JP2547223Y2 - 携帯型無線機用アンテナ - Google Patents
携帯型無線機用アンテナInfo
- Publication number
- JP2547223Y2 JP2547223Y2 JP1991000075U JP7591U JP2547223Y2 JP 2547223 Y2 JP2547223 Y2 JP 2547223Y2 JP 1991000075 U JP1991000075 U JP 1991000075U JP 7591 U JP7591 U JP 7591U JP 2547223 Y2 JP2547223 Y2 JP 2547223Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- wireless device
- arc
- housing
- fastener
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- Support Of Aerials (AREA)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、携帯型無線機に取りつ
けられて使用するのに適したアンテナに関するものであ
る。
けられて使用するのに適したアンテナに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】無線機には電波を受信し、また放射する
ためのアンテナが不可欠である。携帯型無線機では、ア
ンテナを収納可能にしたものが知られている。その一例
が図５に示してある。同図の無線機でアンテナ１０は筐
体１の内外に上下摺動可能で、携帯時には邪魔にならな
いように鎖線で示すように筐体１内に収納しているが、
必要に応じて外に伸ばして使用する。
ためのアンテナが不可欠である。携帯型無線機では、ア
ンテナを収納可能にしたものが知られている。その一例
が図５に示してある。同図の無線機でアンテナ１０は筐
体１の内外に上下摺動可能で、携帯時には邪魔にならな
いように鎖線で示すように筐体１内に収納しているが、
必要に応じて外に伸ばして使用する。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記実施例では、アン
テナ１０が筐体１の内にあるときと外に伸ばしてあると
きでは特性や感度が異なってしまうという問題がある。
そのため筐体１内に別な内部アンテナ（不図示）を備え
ておき、そのアンテナはアンテナ１０を筐体１内に収納
したときにだけ回路が切り換わって使用状態になるよう
にしたものもある。しかし、この構成であると、筐体１
内には、アンテナ１０の収納スペース、内部アンテナの
設置スペースおよび切換回路の設置スペースが必要であ
り、小型を旨とする携帯型無線機にとっては好ましいも
のではない。
テナ１０が筐体１の内にあるときと外に伸ばしてあると
きでは特性や感度が異なってしまうという問題がある。
そのため筐体１内に別な内部アンテナ（不図示）を備え
ておき、そのアンテナはアンテナ１０を筐体１内に収納
したときにだけ回路が切り換わって使用状態になるよう
にしたものもある。しかし、この構成であると、筐体１
内には、アンテナ１０の収納スペース、内部アンテナの
設置スペースおよび切換回路の設置スペースが必要であ
り、小型を旨とする携帯型無線機にとっては好ましいも
のではない。
【０００４】本考案は前記の課題を解決するためになさ
れたもので、携帯時に邪魔にならず、しかも１本のアン
テナでありながら特性、感度を自動的に変えられるよう
にしたアンテナを提供するものである。
れたもので、携帯時に邪魔にならず、しかも１本のアン
テナでありながら特性、感度を自動的に変えられるよう
にしたアンテナを提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めになされた本考案の構成を実施例に対応する図１およ
び図２により説明する。
めになされた本考案の構成を実施例に対応する図１およ
び図２により説明する。
【０００６】これらの図に示すように本考案を適用する
携帯型無線機用アンテナ２は、外形の少なくとも一部が
円弧形１ａである無線機の筐体１に外付けされた弾性的
に湾曲可能な導電体からなるアンテナ２であって、該円
弧形１ａに沿って湾曲し、該円弧形上またはその延長線
上にある導電体の留め具３に該アンテナ２の先端部が掛
止可能であり、該留め具３がインダクタンス６とコンデ
ンサ７からなる電気回路５に連結している。
携帯型無線機用アンテナ２は、外形の少なくとも一部が
円弧形１ａである無線機の筐体１に外付けされた弾性的
に湾曲可能な導電体からなるアンテナ２であって、該円
弧形１ａに沿って湾曲し、該円弧形上またはその延長線
上にある導電体の留め具３に該アンテナ２の先端部が掛
止可能であり、該留め具３がインダクタンス６とコンデ
ンサ７からなる電気回路５に連結している。
【０００７】留め具３は導電体からなり、電気回路５に
連結している。
連結している。
【０００８】
【作用】携帯型無線機の携帯時には、アンテナ２が湾曲
可能であるから筐体１の円弧形１ａに沿わせて留め具３
に掛止しておけば収納状態になるので邪魔にならない。
使用時にはその掛止を外せば弾性によりアンテナ２が伸
直してアンテナとしての十分な性能を発揮する。
可能であるから筐体１の円弧形１ａに沿わせて留め具３
に掛止しておけば収納状態になるので邪魔にならない。
使用時にはその掛止を外せば弾性によりアンテナ２が伸
直してアンテナとしての十分な性能を発揮する。
【０００９】収納時にはアンテナ２の先端部が留め具３
を通じて電気回路５に導通するので、電気回路５の機能
が付加されたアンテナとして作用する。
を通じて電気回路５に導通するので、電気回路５の機能
が付加されたアンテナとして作用する。
