JP2547659B2 - 蒸気洗浄装置 - Google Patents
蒸気洗浄装置Info
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- JP2547659B2 JP2547659B2 JP2236468A JP23646890A JP2547659B2 JP 2547659 B2 JP2547659 B2 JP 2547659B2 JP 2236468 A JP2236468 A JP 2236468A JP 23646890 A JP23646890 A JP 23646890A JP 2547659 B2 JP2547659 B2 JP 2547659B2
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- softener
- water supply
- boiler
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- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Description
この発明は、主として、歯科補綴物である陶歯を作成
する等の歯科技工用として使用される蒸気洗浄装置に関
する。
する等の歯科技工用として使用される蒸気洗浄装置に関
する。
蒸気洗浄装置は、実公昭53−6998号公報、及び、実開
昭63−200414号公報に記載されている。実開昭63−2004
14号公報に記載された蒸気洗浄装置の断面形状を、第9
図と第10図とに示している。この蒸気洗浄装置は、本体
ケース1に、水タンク5と、軟水器6と、給水ポンプ9
と、逆止弁7と、ボイラー10と、電磁弁11とを内蔵させ
ている。給水ポンプ9は水をボイラー10に供給し、ボイ
ラー10が過熱蒸気を発生する。過熱蒸気は、電磁弁11を
介してボイラー10に連結されたハンドピースから噴射さ
れる。 また、蒸気洗浄装置は、全体を小型化することが要求
される。このことを実現するために、第11図に示すよう
に、水タンク5と軟水器6とを別々に設置するか、ある
いは、第12図に示すように、軟水器6を水タンク5に内
蔵する構造が採用される。水タンクと軟水器とを別設す
るものは、水タンク5と軟水器6とを送水ホース18等で
配管する。
昭63−200414号公報に記載されている。実開昭63−2004
14号公報に記載された蒸気洗浄装置の断面形状を、第9
図と第10図とに示している。この蒸気洗浄装置は、本体
ケース1に、水タンク5と、軟水器6と、給水ポンプ9
と、逆止弁7と、ボイラー10と、電磁弁11とを内蔵させ
ている。給水ポンプ9は水をボイラー10に供給し、ボイ
ラー10が過熱蒸気を発生する。過熱蒸気は、電磁弁11を
介してボイラー10に連結されたハンドピースから噴射さ
れる。 また、蒸気洗浄装置は、全体を小型化することが要求
される。このことを実現するために、第11図に示すよう
に、水タンク5と軟水器6とを別々に設置するか、ある
いは、第12図に示すように、軟水器6を水タンク5に内
蔵する構造が採用される。水タンクと軟水器とを別設す
るものは、水タンク5と軟水器6とを送水ホース18等で
配管する。
第9図と第10図とに示すように、本体ケース1にフレ
ーム2を固定する蒸気洗浄装置は、本体ケースの下室4
に水タンク5を配置し、水タンク5を引き出し可能に内
蔵する構造をしている。この構造の蒸気洗浄装置は、水
タンク5を大きくすることが難しい。それは、水タンク
を、フレームで区画された本体ケースの下室に配設して
いるので、水タンクの容量を大きくするには、本体全体
の高さや幅を大きくする必要があるからである。このた
め、水タンクが小型になり、頻繁に給水しなければなら
ない欠点があった。 更に、この構造の蒸気洗浄装置は、逆止弁7等の部品
を固定するのが難しく、作業性が悪くなる欠点があっ
た。それは、水平に配設されたフレーム2の上面に逆止
弁7を置き、フレーム2の下面からこれ等をネジ止等の
方法で固定することが理由である。 さらに、第11図に示すように、軟水器6と水タンク5
とを別設した装置は、水タンク5に水を補給する時に
は、送水ホース18が固定された水タンク5のキャップ19
を開け閉めしなければならず、作業が困難となる欠点が
あった。 さらに、第12図に示すように、軟水器6を水タンク5
