JP2550757Y2 - 織機用表示装置 - Google Patents

織機用表示装置

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JP2550757Y2
JP2550757Y2 JP9763991U JP9763991U JP2550757Y2 JP 2550757 Y2 JP2550757 Y2 JP 2550757Y2 JP 9763991 U JP9763991 U JP 9763991U JP 9763991 U JP9763991 U JP 9763991U JP 2550757 Y2 JP2550757 Y2 JP 2550757Y2
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JPH0530185U (ja
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淳 高島
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Tsudakoma Corp
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Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、織機の異常原因を表示
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭56−49054号公報は、表示
状態の視認性をよくするために、複数の織機の運転/停
止状態を拡大表示することを開示している。この公報の
表示方式は、画面全域に拡大表示するものである。必要
な事項が画面全域に拡大表示されてしまうと、その領域
の全体における位置が把握しにくくなるという問題があ
る。全体の位置を把握するには、スイッチ操作により、
元の画面に戻すことが必要になるので、操作性の点でも
問題がある。
【0003】
【考案の目的】したがって、本考案の目的は、織機の異
常箇所の表示およびその具体的な内容表示に適切な表示
装置を提供することである。
【0004】
【考案の解決手段】上記目的の下に、本考案は、織機の
異常箇所をイラスト表示するにあたって、異常箇所を親
画面上に表示するとともに、この異常表示の位置以外の
親画面上で新たな子画面を開き、この子画面上に異常内
容を拡大して表示するようにしている。このように、親
画面上で全体的なイラスト表示の中で異常箇所が表示さ
れ、かつこれと同時に子画面上で異常内容が拡大表示さ
れるため、全体的な織機の中での異常箇所の把握が直観
的に行え、しかも異常内容が正確に把握できる。
【0005】
【実施例】図1は、本考案の織機用表示装置1を示して
いる。織機用表示装置1は、入力ユニット2、表示制御
ユニット3、記憶ユニット4および表示ユニット5によ
って組み立てられており、これらは表示制御ユニット3
を中心として相互に接続されている。
【0006】そして、入力ユニット2は、織機6から異
常表示に対応するデータを取り込むために、織機6の内
部のよこ糸到達側の第1フィーラ71、第2フィーラ7
2、よこ糸選択指令器8、左右のレノ糸センサ91、9
2、キャッチコードセンサ10、不良糸除去装置11、
ドロッパ14の他、状態表示のために、マニアル停止ス
イッチ12、製織長カウンタ13などに接続されてい
る。
【0007】入力ユニット2は、これらのセンサから各
部の異常に対応する信号を取り込んで、表示制御ユニッ
ト3に送り込む。一方、記憶ユニット4は表示画面とし
て、図3に示すように、全体表示用の親画面51の他、
図4および図5に示すように各部分の拡大表示用の子画
面52のデータを記憶しており、表示時の要求に応じて
これらのデータを表示制御ユニット3に送り込む。表示
制御ユニット3は、異常発生時に、記憶ユニット4から
の表示画面のデータにもとづいて液晶表示器またはプラ
ズマディスプレイ表示器などの表示ユニット5を駆動
し、親画面51上に異常箇所を表示するとともに、親画
面51による表示中の異常箇所の表示以外の画面上に新
たな子画面52を開き、この子画面52上に異常内容を
拡大して表示する。なお、通常、異常箇所は、ブリンク
(点滅)によって区別するか、または異常に対応する表
示事項の明るさや色を他の表示と異ならせることによっ
て区別できるよう表示する。
【0008】次に、図2は、表示プログラムの流れを示
している。この表示プログラムは、予め表示制御ユニッ
ト3の内部に納められており、表示指令を条件として開
始する。プログラムの開始後、ステータス信号または停
台信号が発生しているかどうかの判断が行われる。ステ
ータス信号は、任意の時刻で異常表示を行うために、オ
