JP2549899B2 - アスファルトルーフィングの修復処理工法および装置 - Google Patents

アスファルトルーフィングの修復処理工法および装置

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JP2549899B2 JP63243721A JP24372188A JP2549899B2 JP 2549899 B2 JP2549899 B2 JP 2549899B2 JP 63243721 A JP63243721 A JP 63243721A JP 24372188 A JP24372188 A JP 24372188A JP 2549899 B2 JP2549899 B2 JP 2549899B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は建築物の屋上部、陸屋根部あるいはテラス等
において施工されるアスファルトルーフィングの修復処
理工法および工法を実施するための装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、建築物の屋上,陸屋根,テラス等の防水処理は
第11図に示されるように、躯体1の表面にプライマーと
呼ばれる地下処理層を塗布した後、アスファルトを溶融
してプライマー上部に塗り広げてからアスファルトルー
フィングシートを貼り合わせる。更に再度溶融したアス
ファルトをその上に同様な手順で塗り広げ、この工程を
数回繰り返して防水層38を形成する方法がとられてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記方法による防水層は、長期間に亘り有効な防水性
能を発揮するが、永年の間に、建物躯体の内部に残存す
る水分や気体3が気化膨張してシート内面で浮遊し、こ
の浮遊した気体3によって前記防水層が局部的に押し上
げられる結果、防水層の一部にふくれ現象が発生する。
これらのふくれ部分4は、外気の寒暖により膨張,収縮
を繰り返し、やがて亀裂を生じて、これが漏水の原因と
なっている。
このようにアスファルトを溶融して塗り広げる方法に
よる防水層は、アスファルト自体が紫外線や外気の自然
な寒熱繰り返しによる伸縮負荷に弱く、これによる材質
の劣化と芯材離脱によって防水層に亀裂が生じるか、こ
れに加えて建物躯体自体に生ずるクラックの挙動に対し
て追随できずに亀裂が生じている。
本発明は上記のように漏水に至った防止層の修復を有
効にかつ能率的に実施できる処理工法及び実施するため
の装置を提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、漏水を生じ修復を要する既設アスファルト
ルーフィングを改装するに際して、その処理工法として
該既設アスファルトルーフィング層に対し、適宜間隔と
長さを有する切り目を、連続あるいは間欠的に建物躯体
まで達する深さで全面に設け、建物躯体内部からの自然
なあるいは亀裂などによる気体の吹き出し口となし、更
にその上層部に気体拡散機能を有するシートイを介在さ
せながら、SBS樹脂,APP樹脂等で改質されたアスファル
トルーフィングを部分的に融着させるようにするか、あ
るいは気体拡散機能を有するシートのかわりにその上に
接着剤あるいは溶融したアスファルトなどを部分的に塗
布して後、同様に改質アスファルトルーフィングを貼り
付けるようにし、又処理を実施するための装置として、
架台の下方面に適宜間隔をもって駆動軸に軸支してなる
複数枚の円板カッターと、前記駆動軸と前記架台との間
に介在して、円板カッターを被加工面に押圧させるため
の弾性体と、架台下面に軸受を介し装着して成る固定車
およびキャスター車と、固定車の支軸と前記駆動軸とに
嵌着され噛み合わされてなる歯車と、架台上面に載置し
てなるガスボンベよりのガスにより円板カッターを加熱
するためのガスバーナーと、架台を駆動する手段とから
なる構成としたものである。
〔作用〕
改質ルーフィングが施工された防水層は、施工後、任
意個所にて生ずる空気あるいは気化水分が原因でのふく
れは、形成した切り目より放出されるために解消され、
改質アスファルトルーフイングによって十分な防水が得
られ、又その施工においては、前記切り目を短時間かつ
容易に得ることができる。
〔実施例〕
次に本発明を図面に基づき詳しく説明する。
先ずその処理工法について基本的なものを説明する
と、第1図に示すように建物躯体1に既設のアスファル
トルーフィング2の一部に空気あるいは気化水分3が膨
張する力によりふくれ4が発生した場合、これを放置す
ればふくれ4は進行し膨張,収縮を繰り返し、やがてこ
の個所に亀裂が発生して漏水をおこすことになる。この
ときにこのルーフィング2に対し図示のごとく適宜間隔
と長さを有する切り目を、好適には幅3cm〜30cm程度の
ものを躯体1に達する迄入れる。これにより気化水分3
は切り目5より放出される。次にこの上層部に気体拡散
機能を有するシート、好適にはガラス繊維不織布に鉱物
