の穀物乾燥設備は、
複数個の荷受け用ホッパ(1)の夫々から受け入れた穀
物を、それに混入する藁屑や塵等の異物を除去する精選
兼用の二台の粗選機(2)のいずれか一方を通過させた
後、並列して設けられた二個の荷受け量計量用の予備タ
ンク(3)のいずれかに搬送して計量機(4)で計量
し、荷受けライン(5)によって同一種類毎や同一水分
値範囲外に区分けした状態で一時貯留する複数個の荷受
けタンク(6)の夫々に収納するようになっている。但
し、前記荷受けライン(5)は、荷受けされた穀物を、
乾燥済穀物を貯留するための複数個のサイロ(7)のい
ずれにも穀物を搬送可能に構成されている。そして、前
記複数個のサイロ(7)のうちの一つは、詳しくは後述
するが、荷受けされた高水分値の穀物と乾燥済の低水分
値の穀物とを混合して貯留するために、通風装置を備え
た混合貯留用サイロ(7A)として構成され、他は、本来
の用途である乾燥済穀物の貯留用サイロ(7B)として用
いられるようになっている。又、前記複数個のサイロ
(7)のうちのサイロ間に設けられる小容量の間隙サイ
ロは、大部分が乾燥処理時のテンパリング用タンク(7
C)として用いられ、一部が上記混合貯留のために高水
分値の穀物を貯留する高水分タンク(7D)として用いら
れるようになっている。
複数個の荷受け用ホッパ(1)の夫々から受け入れた穀
物を、それに混入する藁屑や塵等の異物を除去する精選
兼用の二台の粗選機(2)のいずれか一方を通過させた
後、並列して設けられた二個の荷受け量計量用の予備タ
ンク(3)のいずれかに搬送して計量機(4)で計量
し、荷受けライン(5)によって同一種類毎や同一水分
値範囲外に区分けした状態で一時貯留する複数個の荷受
けタンク(6)の夫々に収納するようになっている。但
し、前記荷受けライン(5)は、荷受けされた穀物を、
乾燥済穀物を貯留するための複数個のサイロ(7)のい
ずれにも穀物を搬送可能に構成されている。そして、前
記複数個のサイロ(7)のうちの一つは、詳しくは後述
するが、荷受けされた高水分値の穀物と乾燥済の低水分
値の穀物とを混合して貯留するために、通風装置を備え
た混合貯留用サイロ(7A)として構成され、他は、本来
の用途である乾燥済穀物の貯留用サイロ(7B)として用
いられるようになっている。又、前記複数個のサイロ
(7)のうちのサイロ間に設けられる小容量の間隙サイ
ロは、大部分が乾燥処理時のテンパリング用タンク(7
C)として用いられ、一部が上記混合貯留のために高水
分値の穀物を貯留する高水分タンク(7D)として用いら
れるようになっている。
前記荷受けタンク(6)に貯留された高水分値の穀
物、又は、前記サイロ(7)に貯留された穀物は、供給
ライン(8)によって乾燥機(9)に搬送されて乾燥処
理されるようになっている。
物、又は、前記サイロ(7)に貯留された穀物は、供給
ライン(8)によって乾燥機(9)に搬送されて乾燥処
理されるようになっている。
前記乾燥機(9)で乾燥された穀物は、還元ライン
(10)によって前記サイロ(7)へ搬送されて再度貯留
されるようになっている。但し、前記供給ライン(8)
によって搬送される穀物を前記乾燥機(9)に複数回通
過させることもできるようにするために、前記還元ライ
ン(10)は乾燥機(9)への分岐部(10A)を備えてい
る。
(10)によって前記サイロ(7)へ搬送されて再度貯留
されるようになっている。但し、前記供給ライン(8)
によって搬送される穀物を前記乾燥機(9)に複数回通
過させることもできるようにするために、前記還元ライ
ン(10)は乾燥機(9)への分岐部(10A)を備えてい
る。
前記サイロ(7)に貯留された乾燥済の穀物は、搬出
ライン(11)によって籾摺選別部(12)に搬送されるこ
とになる。但し、前記搬出ライン(11)によって搬送さ
れる乾燥済の穀物は、一時貯留用の補助タンク(13)を
介して、前記籾摺選別部(12)に搬送されるようになっ
ている。
ライン(11)によって籾摺選別部(12)に搬送されるこ
とになる。但し、前記搬出ライン(11)によって搬送さ
れる乾燥済の穀物は、一時貯留用の補助タンク(13)を
介して、前記籾摺選別部(12)に搬送されるようになっ
ている。
そして、前記搬出ライン(11)の前記籾摺選別部(1
2)よりも搬送上手側箇所からの穀物を前記荷受けライ
ン(5)における前記サイロ(7)に対する搬送上手側
箇所に搬送する混合貯留用の中継ライン(14)が設けら
れ、前記高水分タンク(7D)に貯留される高水分の穀物
と前記サイロ(7)に貯留される乾燥済の穀物とを、前