に内蔵するものは、水タンク5のキヤップ19が大口径に
なり、さらに作業性が悪くなる欠点があった。ところ
で、軟水器は、内蔵するイオン交換樹脂を定期的に点検
して、交換する必要がある。第7図に示すように、軟水
器を水タンクに内蔵するものは、水汚れの付着した軟水
器を手に触れて取り出さなければならない。 これに対して、第11図に示す装置は、軟水器6を別に
設置しているので、水汚れの問題はないが、別設置のた
め、軟水器6の出入口に2本のホース18が連結され、送
水ホース18を2本分離して、点検、交換する必要があっ
て、作業性が悪くなる欠点があった。 この発明は、これ等の欠点を解決することを目的に開
発されたもので、この発明の重要な目的は、本体ケース
の容量を大きくできると共に、本体ケースに部品の取り
付け作業を能率良くできる蒸気洗浄装置を提供するにあ
る。 また、この発明は、水タンクへの給水が簡単で、軟水
器の保守、点検、交換を簡単かつ容易にできる蒸気洗浄
装置を提供するにある。
ーム2を固定する蒸気洗浄装置は、本体ケースの下室4
に水タンク5を配置し、水タンク5を引き出し可能に内
蔵する構造をしている。この構造の蒸気洗浄装置は、水
タンク5を大きくすることが難しい。それは、水タンク
を、フレームで区画された本体ケースの下室に配設して
いるので、水タンクの容量を大きくするには、本体全体
の高さや幅を大きくする必要があるからである。このた
め、水タンクが小型になり、頻繁に給水しなければなら
ない欠点があった。 更に、この構造の蒸気洗浄装置は、逆止弁7等の部品
を固定するのが難しく、作業性が悪くなる欠点があっ
た。それは、水平に配設されたフレーム2の上面に逆止
弁7を置き、フレーム2の下面からこれ等をネジ止等の
方法で固定することが理由である。 さらに、第11図に示すように、軟水器6と水タンク5
とを別設した装置は、水タンク5に水を補給する時に
は、送水ホース18が固定された水タンク5のキャップ19
を開け閉めしなければならず、作業が困難となる欠点が
あった。 さらに、第12図に示すように、軟水器6を水タンク5
に内蔵するものは、水タンク5のキヤップ19が大口径に
なり、さらに作業性が悪くなる欠点があった。ところ
で、軟水器は、内蔵するイオン交換樹脂を定期的に点検
して、交換する必要がある。第7図に示すように、軟水
器を水タンクに内蔵するものは、水汚れの付着した軟水
器を手に触れて取り出さなければならない。 これに対して、第11図に示す装置は、軟水器6を別に
設置しているので、水汚れの問題はないが、別設置のた
め、軟水器6の出入口に2本のホース18が連結され、送
水ホース18を2本分離して、点検、交換する必要があっ
て、作業性が悪くなる欠点があった。 この発明は、これ等の欠点を解決することを目的に開
発されたもので、この発明の重要な目的は、本体ケース
の容量を大きくできると共に、本体ケースに部品の取り
付け作業を能率良くできる蒸気洗浄装置を提供するにあ
る。 また、この発明は、水タンクへの給水が簡単で、軟水
器の保守、点検、交換を簡単かつ容易にできる蒸気洗浄
装置を提供するにある。
この発明の蒸気洗浄装置は、前述の目的を達成するた
めに、少なくとも、下記の(1)または(2)の構成を
備えている。 (1) 蒸気洗浄装置は、本体ケースに、水タンクと、
軟水器と、給水ポンプと、ボイラーとを収納している。 この蒸気洗浄装置は、給水ポンプから水タンクの水を
軟水器を通過してボイラーに送り、該ボイラーが水を加
熱して蒸気を発生させ、この蒸気を洗浄に利用するよう
に構成されている。 本体ケースにはフレームを内蔵している。フレーム
は、上方に上室、下方に下室を形成している。 水タンクは下室に配設されている。 さらに、蒸気洗浄装置は、下記の(a)ないし(f)
の構成を有することを特徴としている。 (a) フレームは、縦壁部で連結された2段L字状に
形成されている。 (b) 給水ポンプとボイラーとの間にボイラーから給
水ポンプへの逆流を防止するために配設された逆止弁
は、フレームの縦壁部に固定されている。それは、フレ
ームに簡単に取り付けするためである。 (c) ボイラーと、給水ポンプとは、上室に配設され
ている。 (d) 水タンクと軟水器とは、2段L字状のフレーム
の下方に設けられた下室に配設されている。 (e) 水タンクは、フレームに沿って側面形状がL字
状の箱形に成形されている。 (f) 軟水器は、水タンクのL字状の上部に装着され