ペレータの入力ユニット2のステータスキー21を操作
することによって発生する。また、停台信号は、織機6
を停止させるための信号であり、第1フィーラ71、第
2フィーラ72からのよこ入れ不良の信号、センサゲイ
ンダウン信号、レノ糸センサ91、92からのレノ糸切
れ信号、キャッチコードセンサ10からのキャッチコー
ド切れ信号の他、マニアル停止スイッチ12からのマニ
アル停止信号などである。
【0009】ステータス信号または停台信号が発生して
いないとき、表示制御ユニット3は製織条件や織機の管
理に必要なデータの画面を表示ユニット5の上で表示す
ることによって、オペレータに保守点検に必要なデータ
を提供する他、オペレータなどに必要な管理上のデータ
を表示している。このデータ画面の表示中に、オペレー
タの消去キー22の操作によって消去指令が入力される
と、表示動作が終了するが、消去指令が入力されない限
り、表示制御ユニット3は、以上の動作を繰り返し行っ
ていく。
【0010】このような表示過程で、停台原因が発生
し、停台信号が発生すると、表示制御ユニット3は、ま
ず図3の親画面(停台画面)51を表示ユニット5の画
面上で表示する。親画面51は、織機構成要素の配置と
対応する図案化(イラスト)表示となっており、レノ糸
に対応する左右のシンボル911、921、ドロッパ1
4に対応するシンボル141、キャッチコードに対応す
るシンボル101、不良糸除去装置11に対応するシン
ボル111、第1フィーラ71、第2フィーラ72に対
応するシンボル711、721およびそれら毎のゲイン
ダウンを表示するためのシンボル712、722、マニ
アル停止スイッチ12に対応するシンボル121の他、
測長貯留装置に対応するシンボル15、よこ入れノズル
に対応するシンボル16、たて糸ビームに対応するシン
ボル17、布巻きビームに対応するシンボル18、製織
長カウンタ13のカウント信号にもとづく停台時すなわ
ち布おろしを表すためのシンボル131などを表示す
る。
【0011】この親画面51の表示中に、変更指令キー
23によって、画面の変更指令が入力されたとき、表示
制御ユニット3は、記憶ユニット4から停台原因に対応
する子画面52のデータを読み出し、親画面51上で異
常箇所をブリンクなどによって表示するとともに、表示
中の異常箇所の表示位置以外の親画面上に、新たな子画
面52を開き、この子画面52上に異常内容を拡大表示
する。
【0012】例えばよこ入れ中のよこ糸が第1フィーラ
71に到達しなかったとき、親画面51は、図4に示す
ように、第1フィーラ71に対応するシンボル711を
ブリンクによって表示しており、同時に子画面52は、
表示中のシンボル711の表示以外の位置例えば左側の
位置で、シンボル711を拡大してブリンクしながら表
示するとともに、多色の場合によこ糸選択指令器8から
のよこ糸選択信号にもとづいてよこ入れ不良のよこ糸の
種類を例えばC1などによって表示する。
【0013】同様に、他の異常発生時に、この子画面5
2は、第2フィーラ72のシンボル721やよこ糸選択
信号C2などを組み合わせて表示することによって、よ
こ糸の種類とよこ入れ不良の状態とを同時に表示する。
なお、これらの第1フィーラ71または第2フィーラ7
2のセンサゲインが低下しているとき、センサゲインダ
ウン信号を入力として、対応する位置のシンボル71
2、722がブリンクなどによって表示される。
【0014】同様に、レノ糸切れの場合に、親画面51
で左右のレノ糸と対応するシンボル911、921がブ
リンク表示され、その表示をさまたげない位置で子画面
52が同時に表示され、それらのシンボル911、92
1が拡大表示される。他のキャッチコードのシンボル1
01やマニアル停止スイッチ12のシンボル121など
もそれぞれ拡大して表示される。
【0015】なお製織長カウンタ13がカウントアップ
して所定の製織長に達したとき、あるいはたて糸切れに
よってドロッパ14からたて糸切れの信号が入力されて
いるとき、親画面51は、ドロッパ14に対応するシン
ボル141をそのままブリンクさせることによって表示
し、また通常は画面上に現れないカウントアップ(布お
ろし)を表す矢印のシンボル131をブリンク表示させ
ることにより、子画面52を用いないで直接表示する。
【0016】また不良糸除去装置11が動作中であると
き、図5に示すように、親画面51上でそのシンボル1
11がブリンクによって表示され、また親画面51の右
側部分に子画面52が挿入され、動作中のシンボル11
1が拡大表示される。また、不良糸除去装置11に組み
込まれている各種のセンサのレベルが低下していると
き、センサに対応するシンボル112がブリンクによっ
て表示され、さらに不良糸除去動作中のよこ糸切れの事
