JP2548720Y2 - データ記録装置 - Google Patents

データ記録装置

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JP2548720Y2
JP2548720Y2 JP1989061358U JP6135889U JP2548720Y2 JP 2548720 Y2 JP2548720 Y2 JP 2548720Y2 JP 1989061358 U JP1989061358 U JP 1989061358U JP 6135889 U JP6135889 U JP 6135889U JP 2548720 Y2 JP2548720 Y2 JP 2548720Y2
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Japan
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sensor
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pen
measured
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昇 増田
哲夫 大澤
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、被測定物の物理量の測定とその記録を行う
データ記録装置に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、マグネット等の形状寸法、磁界分布、電界分
布等の物理量を測定し、この測定値を記録するシステム
装置が研究、その他の分野で広く使用されている。この
種のシステム装置として第3図に示すものが検討の対象
として考えられる。このシステム装置は、被測定物の測
定装置1と、データ処理装置2と、データ記録装置3と
からなる。前記測定装置1は、被測定物の載置台と、被
測定物の物理量、例えば、磁界分布を検出するセンサ
(例えば磁気センサ)と、このセンサを三次元座標のX,
Y,Zの各方向に移動するセンサ送り機構とを有してお
り、このセンサ送り機構の駆動により、センサを被測定
物の上側を走査させ、被測定物の物理量(この場合は磁
気量)を検出し、この測定データをデータ処理装置2に
送るものである。データ処理装置2はコンピュータ等に
より構成され、データ処理装置2から送られてくるデー
タを所望の態様で加工し、この加工データをデータ記録
装置3へ送る。データ記録装置3は、記録紙の載置台
と、ペンと、このペンを三次元座標のX,Yの各方向に移
動するペン送り機構とを有しており、前記データ処理装
置2から加えられる加工データ、あるいは測定装置1か
ら直接加えられる測定データを該データ処理装置のコン
ピュータ指令に基づいて載置台に設置されている記録紙
に記録するものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、第3図に示すシステム装置は測定装置
1とデータ記録装置3とが別個独立に設けられているた
め、測定装置1のX,Y方向のセンサ送り機構の送り誤差
がペンの送り機構の送り誤差に重畳し、測定あるいは加
工のデータを精度良く記録することができないという問
題があった。
また、第3図に示すシステム装置は、前記のように測
定装置1とデータ記録装置3とを別個に設けるため、シ
ステム構成が複雑になり、これに伴いシステム装置が大
型化し、装置価格も高価になるという欠点があった。
本考案は上記課題を解決するためになされたものであ
り、その目的は、測定あるいは加工のデータを高精度の
もとで記録することができ、しかも、システム構成が簡
易で小型かつ安価なシステム装置とすることができるデ
ータ記録装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、次のように構成
されている。すなわち、本考案は、記録紙の載置台と、
記録ペンおよびセンサが交換着脱自在に装置されるペン
・センサ兼用の取り付け部と、この取り付け部を保持す
る基台と、この基台を前記載置台の面に沿って三次元座
標のX方向に送る送り機構と、前記取り付け部を基台に
対して相対的に同座標のY,Z方向に送る送り機構と、を
有し、前記載置台は被測定物の載置兼用台と成して構成
されていることを特徴として構成されている。
〔作用〕
本考案では、装置の載置台の上に被測定物を載置し、
取り付け部にはセンサを装着し、この取り付け部と基台
の送り機構を駆動させてセンサを被測定物の上側に走査