ている。 (2) 蒸気洗浄装置は、本体ケースに、水タンクと、
軟水器と、給水ポンプと、ボイラーとを収納している。 給水ポンプは、軟水器を介して水タンクの水を吸入し
てボイラーに移送する。ボイラーは水を加熱して蒸気を
発生させる。ボイラーの蒸気は、ハンドピースのノズル
から噴射され、この蒸気を洗浄に利用するように構成さ
れている。 さらに、この構造の蒸気洗浄装置は、下記の(a)な
いし(f)の構成を有することを特徴としている。 (a) 水タンクは、水を補給するための開口として、
長穴状の給水口を有する。 (b) 軟水器は、一部を水タンクに挿入して、これが
水タンク給水口の蓋に併用できるように、水タンクに挿
入される挿入部と、水タンクの給水口を閉塞する閉塞部
とを有する。 (c) 閉塞部は、水タンクの給水口を閉塞できる外形
を有する。 (d) 挿入部は、水タンクの給水口に挿入できる外形
を有する。 (e) 軟水器の挿入部は、軟水器を回動して、水タン
クの給水口の一部を開口できるように、閉塞部の下面に
偏心して設けられている。 (f) 挿入部を中心として、軟水器を回動すると、水
タンクの給水口の一部が開口されるように構成されてい
る。
めに、少なくとも、下記の(1)または(2)の構成を
備えている。 (1) 蒸気洗浄装置は、本体ケースに、水タンクと、
軟水器と、給水ポンプと、ボイラーとを収納している。 この蒸気洗浄装置は、給水ポンプから水タンクの水を
軟水器を通過してボイラーに送り、該ボイラーが水を加
熱して蒸気を発生させ、この蒸気を洗浄に利用するよう
に構成されている。 本体ケースにはフレームを内蔵している。フレーム
は、上方に上室、下方に下室を形成している。 水タンクは下室に配設されている。 さらに、蒸気洗浄装置は、下記の(a)ないし(f)
の構成を有することを特徴としている。 (a) フレームは、縦壁部で連結された2段L字状に
形成されている。 (b) 給水ポンプとボイラーとの間にボイラーから給
水ポンプへの逆流を防止するために配設された逆止弁
は、フレームの縦壁部に固定されている。それは、フレ
ームに簡単に取り付けするためである。 (c) ボイラーと、給水ポンプとは、上室に配設され
ている。 (d) 水タンクと軟水器とは、2段L字状のフレーム
の下方に設けられた下室に配設されている。 (e) 水タンクは、フレームに沿って側面形状がL字
状の箱形に成形されている。 (f) 軟水器は、水タンクのL字状の上部に装着され
ている。 (2) 蒸気洗浄装置は、本体ケースに、水タンクと、
軟水器と、給水ポンプと、ボイラーとを収納している。 給水ポンプは、軟水器を介して水タンクの水を吸入し
てボイラーに移送する。ボイラーは水を加熱して蒸気を
発生させる。ボイラーの蒸気は、ハンドピースのノズル
から噴射され、この蒸気を洗浄に利用するように構成さ
れている。 さらに、この構造の蒸気洗浄装置は、下記の(a)な
いし(f)の構成を有することを特徴としている。 (a) 水タンクは、水を補給するための開口として、
長穴状の給水口を有する。 (b) 軟水器は、一部を水タンクに挿入して、これが
水タンク給水口の蓋に併用できるように、水タンクに挿
入される挿入部と、水タンクの給水口を閉塞する閉塞部
とを有する。 (c) 閉塞部は、水タンクの給水口を閉塞できる外形
を有する。 (d) 挿入部は、水タンクの給水口に挿入できる外形
を有する。 (e) 軟水器の挿入部は、軟水器を回動して、水タン
クの給水口の一部を開口できるように、閉塞部の下面に
偏心して設けられている。 (f) 挿入部を中心として、軟水器を回動すると、水
タンクの給水口の一部が開口されるように構成されてい
る。
この発明の蒸気洗浄装置は、フレーム2でもって、本
体ケース1を、上室3と下室4に分割している。下室4
には、水タンク5と軟水器6とを収納している。さら
に、フレーム2は、従来のように平面状でなく、2段L
字状に形成されている。2段L字状のフレーム2は、上
段2Aと下段2Bとを縦壁部2Cで連結している。 フレーム2で区画された下室4の好ましい形状を第1
図に示している。この形状の下室4は、本体ケース1の
外形を同じにして、下室4の容積を大きくできる。この
ため、ここに収納する水タンクの容積を大きくして、多
量の水を充填できる。 さらに、2段L字状のフレームの縦壁部2Cに逆止弁7
を固定している。この部分に固定される逆止弁7は、フ
レーム2を水平方向に貫通する止ネジ等(図示せず)で
固定できる。従来のように、止ネジを、フレームの下か
ら上に貫通して固定する必要がない。 さらにまた、この発明の蒸気洗浄装置は、その好まし
い実施例を示す第5図と第7図とに示すように、水タン
ク5の給水口8に軟水器6を取り付けている。すなわ
ち、軟水器6は、挿入部を水タンク5に挿入し、閉塞部
で水タンク5の給水口8を閉塞している。 この構造の軟水器6は、第6図に示すように、90度回
動して、水タンク5の給水口8を開き、または、閉塞で
きる。水タンク5の給水口8を開く状態で、給水口8か
ら水タンク5に水を補給する。水タンク5の給水口8を
閉塞して、水タンク5を本体ケース1に収納する。
体ケース1を、上室3と下室4に分割している。下室4
には、水タンク5と軟水器6とを収納している。さら
に、フレーム2は、従来のように平面状でなく、2段L
字状に形成されている。2段L字状のフレーム2は、上
段2Aと下段2Bとを縦壁部2Cで連結している。 フレーム2で区画された下室4の好ましい形状を第1
図に示している。この形状の下室4は、本体ケース1の
外形を同じにして、下室4の容積を大きくできる。この
ため、ここに収納する水タンクの容積を大きくして、多
量の水を充填できる。 さらに、2段L字状のフレームの縦壁部2Cに逆止弁7
を固定している。この部分に固定される逆止弁7は、フ
レーム2を水平方向に貫通する止ネジ等(図示せず)で
固定できる。従来のように、止ネジを、フレームの下か
ら上に貫通して固定する必要がない。 さらにまた、この発明の蒸気洗浄装置は、その好まし
い実施例を示す第5図と第7図とに示すように、水タン
ク5の給水口8に軟水器6を取り付けている。すなわ
ち、軟水器6は、挿入部を水タンク5に挿入し、閉塞部
で水タンク5の給水口8を閉塞している。 この構造の軟水器6は、第6図に示すように、90度回
動して、水タンク5の給水口8を開き、または、閉塞で
きる。水タンク5の給水口8を開く状態で、給水口8か
ら水タンク5に水を補給する。水タンク5の給水口8を
閉塞して、水タンク5を本体ケース1に収納する。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
但し、以下に示す実施例は、この発明の技術思想を具体
化する為の蒸気洗浄装置を例示すものであって、この発
明の蒸気洗浄装置は、構成部品の材質、形状、構造、配
置を下記の構造に特定するものでない。この発明の蒸気
洗浄装置は、特許請求の範囲に記載の範囲に於て、種々
の変更が加えられる。 第1図ないし第3図に示す蒸気洗浄装置は、本体ケー
ス1に、水タンク5と、軟水器6と、給水ポンプ9と、
逆止弁7と、ボイラー10と、電磁弁11と、圧力スイッチ
12と、電装部13と、安全弁14とを内蔵し、この本体ケー
ス1にハンドピース15が連結されている。 本体ケース1は、フレーム2で、上室3と下室4とに
分割されている。本体ケース1は、収納した水タンク5
と軟水器6とを引き出して、水タンク5に水を補給し、
また、軟水器6を保守できるように、前面に、開閉扉16
を備えている。 フレーム2は、第1図に示すように、2段L字状に折
曲されている。2段L字状のフレーム2は、上段2Aと下
段2Bとを縦壁部2Cで連結している。フレーム2の上段部
分は本体ケース1の前面に位置する。 フレーム2の縦壁部2Cに、逆止弁7が垂直に固定され
ている。逆止弁7は、縦壁部2Cを水平に貫通する止ネジ
(図示せず)でもってフレーム2に固定されている。 フレーム2の下段2B上には、ボイラー10と、給水ポン
プ9とを固定している。また、フレーム下段2Bには、取
付片を介して、安全弁14と圧力スイッチ12とを固定して
いる。フレーム2の上段2Aには、電装部13を固定してい
る。 フレーム2で区画されたL字状の下室4には、水タン
ク5と、軟水器6とを収納している。 軟水器6を一体構造とした水タンク5は、下室4のほ
ぼ全体に隙間少なく挿入できるのが良い。それは、水タ
ンク5の容積を可能な限り大きくするためである。した
がって、軟水器6を一体構造とする水タンク5は、側面
形状がL字状の箱形に作られている。 軟水器6を一体構造とした水タンク5を、第5図と第
6図とに示している。これ等の図に示す水タンク5は、
水を補給し、また、軟水器6をセットするための給水口
8を上面に開口している。給水口8は、横に延長して細
長い長穴状に開口されている。給水口8は、互いに離し
