JP2547246B2 - セルローズパルプのオゾンによる処理方法 - Google Patents
セルローズパルプのオゾンによる処理方法Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B11/00—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
- B30B11/22—Extrusion presses; Dies therefor
- B30B11/24—Extrusion presses; Dies therefor using screws or worms
- B30B11/246—Screw constructions
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- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21B—FIBROUS RAW MATERIALS OR THEIR MECHANICAL TREATMENT
- D21B1/00—Fibrous raw materials or their mechanical treatment
- D21B1/04—Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres
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- D21C—PRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
- D21C9/00—After-treatment of cellulose pulp, e.g. of wood pulp, or cotton linters ; Treatment of dilute or dewatered pulp or process improvement taking place after obtaining the raw cellulosic material and not provided for elsewhere
- D21C9/10—Bleaching ; Apparatus therefor
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- D21C9/153—Bleaching ; Apparatus therefor with oxygen or its allotropic modifications with ozone
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は製紙に使用される機械パルプをオゾンによっ
て連続的に処理するための方法に関する。
て連続的に処理するための方法に関する。
(従来の技術) 相異なる原料から成るパルプの混合物から紙を作る場
合、従来特に化学パルプが機械パルプと混合されて使用
されていた。特にその不透明さのために機械パルプは良
好な印刷特性を提供するが、機械を通過するのに充分な
機械的強度特性を有しない。機械的強度特性は化学パル
プを混合することによって強化される。しかし化学パル
プのコストは機械パルプのそれよりも非常に高い。従っ
て化学パルプを混合せずに、化学的後処理によって機械
的パルプの強度特性を改良することによりコスト高を回
避することが研究された。
合、従来特に化学パルプが機械パルプと混合されて使用
されていた。特にその不透明さのために機械パルプは良
好な印刷特性を提供するが、機械を通過するのに充分な
機械的強度特性を有しない。機械的強度特性は化学パル
プを混合することによって強化される。しかし化学パル
プのコストは機械パルプのそれよりも非常に高い。従っ
て化学パルプを混合せずに、化学的後処理によって機械
的パルプの強度特性を改良することによりコスト高を回
避することが研究された。
公知の処理方法はオゾンを含むガスとパルプを反応さ
せる構成から成り、オゾンを含むガスによってその表面
状態を変えることにより繊維間のつながりとリグニンが
改良された。しかし従来の方法は不幸にも実験室で得ら
れた結果は興味はあるが工業的製造については満足な解
決を提供せず、従って工業的製造が困難とみられてい
た。即ち、反応器及びオゾン装置の双方とも機械的パル
プのオゾン処理の工業化には不十分であった。
