JP2550316B2 - ウインドワイパの凍結防止装置 - Google Patents

ウインドワイパの凍結防止装置

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JP2550316B2
JP2550316B2 JP61070072A JP7007286A JP2550316B2 JP 2550316 B2 JP2550316 B2 JP 2550316B2 JP 61070072 A JP61070072 A JP 61070072A JP 7007286 A JP7007286 A JP 7007286A JP 2550316 B2 JP2550316 B2 JP 2550316B2
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JP61070072A
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JPS62227839A (ja
Inventor
英三 高橋
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三山工業 株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/38Wiper blades
    • B60S1/3803Wiper blades heated wiper blades

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車のフロントウインドガラスまたはリ
ヤウインドガラスに付着した雨、雪、泥水などを拭い取
るウインドワイパに係わり、詳しくはワイパブレードに
凍結する物質を除去する装置に関するものである。
(従来の技術) 自動車のウインドガラスに雨、霜、雪、虫、泥土、油
脂などが付着すると、ウインドガラスからの走行視界が
阻害されることになる。これを防ぐため、ウインドガラ
スにはワイパが装着されている。
ワイパは、ウインドガラスの付着物を直接拭き去るワ
イパブレードと、該ワイパブレードを支持するワイパア
ームと、該ワイパアームに揺動力を伝達するワイパリン
ク、およびその駆動源としてのワイパモータとより概略
構成されている。
そして、上記ワイパブレードは、たとえば第5図に示
すように、ウインドガラスに当接するブレードラバー1
と、該ブレードラバー1の背面に固定され板ばねとして
機能するバッキング2と、該バッキング2の両端を後述
のリンクレバー4を介して保持するブレード本体35と、
該ブレード本体3に中間部が連結されかつ先端部が前記
バッキング2に結合されたリンクレバー4とからなって
いる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、寒冷地方では冬期に、ブレード本体3とブ
レードラバー1の間に設けたリンクレバー4、バッキン
グ2に雪や霜が付着して凍結することがしばしば起こ
る。リンクレバー4、バッキング2が凍結すると、ブレ
ードラバー1がウインドガラス表面に良好に密着しなく
なって作動不良を招く。
これを防ぐ方策として、ワイパブレード全体をゴム部
材で覆ったスノーブレードが一部使用されている。しか
し、ゴム部材で覆っても、特に気温がマイナス30℃以下
にもなる北海道等の降雪地帯では、ゴム部材そのものが
凍結するばかりか、リンクレバー4、バッキング2まで
もやはり凍結するため、ワイパブレードの正常な払拭機
能が妨げられ、十分な効果が得られないという実情であ
る。
本発明は上記の実情に鑑みさらなる改良を加えたもの
で、ワイパブレードの構成部材の凍結を解消させること
により、厳寒期においても凍結による払拭性不良をなく
すようにしたワイパ凍結防止装置を提供しようとするも
のである。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成する本発明の手段は、前記構成部材に
雪などが付着したり凍結して機能を阻害するのを防ぐた
め、ブレードラバーを除くワイパブレード全体を、弾性
回復力を有する伸縮自在な薄いゴム製の袋体で包囲し、
この袋体には、袋体の内部を昇温させるための加熱空気
が導入されるよう、加熱空気導入用の連絡管を接続した
ことを特徴とするものである。
本発明において、袋体の厚さは内部に空気が供給され
ることにより所定量膨らむよう薄く設定する。袋体の材
料は力学的に大きく伸び縮みして変形するゴムであり、
これにはポリエステル系エラストマー、ポリウレタン系
エラストマー、ポリアミド系エラストマーなどの合成高
弾性樹脂も含まれる。
ブレードラバーを除くワイパブレードの全体は袋体に
よって気密に包被する。
ワイパにはフロントウインドガラス用とリヤウインド
ガラス用とがあり、センタヒンジ式ブレードおよびトー
ナメント式ブレードの双方に適用可能である。
袋体に取付けた管は加熱空気源に連絡し、その途中に
開閉バルブを設ける。袋体への管の取付箇所は、ブレー
ドラバーを邪魔しないようブレード本体側の部分に定め
るのがよい。
袋体に導入される加熱空気を得る方法としては、次の
方法がある。すなわち、第1に独立の燃焼器を具備しそ
の燃焼熱を利用する方法、第2にエンジン冷却水を熱交
換器に導き車室外の空気又は車室内の空気を送風機で該
熱交換器に通して加熱する方法、第3にエンジンの廃熱
(排ガスの余熱)を利用する方法があり、車両室内暖房
器またはデフロスタの加熱空気源と兼用化しうる。
管の材料は可撓性をもつゴムまたは塩化ビニル樹脂が
好ましく、加熱空気の温度に耐え耐候性に優れているも
のを用いる。
(作用) 本発明では、ワイパラバー以外のワイパブレード全体
を包囲する袋体に加熱空気導入用管を接続する構成とし
たので、前記管から加熱空気を袋体の中に供給すると、
袋体とその内部空間部が昇温され、かつゴム製の袋体そ
