JP2550304Y2 - 車両用灯具のプロテクタ構造 - Google Patents
車両用灯具のプロテクタ構造Info
- Publication number
- JP2550304Y2 JP2550304Y2 JP6036892U JP6036892U JP2550304Y2 JP 2550304 Y2 JP2550304 Y2 JP 2550304Y2 JP 6036892 U JP6036892 U JP 6036892U JP 6036892 U JP6036892 U JP 6036892U JP 2550304 Y2 JP2550304 Y2 JP 2550304Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protector
- lens
- lamp housing
- synthetic resin
- lamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両用灯具を車体に装
着する際、該灯具と車体との間に介装するプロテクタに
関するものである。
着する際、該灯具と車体との間に介装するプロテクタに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来例に係るプロテクタ構造の説
明図である。ランプハウジング1に光源バルブ2が装着
される。上記光源バルブを覆う形にレンズ3が配置さ
れ、ランプハウジング1に固着される。そしてプロテク
タ4は上記と別体に構成され、矢印a,a′のごとく
4′位置に装着される。上記のランプハウジング1およ
びレンズ3は一般に合成樹脂で構成され、プロテクタ4
はゴム状弾性を有する合成樹脂で構成される。そしてラ
ンプハウジング1とレンズ2とは超音波接合され、これ
に対してプロテクタ4が接着剤(例えば瞬間接着剤)に
よって接着される。
明図である。ランプハウジング1に光源バルブ2が装着
される。上記光源バルブを覆う形にレンズ3が配置さ
れ、ランプハウジング1に固着される。そしてプロテク
タ4は上記と別体に構成され、矢印a,a′のごとく
4′位置に装着される。上記のランプハウジング1およ
びレンズ3は一般に合成樹脂で構成され、プロテクタ4
はゴム状弾性を有する合成樹脂で構成される。そしてラ
ンプハウジング1とレンズ2とは超音波接合され、これ
に対してプロテクタ4が接着剤(例えば瞬間接着剤)に
よって接着される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】図4に示した従来例に
おいては次に述べるような問題点が有る。 a.組立作業に超音波接合工程が有るので組立所要工数
が大きく、しかも組立ラインに超音波接合設備を必要と
し、その上、超音波接合部分の完全接合が難しく、超音
波接合の欠陥部から水が浸入する虞れ無しとしない。 b.プロテクタ接着部の接着品質にバラツキが有ってプ
ロテクタの接着信頼性が低く、その上、接着作業に高度
の熟練と多大の労力とを要する。 c.予め構成したプロテクタを、ランプハウジングとレ
ンズとの組立品に組み付けるので、該組立品の形状に制
約が有り、設計的自由度が少ない。本考案は上述の事情
に鑑みて為されたもので、上記a〜cの不具合を解消
し、 イ.ランプハウジングとレンズとを超音波接合する作業
を必要とせず、従って、超音波接合の欠陥に起因する水
浸入などの不具合を生じるおそれが無く、 ロ.プロテクタを嵌着したり接着したりする必要が無
く、組立作業が容易で、 ハ.既製のプロテクタを嵌着しないので、製品形状の設
計的自由度が大きい、 車両用灯具のプロテクタ構造を提供することを目的とす
る。
おいては次に述べるような問題点が有る。 a.組立作業に超音波接合工程が有るので組立所要工数
が大きく、しかも組立ラインに超音波接合設備を必要と
し、その上、超音波接合部分の完全接合が難しく、超音
波接合の欠陥部から水が浸入する虞れ無しとしない。 b.プロテクタ接着部の接着品質にバラツキが有ってプ
ロテクタの接着信頼性が低く、その上、接着作業に高度
の熟練と多大の労力とを要する。 c.予め構成したプロテクタを、ランプハウジングとレ
ンズとの組立品に組み付けるので、該組立品の形状に制
約が有り、設計的自由度が少ない。本考案は上述の事情
に鑑みて為されたもので、上記a〜cの不具合を解消
し、 イ.ランプハウジングとレンズとを超音波接合する作業
を必要とせず、従って、超音波接合の欠陥に起因する水
浸入などの不具合を生じるおそれが無く、 ロ.プロテクタを嵌着したり接着したりする必要が無
く、組立作業が容易で、 ハ.既製のプロテクタを嵌着しないので、製品形状の設
計的自由度が大きい、 車両用灯具のプロテクタ構造を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに創作した本考案に係る構造の原理について、その実
施例に対応する図2を参照しつつ略述すると次のごとく
