JP2549403Y2 - ふんどし - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この考案は、ひもの脱着、布２枚
の構造からなる男性下着ふんどし。

【０００２】

【従来の技術】従来より、布に固定されたひもに前垂れ
を掛けるＴ字形があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】従来のものは次のよう
な欠点があった。 （イ）ひもに掛けただけで固定されていないからすぐ緩
みずり落ちる。 （ロ）動きが激しいときひもが切れることがある。 （ハ）Ｔ字形のため文明に取り残されている。 本考案は、これらの欠点を解決するために考案されたも
のである。

【０００４】

【課題を解決しようとする手段】丸ひも（１）にスナッ
プ（２）を２個設け、スナップの間隔を布幅より広くし
た。そして、布（３）２枚の上部をずらして縫い合わ
せ、スナップ（２）を２個設けた。本考案は以上の構成
よりなる、ふんどしである。

【０００５】

【作用】丸ひも（１）に設けた、スナップ（２）に、布
（３）２枚の上部をずらして縫い合わせ、設けたスナッ
プ（２）を取り付け、丸ひも（１）は腰で結び布（３）
は後ろで丸ひも（１）に結び使用する。

【０００６】

【実施例】以下、本案の実施例について説明する。 イ、丸ひも（１）の端から２４センチの箇所にスナップ
（２）の１個目を設け、２個目のスナップ（２）は、１
個目から２７センチの箇所に設け、間隔を布幅より５セ
ンチ広くした。 ロ、布（３）２枚の幅は各々１８センチ、４センチずら
し布（３）２枚の上部を縫い合わせた幅は２２センチ、
長さは９０センチが好ましい。そして、両端にスナップ
（２）を２個設けた。 ハ、生地は化繊ポリエステル縮み織りのような柔らかい
物が好ましい。丸ひも（１）に設けたスナップ（２）２
個の間隔を布幅より広くしたのは、前ひもが上にずれる
のを防止するためである。本案は以上のような構造でこ
れを使用するときは、丸ひも（１）に設けたスナップ
（２）２個に、布（３）２枚の上部をずらして縫い合わ
せ、設けられたスナップ（２）２個を取り付け腰で結
ぶ。布（３）は２枚を重ねるようにして股をくぐらせひ
もの下を通し、今一度巻き締め上げて解きやすいように
して結ぶ。

【０００７】

【考案の効果】イ、この考案のメリットは、後ろで締め
上げて結ぶので小用で緩まず、外れることがない。 ロ、一枚布では小用は足せないが、２枚の割れ目から難
なく用足しができる。 ハ、大便の時はスナップを外して用足しができるので後
ろで結んだ布を解かずにすむ。 ニ、特に高齢者の小用後の切れの不快感も下布で吸収さ
れ安心して利用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の前部から視た斜視図である。

【図２】本考案の使用図である。

【符号の説明】

１ 丸ひも ２ スナップ ３ 布 ４ 開口部

Claims (1)

(57)【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】丸ひも（１）にスナップ（２）を２個設
   け、布（３）２枚の上部をずらして縫い合わせ、スナッ
   プ（２）を２個設けた、ふんどし。