JP2550884B2 - 分散データベースシステムのディレクトリ名称チェック装置 - Google Patents

分散データベースシステムのディレクトリ名称チェック装置

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JP2550884B2
JP2550884B2 JP5252556A JP25255693A JP2550884B2 JP 2550884 B2 JP2550884 B2 JP 2550884B2 JP 5252556 A JP5252556 A JP 5252556A JP 25255693 A JP25255693 A JP 25255693A JP 2550884 B2 JP2550884 B2 JP 2550884B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分散データベースシス
テムのディレクトリ名称チェック装置に関し、より詳細
には、各分散コンピュータ上に存在するデータベースの
ディレクトリ群に含まれる各ディレクトリの名称と、セ
ンタで一括管理されている基準となるディレクトリ群に
含まれる各ディレクトリの名称とを、数字コードに変換
して比較照合する分散データベースシステムのディレク
トリ名称チェック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】地理的あるいは論理的に分散している複
数の分散コンピュータ上のデータベースをネットワーク
により結合した分散データベースシステムにおいては、
各分散コンピュータ上のデータベースの構成要素に欠落
が生じると、利用者に多大な迷惑を及ばす。
【0003】このため、各分散コンピュータ上のデータ
ベースの構成要素が、所望の構成要素を具備しているか
否かをチェックすることが重要であるが、全ての構成要
素をきめこまかくチェックすることは現実的でない。
【0004】そこで、簡易にデータベースの構成要素の
欠損等をチェックする方法として、各分散コンピュータ
のデータベースにおけるディレクトリ名称をチェックす
る方法が考えられている。即ち、データベースにおける
ディレクトリは、ファイルを管理するための登録簿の役
割を持つため、所定のディレクトリ名称が存在するか否
かを調べれば、ある程度、データベースの構成要素の欠
損等をチェックすることができるからである。
【0005】そして、このようなディレクトリ名称をチ
ェックするために、例えば図15に示すような方法が考
えられている。
【0006】図15において、1000は分散データベ
ースシステムを構成する1つの分散コンピュータであ
り、ディレクトリ群1001を含むデータベース100
3が存在し、このディレクトリ群1001からディレク
トリ名称を検索する検索部1002が設けられている。
また、2000は分散コンピュータ1000と通信可能
に接続されたセンタであり、分散コンピュータ1000
の望ましいディレクトリ群を示す基準ディレクトリ群2
001が保持されており、このディレクトリ群2001
からディレクトリ名称を検索する検索部2002と、デ
ィレクトリ名称間の比較照合を行う比較部2003とが
設けられている。なお、図示していないが、他にも分散
コンピュータがあり、それらの望ましいディレクトリ群
を示す基準ディレクトリ群もセンタ2000が保持して
いる。
【0007】分散コンピュータ1000のディレクトリ
群1001に含まれる各ディレクトリの名称をチェック
する場合、センタ2000の比較部2003は、検索部
2002と分散コンピュータ1000の検索部1002
とに対して、ディレクトリ群の検索を要求し、双方の検
索部2002,1002で検索されたディレクトリ名称
を受け取って、比較照合することにより、ディレクトリ
群1001におけるディレクトリの欠損等を検出する。
他の分散コンピュータのディレクトリ群に含まれるディ
レクトリの名称チェックも同様に行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したような方法に
よれば、各分散コンピュータ上のディレクトリ群に含ま
れるディレクトリの名称をセンタにおいて一括してチェ
ックすることが可能となる。しかしながら、ディレクト
リ名称は60〜100文字程度の文字数で構成されるこ
とが多いため、ディレクトリ名称を直接に比較照合する
と、ディレクトリ数が多い大規模データベースシステム
の場合、センタにおける比較時間が膨大になるという問
題点があった。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たものであり、その目的は、ディレクトリ名称を、より
少ないビット数の数字コードに変換し、ディレクトリ名
称間の比較を数字コード間の比較で処理することによ
り、センタにおいてディレクトリ名称のチェックを高速
に行い得るようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、以下の(A)または(B)のような構成
を採用している。
【0011】(A)分散データベースシステム上の各分
散コンピュータにおけるデータベースのディレクトリ群
に含まれる各ディレクトリの名称をチェックする分散デ
ータベースシステムのディレクトリ名称チェック装置に
おいて、各分散コンピュータと通信可能に接続されたセ
ンタに、分散コンピュータ上の望ましいディレクトリ群