である。すなわち、ランプハウジング5とレンズ6とを
合成樹脂材料で成形し、これらを組み合わせて金型
(甲)8と金型(乙)9との中にインサートし、空洞1
0に熱可塑性エラストマを注入してプロテクタを成形
し、図1のようなプロテクタ7を構成する。上述の原理
に基づいて本考案の構成は、光源バルブを装着され、か
つ、上記光源バルブを覆う合成樹脂製レンズが装着され
ている車両用灯具の合成樹脂製ランプハウジングに対し
てプロテクタを取り付ける構造において、前記レンズと
ランプハウジングとの当接部の外周を覆う形状のプロテ
クタが、レンズおよびランプハウジングの双方に対して
熱溶着性を有する合成樹脂材料によって一体成形されて
いることを特徴とする。
めに創作した本考案に係る構造の原理について、その実
施例に対応する図2を参照しつつ略述すると次のごとく
である。すなわち、ランプハウジング5とレンズ6とを
合成樹脂材料で成形し、これらを組み合わせて金型
(甲)8と金型(乙)9との中にインサートし、空洞1
0に熱可塑性エラストマを注入してプロテクタを成形
し、図1のようなプロテクタ7を構成する。上述の原理
に基づいて本考案の構成は、光源バルブを装着され、か
つ、上記光源バルブを覆う合成樹脂製レンズが装着され
ている車両用灯具の合成樹脂製ランプハウジングに対し
てプロテクタを取り付ける構造において、前記レンズと
ランプハウジングとの当接部の外周を覆う形状のプロテ
クタが、レンズおよびランプハウジングの双方に対して
熱溶着性を有する合成樹脂材料によって一体成形されて
いることを特徴とする。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、超音波接合操作や接着剤
による接着操作を必要とせずにプロテクタが成形され、
しかも、該プロテクタがランプハウジングとレンズとを
機械的に結合し、かつ、シール機能を果たして水の浸入
を防止する。
による接着操作を必要とせずにプロテクタが成形され、
しかも、該プロテクタがランプハウジングとレンズとを
機械的に結合し、かつ、シール機能を果たして水の浸入
を防止する。
【0006】
【実施例】図1(A)は本考案に係るプロテクタ構造の
1実施例を備えた車両用灯具を示す模式的な断面図であ
る。本例のランプハウジング5はABSで射出成形し、
レンズ6はPMMAで射出成形して構成されている。こ
れらのランプハウジング5とレンズ6とは、超音波接合
や接着剤などで相互に固着することなく、単に当接せし
めてある。上記の当接部は環状をなすので、その外周を
覆う形にプロテクタ7を、インサート成形技法を適用し
て構成する。すなわち、予め射出成形されたランプハウ
ジング5とレンズ6とを、図2に示すように金型(甲)
8と金型(乙)9との間に挾みこみ、空洞10に合成樹
脂材料を射出して成形する。この場合のプロテクタ用材
料は、ランプハウジング5の材料およびレンズ6の材料
の双方に対して熱溶着性を有するものを選定する。本実
施例においてはスチレン系のTPE(詳しくは、旭化成
工業株式会社製のタフテックS2952(商標名))を
用いた。例えばランプハウジングをABS,AES,若
しくはAASの何れかで構成するとともに、レンズをP
MMA,AS,若しくはPCの何れかで構成する場合、
3種類のハウジング材質と3種類のレンズ材料との間の
9種類の組合わせに対して前記スチレン系TPEは熱溶
着性を有しており、しかも適宜のゴム状弾性を有してい
るので好適である。ただし、本考案を実施する場合のプ
ロテクタ用材料はスチレン系TPEに限定されるもので
はなく、ランプハウジングとレンズとの双方に対して熱
溶着性を有する材料を適宜に選定して用いることができ
る。なお、プロテクタとしての機能を果たすため、適宜
のゴム状弾性を有する材料であることが望ましい。
1実施例を備えた車両用灯具を示す模式的な断面図であ
る。本例のランプハウジング5はABSで射出成形し、
レンズ6はPMMAで射出成形して構成されている。こ
れらのランプハウジング5とレンズ6とは、超音波接合
や接着剤などで相互に固着することなく、単に当接せし
めてある。上記の当接部は環状をなすので、その外周を
覆う形にプロテクタ7を、インサート成形技法を適用し
て構成する。すなわち、予め射出成形されたランプハウ
ジング5とレンズ6とを、図2に示すように金型(甲)
8と金型(乙)9との間に挾みこみ、空洞10に合成樹
脂材料を射出して成形する。この場合のプロテクタ用材
料は、ランプハウジング5の材料およびレンズ6の材料
の双方に対して熱溶着性を有するものを選定する。本実
施例においてはスチレン系のTPE(詳しくは、旭化成
工業株式会社製のタフテックS2952(商標名))を
用いた。例えばランプハウジングをABS,AES,若
しくはAASの何れかで構成するとともに、レンズをP
MMA,AS,若しくはPCの何れかで構成する場合、
3種類のハウジング材質と3種類のレンズ材料との間の
