JP2550374B2 - 巻取り装置 - Google Patents

巻取り装置

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JP2550374B2
JP2550374B2 JP62326340A JP32634087A JP2550374B2 JP 2550374 B2 JP2550374 B2 JP 2550374B2 JP 62326340 A JP62326340 A JP 62326340A JP 32634087 A JP32634087 A JP 32634087A JP 2550374 B2 JP2550374 B2 JP 2550374B2
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JP
Japan
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reduction gear
switch
final reduction
winding
shaft
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JPH01167189A (ja
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武 土井
建行 竹田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、例えば自動車のシートベルトのような被巻
取り物を巻取る装置に関し、詳しくはシートベルトのよ
うな被巻取り物の繰り出し状態を検出するスイッチを安
定的に作動させようとする技術に関する。
[背景技術] 従来、例えば自動車のシートベルトのような被巻取り
物が繰り出され、これに伴って電気的なスイッチを作動
させ、しかしてシートベルトのような被巻取り物の繰り
出しを検出するのに、第5図に示すように、巻取器1の
巻取軸2に減速ギヤ機構3の複数の夫々の減速ギヤ3a…
を巻取軸2と略平行な軸芯回りに減速回転自在に連動連
結し、減速ギヤ機構3の最終減速ギヤ3aに取付けた移動
接点6を減速回転させ、シートベルトのような被巻取り
物aが所定長さに引き出されると、ケース蓋7に取付け
た一対の固定接点8a,8b間にわたらせ、このように一対
の固定接点8a,8bを導通させてシートベルトのような被
巻取り物aの繰り出し状態を検出し、この検出結果をモ
ニターに表示して運転者等にシートベルトが装着されて
いないことを告げたり、又、エンジンスイッチが投入さ
れ得ないようにする等の安全装置を施すのであるが、最
終減速ギヤ3aを軸9回りに回転自在に挿合するのに、軸
9と最終減速ギヤ3a間の必要なクリアランスにおいて最
終減速ギヤ3aが傾き、このような最終減速ギヤ3aの傾き
によってこの最終減速ギヤ3aに取付けた移動接点6と固
定接点8a,8bとの安定した接触圧を得難いという問題が
あった。
[発明の目的] 本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、被巻取り物の巻取り状態
を検出するスイッチの接点圧を安定させることができ、
スイッチ機能を向上させることができる巻取り装置を提
供することにある。
[発明の開示] 本発明の巻取り装置は、被巻取り物aを巻取る巻取器
1の巻取軸2に減速ギヤ機構3を巻取軸2と略平行な軸
芯廻りに減速回転自在に連動連結し、減速ギヤ機構3の
最終減速ギヤ3aの外周部に被巻取物aの巻取り状態を検
出するスイッチ4を作動させるための手段5を設けると
ともにスイッチ4の投入方向を巻取軸2と略直交する方
向に設定して成ることを特徴とするものであり、このよ
うに構成することによつて、上記目的を達成したもので
ある。つまり、減速ギヤ機構3を巻取軸2と略平行な軸
芯廻りに減速回転自在に連動連結し、減速ギヤ機構3の
最終減速ギヤ3aの外周部に被巻取物aの巻取り状態を検
出するスイッチ4を作動させるための手段5を設けると
ともにスイッチ4の投入方向を巻取軸2と略直交する方
向に設定することによって、スイッチ4の投入を最終減
速ギヤ3aの径方向において行うことができ、このように
スイッチ4の投入を最終減速ギヤ3aの径方向に行うか
ら、最終減速ギヤ3aとこれを回転自在に保持す軸9との
間に必要なクリアランスがあって最終減速ギヤ3aが例え
傾いたとしても最終減速ギヤ3aの径方向に投入操作を行
うスイッチ4の投入は安定的に行うことができ、スイッ
チ4の接点圧を安定させ、スイッチ4機能を向上させる
ようにしたものである。
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は被巻取り物aとしてのシートベルト10を内蔵
のスプリング(図示せず)にて巻取る巻取器1とシート
ベルト10の繰り出し状態を検出するスイッチ部11とを分
解して示していて、巻取器1の巻取軸2にスイッチ部11
の減速ギヤ機構3を連動連結して、減速ギヤ機構3の最
終減速ギヤ3aが減速回転されて、スイッチ部11に装備さ
れた後述するスイッチを投入して、シートベルト10が一
定量以上引き出されたことを検出することができるよう
にしてある。以下その構成を詳述する。
第2図はスイッチ部11の分解斜視図を示していて、ケ
ース12の蓋7に1番ギヤ3bが片持状に回転自在に支持さ
れ、1番ギヤ3bに形成した一対の連結爪14をケース12の
通孔13に臨ませ、この一対の連結爪14,14を巻取器1の