の構成を示す、各分散コンピュータ対応の基準ディレク
トリ群と、各分散コンピュータ対応の基準参照テーブル
と、ディレクトリ名称と、ディレクトリ名称の構成ビッ
ト数より十分少ないビット数のユニークな数字コードと
の対応関係を保持する数字コード辞書と、該数字コード
辞書を参照して、前記各分散コンピュータ対応の基準デ
ィレクトリ群に含まれる各ディレクトリの名称を数字コ
ードに変換して、各分散コンピュータ対応の前記基準参
照テーブルに登録する初期登録手段と、各分散コンピュ
ータから比較参照テーブルを収集するテーブル収集手段
と、該テーブル収集手段で収集された各分散コンピュー
タの比較参照テーブルに含まれる数字コードと、対応す
る基準参照テーブルに含まれる数字コードとを比較する
テーブル比較手段と、該テーブル比較手段による比較結
果を出力装置から出力する比較制御手段とを備え、各分
散コンピュータに、前記センタに設けられた数字コード
辞書と同一の数字コード辞書と、自分散コンピュータ対
応の比較参照テーブルと、前記数字コード辞書を参照し
て、自分散コンピュータにおけるデータベースのディレ
クトリ群に含まれるディレクトリの名称を数字コードに
変換して、前記比較参照テーブルに登録するテーブル変
換手段と、センタからの要求に応じて前記比較参照テー
ブルをセンタに送信するテーブル送信手段とを備える構
成。
【0012】(B)分散データベースシステム上の各分
散コンピュータにおけるデータベースのディレクトリ群
に含まれる各ディレクトリの名称をチェックする分散デ
ータベースシステムのディレクトリ名称チェック装置に
おいて、各分散コンピュータと通信可能に接続されたセ
ンタに、分散コンピュータ上の望ましいディレクトリ群
の構成を示す、各分散コンピュータ対応の基準ディレク
トリ群と、各分散コンピュータ対応の基準参照テーブル
と、ディレクトリ名称と、ディレクトリ名称の構成ビッ
ト数より十分少ないビット数のユニークな数字コードと
の対応関係を保持する数字コード辞書と、初期登録が要
求されることにより、前記各分散コンピュータ対応の基
準ディレクトリ群に含まれるディレクトリの名称にユニ
ークな数字コードを採番して、ディレクトリ名称と数字
コードの組を前記数字コード辞書に登録すると共に、各
分散コンピュータ対応の基準ディレクトリ群に含まれる
ディレクトリの名称に対して採番した数字コードを、各
分散コンピュータ対応の前記基準参照テーブルに登録す
る初期登録手段と、前記基準ディレクトリ群に対するデ
ィレクトリ名称の削除,追加,名称変更時、対応する基
準参照テーブルに登録された数字コードの削除,追加,
変更を行うと共に、必要に応じて前記数字コード辞書を
修正する動的登録手段と、前記初期登録手段によって登
録された前記数字コード辞書の内容および前記動的登録
手段によって修正された前記数字コード辞書の変更内容
を各分散コンピュータに配信する辞書配信手段と、一定
時間毎に、各分散コンピュータから比較参照テーブルを
収集するテーブル収集手段と、該テーブル収集手段で収
集された各分散コンピュータの比較参照テーブルに含ま
れる数字コードと、対応する基準参照テーブルに含まれ
る数字コードとを比較するテーブル比較手段と、該テー
ブル比較手段による比較結果を出力装置から出力する比
較制御手段とを備え、各分散コンピュータに、数字コー
ド辞書と、該数字コード辞書に、センタから配信された
数字コード辞書の内容を登録すると共に配信された変更
内容を反映する辞書登録手段と、比較参照テーブルと、
前記数字コード辞書を参照して、自分散コンピュータに
おけるデータベースのディレクトリ群に含まれるディレ
クトリの名称を数字コードに変換して、前記比較参照テ
ーブルに登録するテーブル変換手段と、センタから比較
参照テーブルの送信が要求されたときに前記テーブル変
換手段を起動し、該起動したテーブル変換手段によって
数字コードの登録された前記比較参照テーブルをセンタ
に送信するテーブル送信手段とを備える構成。
【0013】
【作用】構成(A)の分散データベースシステムのディ
レクトリ名称チェック装置においては、各分散コンピュ
ータと通信可能に接続されたセンタが、分散コンピュー
タ上の望ましいディレクトリ群の構成を示す、各分散コ
ンピュータ対応の基準ディレクトリ群,各分散コンピュ
ータ対応の基準参照テーブル,ディレクトリ名称とディ
レクトリ名称の構成ビット数より十分少ないビット数の
ユニークな数字コードとの対応関係を保持する数字コー
ド辞書を保持しており、初期登録手段が、数字コード辞
書を参照して、各分散コンピュータ対応の基準ディレク
トリ群に含まれる各ディレクトリの名称を数字コードに
変換して、各分散コンピュータ対応の基準参照テーブル
に登録し、テーブル収集手段が、各分散コンピュータか
ら比較参照テーブルを収集し、テーブル比較手段が、収
集された各分散コンピュータの比較参照テーブルに含ま
れる数字コードと、対応する基準参照テーブルに含まれ
る数字コードとを比較し、比較制御手段が、比較結果を
出力装置から出力する。また、各分散コンピュータで
は、センタに設けられた数字コード辞書と同一の数字コ
ード辞書と、自分散コンピュータ対応の比較参照テーブ
ルとを保持し、テーブル変換手段が、数字コード辞書を
参照して、自分散コンピュータにおけるデータベースの
ディレクトリ群に含まれるディレクトリの名称を数字コ
ードに変換して比較参照テーブルに登録し、テーブル送