9種類の組合わせに対して前記スチレン系TPEは熱溶
着性を有しており、しかも適宜のゴム状弾性を有してい
るので好適である。ただし、本考案を実施する場合のプ
ロテクタ用材料はスチレン系TPEに限定されるもので
はなく、ランプハウジングとレンズとの双方に対して熱
溶着性を有する材料を適宜に選定して用いることができ
る。なお、プロテクタとしての機能を果たすため、適宜
のゴム状弾性を有する材料であることが望ましい。
【0007】本実施例のプロテクタ構造は、図4に示し
た従来例のごとくランプハウジングやレンズと別体に予
め成形されたプロテクタを嵌め付けたものではないの
で、該ランプハウジングやレンズの形状について別段の
制約を与えず、設計的自由度が大きい。また、プロテク
タ7がランプハウジング5およびレンズ6のそれぞれに
対して溶着しているので、双方の部材の間のシール機能
を果たし、水浸入などの不具合を招く虞れが無い。そし
て、図4に示した従来例のように既製のプロテクタ4を
矢印a,a′のように嵌め付けて接着する作業を必要と
しない。本考案を実施する場合、ランプハウジングとレ
ンズとの機械的な結合およびシールはプロテクタによっ
て行なわれるので、ランプハウジングとレンズとは接
着,接合を施すことなく単に当接せしめておけば足り
る。しかし、相互に位置決めし易いように係合していれ
ば作業性が良い。図3(A)〜(F)はそれぞれ上記と
異なる実施例を示す模式的な断面図であって、ランプハ
ウジング5′とレンズ6′との当接部の各種構成を現わ
している。
た従来例のごとくランプハウジングやレンズと別体に予
め成形されたプロテクタを嵌め付けたものではないの
で、該ランプハウジングやレンズの形状について別段の
制約を与えず、設計的自由度が大きい。また、プロテク
タ7がランプハウジング5およびレンズ6のそれぞれに
対して溶着しているので、双方の部材の間のシール機能
を果たし、水浸入などの不具合を招く虞れが無い。そし
て、図4に示した従来例のように既製のプロテクタ4を
矢印a,a′のように嵌め付けて接着する作業を必要と
しない。本考案を実施する場合、ランプハウジングとレ
ンズとの機械的な結合およびシールはプロテクタによっ
て行なわれるので、ランプハウジングとレンズとは接
着,接合を施すことなく単に当接せしめておけば足り
る。しかし、相互に位置決めし易いように係合していれ
ば作業性が良い。図3(A)〜(F)はそれぞれ上記と
異なる実施例を示す模式的な断面図であって、ランプハ
ウジング5′とレンズ6′との当接部の各種構成を現わ
している。
【0008】
【考案の効果】以上に実施例を挙げて説明したごとく本
考案に係るプロテクタ構造によれば、 イ.ランプハウジングとレンズとを超音波接合する作業
を必要とせず、従って、超音波接合の欠陥に起因する水
浸入などの不具合を生じるおそれが無く、 ロ.プロテクタを嵌着したり接着したりする必要が無
く、組立作業が容易で、 ハ.既製のプロテクタを嵌着しないので、製品形状の設
計的自由度が大きい、という優れた実用的効果を奏す
る。
考案に係るプロテクタ構造によれば、 イ.ランプハウジングとレンズとを超音波接合する作業
を必要とせず、従って、超音波接合の欠陥に起因する水
浸入などの不具合を生じるおそれが無く、 ロ.プロテクタを嵌着したり接着したりする必要が無
く、組立作業が容易で、 ハ.既製のプロテクタを嵌着しないので、製品形状の設
計的自由度が大きい、という優れた実用的効果を奏す
る。
【図1】本考案に係る車両用灯具のプロテクタ構造の1
実施例を示す模式的な断面図である。
実施例を示す模式的な断面図である。
【図2】上記実施例におけるプロテクタを構成する方法
を説明するための金型の断面図である。
を説明するための金型の断面図である。
【図3】(A)ないし(F)は、それぞれ上記と異なる
実施例における要部の断面図である。
実施例における要部の断面図である。
【図4】従来例における車両用灯具のプロテクタ構造お
よび課題を説明するための断面図である。
よび課題を説明するための断面図である。
1…ランプハウジング、2…光源バルブ、3…レンズ、
4…プロテクタ、5,5′…ランプハウジング、6,
6′…レンズ、7…プロテクタ、8…金型(甲)、9…
金型(乙)、10…空洞。
4…プロテクタ、5,5′…ランプハウジング、6,
6′…レンズ、7…プロテクタ、8…金型(甲)、9…
金型(乙)、10…空洞。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−295102(JP,A) 実開 昭62−173102(JP,U) 実開 昭58−117004(JP,U) 実開 昭61−184202(JP,U) 実開 平4−29107(JP,U) 実開 平1−83203(JP,U) 実開 昭58−174806(JP,U) 実開 昭64−35602(JP,U) 実開 平2−97704(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 光源バルブを装着され、かつ、上記光源