巻取軸に挿合して、1番ギヤ3bを巻取軸2に連動連結し
て一体回転可能にしてある。1番ギヤ3bにはケース12の
蓋7側に回転自在に支持された2番ギヤ3cが噛合され、
2番ギヤ3cにはケース12の軸9に回転自在に支持した最
終減速ギヤ3aを噛合してあり、しかしてシートベルト10
を略最終位置近くにまで引き出すことで、最終減速ギヤ
3aが略1回転するようにしてある。
最終減速ギヤ3aには、その外周部に摺動接点板16を略
半周にわたって取付けてある。一対の固定接点板17a,17
bはケース12の蓋7に取付けられている。このように摺
動接点板16、一対の固定接点板17a,17bにてスイッチ4
を構成してある。しかしてシートベルト10が一定以上に
引き出されて、最終減速ギヤ3aが一定以上に回転される
とその摺動接点板16が一対の固定接点板17a,17b間にわ
たり、これらを導通し、シートベルト10が一定以上に引
き出されて運転者等に装着されたことを検出することが
できるようにしてある。
以上のように、減速ギヤ機構3を巻取軸2と略平行な
軸芯廻りに減速回転自在に連動連結し、減速ギヤ機構3
の最終減速ギヤ3aの外周部においてシートベルト10の巻
取り状態(引き出し状態)を検出するスイッチ4を作動
させるように構成することで、スイッチ4の投入方向を
巻取軸2と略直交する方向に設定でき、スイッチ4の投
入を最終減速ギヤ3aの径方向において行い、このように
スイッチ4の投入を最終減速ギヤ3aの径方向に行うこと
で、最終減速ギヤ3aとこれを回転自在に保持する軸9と
の間に必要なクリアランスがあって最終減速ギヤ3aが例
え傾いたとしてもスイッチ4の投入は安定的に行い、ス
イッチ4の接点圧を安定させ、スイッチ4機能を向上さ
せるのである。
第4図は他の実施例を示していて、最終減速ギヤ3aに
カム18を形成し、巻取軸2と直交する方向、つまり最終
減速ギヤ3aの径方向に一対に接点板19,20を配設し、手
前の接点板19をカム18にて押し込むことで奥の接点板20
に接触させるようにしたものである。このように最終減
速ギヤ3aの減速回転に伴ってスイッチ4を投入する構成
をスイッチ4の投入のための手段5と総称するが、かか
るスイッチ4の投入のための手段5の構成は種々設計変
更可能である。
[発明の効果] 以上要するに本発明は、減速ギヤ機構を巻取軸と略平
行な軸芯廻りに減速回転自在に連動連結し、減速ギヤ機
構の最終減速ギヤの外周部に被巻取物の巻取り状態を検
出するスイッチを作動させるための手段を設けるととも
にスイッチの投入方向を巻取軸と略直交する方向に設定
するから、スイッチの投入を最終減速ギヤの径方向にお
いて行うことができ、このようにスイッチの投入を最終
減速ギヤの径方向に行うから、最終減速ギヤとこれを回
転自在に保持する軸との間に必要なクリアランスがあっ
て最終減速ギヤが例え傾いたとしても最終減速ギヤの径
方向の投入操作を行うスイッチの投入は安定的に行うこ
とができ、スイッチの接点圧を安定させ、スイッチ機能
を向上させることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の巻取器とスイッチ部とを分
解した斜視図、第2図は同上のスイッチ部の分解斜視
図、第3図(a)(b)は同上の組み立て状態の一部破
断した正面図、同上の一部破断した平面図、第4図は同
上の他の実施例の一部破断した正面図、第5図は同上の
従来例の分解斜視図、第6図(a)(b)は同上の一部
破断した正面図、同上の断面図であり、1は巻取器、2
は巻取軸、3は減速ギヤ機構、4はスイッチ、5は手段
である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被巻取り物を巻取る巻取器の巻取軸に減速
    ギヤ機構を巻取軸と略平行な軸芯廻りに減速回転自在に
    連動連結し、減速ギヤ機構の最終減速ギヤの外周部に被
    巻取物の巻取り状態を検出するスイッチを作動させるた
    めの手段を設けるとともにスイッチの投入方向を巻取軸
    と略直交する方向に設定して成ることを特徴とする巻取
    り装置。
JP62326340A 1987-12-23 1987-12-23 巻取り装置 Expired - Lifetime JP2550374B2 (ja)

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JP62326340A JP2550374B2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23 巻取り装置

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JP62326340A JP2550374B2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23 巻取り装置

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JPH01167189A JPH01167189A (ja) 1989-06-30
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JP4802293B1 (ja) * 2010-07-30 2011-10-26 株式会社ウィズ 包み焼き食品及びその製造方法

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