JP2550483Y2 - 液晶プロジェクション - Google Patents

液晶プロジェクション

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JP2550483Y2
JP2550483Y2 JP1990064756U JP6475690U JP2550483Y2 JP 2550483 Y2 JP2550483 Y2 JP 2550483Y2 JP 1990064756 U JP1990064756 U JP 1990064756U JP 6475690 U JP6475690 U JP 6475690U JP 2550483 Y2 JP2550483 Y2 JP 2550483Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は液晶プロジェクションに関し、自動焦点調整
機能を備えた液晶プロジェクションに関するものであ
る。
従来の技術 映像信号の処理技術及び表示素子の製造・駆動技術の
進歩に伴って、映像を迫力ある拡大画像として楽しむこ
とが求められている。このような拡大画像を形成する装
置として液晶プロジェクションがある。この種の装置
は、二次元に絵素電極を配列した液晶パネルを投射機に
組み込み、絵素電極に印加する電圧によって液晶パネル
の光透過量が変化する調光機能を利用するものである。
液晶パネルを透過した光はスクリーン上で結像される
が、投射機とスクリーンの位置関係によって、投射機を
スクリーンの観察側に配置した前面投射型と、投射機を
透過スクリーンの背後に配置した背面投射型がある。特
に前面投射型プロジェクションにおいては、投射機とス
クリーンがそれぞれ独立しているため、投射機を任意の
位置に移動させるとができ、都合の良い場所に設置して
拡大された映像をスクリーン面に映し出すことにより、
簡単にホームシアタを楽しむことができる。
考案が解決しようとする課題 上記液晶プロジェクションにおいては、投射機が観察
面、即ちスクリーンと別体に構成されるため、手軽に設
置場所を変えることができる。しかしその際スクリーン
との距離が変わり、その都度スクリーンに映し出された
映像画面を見ながらフォーカスを合わせ直す必要があ
る。このように従来の投射型液晶プロジェクションのフ
ォーカス調整は手動によらねばならず、非常に不便を伴
うという問題があった。
本考案は上記従来装置の問題点を除去し、自動焦点機
能を有する液晶プロジェクションを提供する。
課題を解決するための手段 液晶パネル上に形成された映像をスクリーン面に投射
する投射型液晶プロジェクションにおいて、液晶パネル
面の映像信号形成領域に近接する周辺領域にCCDセンサ
を設置し、フォーカスチェック用の映像を投射するよう
に上記液晶パネルにフォーカスチェック信号を供給する
信号発生源を設け、上記CCDセンサが前記スクリーン面
に投射されたフォーカスチェック用映像光を受けて出力
する出力信号に基いて投射光の光路を制御する光学系駆
動機構を設けた構成とする。
作用 映像が形成される液晶パネル面と同一平面に設置した
CCDセンサで、スクリーンからの映像光に基づくフォー
カスチェック信号の検出がなされ、そのCCDセンサ出力
によって光学系の調整が自動的に行われ、スクリーンに
鮮明な映像が容易に映し出される。
実施例 まず第2図を用いて、投射光を変調するための液晶パ
ネル2の構造を説明する。図はアクティブ駆動方式によ
る透過型液晶パネルの断面を示し、相対向する透明なガ
ラス基板11a,11bの対向する間隙にはツイストネマティ
ック液晶層12が充填されている。上記ガラス基板11aの
液晶層側には共通電極13aが,他方のガラス基板11bの液
晶層側には絵素電極13bが形成され、上記絵素電極13bは
絵素毎にそれぞれに設けられたアクティブ駆動のための
TFT(薄膜トランジスタ)13cに接続されている。共通電
極13a,絵素電極13b,TFT13cが形成された上記ガラス基板
11a,11bは、表面が、液晶分子の配向性を強制するため
のポリイミド等の高分子からなる配向膜14で覆われた
後、少なくとも一方の基板の周囲には、スクリーン印刷
等によって液晶層充填のための空間を確保する封止材15
が間隙形成材として形成される。ここで上記封止材15を
介してガラス基板11a,11bを重ねる際、封止材15自身に
間隙寸法調整のためのスペーサ16が混合されている。液
晶層12が充填されたガラス基板11a,11bの外側表面には
互いに偏光方向が直行する関係に偏光フィルタ17a,17b
が重ねられて液晶パネルが構成されている。
上記構成からなる液晶パネルにおいて、映像表示動作
にあたっては、情報内容に対応した信号が、選択された
TFT13cと共通電極13a間に印加され、電圧印加部分の液
晶分子の配列を非電圧印加部分とは異なる状態に変化さ
せ、液晶パネルに入射した光に変調を加えて映像を作り
出す。
第3図は上記構造の液晶パネル2を用いて構成したカ
ラー液晶プロジェクションの概略図で、投射機1にはR,
G,Bの表示情報に対応させて3枚のモノクロ液晶パネル2
R,2G,2Bが設置され、各液晶パネルには映像処理回路7
から出力された表示信号が入力されて、各モノクロ液晶
パネルにおける絵素電極への電圧印加を制御する。上記
液晶パネルを挟む光路上には、光源3から放射され防熱
ガラス4を透過した白色光を、R,G,B色の光に分離して
該当する上記液晶パネル2R,2G,2Bに入射し、またそれぞ
れの液晶層を通過して変調が施された光を合成するため