バルブを覆う合成樹脂製レンズが装着されている車両用
灯具の合成樹脂製ランプハウジングに対してプロテクタ
を取り付ける構造において、 前記レンズとランプハウジングとの当接部の外周を覆う
形状のプロテクタが、レンズおよびランプハウジングの
双方に対して熱溶着性を有する合成樹脂材料によって一
体成形されていることを特徴とする、車両用灯具のプロ
テクタ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6036892U JP2550304Y2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 車両用灯具のプロテクタ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6036892U JP2550304Y2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 車両用灯具のプロテクタ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0623108U JPH0623108U (ja) | 1994-03-25 |
JP2550304Y2 true JP2550304Y2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=13140132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6036892U Expired - Lifetime JP2550304Y2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 車両用灯具のプロテクタ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2550304Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5576251B2 (ja) * | 2010-11-30 | 2014-08-20 | スタンレー電気株式会社 | Ledライセンスランプ |
-
1992
- 1992-08-27 JP JP6036892U patent/JP2550304Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0623108U (ja) | 1994-03-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3581307B2 (ja) | 枠材付き窓用板材 | |
JPH0935539A (ja) | ワイヤーハーネスおよびその製造方法 | |
JP2550304Y2 (ja) | 車両用灯具のプロテクタ構造 | |
JP5426143B2 (ja) | 射出成形体の製造方法 | |
JP3225786B2 (ja) | プロテクタを一体成形された車両用灯具 | |
JP2500083Y2 (ja) | 車両用灯具 | |
JPH08293208A (ja) | 車両用灯具のプロテクタ構造 | |
JP2001150483A (ja) | 複合成形方法 | |
JPH08254289A (ja) | フューエルフィラーパイプとその製造方法 | |
JP2005067391A (ja) | ターンシグナルランプ付きドアミラー装置 | |
JP2522701Y2 (ja) | 車両用灯具のレンズ取付装置 | |
JP2500084Y2 (ja) | 車両用灯具 | |
CN220065457U (zh) | 一种操作元件 | |
JP3496270B2 (ja) | 樹脂製部品 | |
JP3145300B2 (ja) | クリップ付きワイヤーハーネス及びその製造方法 | |
JP2519481B2 (ja) | フランジ付きパイプの製造方法 | |
JP2003324825A (ja) | グロメット及びグロメットの製造方法 | |
JPH0755770Y2 (ja) | 車両用灯具のプロテクタ取付構造 | |
JPH08108478A (ja) | 溶着方法及び該方法による防水ケース | |
JP3341641B2 (ja) | ウエザストリップ | |
JPH0672142A (ja) | 取り付け部材付き車両用窓の製造方法 | |
JPH06297503A (ja) | 樹脂製品の製造方法 | |
JP2000309214A (ja) | 樹脂製ボールジョイントロッド | |
JPH07172248A (ja) | 光輝フィルムを有するモールの接合構造 | |
JPH02107415A (ja) | 自動車用ランプのパッキング組立方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |