JP2547259Y2 - コイン式シャワー - Google Patents

コイン式シャワー

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JP2547259Y2
JP2547259Y2 JP5539493U JP5539493U JP2547259Y2 JP 2547259 Y2 JP2547259 Y2 JP 2547259Y2 JP 5539493 U JP5539493 U JP 5539493U JP 5539493 U JP5539493 U JP 5539493U JP 2547259 Y2 JP2547259 Y2 JP 2547259Y2
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JP
Japan
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shower
coin
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column
coin operated
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JP5539493U
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JPH0724188U (ja
Inventor
年春 谷本
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TANIMOTO, CO., LTD.
Original Assignee
TANIMOTO, CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、海水浴場、遊泳プー
ル等で利用される有料自動型のコイン式シャワーに関す
る。
【0002】
【従来技術とその課題】近年、海水浴場、遊泳プール等
に設置されるシャワーとして、料金をコインで投入し、
自動的に一定時間又は一定水量だけ作動させる有料自動
型のコイン式シャワーが多用される傾向にある。そし
て、従来のコイン式シャワーはいずれも建屋式の個室タ
イプであり、その多くはコインの投入によって入口ドア
を開錠させる方式を採用している。
【0003】しかしながら、上記従来のコイン式シャワ
ーでは、同時に多人数にシャワーを使用させるにはその
人数分の個室を用意せねばならず、大きな設置スペース
を要すると共に施工コストが高く付き、しかもシャワー
以外の目的で長時間利用され易く、利用効率が非常に悪
いという問題があり、特にコインの投入で入口ドアを開
錠する方式では、ドアを開放したままで利用者が交替し
て継続利用する等の不正使用も多々発生していた。
【0004】この考案は、上述の状況に鑑み、同時に多
人数が利用可能なコイン式シャワーとして、コンパクト
で小さいスペースに設置でき、施工コストも安くつき、
しかもシャワー以外での利用を行いにくく、高い利用効
率を確保できると共に不正使用を完全に排除できるもの
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案に係るコイン式シャワーは、頂部に傘
(2)を取り付けた支柱(1)に、該支柱(1)の周囲
を3等分以上に区画する放射状の仕切り板(3)…が固
着され、各区画(Z1 )〜(Z4 )内にそれぞれ、シャ
ワー(4)とこれをコインの投入によって作動させるコ
イン作動装置(5)とが設置されてなる構成を採用した
ものである。
【0006】
【作用】支柱(1)の周囲の仕切り板(3)…にて区画
された各空間がそれぞれ専用のシャワー(4)とそのコ
イン作動装置(5)を有する独立したシャワーゾーン
(Z1 )〜(Z4 )となり、同時に3人以上がシャワー
(4)を利用できる。しかして、各シャワーゾーン(Z
1 )〜(Z4 )は、仕切り板(3)…によって互いに遮
られているので独立性が確保されているが、外部に対し
ては開放しており、人目に晒されるためにシャワー以外
の目的で利用することは困難であり、またシャワー
(4)自体は、コイン作動装置(5)へのコインの投入
によって一定時間又は一定水量だけ作動するから、不正
使用の余地がない。
【0007】しかして、このコイン式シャワーでは、支
柱(1)の周囲の空間で3人以上が同時使用できるか
ら、従来の人数分の個室を設ける構成に比べて、設置ス
ペースが小さくて済むと共に施工コストも著しく低減さ
れる。また、支柱(1)の頂部に設けた傘(2)は、雨
除け及び日除けとなるから、利用者に快適な使用環境を
提供できると共に、雨水や日射によるコイン作動装置
(5)…の耐久性低下を防止し、また遠くからでも視認
し易いためにシャワーの設置場所を示す標識的な機能も
ある。
【0008】