て配設されたふたつの円を、直径よりも多少幅の狭いス
リットで連結した形状をしている。 軟水器6は、水タンク5に挿入される挿入部6Aと、水
タンク5の給水口8を閉塞する閉塞部6Bとからなってい
る。 挿入部6Aは、水タンク5の給水口8に挿入できる円筒
状に形成されている。挿入部6Aの下端には、水の吸入口
が開口されている。 挿入部6Aの外径は、水タンク給水口8の内径よりも多
少小さく調整される。好ましくは、挿入部6Aの外径は、
水タンク給水口8の内径よりも小さく、これを連結する
スリットの幅よりも大きく調整される。 この外径の挿入部6Aは、水タンク給水口8に、横ずれ
なく挿入できる特長がある。いいかえると、挿入部6Aを
中心として、横ずれしない状態で、軟水器6を水平面内
で回動できる。 軟水器6は、挿入部6Aを中心として、水平面内で回動
して、水タンクの給水口8を開閉する。したがって、軟
水器6の挿入部6Aは、閉塞部6Bの下面に偏心して設けら
れている。 挿入部6Aを閉塞部6Bの底面に連結する位置は、挿入部
6Aを水タンクの給水口8の片側に挿入して、閉塞部6B
で、水タンク給水口8を閉塞できる位置に設定される。 閉塞部6Bは、水タンク給水口8を閉塞する蓋に併用さ
れる。したがって、閉塞6Bは、第5図と第6図とに示す
ように、水タンクの給水口8を閉塞できる細長い外形に
形成される。閉塞部6Bの片側には、ホース継手17を設け
ている。ホース継手17は、軟水器6で軟化された水を排
出するホース(図示せず)を脱着自在に連結する。 この構造の軟水器6は、挿入部6Aの下端から水タンク
5の水を吸入する。吸入した水は、内部のイオン交換樹
脂(図示せず)で軟水化される。軟水化された水は、ホ
ース継手17を通過して、ホースから給水ポンプ9に移送
される。 この構造の軟水器6は、挿入部6Aを水タンク5の給水
口8に挿入して、これを中心に軟水器6を水平面内で回
動すると、水タンクの給水口8の一部を開口できる。 水タンク給水口8を開口して、水タンク5に給水す
る。また、軟水器6を水タンク5から外して、イオン交
換樹脂等を交換する。 軟水器6は、貯水タンク5に蓄えられた水を軟水化す
るもので、内部に、イオン交換樹脂を内蔵している。イ
オン交換樹脂は、水道水に含まれるカルシウム分を除去
し、これが給水管路に詰まって閉塞するのを防止する。 給水ポンプ9は、軟水器6を通過した水を、逆止弁7
を通過して、ボイラー10に補給する。 給水ポンプ9は、ボイラー10を一定レベルの水位に保
持する。したがって、給水ポンプ9は、ボイラー10に設
けられた水位センサー(図示せず)で制御される。ボイ
ラー10の水位が設定レベル以下になると、給水ポンプ9
が運転される。ボイラー10の水位が設定以上になると、
給水ポンプ9の運転は停止される。 ボイラー10は電気ヒーター(図示せず)を内蔵してお
り、供給される水を過熱蒸気としてハンドピース15に圧
送する。電磁弁11が開弁されると、ボイラー10で発生し
た加熱蒸気は、ハンドピース15のノズルから噴出され
る。
但し、以下に示す実施例は、この発明の技術思想を具体
化する為の蒸気洗浄装置を例示すものであって、この発
明の蒸気洗浄装置は、構成部品の材質、形状、構造、配
置を下記の構造に特定するものでない。この発明の蒸気
洗浄装置は、特許請求の範囲に記載の範囲に於て、種々
の変更が加えられる。 第1図ないし第3図に示す蒸気洗浄装置は、本体ケー
ス1に、水タンク5と、軟水器6と、給水ポンプ9と、
逆止弁7と、ボイラー10と、電磁弁11と、圧力スイッチ
12と、電装部13と、安全弁14とを内蔵し、この本体ケー
ス1にハンドピース15が連結されている。 本体ケース1は、フレーム2で、上室3と下室4とに
分割されている。本体ケース1は、収納した水タンク5
と軟水器6とを引き出して、水タンク5に水を補給し、
また、軟水器6を保守できるように、前面に、開閉扉16
を備えている。 フレーム2は、第1図に示すように、2段L字状に折
曲されている。2段L字状のフレーム2は、上段2Aと下
段2Bとを縦壁部2Cで連結している。フレーム2の上段部
分は本体ケース1の前面に位置する。 フレーム2の縦壁部2Cに、逆止弁7が垂直に固定され
ている。逆止弁7は、縦壁部2Cを水平に貫通する止ネジ
(図示せず)でもってフレーム2に固定されている。 フレーム2の下段2B上には、ボイラー10と、給水ポン
