JPH01501805A - セルローズパルプのオゾンによる処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 セルローズパルプのオゾンによる処理方法本発明は製紙に使用される高級パルプ をオゾンによって連続的に処理するための方法に関する。

相異なる原料から成るバルブの混合物を紙に作る場合、従来特に化学パルプが機 械バルブと混合されて使用されていた。特にそれらの不透明さのために機械バル ブは良好な印刷特性を提供するが、機械を通過するに充分な機械的強度特性を示 さない０機械的強度特性は化学パルプを混合することによって強化される。しか し化学パルプのコストは機械バルブのそれよりも非常に高い。従って化学的後処 理によって機械的バルブの強度特性を改良することによって回避しまたはそれら の使用を限定することが研究された。

公知の処理方法はオゾンを含むガスとパルプを反応させる構成から成り、オゾン を含むガスのためにそれらの表面状態を変えることにより繊維の間のつながりと リグニンが改良される。

不幸にも従来の方法は実験室で得られた結果は興味があるが満足な解決を提供せ ず、工業的にそれを製造することは困難であると思われる。反応器及びオゾン化 装置の双方ともにおいて困難性に特表千１−５０１８０５　（２） 遭遇した。

本発明は機械的バルブから製紙に必要な品質を示しかつ満足な程度に品質を保持 するパルプが得られるようにする工業的プロセスを提供することを課題とする。

本発明の課題を解決する方法はその使用に必要とされる精製の程度にバルブを精 製しかつ純度を上げ、それから出来上がったバルブを２スクリユーの機械から成 る反応器中でオゾンで処理することを特徴とする。

実際上パルプは従来の精製及び純粋化によって６０〜１３０ｃｓｆ、（カナダス タンダードフリーネス）の程度の排水が必要とされる。

２スクリユー型の機械はフランス国特許明細書２３１９７３７及び２４１８２９ ５における理論に相応した機械として適用され、スリーブ内で同一の回転方向に 駆動される平行軸線を備えた２つのスクリューから成り、そのスクリューは連続 する地帯で相異なるピッチにされている。

材料がスリーブ中を送られるオリフィスの下流でスクリューは連続的に材料を下 流に送るためのストレートピッチの少なくとも１つの送り地帯と、材料の圧縮に よる連続プラグの形成のための反対ピッチを有する第１地帯と、ストレートピッ チ膨張地帯と第２地帯とから成る。反対ピッチスクリューを備えた地帯は材料が 押し出されるように作用する窓を有する。しかし、これらの地帯はプラグの形成 を良好にするように構成されている。

これらの２つの反対ピッチ地帯の間でスリーブは試薬の給送オリフィスを備えて いる。

驚くことに製造された高級パルプのオゾン処理のための反応器としてこの種の機 械を使用することはパルプが連続的に、簡単にかつ高度の信顛性と改良された機 械的品質をもって得られることを可能にした。この処理のためにオゾンを含むガ スは試薬給送オリフィスを経て２つのプラグによって区分された地帯に送られる 。

それによって作業条件に従うで４０％のオーダの破断長率の増大と破裂率の５０ ％の改良が得られ、むしれ率値は変わらない、−吉相パルプ又は精製度の低いバ ルブにオソン処理を適用する前記の方法において、最終的精製はバルブをオゾン なしの処理により精製されたバルブと同様な状態にし、本発明による方法におい ては処理は後者の特性を維持するばかりでなく破断長及び破裂における特性を改 良する。

本発明の他の側面としては反応器に送られるバルブが２０〜５０％の間、特に４ ０〜４５％の間の高い乾燥度を有する。事実高度の乾燥度のパルプの場合圧縮後 混合によって追従される瞬間的である迅速な膨張は繊維へのオゾンの作用に非常 に好適である。この作用方法のために、オゾンによる繊維への影響度は工業的静 的反応器よりも非常に良好である。

次の記載は本発明の一実施例で以下の図面に基づいて説明する。

第１図はその作用原理は公知でありかつ本発明による方法を可能にする２スクリ ユ一機械の継断面であり、そして第２図は第１図の■−■線に層纒断面である。

１つのスクリューの軸線に沿う継断面で示した機械ｌは平行な軸線３．５を備え た２つのスクリューを有し、スクリューは相互に噛み合いかつ適切な装置によっ て同方向に駆動される。これらの２つのスクリューはその縦端においては図示し ない軸受によって支承されており、スクリューはスリーブ７内に取り囲まれてお り、スリーブは上流の給送オリフィス７１と下流の処理された材料の排出オリフ ィス７３とを備えている。

実施例において示された同一のねじを備えたスクリューは上流から下流までに４ つの地帯１０．２０．３０．４０を区画しかつ地帯の各々に相異なるピッチの２ つのセクションを有する。第１のセクション１２．２２．３２．４２においては ねじは相互には離れて位置しかつ上流から下流にパルプを送ることを可能にする 。第２のセクション１５．２４．３５．４５においてはねじは反対ピッチを有し 、プラグが形成されるまで圧縮されかつ集積されるように制動する。