信手段が、センタからの要求に応じて比較参照テーブル
を送信する。
【0014】構成(B)の分散データベースシステムの
ディレクトリ名称チェック装置においては、センタが、
分散コンピュータ上の望ましいディレクトリ群の構成を
示す、各分散コンピュータ対応の基準ディレクトリ群
と、各分散コンピュータ対応の基準参照テーブルとを保
持しており、初期登録が要求されると、初期登録手段
が、各分散コンピュータ対応の基準ディレクトリ群に含
まれるディレクトリの名称にユニークな数字コードを採
番して、ディレクトリ名称と数字コードの組を前記数字
コード辞書に登録することにより、ディレクトリ名称と
ディレクトリ名称の構成ビット数より十分少ないビット
数のユニークな数字コードとの対応関係を保持する数字
コード辞書を初期作成すると共に、各分散コンピュータ
対応の基準ディレクトリ群に含まれるディレクトリの名
称に対して採番した数字コードを、各分散コンピュータ
対応の基準参照テーブルに登録し、辞書配信手段が、上
記初期作成された数字コード辞書を各分散コンピュータ
に配信する。
【0015】各分散コンピュータでは、センタから配信
された数字コード辞書の内容を自分散コンピュータの数
字コード辞書に登録する。
【0016】その後、一定時間毎に、センタのテーブル
収集手段が、各分散コンピュータに対して比較参照テー
ブルの送信を要求することによりテーブル収集を行う。
【0017】各分散コンピュータでは、比較参照テーブ
ルの送信がセンタから要求されると、テーブル送信手段
が、自分散コンピュータのテーブル変換手段を起動し、
このテーブル変換手段が、自分散コンピュータの数字コ
ード辞書を参照して、自分散コンピュータにおけるデー
タベースのディレクトリ群に含まれるディレクトリの名
称を数字コードに変換して、比較参照テーブルに登録
し、テーブル送信手段が、テーブル変換手段によって数
字コードの登録された比較参照テーブルをセンタに送信
する。
【0018】センタでは、テーブル比較手段が、テーブ
ル収集手段で収集された各分散コンピュータの比較参照
テーブルに含まれる数字コードと、対応する基準参照テ
ーブルに含まれる数字コードとを比較し、比較制御手段
がその比較結果を出力装置から出力する。
【0019】また、センタにおける基準ディレクトリ群
に対するディレクトリ名称の削除,追加,名称変更時、
動的登録手段が、対応する基準参照テーブルに登録され
た数字コードの削除,追加,変更を行うと共に、必要に
応じてセンタ側の数字コード辞書を修正し、辞書配信手
段が、この修正された数字コード辞書の変更内容を各分
散コンピュータに配信する。各分散コンピュータでは、
辞書登録手段が、配信された変更内容を自分散コンピュ
ータの数字コード辞書に反映する。
【0020】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0021】図1を参照すると、本発明の一実施例を適
用した分散データベースシステムの一例は、複数の分散
コンピュータ1−1〜1−mとこれらと通信回線により
通信可能に接続されたセンタ2とで構成されている。
【0022】各分散コンピュータ1−1〜1−mは、分
散コンピュータ1−1に例示するように、ディレクトリ
群100を含むデータベース101と、数字コード辞書
102と、テーブル変換手段103と、比較参照テーブ
ル104と、テーブル送信手段105と、辞書登録手段
106とを有している。
【0023】センタ2は、各分散コンピュータ1−1〜
1−nに1対1に対応する基準ディレクトリ群200−
1〜200−mと、数字コード辞書201と、各基準デ
ィレクトリ群200−1〜200−mに1対1に対応す
る基準参照テーブル202−1〜202−mと、初期登
録手段203と、動的登録手段204と、比較制御手段
205と、辞書配信手段206と、テーブル収集手段2
07と、比較対象テーブル208と、テーブル比較手段
209と、端末210とを有している。
【0024】図2は初期登録手段203の処理例を示す
フローチャート、図3は一般的なディレクトリ群の構成
例を示す図、図4は数字コード辞書201の内容例を示
す図、図5は基準参照テーブル202−1〜202−m
の内容例を示す図、図6は辞書配信手段206の処理例
を示すフローチャート、図7は辞書登録手段106の処
理例を示すフローチャート、図8は比較制御手段205
の処理例を示すフローチャート、図9はテーブル収集手
段207の処理例を示すフローチャート、図10はテー
ブル送信手段105の処理例を示すフローチャート、図
11はテーブル変換手段103の処理例を示すフローチ
ャート、図12はテーブル比較手段209の処理例を示
すフローチャート、図13は動的登録手段204の処理
例を示すフローチャート、図14は図13中の処理S9
4,S96の詳細を示すフローチャートであり、以下、
各図を参照して本実施例の動作を説明する。
【0025】センタ2における各分散コンピュータ1−
1〜1−mに対応する基準ディレクトリ群200−1〜
200−mの設定時、端末210から初期登録手段20
3を起動すると、初期登録手段203は図2に示す処理
を開始する。
【0026】先ず、数字コード辞書201の内容を全て
クリアし(S1)、採番に使用する最終数字コードに0
をセットする(S2)。
【0027】次に、1つの基準ディレクトリ群200−
1に注目し(S3)、その基準ディレクトリ群200−
1から1つのディレクトリ名称を検索する(S5)。