プ9とを固定している。また、フレーム下段2Bには、取
付片を介して、安全弁14と圧力スイッチ12とを固定して
いる。フレーム2の上段2Aには、電装部13を固定してい
る。 フレーム2で区画されたL字状の下室4には、水タン
ク5と、軟水器6とを収納している。 軟水器6を一体構造とした水タンク5は、下室4のほ
ぼ全体に隙間少なく挿入できるのが良い。それは、水タ
ンク5の容積を可能な限り大きくするためである。した
がって、軟水器6を一体構造とする水タンク5は、側面
形状がL字状の箱形に作られている。 軟水器6を一体構造とした水タンク5を、第5図と第
6図とに示している。これ等の図に示す水タンク5は、
水を補給し、また、軟水器6をセットするための給水口
8を上面に開口している。給水口8は、横に延長して細
長い長穴状に開口されている。給水口8は、互いに離し
て配設されたふたつの円を、直径よりも多少幅の狭いス
リットで連結した形状をしている。 軟水器6は、水タンク5に挿入される挿入部6Aと、水
タンク5の給水口8を閉塞する閉塞部6Bとからなってい
る。 挿入部6Aは、水タンク5の給水口8に挿入できる円筒
状に形成されている。挿入部6Aの下端には、水の吸入口
が開口されている。 挿入部6Aの外径は、水タンク給水口8の内径よりも多
少小さく調整される。好ましくは、挿入部6Aの外径は、
水タンク給水口8の内径よりも小さく、これを連結する
スリットの幅よりも大きく調整される。 この外径の挿入部6Aは、水タンク給水口8に、横ずれ
なく挿入できる特長がある。いいかえると、挿入部6Aを
中心として、横ずれしない状態で、軟水器6を水平面内
で回動できる。 軟水器6は、挿入部6Aを中心として、水平面内で回動
して、水タンクの給水口8を開閉する。したがって、軟
水器6の挿入部6Aは、閉塞部6Bの下面に偏心して設けら
れている。 挿入部6Aを閉塞部6Bの底面に連結する位置は、挿入部
6Aを水タンクの給水口8の片側に挿入して、閉塞部6B
で、水タンク給水口8を閉塞できる位置に設定される。 閉塞部6Bは、水タンク給水口8を閉塞する蓋に併用さ
れる。したがって、閉塞6Bは、第5図と第6図とに示す
ように、水タンクの給水口8を閉塞できる細長い外形に
形成される。閉塞部6Bの片側には、ホース継手17を設け
ている。ホース継手17は、軟水器6で軟化された水を排
出するホース(図示せず)を脱着自在に連結する。 この構造の軟水器6は、挿入部6Aの下端から水タンク
5の水を吸入する。吸入した水は、内部のイオン交換樹
脂(図示せず)で軟水化される。軟水化された水は、ホ
ース継手17を通過して、ホースから給水ポンプ9に移送
される。 この構造の軟水器6は、挿入部6Aを水タンク5の給水
口8に挿入して、これを中心に軟水器6を水平面内で回
動すると、水タンクの給水口8の一部を開口できる。 水タンク給水口8を開口して、水タンク5に給水す
る。また、軟水器6を水タンク5から外して、イオン交
換樹脂等を交換する。 軟水器6は、貯水タンク5に蓄えられた水を軟水化す
るもので、内部に、イオン交換樹脂を内蔵している。イ
オン交換樹脂は、水道水に含まれるカルシウム分を除去
し、これが給水管路に詰まって閉塞するのを防止する。 給水ポンプ9は、軟水器6を通過した水を、逆止弁7
を通過して、ボイラー10に補給する。 給水ポンプ9は、ボイラー10を一定レベルの水位に保
持する。したがって、給水ポンプ9は、ボイラー10に設
けられた水位センサー(図示せず)で制御される。ボイ
ラー10の水位が設定レベル以下になると、給水ポンプ9
が運転される。ボイラー10の水位が設定以上になると、
給水ポンプ9の運転は停止される。 ボイラー10は電気ヒーター(図示せず)を内蔵してお
り、供給される水を過熱蒸気としてハンドピース15に圧
送する。電磁弁11が開弁されると、ボイラー10で発生し
た加熱蒸気は、ハンドピース15のノズルから噴出され
る。
本発明の蒸気洗浄装置は、限られた本体スペース内
で、水タンクの容量アップを計ることができる。それ
は、フレームを2段L字状として下室のスペースを拡大
し、拡大された下室に、フレームに沿って側面形状をL
字状とする箱形の水タンクを収納しているからである。
さらに、L字状のフレームは、縦壁部に逆止弁が固定さ
れる。ここに固定される逆止弁は、従来のようにネジ等
を下から上に挿通して固定する必要がなく、簡単に取り
付けできて、組立作業能率を向上できる特長もある。こ