【実施例】図1及び図2は、この考案の一実施例に係る
コイン式シャワーを示す。両図において、(1)はコン
クリート土台(6)上に立設された丸パイプ製の支柱で
あり、その頂部に合成樹脂製のパラソル状の傘(2)が
取り付けられ、また該支柱(1)の中間部に4枚の表面
凹凸付き透明合成樹脂板からなる縦長矩形の仕切り板
(3)…が互いに90度の角度をなすように放射状に固
着されており、これによって傘(2)下方の支柱(1)
周りの空間が4つの扇形のシャワーゾーン(Z1 )〜
(Z4 )に区画されている。なお、シャワーゾーンの設
置数、すなわち区画数は3つ以上であれば特に限定され
ることはないが、区画数が多くなり過ぎると、各シャワ
ーゾーンのスペースが小さくなって、快適にシャワーを
利用できなくなる恐れがある。このため、区画数を3つ
又は4つに設定して、3つ又は4つのシャワーゾーンを
形成するのが好ましい。
【0009】各シャワーゾーン(Z1 )〜(Z4 )に
は、支柱(1)の上部から放射状に延出した4本のシャ
ワー(4)…の各1本が配置すると共に、各シャワー
(4)に対応したコイン作動装置(5)…が支柱(1)
に保持されてそれぞれ2枚の仕切り板(3)(3)の狭
間に設置されている。しかして、各シャワー(4)には
支柱(1)内を通して配管した冷水管(4a)と温水管
(4b)とが合流接続されており、傘(2)は支柱
(1)上で十字形に配置した温水管(4b)…上にブラ
ケット(2a)を介して支持されている。なお、図1の
一点鎖線で示す(7)は冷水管(4a)と温水管(4
b)の合流配管部の下方を覆う略漏斗形のカバーであ
る。
【0010】コイン作動装置(5)は、各シャワー
(4)に対応した冷水管(4a)及び温水管(4b)の
自動開閉バルブ(図示略)とその作動制御機構を内蔵し
ており、前面にコイン投入口(5a)と冷−温を選択指
示するための操作パネル(5b)を備えている。
【0011】一方、土台(6)の周辺には排水溝(8)
が設けられ、この排水溝(8)の外縁部(6a)と支柱
(1)根元の隆起部(6b)との間に、グレーチング板
(9)…が下方に空間(8a)を保つ形で嵌装されてい
る。
【0012】上記構成のコイン式シャワーでは、各シャ
ワーゾーン(Z1 )〜(Z4 )において、利用者が所定
の料金をコイン作動装置(5)のコイン投入口(5a)
に投入して、操作パネル(5b)で冷−温を選択指示す
ることにより、対応するシャワー(4)より冷水又は温
水が一定時間又は一定水量だけ噴射される。そして、落
下した水は、グレーチング板(9)の網目から下方の空
間(8a)へ流下し、排水溝(8)へ排出される。
【0013】なお、上記実施例では各シャワーゾーン
(Z1 )〜(Z4 )のシャワー(4)が固定型であるも
のを示したが、これに代えて可撓性チューブの先にシャ
ワー口を有するハンドシャワー型のもの取り付けてもよ
い。更に、この考案では、シャワーを温水又は冷水専用
としたり温度調整可能に設定してもよく、その他、傘
(2)の形状・大きさ・取付構造、仕切り板(3)の形
状・大きさ・材質、コイン作動装置(5)の形状・取付
位置、土台構造等、細部構成については実施例以外に種
々設計変更可能である。
【0014】
【考案の効果】この考案によれば、料金をコインで投入
することによってシャワーが自動的に一定時間又は一定
水量だけ作動する有料自動型のコイン式シャワーとし
て、同時に多人数がそれぞれ独立性を保つシャワーゾー
ンにおいて快適にシャワーを浴びることができ、しかも
全体としてコンパクトで設置スペースが小さて済み、施
工コストも安くつく上、シャワー以外での利用を行いに
くく、高い利用効率を確保できると共に不正使用を完全
に排除でき、また良好な外観を備えたものが提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係るコイン式シャワーの
一部破断正面図。
【図2】図1のII−II線の断面矢視図。
【符号の説明】 1…支柱 2…傘 3…仕切り板 4…シャワー 5…コイン作動装置 5a…コイン投入口 6…土台 Z1 〜Z4 …シャワーゾーン(区画)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂部に傘を取り付けた支柱に、該支柱の
    周囲を3等分以上に区画する放射状の仕切り板が固着さ
    れ、各区画内にそれぞれ、シャワーとこれをコインの投
    入によって作動させるコイン作動装置とが設置されてな
    るコイン式シャワー。
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JPH0724188U JPH0724188U (ja) 1995-05-09
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