故のときに、不良糸に対応するシンボル113が不連続
な状態でブリンクによって表示され、また不良糸が完全
に抜き取られていないときに、よこ糸残りのシンボル1
14がブリンクによって表示される。
【0017】このようにして、親画面51上で停台原因
に対応する事項がブリンクによって表示され、同時に子
画面52上でその停台原因に対応する内容が拡大表示さ
れるため、織工やオペレータは、親画面51により織機
6の全体で位置的な異常箇所を把握しながら、子画面5
2による表示によって、停台原因の詳細を正確に把握で
きることになる。このような表示中に、ステータス信号
が消滅するか、または停台原因に対応する信号が消滅し
たとき、消去指令のないことを条件として、データ画面
の表示が行われる。
【0018】なお、基本的なイラスト(親画面51およ
び子画面52)は、記憶ユニット4の内部のROMに標
準的に格納されているが、イラストの内容や、部品形状
を追加または変更する場合に、ROMを交換するか、あ
るいはメモリカードから新たなイラスト内容や部品形状
のデータを追加するか、さらにホストコンピュータから
イラストや部品形状のデータを送信することによって、
変更できるようになっている。
【0019】上記実施例では、変更指令キー23の入力
を条件に子画面52を表示するようにしたが、これに代
えて、変更指令キー23を省略し、親画面51の表示と
同時に無条件に子画面52を表示するようにしてもよ
い。
【0020】
【考案の効果】本考案では、停台原因の発生時に、親画
面によって停台原因に対応するシンボルが表示され、こ
れと同時に子画面上で詳細な停台原因などが拡大によっ
て表示されるため、異常の発生箇所およびその内容が一
目で把握できる。すなわち、織機全体を示す親画面上で
異常箇所が表示されると、その表示内容が小さくならざ
るを得ず、視認性の悪いものとなり、その異常内容まで
が正確に把握することが困難であるが、織機全体のいず
れの箇所で異常が発生したかという程度の情報は一応把
握できる。一方、異常内容を拡大表示すれば、その異常
内容が容易に把握できる。本考案は、親画面上の異常表
示を残しながら、その異常表示をさまたげない位置で子
画面を開き、その子画面上で異常内容を拡大表示したの
で、異常の発生箇所とその内容とが同時に一目で把握す
ることができる。なお、親画面上で子画面が開かれるこ
とによって、親画面の一部が隠れて表示されなくなる
が、親画面の全体の表示内容(イラスト)は、作業員の
頭の中にイメージされているため、その一部が表示され
なくても、異常箇所の把握に支障はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の織機用表示装置のブロック線図であ
る。
【図2】表示プログラムのフローチャート図である。
【図3】異常表示のための親画面の説明図である。
【図4】異常表示のための親画面とともに子画面を開い
た状態の説明図である。
【図5】異常表示のための親画面とともに子画面を開い
た状態の説明図である。
【符号の説明】
1 織機用表示装置 2 入力ユニット 3 表示制御ユニット 4 記憶ユニット 5 表示ユニット 6 織機

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 織機の各部の異常を検出するセンサの信
    号を取り込む入力ユニットと、異常表示用の親画面およ
    び各異常箇所に対応する子画面のデータを記憶する記憶
    ユニットと、入力ユニットからの信号によって異常表示
    用のデータを発生する表示制御ユニットと、表示画面上
    に異常表示用のデータを対応させて表示する表示ユニッ
    トとからなり、上記表示制御ユニットは、異常発生時に
    親画面上に異常箇所を表示するとともに、表示中の異常
    箇所の表示位置以外の親画面上に新たな子画面を開き、
    この子画面上に異常内容を拡大表示することを特徴とす
    る織機用表示装置。
  2. 【請求項2】 記憶ユニットを差し替え可能なROM、
    メモリカードまたはホストコンピュータからの画面デー
    タによって変更可能とすることを特徴とする請求項1記
    載の織機用表示装置。
JP9763991U 1991-09-20 1991-09-20 織機用表示装置 Expired - Lifetime JP2550757Y2 (ja)

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JPH0530185U JPH0530185U (ja) 1993-04-20
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