のため、使用勝手のよい蒸気洗浄装置となる。 さらに、この発明の蒸気洗浄装置は、軟水器と水タン
クとをコンパクトにして本体に収納できる。それは、軟
水器の一部を水タンクに挿入し、軟水器を水タンクの蓋
に併用しているからである。また、水タンクに給水する
ときは、軟水器を回転させることによって簡単に水を補
給できる。すなわち、従来の水タンクのように、ホース
が連結されたキャップを開け締めする必要がないので、
水タンクに簡単に給水できる特長がある。さらに、軟水
器の閉塞部を水タンクの蓋に併用しているので、水タン
クにキャップを設ける必要がない。さらにまた、軟水器
を点検する時には、水汚れが付着しない閉塞部での作業
が可能で、清潔な状態で点検できる特長がある。さら
に、挿入部を水タンクに挿入しているので、軟水器を点
検するときには、送水ホースを1本だけ離せばよい。従
来の軟水器のように、送水ホース2本を接続しなくても
よい。このため、点検作業を簡単にできる特長がある。 従って、この発明の蒸気洗浄装置は、全体の形状がコ
ンパクトで、多量の水を補給でき、使用勝手がよく、便
利に使用できる特長がある。
で、水タンクの容量アップを計ることができる。それ
は、フレームを2段L字状として下室のスペースを拡大
し、拡大された下室に、フレームに沿って側面形状をL
字状とする箱形の水タンクを収納しているからである。
さらに、L字状のフレームは、縦壁部に逆止弁が固定さ
れる。ここに固定される逆止弁は、従来のようにネジ等
を下から上に挿通して固定する必要がなく、簡単に取り
付けできて、組立作業能率を向上できる特長もある。こ
のため、使用勝手のよい蒸気洗浄装置となる。 さらに、この発明の蒸気洗浄装置は、軟水器と水タン
クとをコンパクトにして本体に収納できる。それは、軟
水器の一部を水タンクに挿入し、軟水器を水タンクの蓋
に併用しているからである。また、水タンクに給水する
ときは、軟水器を回転させることによって簡単に水を補
給できる。すなわち、従来の水タンクのように、ホース
が連結されたキャップを開け締めする必要がないので、
水タンクに簡単に給水できる特長がある。さらに、軟水
器の閉塞部を水タンクの蓋に併用しているので、水タン
クにキャップを設ける必要がない。さらにまた、軟水器
を点検する時には、水汚れが付着しない閉塞部での作業
が可能で、清潔な状態で点検できる特長がある。さら
に、挿入部を水タンクに挿入しているので、軟水器を点
検するときには、送水ホースを1本だけ離せばよい。従
来の軟水器のように、送水ホース2本を接続しなくても
よい。このため、点検作業を簡単にできる特長がある。 従って、この発明の蒸気洗浄装置は、全体の形状がコ
ンパクトで、多量の水を補給でき、使用勝手がよく、便
利に使用できる特長がある。
第1図ないし第4図は本発明の蒸気洗浄装置の垂直断面
図、水平断面図、ブロック線図、及び全体斜視図、第5
図及び第6図は軟水器を一体構造とした水タンクの垂直
断面図及び平面図、第7図は第5図に示す軟水器の斜視
図、第8図は軟水器をセットした水タンクの平面図、第
9図及び第10図は従来の蒸気洗浄装置の垂直断面図及び
水平断面図、第11図と第12図とは従来の軟水器と水タン
クとを示す概略断面図である。 1……本体ケース、 2……フレーム、 2A……上段、 2B……下段、 2C……縦壁部、 3……上室、 4……下室、 5……水タンク、 6……軟水器、 6A……挿入部、 6B……閉塞部、 7……逆止弁、 8……給水口、 9……給水ポンプ、 10……ボイラー、 11……電磁弁、 12……圧力スイッチ、 13……電装部、 14……安全弁、 15……ハンドピース、 16……開閉扉、 17……ホース継手、 18……ホース、 19……キャップ。
図、水平断面図、ブロック線図、及び全体斜視図、第5
図及び第6図は軟水器を一体構造とした水タンクの垂直
断面図及び平面図、第7図は第5図に示す軟水器の斜視
図、第8図は軟水器をセットした水タンクの平面図、第
9図及び第10図は従来の蒸気洗浄装置の垂直断面図及び
水平断面図、第11図と第12図とは従来の軟水器と水タン
クとを示す概略断面図である。 1……本体ケース、 2……フレーム、 2A……上段、 2B……下段、 2C……縦壁部、 3……上室、 4……下室、 5……水タンク、 6……軟水器、 6A……挿入部、 6B……閉塞部、 7……逆止弁、 8……給水口、 9……給水ポンプ、 10……ボイラー、 11……電磁弁、 12……圧力スイッチ、 13……電装部、 14……安全弁、 15……ハンドピース、 16……開閉扉、 17……ホース継手、 18……ホース、 19……キャップ。