せる構成から成り、オゾンを含むガスによってその表面
状態を変えることにより繊維間のつながりとリグニンが
改良された。しかし従来の方法は不幸にも実験室で得ら
れた結果は興味はあるが工業的製造については満足な解
決を提供せず、従って工業的製造が困難とみられてい
た。即ち、反応器及びオゾン装置の双方とも機械的パル
プのオゾン処理の工業化には不十分であった。
(発明の課題) 本発明は精製度の低い機械パルプのみから製紙に必要
な品質を有しかつ満足な程度の品質を有するパルプが得
られるようなパルプの処理のための工業的プロセスを提
供することを課題とする。
な品質を有しかつ満足な程度の品質を有するパルプが得
られるようなパルプの処理のための工業的プロセスを提
供することを課題とする。
(課題の解決のための手段) 本発明の課題は、セルローズパルプ処理方法におい
て、所望の最終使用に適したパルプをつくるために必要
な程度まで、特に前記セルローズパルプを60と130csfの
間の濾水率を有するように精製し、その後、スリーブ内
に同一方向に回転可能に2軸スクリューを備えかつスリ
ーブ内は上流から下流まで4つの領域に区画された2軸
スクリュー反応器によって、セルロースパルプをオゾン
処理し、その際2軸スクリュー反応器の第1の領域にお
いて機械パルプを供給し、これに続く第2の領域及び又
は第3の領域においてオゾンを注入し、これに続く第4
の領域において残留オゾンを抽出し、第4の領域の後方
でオゾン処理の終わったパルプを排出し、その際前記各
領域においてスクリュー軸の第1のセクションではねじ
のピッチは比較的大きく、第2のセクションでは第1セ
クションとは逆向きのねじを有していてここでパルプが
プラグ状になるまで圧縮されかつ集積され、パルプの集
積量を高めかつパルプを均質化するために2軸スクリュ
ーは第1の領域の第1のセクションと第2のセクション
との間にねじ山のないリング部分を備え、そして前記各
第2のセクションのねじ山には排出オリフィスがあり、
このオリフィスを通じてのみパルプが第1のクションと
第2のセクションの間で移送されることができ、前記オ
リフィスの前後でパルプは急激に収縮し又は膨張しその
膨張位相においてパルプに対して2〜8%のオゾンの注
入が行われることを特徴とする前記方法によって解決さ
れる。
て、所望の最終使用に適したパルプをつくるために必要
な程度まで、特に前記セルローズパルプを60と130csfの
間の濾水率を有するように精製し、その後、スリーブ内
に同一方向に回転可能に2軸スクリューを備えかつスリ
ーブ内は上流から下流まで4つの領域に区画された2軸
スクリュー反応器によって、セルロースパルプをオゾン
処理し、その際2軸スクリュー反応器の第1の領域にお
いて機械パルプを供給し、これに続く第2の領域及び又
は第3の領域においてオゾンを注入し、これに続く第4
の領域において残留オゾンを抽出し、第4の領域の後方
でオゾン処理の終わったパルプを排出し、その際前記各
領域においてスクリュー軸の第1のセクションではねじ
のピッチは比較的大きく、第2のセクションでは第1セ
クションとは逆向きのねじを有していてここでパルプが
プラグ状になるまで圧縮されかつ集積され、パルプの集
積量を高めかつパルプを均質化するために2軸スクリュ
ーは第1の領域の第1のセクションと第2のセクション
との間にねじ山のないリング部分を備え、そして前記各
第2のセクションのねじ山には排出オリフィスがあり、
このオリフィスを通じてのみパルプが第1のクションと
第2のセクションの間で移送されることができ、前記オ
リフィスの前後でパルプは急激に収縮し又は膨張しその
膨張位相においてパルプに対して2〜8%のオゾンの注
入が行われることを特徴とする前記方法によって解決さ
れる。
(発明の効果) 本発明によれば、驚くことに製造された機械パルプの
オゾン処理のための反応器として2軸スクリュー反応器
の使用は連続的に簡単にかつ高度の信頼性と改良された
機械的品質を有するパルプを得ることを可能にした。こ
の処理ためにオゾンを含むガスは試薬給送オリフィスを
経て2軸スクリューのねじ山の間の溝部に集積され、膨
張位相にあるプラグ状のパルプに送られる。
オゾン処理のための反応器として2軸スクリュー反応器
の使用は連続的に簡単にかつ高度の信頼性と改良された
機械的品質を有するパルプを得ることを可能にした。こ
の処理ためにオゾンを含むガスは試薬給送オリフィスを
経て2軸スクリューのねじ山の間の溝部に集積され、膨