反対ピッチのねじ上に配列された芯は材料を１つのねじから他方へ次の地帯に達 するまで通過させること又はセクション４４のための排出オリフィスまで通過さ せることを可能にする。２つのリング１３と４３はねじを備えておらず、第１地 帯の部分１２と１４との間に及び第４地帯のセクション４２と４４との間にそれ ぞれ配列されている。その目的はこれらの点での材料集積を容易にするためであ る。

第１地帯の送りオリフィス７１と第４地帯の後方の出ロア３との間においてスリ ーブはオリフィス７５．７７を備え、オリフィスは処理剤が第２地帯及び第３地 帯のセクション２２及び３２に給入されることを可能にする。第４地帯のセクシ ョン４２のオリフィス７９は残りの処理剤が抽出されることを可能にする。

この種の機械はフランス国特許明細書２３１９７３７及び２４１８２９５に記載 されておりかつこの特許に記載されているようにパルプを研磨し又はパルプに相 異なる処理を施すために使用される。

本発明によればこの装置は前もって精製されたパルプを高級な連続的にオゾン処 理をするために実施され、即ちパルプの精製の程度はパルプの使用目的に依存す る。

高級パルプの前取ての精製は公知の方法で例えば２つの精製ディスクの間を通す １段階又は２段階を経て行われる。

製紙用のパルプとしてはパルプは６０と１３０ｃｓｆとの間の排出炭にされる。

必要ならば乾燥度を２０〜５０％の間の値にするためにパルプは精製後に厚くさ れ、そして給送オリフィス７１を通して機械に送られる。反対ピッチ１４の２つ のスクリューのねじの間に送られてそこでパルプは制動されかつ圧縮される。そ して厚さが部分的にリング１３によって特定される緊密なプラグが形成される。

パルプはねじ１４の窓１５を通って連続的に押し出されそして７５０点で給送さ れるオゾンを含んだガスと反応を行わされる第２地帯２０に達するまで膨張する 。膨張から生ずる開繊はオゾンによる瞬間的な処理に好適となる。

後者の作用は混合に効果的に貢献する全てのセクション２２．３２．４２．２４ 及び３４における材料の移送及び混合の間に行われる。反対ピッチのねじ１４． ４４及びリング１３．４３によって３つの地帯から両上流及び下流から形成され たパルプはシールドガス密な封入の形成を提供する。

追加的なオゾンの給入は第３地帯においてセクション３２内でセクション２４の 押し出し忘２５の出口における材料の膨張に従って行われることができる。処理 の後パルプは第４地帯の端プラグから下流のオリフィス７３を通して軸線方向に 排出されることになる。

走査装置は残りのシンを消去するために第４地帯７９に接続されることができる 。

処理はパルプ重量により特定される２〜８％の間の割合でオゾン空気又はオゾン 酸素混合物の形でオゾンを導入することによって仕上げられ、酸性化された厚い 化学・熱・機械的パルプに適用された。次の表は得られた結果を纏めたものであ 未処理　オゾン処理後 ２％　４％　７％ Ｐ、Ｈ，３，６３，３３，０６２，９ 乾燥度　４３．４　４５　４３　４４．８排水率（ｃｓｆ）５４　５８　５８　 ５６破断長率（ａｎ）　４６００　５０００　５７６０　６１６０処理率　５４ 　５３　５４　５３ 破裂率　２０　２１．５　２６．５　２９白さ率　６３　５９　５９　５Ｂ 処理は相異なる初期特性のパルプに適用された。

初期パルプ　５％オゾンで 処理後のパルプ Ｐ、Ｈ，４，１５３ 乾燥度　４５．８　４６．６ 排水率（ｃｓｆ）６９　７０　’ 破断長率（−）　４０００　５３９０ 処理率　５５５６ 破裂率　１９２６ 白さ率　６２５７ 国際調査報告 国際調査報告

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．セルローズ繊維を備えた高級パルプをオゾンで処理する方法において、 パルプをその最終的使用に要求される程度の純度に精製しかつ純度を上げ、それ から２スクリュー機械から成る反応器内でオゾンで処理することを特徴とする前 記処理方法。
2. ２．パルプは２０％〜５０％の乾燥度で反応器に給送される、請求の範囲１記載 の処理方法。
3. ３．パルプが４０％〜５０％の乾燥度を有する、請求の範囲２記載の処理方法。
4. ４．パルプが厚くされる前に前もって酸性にされる、請求の範囲２又は３記載の 処理方法。
5. ５．パルプが６０〜１３０ｃｓｔ．の純度に精製される、請求の範囲１から４ま でのうちのいずれか−記載の処理方法。
6. ６．精製されたパルプが少なくとも第１移送セクション、第１圧縮セクション、 これに続く第２移送セクション及び第２圧縮セクションから成る２スクリュー機 械に導入され、オゾンは好ましくは酸化オゾン又はオゾン空気混合物の形で該圧 縮セクションの間に位置する機械の少なくとも１つの地帯において該セルローズ パルプと反応させられる、請求の範囲１から５までのうちのずれか−記載の処理 方法。
7. ７．地帯は処理されたパルプの量の少なくとも２％の量が反応させられる、請求 項１から６項までのうちのいずれか−記載の処理方法。
8. ８．オゾンの割合が２〜８％である、請求の範囲７記載の処理方法。