し、被測定物の物理量を測定する。そして、この測定デ
ータを例えばコンピュータ等のデータ処理装置に送る。
次に、データを記録する場合には、センサを取り外し
て取り付け部に記録ペンを装着し、その一方で、載置台
から被測定物を取り外して記録紙を設置する。この状態
で、コンピュータ等のデータ処理装置の加工データに基
づいて送り機構を駆動してペンを移動し、前記センサに
よって得られた測定データを記録紙に記録する。
上記本考案では、ペンとセンサの送り機構が同一の送
り機構によって構成されているので、センサの送り移動
と、ペンの送り移動と、ペンのX,Y方向の送り移動とに
相対的な送り誤差が生じるということがなく、センサの
送り移動量がペンの移動量として正確に伝わることとな
る。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図には本考案に係るデータ記録装置の一実施例の
構成が示されている。同図において、載置台4は、例え
ば、マグネット等の被測定物の載置と、記録紙5の載置
との兼用台とになっており、前記被測定物は載置台4の
上に乗せられ、必要に応じ、保持手段(図示せず)によ
り保持される。また、記録紙5は一般的な記録装置に使
用されている周知の手段、例えば静電吸着の手段を用い
て固定する。この載置台4の上側には保持台が配設され
る。この保持台は梁状の基台6と記録ペンの取り付け部
7とからなり、基台6は図示されていない保持台の送り
機構により載置台4の横軸方向、つまり、載物台4の面
に沿って三次元座標のX方向に移動できるようになって
いる。前記基台6には記録ペン(図示せず)の取り付け
部7が基台6に対して載置台4の縦方向、つまり、三次
元座標ではY方向の相対移動が自在に取り付けられてい
る。この取り付け部7のY方向の移動は前記保持台の送
り機構により行われるようになっている。また、このペ
ンの取り付け部7は載置台4に対して垂直方向、つま
り、基台6に対して三次元座標ではZ方向の相対し移動
も自在になっており、このZ方向の移動も前記保持台の
送り機構により行われている。このペンの取り付け部7
には例えば装着孔8が形成されており、この装着孔8に
図示されていないペンを装着することによりペンを取り
付け部7に着脱自在に取り付けることができるようにな
っている。
本実施例では、前記装着孔8は被測定物の物理量を検
出するセンサの装着孔8を兼ねており、ペンを取り外
し、センサをこの装着孔8に装着することにより、セン
サは取り付け部7に着脱自在に装着される。このセンサ
は被測定物の測定対象となる物理量を検出するもので、
例えば、被測定物の磁界分布や電界分布を測定したり、
あるいは磁性体の形状寸法を測定するような場合には、
磁気センサが選択される。
本実施例のデータ記録装置は第2図に示すようにコン
ピュータ等からなるデータ処理装置2と連結して使用さ
れ、このデータ記録装置により検出されたデータはデー
タ処理装置2に送られる。そしてこのデータ処理装置で
検出データが所望の態様で加工され、この加工データ
が、あるいは一旦データ処理装置にメモリされていた測
定データがデータ記録装置に送られるのである。
本実施例は上記のように構成されており、以下、その
動作について説明する。
まず、マグネット等の被測定物の例えば磁界分布を測
定する場合には、載置台4の所望の位置に被測定物を設
置する。また取り付け部7には磁気センサを装着する。
この状態で、データ処理装置2から送られてくる制御信
号に基づいて保持台の送り機構を駆動することにより、
基台6のX方向の移動と、取り付け部7のY方向の移動
が行われる。この保持台の移動(センサの移動)によっ
て被測定物に対する走査が行われ、各走査位置での磁気
の強さが検出され、この検出データはデータ処理装置2
に送られる。このセンサによるX,Y方向の走査は取り付
け部7のZ方向の送り量を変えて繰り返し行われる。デ
ータ処理装置2ではデータ記録装置から加えられる位置
情報と磁界の強さの情報とがメモリに記憶されるととも
に、必要に応じ所望のデータ加工(例えば演算加工)が
行われる。
次に、測定あるいは加工のデータを記録紙5に記録さ
せる場合には、載置台4から被測定物を取り外し、代わ
りに記録紙5を静電吸着等により載置固定する。そし
て、取り付け部7の装着孔8から磁気センサを取り外
し、その後にペンを装着する。この状態で、データ処理
装置2から測定データと加工データのうち必要なデータ
を呼び出し、該データ処理装置からの制御信号に基づい
て保持台の送り機構を駆動する。これにより、ペンのX,
Y方向の走査が行われ、呼び出されたデータが前記被測
定物の載置位置と同一の位置に最終目的とするグラフ等