張位相にあるプラグ状のパルプに送られる。
それによって作業条件に従って40%のオーダの破断長
(breaking length index)の増大と比破裂強さ(burst
ing index)の50%の改良が得られ、比引裂強さ(teari
ng index)は変わらない。一方化学パルプの混合なし
に、機械パルプである粗パルプ又は精製度の低いパルプ
に本発明によるオゾン処理を適用することによって、最
終的精製は機械パルプを化学パルプと混合した場合と同
様な精製度のパルプとしかつパルプはこの場合と同様な
特性を維持するばかりでなく破断長及び破裂強さは増大
される。
(breaking length index)の増大と比破裂強さ(burst
ing index)の50%の改良が得られ、比引裂強さ(teari
ng index)は変わらない。一方化学パルプの混合なし
に、機械パルプである粗パルプ又は精製度の低いパルプ
に本発明によるオゾン処理を適用することによって、最
終的精製は機械パルプを化学パルプと混合した場合と同
様な精製度のパルプとしかつパルプはこの場合と同様な
特性を維持するばかりでなく破断長及び破裂強さは増大
される。
本発明の他の側面としては反応器に送られるパルプが
20〜50%の間、特に40〜45%の間の高い乾燥度を有す
る。事実高い乾燥度のパルプの場合圧縮後混合によって
瞬間的に行われるパルプの迅速な膨張は繊維へのオゾン
の作用に非常に好適である。
20〜50%の間、特に40〜45%の間の高い乾燥度を有す
る。事実高い乾燥度のパルプの場合圧縮後混合によって
瞬間的に行われるパルプの迅速な膨張は繊維へのオゾン
の作用に非常に好適である。
次の記載は本発明の1つの実施例で、以下に図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
(実施例) 第1図は本発明による方法を実施するための2軸スク
リュー反応器の縦断面図であり、第2図は第1図のII-I
I線に沿う横断面図である。
リュー反応器の縦断面図であり、第2図は第1図のII-I
I線に沿う横断面図である。
1つのスクリューの軸線に沿う縦断面で示したスクリュ
ー反応器1は平行な軸線を有し、共に同様なねじ山を有
するする2つのスクリュー3、5を有し、スクリュー
3、5は相互に噛み合いかつ適切な駆動装置によって相
互に同一方向に回転される。これらの2つのスクリュー
3、5はその縦端においては図示しない軸受によって支
承されており、スクリュー3、5はスリーブ7内に取り
囲まれており、スリーブは上流のパルプ給送オリフィス
71と下流の処理されたパルプの排出オリフィス73とを備
えている。
ー反応器1は平行な軸線を有し、共に同様なねじ山を有
するする2つのスクリュー3、5を有し、スクリュー
3、5は相互に噛み合いかつ適切な駆動装置によって相
互に同一方向に回転される。これらの2つのスクリュー
3、5はその縦端においては図示しない軸受によって支
承されており、スクリュー3、5はスリーブ7内に取り
囲まれており、スリーブは上流のパルプ給送オリフィス
71と下流の処理されたパルプの排出オリフィス73とを備
えている。
同一の向きのねじ山を備えたスクリュー3、5はスリ
ーブ7内にそれぞれ上流から下流までに4つの領域10、
20、30、40を区画しかつ各領域には相異なるピッチの2
つのセクションを有する。第1のセクション12、22、3
2、42ではねじのピッチは比較的大きく、上流から下流
にパルプを送ることを可能にする。第2のセクション1
4、24、34、44においては第1のセクションとは逆向き
のねじを有し、ここではプラグが形成されるまでパルプ
が圧縮されかつ集積される。
ーブ7内にそれぞれ上流から下流までに4つの領域10、
20、30、40を区画しかつ各領域には相異なるピッチの2
つのセクションを有する。第1のセクション12、22、3
2、42ではねじのピッチは比較的大きく、上流から下流
にパルプを送ることを可能にする。第2のセクション1
4、24、34、44においては第1のセクションとは逆向き
のねじを有し、ここではプラグが形成されるまでパルプ
が圧縮されかつ集積される。
第2のセクション14、24、34、44のねじ山に形成され
たオリフィス15、25、35、45は各領域10、20、30、40に
おいて材料を第1のセクションと第2のセクションとの
間で移行させ、特に第4の領域では第1のセクション42
から第2のセクション44に、かつ続いて排出口73まで移