【0028】一般にディレクトリ群は、図3に示すよう
な木構造になっているので、この木構造を所定の順序で
探索することにより個々のディレクトリ名称を検索す
る。
【0029】そして、検索したディレクトリ名称と同一
の名称が数字コード辞書201に登録されていないこと
を確認し(S7)、そのディレクトリ名称に対応する数
字コードを採番する(S8)。即ち、現在の最終数字コ
ード0を+1した1を採番する。そして、検索したディ
レクトリ名称と採番した数字コード0の組を数字コード
辞書201に登録し(S9)、基準ディレクトリ群20
0−1に対応する基準参照テーブル202−1に、採番
した数字コードを登録する(S10)。
【0030】次に処理S5に戻り、基準ディレクトリ群
200−1から次の1つのディレクトリ名称を検索し、
上記処理を繰り返す。そして、基準ディレクトリ群20
0−1に含まれる全てのディレクトリ名称の処理を終え
たことを処理S6で判別すると、処理S3に戻り、次の
基準ディレクトリ群200−2に注目し、先の基準ディ
レクトリ群200−1と同様の処理を繰り返す。
【0031】このとき、基準ディレクトリ群200−2
から検索したディレクトリ名称と同じものが数字コード
辞書201に登録されていることを処理S7で判別した
場合、新たな採番,数字コード辞書201への登録は行
わず、同一ディレクトリ名称に対して先に採番されてい
た数字コードを基準参照テーブル202−2に登録する
(S11)。
【0032】同様な処理を残りの全ての基準ディレクト
リ群に対して実行し終えると、数字コード辞書201に
は、例えば図4に示すように、基準ディレクトリ群20
0−1〜200−mに含まれるディレクトリ名称全てに
ついて採番されたユニークな数字コードが登録される。
また、各基準参照テーブル202−1〜202−mに
は、例えば図5に示すように、各基準ディレクトリ群2
00−1〜200−mに含まれるディレクトリ名称に対
して採番された数字コードが登録される。
【0033】初期登録手段202は、図2の処理S4に
おいて、最後の基準ディレクトリ群200−mの処理を
終えたことを判別すると、辞書配信手段206に数字コ
ード辞書201の配信を要求し(S12)、図2の処理
を終える。
【0034】辞書配信手段206は、図6に示すような
処理S21〜S23を行う手段であり、初期登録手段2
03から数字コード辞書201の配信が要求されると、
各分散コンピュータ1−1〜1−mに対して順次に数字
コード辞書201の内容を送信する。
【0035】センタ2から数字コード辞書201の内容
が送信されてきた分散コンピュータ1−1では、辞書登
録手段106が起動され、図7に示す処理が行われる。
先ず、辞書登録手段106は、センタから送信されてき
た数字コード辞書201の内容を受信する(S31)。
次に、受信した情報が数字コード辞書全体なので初期登
録と判断し(S32でYES)、受信した数字コード辞
書201の内容を自分散コンピュータ1−1の数字コー
ド辞書102に登録する(S33)。他の分散コンピュ
ータ1−2〜1−mも分散コンピュータ1−1と同様の
処理を行う。これにより、各分散コンピュータ1−1〜
1−m内の数字コード辞書102の内容がセンタ2の数
字コード辞書201と全く同じになる。
【0036】さて、分散データベースシステムの運用中
において、センタ2の比較制御手段205は定期的(例
えば所定時間毎や所定日毎)に、図8に示す処理を実行
する。
【0037】先ず、比較制御手段205は、1つの基準
参照テーブル202−1に注目し(S41)、この注目
した基準参照テーブル202−1に対応する分散コンピ
ュータ1−1を指定してテーブル収集手段207を起動
する(S43)。
【0038】起動されたテーブル収集手段207は、図
9に示すように、先ず、指定された分散コンピュータ1
−1との通信により比較参照テーブルの送信を要求する
(S51)。
【0039】分散コンピュータ1−1では、センタ2か
ら比較参照テーブルの送信が要求されると、テーブル送
信手段105が起動され、テーブル送信手段105は図
10の処理を開始し、先ず、テーブル変換手段103を
起動する(S61)。
【0040】起動されたテーブル変換手段103は、図
11に示す処理を実行することにより、ディレクトリ群
100中のディレクトリ名称を数字コードに変換して比
較参照テーブル104に設定する。即ち、先ず、ディレ
クトリ群100から1つのディレクトリ名称を検索し
(S71)、この検索したディレクトリ名称に対応する
数字コードを数字コード辞書102から検索する(S7
3)。
【0041】検索が成功した場合(S74でYES)、
得られた数字コードを比較参照テーブル104に登録し
(S75)、処理S71に戻って次のディレクトリ名称
に対して上述した処理を繰り返す。また、検索に失敗し
た場合、即ち、ディレクトリ群100から検索したディ
レクトリ名称に対応する数字コードが数字コード辞書1
02に登録されていなかった場合、このようなディレク
トリ名称のディレクトリは、センタ2で管理されていな
いディレクトリが誤って分散コンピュータ1−1上で作
成された可能性があるため、そのディレクトリ名称をテ
ーブル送信手段105に通知し(S76)、処理S71
に戻って次のディレクトリ名称の処理へ進む。そして、
ディレクトリ群100中の全てのディレクトリ名称を処
理し終えたことを処理S72で判別すると、図11の処