の態様で描画されるのである。この場合、拡大像を必要
とする場合にはデータ処理装置2からのフィード信号
(呼び出しデータ)の倍率を変化させることになる。
上記のように、本実施例によれば、被測定物の測定時
におけるセンサの送りと記録時におけるペンの送りとが
共に保持台の送り機構により行われているから、測定時
におけるセンサのX,Y方向の送り誤差と記録時における
ペンのX,Y方向の送り誤差とが重畳するということがな
く、センサの走査位置とペンの走査位置とを一対一に対
応させて正しく再現することが可能となり、これにより
非常に精度の高い記録データを記録紙に描くことが可能
となる。
また、載置台4を被測定物と記録紙との兼用台とし、
かつ、保持台の送り機構がペンの送り機構とセンサの送
り機構とを兼ねているから、一台の装置により被測定物
の測定と測定データの記録とを行い得ることとなり、測
定システム全体の装置構成が簡易、かつ、小型となり、
その上、装置コストの低減化を大幅に図ることが可能と
なる。
なお、本考案は上記実施例に限定されることはなく、
様々な実施の態様を採り得るものである。例えば、上記
実施例では、載置第4の同一面に被測定物と記録紙5と
を載置するようにしたが、例えば、載置台4に記録紙設
置板を着脱自在に設け、被測定物の測定時には載置台4
の上に直接被測定物を載置し、データの記録時にはこの
載置台4から被測定物を取り除いた後に記録紙設置板を
嵌め込み、この記録紙設置板の表面に記録紙を保持する
ようにしてもよい。この場合は、載置台4は被測定物と
記録紙との間接的な兼用台となる。もちろん、この逆
に、載置台4に記録紙を取り付け、この載置台4に着脱
自在に嵌め込み方式の被測定物の設置板上に被測定物を
設置するようにしてもよい。
さらに、上記実施例では、装着孔8を利用してペンと
センサとを取り付けるようにしたが、このペンとセンサ
の装着方法は孔以外の適宜の手段、例えばねじ止め等の
手段を用いて行うことが可能である。
〔考案の効果〕
本考案は、載置台を被測定物と記録紙の兼用台と成
し、さらに、ペンとセンサとを共通の送り機構により走
査させるように構成したものであるから、センサの送り
誤差がペンの送り誤差に重畳するということがなく、こ
れにより、測定あるいは加工データを高精度のもとで記
録紙に描画させることが可能となる。
また、一台の装置により被測定物の測定とその測定デ
ータの記録とを行うことができるから、被測定物の測定
システムの装置構成を簡易、かつ、小型にすることがで
きるとともに、装置コストの大幅な低減化を図ることが
可能となる。さらに、ペン・センサ用の取り付け部を三
次元座標のZ方向に送る送り機構、つまり、載置台に対
してセンサを上・下させる送り機構を有しているので、
平面的なもの、つまり、紙葉状のものだけでなく、立体
的な物体であっても、センサをX,Y方向に移動させると
共にZ方向に上・下させながら、その物体の形状寸法等
を正確に測定することができ、さらに、その測定結果を
記録することが可能である。さらに、本考案は、記録ペ
ンとセンサを共通の取り付け部に交換着脱自在に装着す
るように構成したので、記録ペンとセンサを別個独立の
取り付け部に装着する方式に較べ、装置構成の簡易化、
小型軽量化が図れ、併せて製造の容易化と装置コストの
低減化を共に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るデータ記録装置の一実施例を示す
斜視図、第2図は同実施例の装置を使用した測定システ
ムのブロック図、第3図は従来の測定システムのブロッ
ク図である。 1……測定装置、2……データ処理装置、3……データ
記録装置、4……載置台、5……記録紙、6……基台、
7……ペンの取り付け部、8……装着孔。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録紙の載置台と、記録ペンおよびセンサ
    が交換着脱自在に装置されるペン・センサ兼用の取り付
    け部と、この取り付け部を保持する基台と、この基台を
    前記載置台の面に沿って三次元座標のX方向に送る送り
    機構と、前記取り付け部を基台に対して相対的に同座標
    のY,Z方向に送る送り機構と、を有し、前記載置台は被
    測定物の載置兼用台と成して構成されているデータ記録
    装置。
JP1989061358U 1989-05-26 1989-05-26 データ記録装置 Expired - Lifetime JP2548720Y2 (ja)

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