のダイクロイックミラー5及び全反射ミラー6が配置さ
れている。各液晶層で変調され、ダイクロイックミラー
で合成された光は投射レンズ8によって所望の割合に拡
大され、スクリーン9に投射されて拡大表示画像とな
る。
次に上記投射機1が具備する自動フォーカス調整の構
成について説明する。
投射機1に内蔵された液晶パネル2R,2G,2Bの少なくと
も1つの液晶パネル2Gの表面には、第1図に示すよう
に、画面表示領域Aに近接した領域、即ち映像表示に障
害とならない領域を選んでCCDイメージセンサ10が設置
されている。このCCDイメージセンサ10には投射機1の
動作を制御するために設けられたマイクロプロセッサP
が接続され、後述するフォーカス最適化のための調整を
制御する。第1図においてMは投射レンズ8を駆動する
ためのモータである。
フォーカス調整を実施する場合には、フォーカス最適
化のための指令信号S1が、投射機1の操作パネル等に設
けられたスイッチからマイクロプロセッサPに入力され
る。マイクロプロセッサPは、指令信号S1を判断してフ
ォーカスチェック信号S2の発生を映像信号処理回路7に
指令する。このフォーカスチェック信号S2は、コントラ
スト比の大きい信号であれば特に制約されないが、例え
ば白黒映像信号が用いられ、映像信号処理回路7から白
黒映像信号S2を出力するための映像表示信号が液晶パネ
ル2R,2G,2Bに与えられ、スクリーン9上に白黒映像が現
出される。
必ずしも合焦点状態にあるとは限らないスクリーン9
上の白黒映像からの反射光は、投射機1に入射されて液
晶パネル2G面に設置されたCCDイメージセンサ10に入射
され、光量に対応した出力信号を形成する。白・黒映像
からのCCD出力信号は、両出力信号のコントラスト比が
マイクロプロセッサPにおいて演算され、その演算結果
はフォーカス最適化のために前後のレンズ位置でのコン
トラスト比と比較するため、メモリに一旦蓄えられる。
上記演算後マイクロプロセッサPはレンズ駆動モータM
にレンズ駆動のための信号を出力し、投射レンズ8を所
定量移動させる。移動後再びマイクロプロセッサPから
上記動作と同様にフォーカスチェック信号S2の出力が指
令され、このフォーカスチェック信号S2によるCCDセン
サ10の出力信号のコントラスト比が演算される。今回の
コントラスト比はメモリに蓄えられた先のコントラスト
比と比較され、先の投射レンズ8の駆動方向及び移動量
の適性が判定される。最大のコントラスト比を呈する投
射レンズ位置を探るため、マイクロプロセッサPは上記
フォーカスチェック動作を繰返して実行し、投射レンズ
8の駆動方向及び移動量をCCDセンサ10の出力信号から
判定してモータMを制御する。上記動作によって最大の
コントラスト比が得られたレンズ位置を合焦点と認識し
て、フォーカス調整動作を終了し、映像信号処理回路7
から本来の投射のための映像信号が各液晶パネルに与え
られ、スクリーン9に合焦点の映像を投射する。
上記フォーカス調整機構は、投射レンズを移動させて
コントラスト比最大のレンズ位置を探る機構を挙げて説
明したが、CCDセンサに結像したフォーカスチェック信
号の広がりから投射レンズの移動量を判定して合焦点を
達成させる機構とすることもできる。
本考案による機構は、投射型液晶プロジェクションの
みならずその他の液晶パネルを用いたプロジェクション
にも適用することができる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、投射機に内蔵された液
晶パネルにCCDセンサを設置し、液晶パネルに入力され
たフォーカスチェック信号によってスクリーン上に投射
されたフォーカスチェック用映像光をCCDセンサで受光
し、そのCCDセンサの出力に基いて投射レンズの移動を
制御する構成とするため、自動的に合焦点の状態を得る
ことができ、投射機を独立させてなる液晶プロジェクシ
ョンの問題点を除去し、持ち運び自在の利点が一層生か
され、使い勝手の優れたプロジェクションを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部を示すブロック図、第
2図は本考案に適用する液晶パネルの断面図、第3図は
液晶プロジェクションの全体を説明する概略図である。 1…投射機,2…液晶パネル,7…映像信号処理回路,8…投
射レンズ,10…CCDイメージセンサ,P…マイクロプロセッ
サ,M…レンズ駆動用モータ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶パネル上に形成された映像をスクリー
    ン面に投射する投射型液晶プロジェクションにおいて、
    液晶パネル面の映像信号形成領域に近接する周辺領域に
    CCDセンサを設置し、フォーカスチェック用の映像を投
    射するように上記液晶パネルにフォーカスチェック信号
    を供給する信号発生源を設け、上記CCDセンサが前記ス
    クリーン面に投射されたフォーカスチェック用映像光を
    受けて出力する出力信号に基いて投射光の光路を制御す
    る光学系駆動機構を設けてなることを特徴とする液晶プ
    ロジェクション。
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JPH01135434U (ja) * 1988-03-08 1989-09-18

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