記搬出ライン(11)、前記中継ライン(14)、及び、前
記還元ライン(10)の夫々によって搬送する間に混合す
ることができるようになっている。但し、詳述はしない
が、前記サイロ(7)に貯留される穀物のうちの異なる
水分値同士のものを混合することもできる。
2)よりも搬送上手側箇所からの穀物を前記荷受けライ
ン(5)における前記サイロ(7)に対する搬送上手側
箇所に搬送する混合貯留用の中継ライン(14)が設けら
れ、前記高水分タンク(7D)に貯留される高水分の穀物
と前記サイロ(7)に貯留される乾燥済の穀物とを、前
記搬出ライン(11)、前記中継ライン(14)、及び、前
記還元ライン(10)の夫々によって搬送する間に混合す
ることができるようになっている。但し、詳述はしない
が、前記サイロ(7)に貯留される穀物のうちの異なる
水分値同士のものを混合することもできる。
ところで、詳述はしないが、前記籾摺選別部(12)
は、脱ぷ用の籾摺部(12A)と、その籾摺部(12A)から
の処理物を、例えば、籾、籾と玄米の混合物、及び、玄
米の夫々に選別回収する選別部(12B)と、選別回収さ
れる玄米の粒径に基づいて選別する粗選部(12C)及び
精選部(12D)と、混入する石などを除去する石抜部(1
2E)とを供え、前記玄米以外の籾及び混合米は、前記籾
摺選別部(12)内で循環させることができるようになっ
ている。
は、脱ぷ用の籾摺部(12A)と、その籾摺部(12A)から
の処理物を、例えば、籾、籾と玄米の混合物、及び、玄
米の夫々に選別回収する選別部(12B)と、選別回収さ
れる玄米の粒径に基づいて選別する粗選部(12C)及び
精選部(12D)と、混入する石などを除去する石抜部(1
2E)とを供え、前記玄米以外の籾及び混合米は、前記籾
摺選別部(12)内で循環させることができるようになっ
ている。
又、前記選別部(12B)は、サイロ(7)内の穀物を
必要に応じて精選処理する際にも使用できるようになっ
ている。つまり、穀物中の藁屑や脱ぷ米等を確実に除去
したのち、籾摺、選別処理して出荷する必要がある場合
には、サイロ(7)内の穀物を、前記搬出ライン(1
1)、前記一時貯留用の補助タンク(13)、及び精選時
用の計量機(18)を介して、前記荷受け用の粗選機
(2)に搬送し、その粗選機(2)から排出される処理
物を前記籾摺選別部(12)の選別部(12B)に導き、
籾、脱ぷ米、小枝梗とに選別して、籾を前記計量機
(4)を通して再びサイロ(7)に還元できるようにな
っている。ちなみに、このような選別の際においては、
籾が上記混合物として、小枝梗が上記籾として、脱ぷ米
が上記玄米として選別され、そして、小枝梗が脱ぼうの
ために前記粗選部(2)へ搬送され、脱ぷ米が粗選部
(12C)、精選部(12D)、及び、石抜部(12E)で選別
されるようになっている。尚、図中、(12F)は、選別
開始直後の不安定な選別時間に、籾摺選別時においては
玄米を、そして、精選時においては脱ぷ米を、選別部
(12B)に還元するラインである。
必要に応じて精選処理する際にも使用できるようになっ
ている。つまり、穀物中の藁屑や脱ぷ米等を確実に除去
したのち、籾摺、選別処理して出荷する必要がある場合
には、サイロ(7)内の穀物を、前記搬出ライン(1
1)、前記一時貯留用の補助タンク(13)、及び精選時
用の計量機(18)を介して、前記荷受け用の粗選機
(2)に搬送し、その粗選機(2)から排出される処理
物を前記籾摺選別部(12)の選別部(12B)に導き、
籾、脱ぷ米、小枝梗とに選別して、籾を前記計量機
(4)を通して再びサイロ(7)に還元できるようにな
っている。ちなみに、このような選別の際においては、
籾が上記混合物として、小枝梗が上記籾として、脱ぷ米
が上記玄米として選別され、そして、小枝梗が脱ぼうの
ために前記粗選部(2)へ搬送され、脱ぷ米が粗選部
(12C)、精選部(12D)、及び、石抜部(12E)で選別
されるようになっている。尚、図中、(12F)は、選別
開始直後の不安定な選別時間に、籾摺選別時においては
玄米を、そして、精選時においては脱ぷ米を、選別部
(12B)に還元するラインである。
前記籾摺選別部(12)から選別回収された玄米は、玄
米用の計量機(15)を介して、複数個の出荷用タンク
(16)を備えた出荷部(17)に搬送されて、出荷される
ようになっている。
米用の計量機(15)を介して、複数個の出荷用タンク
(16)を備えた出荷部(17)に搬送されて、出荷される
ようになっている。
前記サイロ(7)に貯留される穀物の混合処理につい
て説明すれば、荷受け量が前記乾燥機(9)の最大処理