理を終了する。
【0042】テーブル送信手段105は、テーブル変換
手段103の処理が終了すると、作成された比較参照テ
ーブル104をセンタ2に送信する(S62)。また、
テーブル変換手段103からディレクトリ名称が通知さ
れていれば、それもセンタ2に送信し(S63)、図1
0の処理を終える。
【0043】センタ2のテーブル収集手段207は、要
求先の分散コンピュータ1−1から比較参照テーブル1
04が送信されてくると、それを受信し、比較対象テー
ブル208に格納する(S52)。また、要求先の分散
コンピュータ1−1からディレクトリ名称を受信した場
合には、それを比較制御手段205に通知し(S5
3)、図9の処理を終える。
【0044】比較制御手段205は、テーブル収集手段
207の処理が終了すると、次に、注目中の基準参照テ
ーブル202−1を指定してテーブル比較手段209を
起動する(S44)。
【0045】テーブル比較手段209は、図12に示す
ように、比較制御手段205から指定された基準参照テ
ーブル202−1中の1つの数字コードに注目し(S8
1)、この数字コードと同一の数字コードが比較対象テ
ーブル208中に存在するか否かを数字コードの比較に
よりチェックする(S83)。そして、一致する数字コ
ードが存在した場合(S84でYES)、その一致のと
れた比較対象テーブル208中の数字コード(受信数字
コード)に印を付け(S85)、処理S81に戻って基
準参照テーブル202−1中の次の1つの数字コードに
注目して上述した処理を繰り返す。
【0046】他方、現注目中の数字コードと一致する数
字コードが比較対象テーブル208に存在しなかった場
合(S84でNO)、一致のとれなかった現注目中の数
字コードを内部に記憶し(S86)、処理S81に戻
る。
【0047】以上のような処理を基準参照テーブル20
2−1中の全ての数字コードについて処理し終えると
(S82でYES)、比較結果を比較制御手段205に
返却し(S87)、図12の処理を終える。このときの
比較結果には、次のような種類がある。
【0048】完全一致を示す比較結果;数字コードが
完全に一致していた場合 基準参照テーブル中に一致のとれない数字コードがあ
った旨の比較結果;このときは、一致のとれない数字コ
ードも返却される。 比較対象テーブル中に一致のとれない数字コードがあ
った旨の比較結果;このときは、一致のとれない数字コ
ードも返却される。 基準参照テーブル中および比較対象テーブル中の双方
に一致のとれない数字コードがあった旨の比較結果;こ
のときは、一致のとれない数字コードがどちらのテーブ
ルのものかを特定して返却される。
【0049】比較制御手段205は、テーブル比較手段
209から比較結果の返却を受けると、比較結果を端末
210に出力し、オペレータに通知する(S45)。こ
のとき、比較制御手段205は、上記〜の場合は、
返却された数字コードに対応するディレクトリ名称を数
字コード辞書201から取得し、数字コードと共にその
ディレクトリ名称を端末210に出力する。また、比較
制御手段205は、テーブル収集手段207からディレ
クトリ名称が通知されていれば、そのディレクトリ名称
を、分散コンピュータ1−1で数字コード化できなった
ディレクトリ名称として端末210に出力する。
【0050】比較制御手段205は、基準参照テーブル
202−1を処理し終えると、図8の処理S41に戻
り、次の基準参照テーブル202−2に注目し、上述と
同様の処理を行い、これを最後の基準参照テーブル20
2−mまで続ける。そして、最後の基準参照テーブル2
02−mまで処理し終えたことを処理S42で判別する
と、今回の定期チェックの処理を終了する。
【0051】以上のようなチェックが定期的に実行され
ることにより、以下のようなことを検出することがで
き、それに対する処置を迅速に実施することができる。
【0052】(1)或る分散コンピュータ側でオペレー
タの操作ミス等により削除してはならないディレクトリ
を誤って削除してしまった。 (2)或る分散コンピュータ側でオペレータの操作ミス
等により追加してはならないディレクトリを誤って追加
してしまった。 (3)或る分散コンピュータ側でオペレータの操作ミス
等により、ディレクトリ名称を誤って変更してしまっ
た。
【0053】ところで、各分散コンピュータのデータベ
ース101に対して正規にディレクトリの追加,削除,
ディレクトリ名称の変更が行われた場合、センタ2側で
保存してある基準ディレクトリ群200−1〜200−
mもそれに合わせて端末210の操作によって変更され
るが、基準ディレクトリ群200−1〜200−mに変
更が生じた場合には、同時に基準参照テーブル202−
1〜202−mも変更する必要があり、場合によっては
数字コード辞書201,102を変更する必要もある。
このような変更は、基準ディレクトリ群200−1〜2
00−mの変更後、あらためて初期登録手段202を起
動することでも可能であるが、無駄が多いため、本実施
例では、動的登録手段204により、必要な箇所のみ動
的に変更し得るようにしている。以下、動的登録手段2
04の動作を説明する。
【0054】基準ディレクトリ群200−1〜200−
mに対して、或るディレクトリを追加した場合、どの基
準ディレクトリ群にどのようなディレクトリ名称のディ
レクトリを追加したかを、また、或るディレクトリを削
除した場合、どの基準ディレクトリ群からどのようなデ
