JP2549742Y2 - サウナ用ストーブ - Google Patents

サウナ用ストーブ

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JP2549742Y2
JP2549742Y2 JP1992049411U JP4941192U JP2549742Y2 JP 2549742 Y2 JP2549742 Y2 JP 2549742Y2 JP 1992049411 U JP1992049411 U JP 1992049411U JP 4941192 U JP4941192 U JP 4941192U JP 2549742 Y2 JP2549742 Y2 JP 2549742Y2
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JP
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heat
stove
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stove body
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精光 横山
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、サウナで用いられるサ
ウナ用ストーブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、サウナで用いられるサウナ用スト
ーブとしては種々のものが提供されており、これらのも
のは一般的に熱源1を備えたストーブ本体2の周囲に火
傷の防止を図って図4、図5に示されるように遮蔽板8
を設けて形成されている。そして、これらのものにおい
ては、ストーブ本体2の周囲が遮蔽板8によって覆われ
ているためにストーブ本体2からの熱が外側に伝わりに
くいものとなっており、周囲を所定の温度にまでするた
めにはストーブ本体2の熱源1の温度を高くする必要が
あり、つまり、ストーブ本体2から発せられる熱は遮蔽
板8によって遮蔽された状態となって熱効率が悪いもの
となっており、このように熱源1を高くした状態で使用
されるとストーブ本体2の寿命が短くなると共にストー
ブ本体2内に熱が滞留した状態となってストーブ本体2
に悪影響を与えるようなことがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このため、図6に示さ
れるように遮蔽板8に多数の通孔3を穿設することでス
トーブ本体2からの熱の放射を効率良く行なえるように
し、ストーブ本体2の熱源1の温度が低くても周囲の温
度を効率良く上げることができる。しかしながら、この
ように遮蔽板8に多数の通孔3が穿設されているとスト
ーブ本体2からの熱が効率良く周囲に放射されるといえ
どもストーブ本体2に近接する壁等に熱影響によって割
れや変形が生じるという問題があった。
【0004】本考案は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、ストーブ本体に近接する壁等に熱による悪影
響を与えるようなことなく効率良くストーブ本体からの
熱を周囲に出すことができるサウナ用ストーブを提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、熱源1を備えたストーブ本体2の周囲
に通孔3を有する平面視矩形状の内箱4を配置し、内箱
4の通孔3を設けた面の外側に断面コ字形の外箱5を被
せて取り付けることによって、内箱4に設けられた通孔
3をなくとも上面側が開放する外箱5で覆ったもので
ある。
【0006】
【作用】しかして、内箱4に設けられた通孔3を介して
ストーブ本体2内に熱が滞留するようなことなく熱源1
からの熱を効率良く周囲に出すことができ、さらに、周
囲に出された熱は外箱5の上部開口より上方に出される
ものであり、この外箱5によってストーブ本体2の周囲
の壁等に熱による悪影響を与えるようなことがない。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図示された実施例に基づいて
詳述する。サウナ用ストーブは図1、図2に示されるよ
うに熱源1を備えたストーブ本体2と、ストーブ本体2
の周囲を囲むように配置される内箱4と、内箱4を囲む
ように配置される外箱5とによって主体が構成されてい
る。
【0008】内箱4は、例えば、1mm厚のパンチング
メタルステンレス等によって構成されており、図1、図
3に示されるように多数の通孔3が穿設されている。こ
こで、通孔3により内箱4に設けられる開口面積は内箱
4の全体の面積の10%以上とされている。外箱5は、
例えば、1mm厚のステンレス板によって形成されてお
り、上部が開放されるように内箱4の外側に設置されて
いる。図3中6は熱源1としてのヒータであり、7は端
子台である。
【0009】しかして、ストーブ本体2内の熱源1より
出される熱は内箱4に穿設された通孔3より内箱4と外
箱5との間の空間に移動し、外箱5の上部開口より室内
に向けて放出されるものであり、ストーブ本体2の熱源
1からの熱をストーブ本体2内に滞留したりするような
ことなく効率良く周囲に出すことができるものであり、
周囲の温度を上げるために必要以上にストーブ本体2の
熱源1を作動させる必要がないものであり、ストーブ本
体2が過度の自己発熱による熱影響で破損したり、寿命
が短くなったりするようなことがなく、さらに、熱気は
外箱5の上部開口より上方に向けて出されるためにスト
ーブ本体2に近接する壁等に熱による悪影響を与えるよ
うなことがなく、壁に割れや変形が生じるようなことな
くストーブ本体2にて室内を加温することができるもの
である。
【0010】
【考案の効果】本考案は上述のように、熱源を備えたス
トーブ本体の周囲に通孔を有する平面視矩形状の内箱を
配置し、内箱の通孔を設けた面の外側に断面コ字形の外
箱を被せて取り付けることによって、内箱に設けられた
通孔をなくとも上面側が開放する外箱で覆ってあるの
で、内箱に設けられた通孔によってストーブ本体内に熱
が滞留するようなことなく熱源からの熱を効率良く周囲
に出すことができるものであり、さらに、周囲に出され
た熱は外箱の上部開口より上方に出されるものであり、
この外箱によってストーブ本体の周囲の壁等に熱による
悪影響をあたえるようなことがないものであり、ストー
ブ本体に近接する壁等に熱による悪影響を与えるような
ことなく効率良くストーブ本体からの熱を周囲に出すこ
とができるものである。しかも外箱は内箱の通孔を設け
た面にのみ取り付けられており、内箱の全周を外箱で覆
う場合のように外箱を大きく形成する必要がないもので
あって、サウナ用ストーブを小型化することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す平断面図である。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】同上の全体構成を示すものであり、(a)は一
部破断した平面図、(b)は一部破断した側面図であ
る。
【図4】同上の従来例の平断面図である。
【図5】同上の全体構成を示すものであり、(a)は一
部破断した平面図、(b)は一部破断した側面図であ
る。
【図6】他の従来例の平断面図である。
【符号の説明】
1 熱源 2 ストーブ本体 3 通孔 4 内箱 5 外箱

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱源を備えたストーブ本体の周囲に通孔
    を有する平面視矩形状の内箱を配置し、内箱の通孔を設
    けた面の外側に断面コ字形の外箱を被せて取り付けるこ
    とによって、内箱に設けられた通孔をなくとも上面側
    が開放する外箱で覆って成るサウナ用ストーブ。
JP1992049411U 1992-07-15 1992-07-15 サウナ用ストーブ Expired - Fee Related JP2549742Y2 (ja)

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