能力を越えるような荷受けの集中期には、荷受けされた
高水分(例えば24%)の穀物の一部は、通常通りに荷受
けライン(5)を介して荷受け用タンク(6)に一時貯
留、又は、荷受けタンク(6)を介して乾燥機(9)に
搬送して適正水分値(例えば17.5%)まで乾燥させるこ
とになる。尚、穀物の水分値が高い場合には一回の乾燥
処理で適正水分値まで乾燥できないことがあるが、その
場合には、乾燥機(9)内で循環させたり、前記間隙サ
イロ(7C)を利用して乾燥機(9)と間隙サイロ(7C)
との間で循環させたりサイロ(7)のいずれかを利用し
て一時貯留しながら、適正水分値まで乾燥して前記貯留
用のサイロ(7B)に貯留することになる。一方、荷受け
された高水分の穀物の残部は、前記荷受けライン(5)
から前記還元ライン(10)に直接搬送されて前記高水分
タンク(7D)に貯留される。その後、上述の如く前記乾
燥済穀物の貯留用サイロ(7B)から供給される乾燥済穀
物と混合されて、例えば、荷受けの集中が解消されるま
で数日間は品質低下することなく貯留可能な水分値(例
えば19.5%)にして前記混合貯留用のサイロ(7A)に貯
留されることになる。つまり、荷受けされた高水分の穀
物を、乾燥処理してから貯留する比率と、乾燥済の穀物
と混合して貯留する比率とを、荷受け量に応じて変える
ことで、乾燥処理能力を越えた荷受け量にも対応できる
ようにしているのである。
て説明すれば、荷受け量が前記乾燥機(9)の最大処理
能力を越えるような荷受けの集中期には、荷受けされた
高水分(例えば24%)の穀物の一部は、通常通りに荷受
けライン(5)を介して荷受け用タンク(6)に一時貯
留、又は、荷受けタンク(6)を介して乾燥機(9)に
搬送して適正水分値(例えば17.5%)まで乾燥させるこ
とになる。尚、穀物の水分値が高い場合には一回の乾燥
処理で適正水分値まで乾燥できないことがあるが、その
場合には、乾燥機(9)内で循環させたり、前記間隙サ
イロ(7C)を利用して乾燥機(9)と間隙サイロ(7C)
との間で循環させたりサイロ(7)のいずれかを利用し
て一時貯留しながら、適正水分値まで乾燥して前記貯留
用のサイロ(7B)に貯留することになる。一方、荷受け
された高水分の穀物の残部は、前記荷受けライン(5)
から前記還元ライン(10)に直接搬送されて前記高水分
タンク(7D)に貯留される。その後、上述の如く前記乾
燥済穀物の貯留用サイロ(7B)から供給される乾燥済穀
物と混合されて、例えば、荷受けの集中が解消されるま
で数日間は品質低下することなく貯留可能な水分値(例
えば19.5%)にして前記混合貯留用のサイロ(7A)に貯
留されることになる。つまり、荷受けされた高水分の穀
物を、乾燥処理してから貯留する比率と、乾燥済の穀物
と混合して貯留する比率とを、荷受け量に応じて変える
ことで、乾燥処理能力を越えた荷受け量にも対応できる
ようにしているのである。
但し、必要に応じて次の荷受け処理も行えるようにな
っている。つまり、前記荷受けタンク(6)に貯留され
る高水分値(例えば24%)の穀物を前記乾燥機(9)に
よって一時貯留可能な状態となる予備水分値(例えば20
%)まで乾燥させて、前記搬出ライン(11)の搬送上手
側箇所に位置するサイロ(7A)に貯留し、次に、前記予
備水分値より低水分値(例えば15%)まで乾燥された乾
燥済の穀物を、前記予備水分値の穀物が貯留されるサイ
ロ(7B)よりも前記搬出ライン(11)の搬送下手側箇所
のサイロ(7B)に貯留しておき、両サイロに貯留された
異なる水分値の穀物同士を、前記搬出ライン(11)、前
記中継ライン(14)、及び、前記還元ライン(10)を搬
送する間に混合させることにより、全体としての水分値
を予備水分値(20%)と低水分値(15%)の中間の水分
値(17.5%)にして、前記混合貯留用のサイロ(7A)に
貯留するようにすることもできる。
っている。つまり、前記荷受けタンク(6)に貯留され
る高水分値(例えば24%)の穀物を前記乾燥機(9)に
よって一時貯留可能な状態となる予備水分値(例えば20
%)まで乾燥させて、前記搬出ライン(11)の搬送上手
側箇所に位置するサイロ(7A)に貯留し、次に、前記予
備水分値より低水分値(例えば15%)まで乾燥された乾
燥済の穀物を、前記予備水分値の穀物が貯留されるサイ
ロ(7B)よりも前記搬出ライン(11)の搬送下手側箇所
のサイロ(7B)に貯留しておき、両サイロに貯留された
異なる水分値の穀物同士を、前記搬出ライン(11)、前
記中継ライン(14)、及び、前記還元ライン(10)を搬