ィレクトリ名称のディレクトリを削除したかを、更にデ
ィレクトリ名称を変更した場合、どの基準ディレクトリ
群のどのようなディレクトリ名称をどのようなディレク
トリ名称に変更したかを、それぞれ端末210から入力
して動的登録手段204を起動する。
【0055】動的登録手段204は、起動されると、図
13に示す処理を開始し、ディレクトリ名称の削除の場
合(S91でYES)、削除処理S93を実行し、ディ
レクトリ名称の追加の場合(S92でYES)、追加処
理S94を実行する。また、ディレクトリ名称の変更の
場合(S92でNO)、削除処理S95を実行後、追加
処理S96を実行する。なお、追加処理S94,S96
の詳細は図14に示されている。
【0056】例えば、基準ディレクトリ群200−1中
の或るディレクトリ名称が削除された場合、動的登録手
段204は、図13の処理S93において、削除された
ディレクトリ名称に対応する数字コードを数字コード辞
書201から取得し、この取得した数字コードを基準参
照テーブル202−1から削除する。
【0057】また、例えば基準ディレクトリ群200−
1に或るディレクトリ名称が追加された場合、動的登録
手段204は、図14に示すように、先ず、追加された
ディレクトリ名称が数字コード辞書201に登録されて
いるか否かを調べ(S101)、登録されていれば、そ
のディレクトリ名称に対応して数字コード辞書201に
登録されている数字コードを、基準参照テーブル202
−1に登録する(S102)。
【0058】他方、同一ディレクトリ名称の登録がない
場合(S101でNO)、新たな数字コードを採番する
(S103)。即ち、初期登録手段203から引き継い
だ最終数字コードを+1してユニークな数字コードを採
番する。次に、この採番した数字コードと追加されたデ
ィレクトリ名称の組を数字コード辞書201に登録し
(S104)、基準参照テーブル202−1に上記採番
した数字コードを登録する(S105)。そして、辞書
配信手段206に、追加した辞書情報、つまり上記採番
した数字コードと追加されたディレクトリ名称の組の情
報の配信を要求する(S106)。
【0059】辞書配信手段206は、図6に示した処理
を実行することにより、各分散コンピュータ1−1〜1
−mに辞書情報を配信する。
【0060】辞書情報の配信を受けた各分散コンピュー
タ1−1〜1−mの辞書登録手段106は、図7の処理
S31においてセンタ2からの辞書情報を受信し、一部
登録なので(S32でNO)、受信した辞書情報を自分
散コンピュータの数字コード辞書102に追加する(S
34)。
【0061】更に、例えば基準ディレクトリ群200−
1中の或るディレクトリ名称が別のディレクトリ名称に
変更された場合、動的登録手段204は、図13の処理
S95において、変更前のディレクトリ名称で数字コー
ド辞書201を検索して得た数字コードを基準参照テー
ブル202−1から削除する。そして、変更後のディレ
クトリ名称について図14で説明した追加処理を行う
(S96)。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば以下
のような効果を得ることができる。
【0063】ディレクトリ名称を、よりビット数の少な
いユニークな数字コードに変換し、ディレクトリ名称の
比較を数字コードの比較で処理するので、センタにおけ
る比較処理時間が短縮され、ディレクトリ名称のチェッ
クを高速に行うことが可能となる。例えば、総ディレク
トリ名称数を1万件とすると、10進数で4桁の数字コ
ードの比較で済み、60〜100文字数のディレクトリ
名称を直接比較する場合に比べて大幅に比較処理時間が
短縮される。
【0064】一定時間毎に比較参照テーブルの収集,比
較照合を行う構成により、分散コンピュータのディレク
トリの欠損等を一定時間内に検出することができる。
【0065】各分散コンピュータのディレクトリ群に正
規に新たなディレクトリが追加されたり、既存のディレ
クトリが削除されたり、名称が変更された場合、それに
応じてセンタ側の基準ディレクトリ群を修正し、その状
態でチェックを行えば、ディレクトリ追加,削除,名称
変更後の状態を正規の状態としてチェックを進めること
ができるが、その為には、基準参照テーブルや必要によ
っては数字コード辞書の変更が必要となる。これは、再
度初期登録を行うことでも対処可能であり、また動的登
録手段を備える構成では初期登録なしに対処可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した分散データベースシステムの
一例を示すブロック図である。
【図2】初期登録手段の処理例を示すフローチャートで
ある。
【図3】ディレクトリ群の構成例を示す図である。
【図4】数字コード辞書の内容例を示す図である。
【図5】基準参照テーブルの内容例を示す図である。
【図6】辞書配信手段の処理例を示すフローチャートで
ある。
【図7】辞書登録手段の処理例を示すフローチャートで
ある。
【図8】比較制御手段の処理例を示すフローチャートで
ある。
【図9】テーブル収集手段の処理例を示すフローチャー
トである。
【図10】テーブル送信手段の処理例を示すフローチャ
ートである。
【図11】テーブル変換手段の処理例を示すフローチャ
ートである。
【図12】テーブル比較手段の処理例を示すフローチャ
ートである。
【図13】動的登録手段の処理例を示すフローチャート
