JP2549647Y2 - 使捨ておむつ - Google Patents

使捨ておむつ

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JP2549647Y2
JP2549647Y2 JP1990107898U JP10789890U JP2549647Y2 JP 2549647 Y2 JP2549647 Y2 JP 2549647Y2 JP 1990107898 U JP1990107898 U JP 1990107898U JP 10789890 U JP10789890 U JP 10789890U JP 2549647 Y2 JP2549647 Y2 JP 2549647Y2
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JP
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water
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repellent
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陽平 山本
真治 吉村
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Shiseido Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分 本考案は使捨ておむつに係るものであって、尿等の横
漏れを防止するとともにカブレ、あせも等を防止しよう
とするものである。
従来の技術 従来、尿等の横漏れを防止しようとしたおむつには、
このおむつの外周に、サイドラップおよびエンドフラッ
プを形成し、このフラップの吸収層側の表面に、撥水性
素材を設けたものが存在する。
このおむつは、装着時に撥水性素材によって、尿等の
横漏れを防止できる利点を有している。
しかしながら、この撥水性素材は、汗等を撥水して吸
収しないものであるから、この撥水性素材と接触した肌
に、カブレ、あせも等が生じ易く、不衛生になる欠点を
有していた。
考案が解決しようとする課題 本考案は上述のごとき課題を解決しようとするもので
あって、尿等の横漏れを防止するおむつに於て、このお
むつを装着した場合に、発汗によるカブレ、あせも等の
発生を防止して、装着感の良い衛生的な装着を行おうと
するものである。
課題を解決するための手段 本考案は上述のごとき課題を解決するため、液透過性
の表面層と液不透過性の防漏層との間に、液吸収性の吸
収層を介装したものに於て、この吸収層の外周に、防漏
層を延長突出した防漏サイド片を形成するとともにこの
防漏サイド片の表面と、吸収層の両側表面及び両端表面
に、撥水性シート材の外面を親水性シート材で被覆した
フラップ体を被覆止着し、このフラップ体の吸収層側の
外端部に撥水性シート材を位置し、親水性シート材を撥
水性シート材よりも防漏サイド片側に位置して成るもの
である。
また、フラップ体は、撥水性シート材を親水性シート
材よりも幅広に形成し、この幅広分だけ撥水性シート材
を吸収層の表面に突出しても良い。
また、フラップ体は、吸収層側の端縁を外面側に折返
す事により撥水性シート材を吸収層側に位置しても良
い。
作用 本考案は上述のごとく構成したものであるから、被装
着者におむつを装着すると、被装着者の腹部及び大腿部
に、フラップ体を接触する。このフラップ体は、撥水性
シート材の外面を親水性シート材で被覆しているから、
装着中に、フラップ体と接触する部分に発汗を生じて
も、親水性シート材により、汗は迅速に吸収され、被装
着者は肌を乾燥状態とする事ができ、発汗によるカブレ
や汗も等の発生を防止して、衛生的で快適なおむつの装
着が可能となる。
また、この撥水性シート材は、親水性シート材よりも
吸収層側に、外端部を突出位置しているから、尿等が吸
収層の両側方向又は及び両端方向からフラップに広がろ
うとしても、親水性シート材よりも吸収層側に位置する
撥水性シート材によって、尿等ははじかれ、撥水性シー
ト材よりも外側に漏出する事ができず、尿等の横漏れ防
止が可能となる。
また、フラップ体の撥水性シート材を、親水性シート
材よりも吸収層側に突出するには、撥水性シート材を親
水性シート材よりも幅広に形成し、この幅広分だけ撥水
性シート材を吸収層の表面に突出すれば、フラップ体を
特に折返すような事がなく形成できるので、簡易なおむ
つの製造が可能となる。
また、フラップ体の吸収層側の端縁を、外側に折返す
事により、撥水性シート材を吸収層側に位置すれば、フ
ラップ体の形成方法が多少複雑化するものの、吸収層側
に撥水性シート材を位置しながら、折返部には、親水性
シート材と撥水性シート材とが合計4枚位置するものと
なり、この折返部が吸収層よりも高く位置するので、撥
水性シート材によって塞き止められた尿等は、フラップ
側に広がる事なく、漏れ防止効果を向上できるものであ
る。
実施例 以下本考案の実施例を図面に於いて説明すれば、
(1)は吸収層で、コットン、パルプ等の液吸収性の吸
収材により形成し、表面側を液透過性の表面層(2)で
被覆し、裏面側をポリエチレン等の液不透過性の防漏層
(3)で被覆している。またこの吸収層(1)の外周
に、防漏層(3)を延長突出して設けた防漏サイド片
(4)を形成している。
また、この防漏サイド片(4)の表面と、吸収層
(1)の両側表面又は及び両端表面に、撥水性シート材
(5)の外面を親水性シート材(6)で被覆したフラッ
プ体(7)をホットメルト等により被覆止着している。
このフラップ体(7)を形成する、撥水性シート材
(5)には、撥水性不織布またはポリプロピレン、ポリ
エチレンフィルム等を使用する事が可能である。
また、親水性シート材(6)には、パルプ、コット
ン、レーヨン繊維等の親水性繊維を用いた不織布また
は、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレン、ポリエス
テル等の疎水性繊維に、親水性処理を施した不織布を用
いる事ができる。また、フラップ体(7)は、第1図に
示す如く、撥水性シート材(5)を親水性シート材
(6)よりも幅広に形成し、この幅広分だけ撥水性シー
ト材(5)を吸収層(1)の表面に突出している。
また図中(8)は、フラップ(10)にギャザーを形成
するための弾性帯である。
上述のごとく構成したものに於て、被装着者におむつ
(11)を装着すると、被装着者の腹部及び大腿部に、フ
ラップ体(7)が接触する。このフラップ体(7)は、
撥水性シート材(5)の外面を親水性シート材(6)で
被覆しているから、装着中に、フラップ体(7)と接触
する部分に発汗を生じても、親水性シート材(6)によ
り、汗は迅速に吸収され、被装着者は、肌を乾燥状態と
する事ができ、発汗によるカブレや、汗疹等の発生を防
止して、衛生的で快適なおむつ(11)の装着が可能とな
る。
また、この撥水性シート材(5)は、親水性シート材
(6)よりも、吸収層(1)側に外端部を突出位置して
いるから、尿等が吸収層(1)の両側方向及び両端方向
から、フラップ(10)に広がろうとしても、親水性シー
ト材(6)よりも吸収層(1)側に位置する撥水性シー
ト材(5)によって、尿等ははじかれ、撥水性シート材
(5)よりも外側に漏出する事ができず、尿等の横漏れ
防止が可能となる。
また、上記実施例では、撥水性シート材(5)を親水
性シート材(6)よりも幅広に形成し、この幅広分だけ
撥水性シート材(5)を吸収層(1)の表面に突出させ
たが、他の異なる実施例に於てフラップ体(7)は、第
2図に示す如く、吸収層(1)側の端縁を、折返部(1
2)で外層に折返す事により、撥水性シート材(5)を
吸収層(1)側に位置させている。
このように形成すれば、、フラップ体(7)の形成方
法が多少複雑化するものの、吸収層(1)側に、撥水性
シート材(5)を位置しながら、折返部(12)には、親
水性シート材(6)と撥水性シート材(5)とが合計4
枚位置するものとなり、この折返部(12)が吸収層
(1)よりも高く位置するので、撥水性シート材(5)
によって塞き止められた尿等は、フラップ(10)側に広
がる事なく、漏れ防止効果を向上できるものである。
考案の効果 本考案は上述のごとく構成したものであるから、おむ
つを装着した被装着者が、フラップ体と接触する部分に
発汗を生じても、親水性シート材で汗を迅速に吸収し、
被装着者の肌を乾燥状態とする事ができる。このため、
発汗によるカブレや汗も等の発生を防止して、衛生的で
快適なおむつの装着が可能となる。
また、尿等が吸収層の両側方向又は及び両端方向から
フラップに広がろうとしても、親水性シート材よりも吸
収層側に位置する撥水性シート材によって、尿等の横漏
れ防止が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであって、第1図は断
面図、第2図はフラップ体に折返部を設けた異なる実施
例の断面図である。 (1)……吸収層 (2)……表面層 (3)……防漏層 (4)……防漏サイド片 (5)……撥水性シート材 (6)……親水性シート材 (7)……フラップ体