送する間に混合させることにより、全体としての水分値
を予備水分値(20%)と低水分値(15%)の中間の水分
値(17.5%)にして、前記混合貯留用のサイロ(7A)に
貯留するようにすることもできる。
尚、前記混合貯留用のサイロ(7A)に貯留された半乾
燥状態の穀物や適正水分値まで乾燥された穀物は数日間
は品質低下なしで貯留できるので、荷受けの集中が解消
してから最終水分値まで乾燥されることになる。又、荷
受けが集中しないときには、荷受けされた高水分の穀物
と乾燥済の穀物との混合貯留や、予備水分まで乾燥させ
た穀物と乾燥済の穀物との混合貯留を行うことなく、通
常通りに、荷受けした穀物の全量を最終水分値に乾燥処
理してから貯留するように設備を運用してもよい。
燥状態の穀物や適正水分値まで乾燥された穀物は数日間
は品質低下なしで貯留できるので、荷受けの集中が解消
してから最終水分値まで乾燥されることになる。又、荷
受けが集中しないときには、荷受けされた高水分の穀物
と乾燥済の穀物との混合貯留や、予備水分まで乾燥させ
た穀物と乾燥済の穀物との混合貯留を行うことなく、通
常通りに、荷受けした穀物の全量を最終水分値に乾燥処
理してから貯留するように設備を運用してもよい。
上記実施例では、荷受けタンク(6)とサイロ(7)
とを離して設けた場合を例示したが、並べて設けてもよ
い。
とを離して設けた場合を例示したが、並べて設けてもよ
い。
又、上記実施例では、混合貯留用サイロ(7A)の一個
を設けるようにした場合を例示したが複数個を設けるよ
うにしてもよく、本発明を実施する上で必要となる各部
の具体構成は各種変更できる。
を設けるようにした場合を例示したが複数個を設けるよ
うにしてもよく、本発明を実施する上で必要となる各部
の具体構成は各種変更できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
図面は本発明に係る穀物乾燥設備の荷受け処理方法を使
用する穀物乾燥設備の一例を示すブロック図である。 (7)……サイロ、(9)……乾燥機。
用する穀物乾燥設備の一例を示すブロック図である。 (7)……サイロ、(9)……乾燥機。
Claims (1)
- 【請求項1】荷受けした高水分の穀物の一部を乾燥機
(9)によって適正水分値に乾燥してサイロ(7)に貯
留すると共に、前記穀物の残部を乾燥済穀物と混合させ
てサイロ(7)に貯留することを特徴とする穀物乾燥設
備の荷受け処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2281120A JP2551685B2 (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | 穀物乾燥設備の荷受け処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2281120A JP2551685B2 (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | 穀物乾燥設備の荷受け処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04156954A JPH04156954A (ja) | 1992-05-29 |
| JP2551685B2 true JP2551685B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=17634640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2281120A Expired - Fee Related JP2551685B2 (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | 穀物乾燥設備の荷受け処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2551685B2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-18 JP JP2281120A patent/JP2551685B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04156954A (ja) | 1992-05-29 |
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