のものが体積膨張する。このため、厳寒地帯であっても
袋体内のリンクレバー、パッキングおよび袋体の凍結物
を確実に融解除去することができる。
本発明では、袋体が膨らむと同時に該袋体の外表面に
付着している凍結物が落とされ、しかもゴム製袋体によ
る内部空間部の保温効果が大きいので、その分だけ加熱
エネルギーの節減化が達成される。
上述のように、本発明ではワイパブレードの凍結が防
止されるから、ワイパブレードによる正常な払拭機能が
保証されることになる。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を図によって説明する。
第1図はフロントウインドガラス用ワイパのブレード
部分を示すもので、図示しないフロントウインドガラス
に当接するブレードラバー1の背面には、ばね性を有す
る金属製のパッキング2が固定され、パッキング2の両
端は金属製のブレード本体3によって後述のレバー4を
介して保持されている。ブレード本体3には金属製のリ
ンクレバー4の中間部が連結され、リンクレバー4の先
端側の部分はバッキング2に結合されている。
5は広範囲の弾性回復力をもつ伸縮自在な薄いゴム製
の袋体で、ブレードラバー1の先端側部分を除くワイパ
ブレード6の全体、すなわちバッキング2、ブレード本
体3、リンクレバー4の各内部構成部品を気密に包むよ
うに装着されている。この袋体5は第2図に示すような
立体形状に成形され、ブレードラバー用開口部7と管兼
ブレードアーム(図略)用開口部8とが設けられてい
る。
袋体5のブレード本体3側には、加熱空気を導入する
ためのゴム管9が取り付けられている。ゴム管9の先端
は空気加熱源側に連絡するよう接続されている。
第3図は本実施例に係る空気回路図であって、10はダ
ンパー、11はブロア、12はデフロスタ13と兼用のヒー
タ、14,15は開閉バルブである。ダンパ10から流入する
内気は、車室内またはエンジン室内の空気であって、外
気よりも温度の高い空気である。この空気はできるだけ
乾燥したものを用いるのがよい。
上記の構成により、たとえ外温がマイナス30℃以下に
なってもワイパブレード6の凍結を良好に防止しうる。
すなわち、バルブ15を開けてゴム管9から加熱空気を袋
体5の内部に圧送させると、加熱空気の導入によって袋
体5の内部温度が上昇するとともに袋体5そのものの温
度も上昇し、このため袋体5およびワイパブレード6の
各エレメント2,3,4が凍結することを確実に除去しうる
ものとなる。
この場合、袋体5内に一定量の加熱空気が送り込まれ
ることにより外方に膨らむので、袋体5の外側に付着し
ている雪や霜はそれと同時に下方に落ちて除かれること
になる。したがって、付着物を排除したのち、袋体5の
密閉空間は加熱空気によって効率良く暖められることに
なり好都合である。
実施例ではワイパブレード6を金属製としたが、樹脂
製のものでもよい。さらに、バルブ15は、タイマー又は
ブレード温度用センサを用いて自動的に作動するように
構成できる。
なお、加熱空気の袋体5内への供給を停止すれば、膨
らんだ袋体5はその後自然に元の形状に戻るが、積極的
に元形状に戻すには例えば第4図に示すように、袋体5
に大気解放バルブ17を付加してこれを開けばよい。
(発明の効果) 叙上のように本発明によれば、ワイパブレードの構成
部品を包被する弾性回復力を有するゴム製袋体に加熱空
気を送って膨らませることにより、袋体の内部温度を高
め、かつ袋体の外表面に付着している凍結物を強制除去
できるようにしたから、袋体内のパッキング、リンクレ
バーに雪や霜が浸入することを阻止するにとどまらず、
気温がマイナス30℃以下にもなる厳寒条件下であって
も、パッキング、リンクレバーおよび袋体の凍結を良好
に防止し、もって凍結現象によるワイパブレードの作動
不良をなくし正常は払拭性能を維持することができる。
また、伸縮自在な薄いゴム製の袋体で、ワイパブレード
全体を包むようにしたので、気密に包被することができ
るとともに加熱空気の導入により容易に膨らみ袋体の外
側に付着している凍結物を強制的に除去することができ
る。
本発明では、乾燥した加熱空気を袋体の中に供給する
ことにより、袋体内の乾燥度が高まるので、その分だけ
凍結成分が減少し凍結発生を実質的に抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す一部断面正面図、第2
図は第1図の袋体の斜視図、第3図および第4図はそれ
ぞれ第1図の凍結防止装置の空気回路図、第5図は従来
のワイパブレードの構成例を示す正面図である。 1……ブレードラバー、2……バッキング 3……ブレード本体、4……リンクレバー、 5……袋体、6……ワイパブレード、 9……ゴム管、12……ヒータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブレードラバーを除くワイパブレード全体
    を、弾性回復力を有する伸縮自在な薄いゴム製の袋体で
    包囲し、該袋体のブレードの本体側に加熱空気導入用管
    を接続したことを特徴とするウインドワイパーの凍結防
    止装置。
JP61070072A 1986-03-28 1986-03-28 ウインドワイパの凍結防止装置 Expired - Lifetime JP2550316B2 (ja)

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JPS62227839A JPS62227839A (ja) 1987-10-06
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JPS58134169U (ja) * 1982-03-04 1983-09-09 保科 国夫 熱風式ワイパ−ブレ−ド

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