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液透過性の表面層と液不透過性の防漏層と
    の間に、液吸収性の吸収層を介装したものに於て、この
    吸収層の外周に、防漏層を延長突出した防漏サイド片を
    形成するとともにこの防漏サイド片の表面と、吸収層の
    両側表面及び両端表面に、撥水性シート材の外面を親水
    性シート材で被覆したフラップ体を被覆止着し、このフ
    ラップ体の吸収層側の外端部に撥水性シート材を位置
    し、親水性シート材を撥水性シート材よりも防漏サイド
    片側に位置した事を特徴とする使捨ておむつ。
  2. 【請求項2】フラップ体は、撥水性シート材を親水性シ
    ート材よりも幅広に形成し、この幅広分だけ撥水性シー
    ト材を吸収層の表面に突出した事を特徴とする請求項1
    記載の使捨ておむつ。
  3. 【請求項3】フラップ体は、吸収層側の端縁を外面側に
    折返す事により撥水性シート材を吸収層側に位置した事
    を特徴とする請求項1記載の使捨ておむつ。
JP1990107898U 1990-10-15 1990-10-15 使捨ておむつ Expired - Fee Related JP2549647Y2 (ja)

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JPS6477607A (en) * 1987-09-16 1989-03-23 Uni Charm Corp Production of wearing article
JPH02126626U (ja) * 1989-03-28 1990-10-18
JP2812732B2 (ja) * 1989-08-24 1998-10-22 トーヨー衛材株式会社 使い捨ておむつ及びその製造方法
JP3024118U (ja) * 1995-10-26 1996-05-17 有限会社ササイエンタープライズ 美理容用人頭模型の支持具

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