送することを可能にする。2つのリング部分13と43はね
じ山を備えておらず、第1の領域の第1のセクション12
と第2のセクション14との間に及び第4の領域の第1の
セクション42と第2のセクション44との間にそれぞれ配
列されている。リング部分13及び43は材料集積度を高め
かつ材料を均質化するために役立つ。
たオリフィス15、25、35、45は各領域10、20、30、40に
おいて材料を第1のセクションと第2のセクションとの
間で移行させ、特に第4の領域では第1のセクション42
から第2のセクション44に、かつ続いて排出口73まで移
送することを可能にする。2つのリング部分13と43はね
じ山を備えておらず、第1の領域の第1のセクション12
と第2のセクション14との間に及び第4の領域の第1の
セクション42と第2のセクション44との間にそれぞれ配
列されている。リング部分13及び43は材料集積度を高め
かつ材料を均質化するために役立つ。
第1の領域の材料供給オリフィス71と第4の領域の後
方の排出口73との間においてスリーブ7はオリフィス7
5、77を備え、オリフィスは処理剤、この場合オゾンを
含むガスを第2の領域及び第3の領域のそれぞれ第1の
セクション22及び32に供給されることを可能にする。第
4の領域の第1のセクション42のオリフィス79は残った
処理剤の抽出を可能にする。
方の排出口73との間においてスリーブ7はオリフィス7
5、77を備え、オリフィスは処理剤、この場合オゾンを
含むガスを第2の領域及び第3の領域のそれぞれ第1の
セクション22及び32に供給されることを可能にする。第
4の領域の第1のセクション42のオリフィス79は残った
処理剤の抽出を可能にする。
この種の2軸スクリュー反応器はフランス国特許明細
書2319737及び2418295に記載されておりかつこの特許明
細書に記載されているようにパルプを研磨し又はパルプ
に処理を施すために使用される。
書2319737及び2418295に記載されておりかつこの特許明
細書に記載されているようにパルプを研磨し又はパルプ
に処理を施すために使用される。
本発明によればこの装置は前もって精製されたパルプ
を高級な連続的にオゾン処理をするために実施され、即
ちパルプの精製の程度はパルプの使用目的に依存する。
を高級な連続的にオゾン処理をするために実施され、即
ちパルプの精製の程度はパルプの使用目的に依存する。
高級パルプの前以ての精製は公知の方法で例えば2つ
の精製ディスクの間を通す1段階又は2段階を経て行わ
れる。
の精製ディスクの間を通す1段階又は2段階を経て行わ
れる。
本発明で使用される製紙用の機械パルプは、60と130c
sfとの間の濾水率にされる。
sfとの間の濾水率にされる。
必要ならば乾燥度を20〜50%の間の値にするためにパ
ルプは精製後に濃縮され、そして供給オリフィス71を通
して2軸スクリュー反応器に送られる。第1の領域の第
1のセクション12から逆向きのねじ山を有する第2のセ
クション14の2つのねじ山の間に送られてそこでパルプ
は制動されかつ圧縮される。そして厚さが部分的にリン
グ部分13によって特定される緊密なパルプのプラグが形
成される。パルプは第2のセクション12のオリフィス15
を通って連続的に押し出され、オリフィス75の点で供給
されるオゾンを含んだガスと反応される第2の領域20に
達するまで膨張する。膨張により生ずる開繊はオゾンに
よる瞬間的な処理に好適となる。
ルプは精製後に濃縮され、そして供給オリフィス71を通
して2軸スクリュー反応器に送られる。第1の領域の第
1のセクション12から逆向きのねじ山を有する第2のセ
クション14の2つのねじ山の間に送られてそこでパルプ
は制動されかつ圧縮される。そして厚さが部分的にリン
グ部分13によって特定される緊密なパルプのプラグが形
成される。パルプは第2のセクション12のオリフィス15
を通って連続的に押し出され、オリフィス75の点で供給
されるオゾンを含んだガスと反応される第2の領域20に
達するまで膨張する。膨張により生ずる開繊はオゾンに
よる瞬間的な処理に好適となる。
オゾン処理は混合に効果的に寄与する全てのセクショ
ン22、32、42、24及び34における材料の移送及び混合の
間に行われる。逆向きのねじの第2のセクション14、44
及びリング部分13、43によって3つの領域から両上流及
び下流から形成されたパルプはシールされたガス密な封
入部の形成を提供する。
ン22、32、42、24及び34における材料の移送及び混合の