質粉末を付着させた不燃性の通気性シート6で、シート
6中に適宜間隔と大きさを有する穴7をもつものを敷設
して第2図の状態とし、次に改質アスファルトルーフィ
ング8を好適には、アスファルトに弾力性,耐紫外線性
等を持たせるためにSBS樹脂,APP樹脂等を20%程度混合
してなるルーフィング材で、1mm〜6mmの厚さのものから
工事現場に見合った厚みのものを選び、ガスバーナー9
の火炎10によって改質アスファルトルーフィング8の裏
面を軽く熱しながら同時に穴7より既設ルーフィング2
も熱し両方の溶融部を生ぜしめて、既設ルーフィング2
に対し通気性シート6を介在させた状態で改質アスファ
ルトルーフィング8を押し広げながら圧着する。このよ
うにすれば上記融着個所は穴7を埋める状態となり、第
4図に示すように既設アスファルトルーフィング2と改
質アスファルトルーフィング8の間に局部的な融合個所
11が得られる。以上のように修復処理がなされる。
又、以上における通気性シート6に代えて、接着剤あ
るいは溶融したアスファルトなどを部分的に塗布して
後、同様に改質アスファルトルーフィング8を貼り付け
ることもできる。この点については後の具体的な施工例
にて説明する。
次に別の実施態様について説明すると、第5図,第6
図及び第7図は、通気性シートを用いた施工例を示し、
まず既設の損傷したアスファルトルーフィング1の表面
を清掃し、次にふくれ4が発生している個所にカッター
ナイフで建物躯体1に達するように切り口12をクロスカ
ット状に入れる。そして次に損傷したアスファルトルー
フィング2の表面から建物躯体に達するまでダイヤモン
ド円板カッターで約50mmの間隔にて切り目5を間欠的に
設ける。次に既設アスファルトルーフィング2の表面に
アスファルトプライマーを300g/m2の割合で塗布して下
地処理層13となし、既設アスファルトルーフィング2の
表面を活性化して接着性を増加させる。更に下地処理層
13を天火で4時間以上乾燥させ、次に適宜の間隔,大き
さの穴を設けてなる空気,気化蒸気を拡散させるための
鉱物質粉末を付着させた通気性シート6と、このシート
6に軽度に接着してなる改質アスファルトルーフィング
2からなるロール14を押し広げながら下地処理層13に密
着させる。そして次に第7図で示すように、ロール14の
表面をガスバーナー9であぶり、改質アスファルトルー
フィング8及び下地処理層13の表面を軽く溶融しながら
ロール14を押し広げることにより通気性シート6の穴部
分7を介して改質アスファルトルーフィング8は下地処
理層13に融着し、結果的に躯体1に局部的に接着され
る。
このように改質アスファルトルーフィング8は気体拡
散層を内包した形で躯体1に接着され、この結果新たに
躯体1と既設アスファルトルーフィング2との間に生じ
んとするふくれを防止し確実に防水機能が果たせること
になる。
第8図は、別発明のアスファルトルーフィングの修復
工法を示すもので、前述における切り目5を設けた下地
処理層13を形成するまでは同じであるが、次にこの下地
処理層13の表面に縦横の長さが4cm〜6cmの大きさで、適
宜間隔で接着剤かあるいは溶融したアスファルトを局部
的に塗布し、かつ鉱物質の通気性シートを含まない改質
ルーフィングロール15の片端に相当する部分に幅5cm〜1
0cmにて接着剤かあるいは溶融したアスファルトを塗布
する。しかる後、改質ルーフィングロール15を押しい広
げることにより下地処理層13に局部接着される。このよ
うに本発明においては、通気性シートを敷設する方法で
得られるような気体拡散空間が、躯体1と改質ルーフィ
ングシート8の間に得られるものである。
次に上記各処理工法において既設アスファルトルーフ
ィングに切り目を入れる装置について第9図および第10
図により説明する。
本発明装置は上記切り目を複列同時に入れることがで
きる構成を有するものであり、図中21は架台で矩形状で
あって、架台21の下方面の左右端にはブラケット22,22
が設けられ、このブラケット22,22には支軸23が嵌挿さ
れ、支軸23には固定車24,24が回転可能に装着されてい
る。25は駆動軸であり両端にて、支軸15の両端に嵌合し
てなる支持杆26,26の一端に嵌合してなる。駆動軸25に
は、複数の鉄製円板カッター27が等間隔に嵌着されてお
り、前記支持杆26,26と架台21の間には弾性材28が介在
している。この弾性材28は実施例においては圧縮スプリ
ングを使用しており、円板カッター27を常時ルーフィン
グ層2に押圧している。29,30は平歯車であり、支軸23
および駆動軸25に各々嵌合され、、噛み合わされた状態
に設けられている。31はキャスター車であり、固定車2
4,24の反対側中央位置に取り付けられている。32はガス
ボンベであり、架台21の上面に載置してなり、ボンベ32
よりガス圧調整弁33を通じ導管34より前記円板カッター
27の外周面に向かって開放してなるガスバーナー35が各
円板カッター27の本数分各々分岐して設けられている。
36は架台21を駆動する手段としての押しパイプであり、