である。
【図14】図13中の処理S94,S96の詳細を示す
フローチャートである。
【図15】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1−1〜1−m…分散コンピュータ 100…ディレクトリ群 101…データベース 102…数字コード辞書 103…テーブル変換手段 104…比較参照テーブル 105…テーブル送信手段 106…辞書登録手段 2…センタ 200−1〜200−m…基準ディレクトリ群 201…数字コード辞書 202−1〜202−m…基準参照テーブル 203…初期登録手段 204…動的登録手段 205…比較制御手段 206…辞書配信手段 207…テーブル収集手段 208…比較対象テーブル 209…テーブル比較手段 210…端末

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分散データベースシステム上の各分散コ
    ンピュータにおけるデータベースのディレクトリ群に含
    まれる各ディレクトリの名称をチェックする分散データ
    ベースシステムのディレクトリ名称チェック装置におい
    て、 各分散コンピュータと通信可能に接続されたセンタに、 分散コンピュータ上の望ましいディレクトリ群の構成を
    示す、各分散コンピュータ対応の基準ディレクトリ群
    と、 各分散コンピュータ対応の基準参照テーブルと、 ディレクトリ名称と、ディレクトリ名称の構成ビット数
    より十分少ないビット数のユニークな数字コードとの対
    応関係を保持する数字コード辞書と、 該数字コード辞書を参照して、前記各分散コンピュータ
    対応の基準ディレクトリ群に含まれる各ディレクトリの
    名称を数字コードに変換して、各分散コンピュータ対応
    の前記基準参照テーブルに登録する初期登録手段と、 各分散コンピュータから比較参照テーブルを収集するテ
    ーブル収集手段と、 該テーブル収集手段で収集された各分散コンピュータの
    比較参照テーブルに含まれる数字コードと、対応する基
    準参照テーブルに含まれる数字コードとを比較するテー
    ブル比較手段と、 該テーブル比較手段による比較結果を出力装置から出力
    する比較制御手段とを備え、 各分散コンピュータに、 前記センタに設けられた数字コード辞書と同一の数字コ
    ード辞書と、 自分散コンピュータ対応の比較参照テーブルと、 前記数字コード辞書を参照して、自分散コンピュータに
    おけるデータベースのディレクトリ群に含まれるディレ
    クトリの名称を数字コードに変換して、前記比較参照テ
    ーブルに登録するテーブル変換手段と、 センタからの要求に応じて前記比較参照テーブルをセン
    タに送信するテーブル送信手段とを具備することを特徴
    とする分散データベースシステムのディレクトリ名称チ
    ェック装置。
  2. 【請求項2】 分散データベースシステム上の各分散コ
    ンピュータにおけるデータベースのディレクトリ群に含
    まれる各ディレクトリの名称をチェックする分散データ
    ベースシステムのディレクトリ名称チェック装置におい
    て、 各分散コンピュータと通信可能に接続されたセンタに、 分散コンピュータ上の望ましいディレクトリ群の構成を
    示す、各分散コンピュータ対応の基準ディレクトリ群
    と、 各分散コンピュータ対応の基準参照テーブルと、 ディレクトリ名称と、ディレクトリ名称の構成ビット数
    より十分少ないビット数のユニークな数字コードとの対
    応関係を保持する数字コード辞書と、 初期登録が要求されることにより、前記各分散コンピュ
    ータ対応の基準ディレクトリ群に含まれるディレクトリ
    の名称にユニークな数字コードを採番して、ディレクト
    リ名称と数字コードの組を前記数字コード辞書に登録す
    ると共に、各分散コンピュータ対応の基準ディレクトリ
    群に含まれるディレクトリの名称に対して採番した数字
    コードを、各分散コンピュータ対応の前記基準参照テー
    ブルに登録する初期登録手段と、 各分散コンピュータから比較参照テーブルを収集するテ
    ーブル収集手段と、 該テーブル収集手段で収集された各分散コンピュータの
    比較参照テーブルに含まれる数字コードと、対応する基
    準参照テーブルに含まれる数字コードとを比較するテー
    ブル比較手段と、 該テーブル比較手段による比較結果を出力装置から出力
    する比較制御手段とを備え、 各分散コンピュータに、 前記センタに設けられた数字コード辞書と同一の数字コ
    ード辞書と、 自分散コンピュータ対応の比較参照テーブルと、 前記数字コード辞書を参照して、自分散コンピュータに
    おけるデータベースのディレクトリ群に含まれるディレ
    クトリの名称を数字コードに変換して、前記比較参照テ
    ーブルに登録するテーブル変換手段と、 センタからの要求に応じて前記比較参照テーブルをセン
    タに送信するテーブル送信手段とを具備することを特徴
    とする分散データベースシステムのディレクトリ名称チ
    ェック装置。
  3. 【請求項3】 前記センタのテーブル収集手段は、一定
    時間毎に各分散コンピュータの比較参照テーブルを収集
    し、 各分散コンピュータのテーブル送信手段は、センタから