間に行われる。逆向きのねじの第2のセクション14、44
及びリング部分13、43によって3つの領域から両上流及
び下流から形成されたパルプはシールされたガス密な封
入部の形成を提供する。
追加的なオゾンの給入は第3地帯においてセクション
32内でセクション24の押し出しオリフィス25の出口にお
ける材料の膨張に従って行われることができる。処理の
後パルプは第4の領域の端から下流の排出口73を通して
軸線方向に排出されることになる。
32内でセクション24の押し出しオリフィス25の出口にお
ける材料の膨張に従って行われることができる。処理の
後パルプは第4の領域の端から下流の排出口73を通して
軸線方向に排出されることになる。
検出及び抽出装置は残留した余剰のオゾンを検出しか
つ抽出するために第4のオリフィス79に接続される。
つ抽出するために第4のオリフィス79に接続される。
処理はパルプ重量により特定される2〜8%の間の割
合でオゾン空気又はオゾン酸素混合物の形でオゾンを導
入することによって酸性化された濃密な化学・熱・機械
的に仕上げられたパルプに適用された。次の表は本発明
による方法を実施して得られた結果を纏めたものであ
る。
合でオゾン空気又はオゾン酸素混合物の形でオゾンを導
入することによって酸性化された濃密な化学・熱・機械
的に仕上げられたパルプに適用された。次の表は本発明
による方法を実施して得られた結果を纏めたものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−59406(JP,A) 特開 昭55−45891(JP,A) 特開 昭52−18901(JP,A) 特公 昭53−1362(JP,B1)
Claims (5)
- 【請求項1】セルローズパルプ処理方法において、 所望の最終使用に適したパルプをつくるために必要な程
度まで、特に前記セルローズパルプを60と130csfの間の
濾水率を有するように精製し、その後、スリーブ(7)
内に同一方向に回転可能に2軸スクリュー(3、5)を
備えかつスリーブ内は上流から下流まで4つの領域(1
0、20、30、40)に区画された2軸スクリュー反応器に
よって、セルロースパルプをオゾン処理し、その際2軸
スクリュー反応器の第1の領域において機械的パルプを
供給し、これに続く第2の領域及び又は第3の領域にお
いてオゾンを注入し、これに続く第4の領域において残
留オゾンを抽出し、第4の領域の後方でオゾン処理の終
わったパルプを排出し、その際前記各領域においてスク
リュー軸の第1のセクション(12、22、32、42)ではね
じのピッチは比較的大きく、第2のセクション(15、2
4、35、45)では第1セクションとは逆向きのねじを有
していてここでプラグが形成されるまでパルプが圧縮さ
れかつ集積され、パルプの集積量を高めかつパルプを均
質化するために2軸スクリューは(3、5)は第1の領
域の第1のセクション(12)と第2のセクション(15)
との間にねじ山のないリング部分(13)を備え、そして
前記各第2のセクションのねじ山には排出オリフィス
(15、25、35、45)があり、このオリフィスを通じての
みパルプが第1のクションと第2のセクションの間で移
送されることができ、前記オリフィスの前後でパルプは
急激に収縮し又は膨張しその膨張位相においてパルプに
対して2〜8%のオゾンの注入が行われることを特徴と
する前記方法。 - 【請求項2】パルプの集積量を高めかつパルプを均質化
するために、第4の領域の第1セクション(42)と第2
のセクション(44)との間にねじ山のないリング部分
(43)が設けられる、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】前記セルローズパルプは20〜50%の間の乾
燥度で該反応器中に送り方向込まれる、請求の範囲第1
項又は第2項記載の方法。 - 【請求項4】前記セルローズパルプは40%と45%の間の
乾燥度を有する、請求の範囲対象物1項から第3項まで
のうちのいずれか1つに記載の方法。 - 【請求項5】前記精製されたセルローズパルプが濃縮化
される前に酸性化される、請求の範囲第1項から第4項
までのうちのいずれか1つに記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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