架台21に立設する枠体37,37の上方で横方向に渡されて
なる。
以上が一実施例装置の構成であるが次にその作用を説
明する。
今作業者がパイプ36をにぎり既設アスファルトルーフ
ィング2上を矢印A方向に移動させると固定車24が矢印
B方向に回転するに伴い、その回転は歯車29,30を介し
駆動軸25を回転し、これにより円板カッター27が回転さ
れる。円板カッター27周面には予めガスバーナー35によ
って加熱がなされているので、カッター27がアスファル
トルーフィング2に接触するとこれを溶融し、弾性材28
の付勢力と装置全体の重量もカッター27に加わって、ア
スファルト面を切り裂きながら切り目を形成していく。
なお以上の実施例の場合の架台の駆動手段は、人力に
よって装置を駆動させているが、これにかわり、架台に
小型エンジン,バッテリーを備えた小型モーターなどを
着用して自走させるか、あるいは円板カッターの駆動と
装置の進行手段を別制御にすれば、より労力が軽減され
ることはいうまでもなく、本発明の範囲を逸脱しない状
態での種々の変更が可能である。
〔発明の効果〕
以上のように、本願の修復処理工法によれば、既設ア
スファルトルーフィング中で、ふくれとなる原因の気化
水分が発生しても通気性のシート内あるいは形成された
気体拡散空間内で拡散し、ふくれを未然に防止できる。
従ってふくれが原因でのルーフイングの亀裂からの漏
水を防げる。
又、万一空気や気化水分が局部的に閉じこめられたと
しても改質アスファルトルーフィング材の弾力性により
い膨張収縮にも十分追随可能であるので亀裂にまで至ら
しめない。
このため漏水して既設アスファルトルーフィングをは
ぎとり、再敷設する従来の方法に比べ工数および経費も
大幅に軽減できる。
更に本発明の装置によれば、既製アスファルトルーフ
ィングに切り目を効能率に入れることができ、防水層の
敷設作業を効率的にすすめることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は、本発明の修復処理工法の基本的な施
工例を示す施工部分の断面図であり、 第5図〜第7図は、本発明の修復処理工法の一実施例を
示す施工部分の断面図であり、 第8図は、別発明の修復処理工法の一実施例を示す施工
部分の断面図であり、 第9図は、工法を実施するための装置の側面図であり、 第10図は、工法を実施するための装置の正面図であり、 第11図は、ふくれの発生した既設アスファルトルーフィ
ングを示す断面図である。 符号の説明 (1)……建物躯体、(2)……既設アスファルトルー
フィング、(5)……切り目、(6)……通気性シー
ト、(8)……改質アスファルトルーフィング、(21)
……架台、(23)……支軸、(24)……固定車、(25)
……駆動軸、(27)……円板カッター、(29),(30)
……平歯車、(31)……キャスター車、(32)……ガス
ボンベ、(35)……ガスバーナー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】漏水を生じ修復を要する既設アスファルト
    ルーフィングを改装するに際して、該既設アスファルト
    ルーフィング層に対し、適宜間隔と長さを有する切り目
    を、連続あるいは間欠的に建物躯体まで達する深さで全
    面に設け、建物躯体内部からの自然なあるいは亀裂など
    による気体の吹き出し口となし、更にその上層部に気体
    拡散機能を有するシートを介在させながら、SBS樹脂,AP
    P樹脂等で改質されたアスファルトルーフィングを部分
    的に融着させることを特徴とするアスファルトルーフィ
    ングの修復処理工法。
  2. 【請求項2】漏水を生じ修復を要する既設アスファルト
    ルーフィングを改装するに際して、該既設アスファルト
    ルーフィング層に対し、適宜間隔と長さを有する切り目
    を、連続あるいは間欠的に建物躯体まで達する深さで全
    面に設け、建物躯体内部からの自然なあるいは亀裂など
    による気体の吹き出し口となし、更にその上に接着剤あ
    るいは溶融したアスファルトなどを部分的に塗布して
    後、SBS樹脂,APP樹脂等で改質されたアスファルトルー
    フィングを貼り付けることを特徴とするアスファルトル
    ーフィングの修復処理工法。
  3. 【請求項3】架台の下方面に適宜間隔をもって駆動軸に
    軸支してなる複数枚の円板カッターと、前記駆動軸と前
    記架台との間に介在して、円板カッターを被加工面に押
    圧させるための弾性体と、架台下面に軸受を介し装着し
    てなる固定車およびキャスター車と、固定車の支軸と前
    記駆動軸とに嵌着され噛み合わされてなる歯車と、架台
    上面に載置してなるガスボンベよりのガスにより回転刃
    を加熱するためのガスバーナーと、架台を駆動する手段
    とからなるアスファルトルーフィングの修復処理装置。
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