Claims (2)
- 【請求項1】本体ケースに、水タンクと、軟水器と、給
水ポンプと、ボイラーとが収納されており、かつ給水ポ
ンプから水タンクの水を軟水器を通過してボイラーに送
り、該ボイラーが水を加熱して蒸気を発生させ、この蒸
気を洗浄に利用するように構成されており、さらに本体
ケースにフレームが内蔵されており、フレームの上方に
上室、フレームの下方に下室を有し、水タンクは下室に
配設された装置において、下記の(a)ないし(f)の
構成を有することを特徴とする蒸気洗浄装置。 (a) フレームが、縦壁部で連結された2段L字状に
形成されている。 (b) 給水ポンプとボイラーとの間にボイラーから給
水ポンプへの逆流を防止するために配設された逆止弁は
フレームの縦壁部に固定されている。 (c) ボイラーと、給水ポンプとは、上室に配設され
ている。 (d) 水タンクと軟水器とは、2段L字状のフレーム
の下方に設けられた下室に配設されている。 (e) 水タンクは、フレームに沿って側面形状がL字
状の箱形に成形されている。 (f) 軟水器は、水タンクのL字状の上部に装着され
ている。 - 【請求項2】本体ケースに、水タンクと、軟水器と、給
水ポンプと、ボイラーとが収納されており、給水ポンプ
から水タンクの水を軟水器を通過してボイラーに送り、
ボイラーが水を加熱して蒸気を発生させ、この蒸気を洗
浄に利用するように構成された装置において、下記の
(a)ないし(f)の構成を有することを特徴とする蒸
気洗浄装置。 (a) 水タンクは長穴状の給水口を有する。 (b) 軟水器は、水タンクに挿入される挿入部と、水
タンクの給水口を閉塞する閉塞部とを有する。 (c) 閉塞部は、水タンクの給水口を閉塞できる外形
を有する。 (d) 挿入部は、水タンクの給水口に挿入できる外形
を有する。 (e) 軟水器の挿入部は、閉塞部の下面に偏心して設
けられている。 (f) 挿入部を中心として、軟水器を回動すると、水
タンクの給水口の一部が開口されるように構成されてい
る。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2236468A JP2547659B2 (ja) | 1990-09-05 | 1990-09-05 | 蒸気洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2236468A JP2547659B2 (ja) | 1990-09-05 | 1990-09-05 | 蒸気洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04114642A JPH04114642A (ja) | 1992-04-15 |
JP2547659B2 true JP2547659B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=17001193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2236468A Expired - Lifetime JP2547659B2 (ja) | 1990-09-05 | 1990-09-05 | 蒸気洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547659B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3127726B2 (ja) * | 1994-07-29 | 2001-01-29 | 日本精機株式会社 | 洗浄装置 |
JP4479009B1 (ja) * | 2009-07-31 | 2010-06-09 | Tdk株式会社 | 高圧蒸気洗浄装置 |
-
1990
- 1990-09-05 JP JP2236468A patent/JP2547659B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04114642A (ja) | 1992-04-15 |
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