    比較参照テーブルの送信が要求されたときに前記テーブ
    ル変換手段を起動し、該起動したテーブル変換手段によ
    って数字コードの登録された前記比較参照テーブルをセ
    ンタに送信することを特徴とする請求項2記載の分散デ
    ータベースシステムのディレクトリ名称チェック装置。
  4. 【請求項4】 分散データベースシステム上の各分散コ
    ンピュータにおけるデータベースのディレクトリ群に含
    まれる各ディレクトリの名称をチェックする分散データ
    ベースシステムのディレクトリ名称チェック装置におい
    て、 各分散コンピュータと通信可能に接続されたセンタに、 分散コンピュータ上の望ましいディレクトリ群の構成を
    示す、各分散コンピュータ対応の基準ディレクトリ群
    と、 各分散コンピュータ対応の基準参照テーブルと、 ディレクトリ名称と、ディレクトリ名称の構成ビット数
    より十分少ないビット数のユニークな数字コードとの対
    応関係を保持する数字コード辞書と、 初期登録が要求されることにより、前記各分散コンピュ
    ータ対応の基準ディレクトリ群に含まれるディレクトリ
    の名称にユニークな数字コードを採番して、ディレクト
    リ名称と数字コードの組を前記数字コード辞書に登録す
    ると共に、各分散コンピュータ対応の基準ディレクトリ
    群に含まれるディレクトリの名称に対して採番した数字
    コードを、各分散コンピュータ対応の前記基準参照テー
    ブルに登録する初期登録手段と、 前記基準ディレクトリ群に対するディレクトリ名称の削
    除,追加,名称変更時、対応する基準参照テーブルに登
    録された数字コードの削除,追加,変更を行うと共に、
    必要に応じて前記数字コード辞書を修正する動的登録手
    段と、 前記初期登録手段によって登録された前記数字コード辞
    書の内容および前記動的登録手段によって修正された前
    記数字コード辞書の変更内容を各分散コンピュータに配
    信する辞書配信手段と、 一定時間毎に、各分散コンピュータから比較参照テーブ
    ルを収集するテーブル収集手段と、 該テーブル収集手段で収集された各分散コンピュータの
    比較参照テーブルに含まれる数字コードと、対応する基
    準参照テーブルに含まれる数字コードとを比較するテー
    ブル比較手段と、 該テーブル比較手段による比較結果を出力装置から出力
    する比較制御手段とを備え、 各分散コンピュータに、 数字コード辞書と、 該数字コード辞書に、センタから配信された数字コード
    辞書の内容を登録すると共に配信された変更内容を反映
    する辞書登録手段と、 比較参照テーブルと、 前記数字コード辞書を参照して、自分散コンピュータに
    おけるデータベースのディレクトリ群に含まれるディレ
    クトリの名称を数字コードに変換して、前記比較参照テ
    ーブルに登録するテーブル変換手段と、 センタから比較参照テーブルの送信が要求されたときに
    前記テーブル変換手段を起動し、該起動したテーブル変
    換手段によって数字コードの登録された前記比較参照テ
    ーブルをセンタに送信するテーブル送信手段とを具備す
    ることを特徴とする分散データベースシステムのディレ
    クトリ名称チェック装置。
  5. 【請求項5】 前記センタのテーブル比較手段は、前記
    基準参照テーブルと前記比較参照テーブルとの比較にお
    いて、前記基準参照テーブルにのみ登録された数字コー
    ド,前記比較参照テーブルにのみ登録された数字コード
    を比較結果に含め、 前記比較制御手段は、比較結果中の数字コードに対応す
    るディレクトリ名称を前記数字コード辞書から取得して
    前記出力装置から出力することを特徴とする請求項4記
    載の分散データベースシステムのディレクトリ名称チェ
    ック装置。
  6. 【請求項6】 前記各分散コンピュータのテーブル送信
    手段は、ディレクトリ群に含まれるディレクトリの名称
    に対応する数字コードが前記数字コード辞書に登録され
    ていないことが前記テーブル変換手段で検出されたと
    き、そのディレクトリ名称をセンタに送信し、 センタの前記テーブル収集手段は受信したディレクトリ
    名称を前記比較制御手段に通知し、 前記比較制御手段はそのディレクトリ名称を出力装置か
    ら出力することを特徴とする請求項5記載の分散データ
    ベースシステムのディレクトリ名称チェック装置。
JP5252556A 1993-09-14 1993-09-14 分散データベースシステムのディレクトリ名称チェック装置 Expired - Lifetime JP2550884B2 (ja)

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WO2008016168A1 (fr) 2006-07-31 2008-02-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Dispositif de commande de la force de propulsion d'un véhicule

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