【００１０】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面により詳細に説
明する。
明する。
【００１１】図１は本考案を適用するアンテナ２を装備
した携帯型無線機の実施例の外観正面図で、同図の
（ａ）はアンテナ２を伸直させてある状態、（ｂ）はア
ンテナ２を収納してある状態を示してある。
した携帯型無線機の実施例の外観正面図で、同図の
（ａ）はアンテナ２を伸直させてある状態、（ｂ）はア
ンテナ２を収納してある状態を示してある。
【００１２】この図１に示すように、携帯型無線機は、
長方形の筐体１に納められ、その筐体１の表面は円弧形
１ａの段差が設けられている。尚、筐体１に通話口、選
択スイッチキー、表示部等があることは一般の携帯型無
線機と変わるところがない。円弧形１ａの延長線上に
は、金属留め具３が取りつけられている。さらに円弧形
１ａの反対側の延長線上には、アンテナ２が取り付けら
れている。アンテナ２は、常用されるアンテナと同じ材
質の導電体であるが、棒状バネになっており湾曲可能で
ある。またアンテナ２は、図１（ａ）のように伸直させ
てある状態のときに、感度、利得、指向性等の受信効
率、放射効率が最大となるような構成にしてあり、この
点は、通常の携帯型無線機用アンテナと変わることがな
い。
長方形の筐体１に納められ、その筐体１の表面は円弧形
１ａの段差が設けられている。尚、筐体１に通話口、選
択スイッチキー、表示部等があることは一般の携帯型無
線機と変わるところがない。円弧形１ａの延長線上に
は、金属留め具３が取りつけられている。さらに円弧形
１ａの反対側の延長線上には、アンテナ２が取り付けら
れている。アンテナ２は、常用されるアンテナと同じ材
質の導電体であるが、棒状バネになっており湾曲可能で
ある。またアンテナ２は、図１（ａ）のように伸直させ
てある状態のときに、感度、利得、指向性等の受信効
率、放射効率が最大となるような構成にしてあり、この
点は、通常の携帯型無線機用アンテナと変わることがな
い。
【００１３】図２に示すように、金属留め具３は板バネ
であり、アンテナ２を受け入れやすくかつ受入後安定す
るように、先端部が外開き途中部分が凹形状になってい
る。金属留め具３は、インダクタンス６およびコンデン
サ７からなるリアクタンスの電気回路５に連結してい
る。
であり、アンテナ２を受け入れやすくかつ受入後安定す
るように、先端部が外開き途中部分が凹形状になってい
る。金属留め具３は、インダクタンス６およびコンデン
サ７からなるリアクタンスの電気回路５に連結してい
る。
【００１４】この携帯型無線機は、使用時には図１
（ａ）のようにアンテナ２を伸直させておき、そのとき
アンテナ２は受信効率、放射効率が十分に発揮される。
携帯時には、図１（ｂ）および図２のように、アンテナ
２をそのバネ性により円弧形１ａに沿って湾曲させ金属
留め具３に挟み込んで止める。このように湾曲すること
によりアンテナ２は、大地に対する比距離が変わるた
め、受信効率、放射効率が劣化するが、同時に電気回路
５に導通するから、インダクタンス６およびコンデンサ
７の共振回路による補正機能が働いてその劣化分が補正
されることになる。
（ａ）のようにアンテナ２を伸直させておき、そのとき
アンテナ２は受信効率、放射効率が十分に発揮される。
携帯時には、図１（ｂ）および図２のように、アンテナ
２をそのバネ性により円弧形１ａに沿って湾曲させ金属
留め具３に挟み込んで止める。このように湾曲すること
によりアンテナ２は、大地に対する比距離が変わるた
め、受信効率、放射効率が劣化するが、同時に電気回路
５に導通するから、インダクタンス６およびコンデンサ
７の共振回路による補正機能が働いてその劣化分が補正
されることになる。
【００１５】図３は本考案を適用するアンテナ２を装備
した携帯型無線機の別な実施例の外観正面図で、同図の
（ａ）は使用状態（アンテナ２を伸直させてある状
態）、（ｂ）は携帯時の状態（アンテナ２を収納してあ
る状態）を示してある。
した携帯型無線機の別な実施例の外観正面図で、同図の
（ａ）は使用状態（アンテナ２を伸直させてある状
態）、（ｂ）は携帯時の状態（アンテナ２を収納してあ
る状態）を示してある。
【００１６】この図３に示すように、携帯型無線機は、
上部が半円形外周１ｂの筐体１に納められ、半円形外周
１ｂの一方の末端部にアンテナ２が取付けられ、半円形
外周１ｂのもう一方の末端部に留め具３が取りつけられ
ている。アンテナ２を収納したときには、筐体１の上部
半円形外周１ｂに沿ってアンテナ２は保持される。
上部が半円形外周１ｂの筐体１に納められ、半円形外周
１ｂの一方の末端部にアンテナ２が取付けられ、半円形
外周１ｂのもう一方の末端部に留め具３が取りつけられ
ている。アンテナ２を収納したときには、筐体１の上部
半円形外周１ｂに沿ってアンテナ２は保持される。
【００１７】
【００１８】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案を適
用した携帯型無線機用アンテナは、携帯時には無線機の
筐体に沿って収納されるため、邪魔にならない。使用時
には伸直してアンテナとしての十分な性能を発揮する。
また収納時にはアンテナがインダクタンスおよびコンデ
ンサからなる電気回路に自動的に導通するので、その回
路が持つ共振機能が付加され、アンテナが伸直している
のと同じ、感度、利得、指向性等の受信効率、放射効率
を得ることができる。しかもこのような機能付加が１本
のアンテナで可能になったため、携帯型無線機の小型
化、低コスト化に役立つものとなる。
用した携帯型無線機用アンテナは、携帯時には無線機の
筐体に沿って収納されるため、邪魔にならない。使用時
には伸直してアンテナとしての十分な性能を発揮する。
また収納時にはアンテナがインダクタンスおよびコンデ
ンサからなる電気回路に自動的に導通するので、その回
路が持つ共振機能が付加され、アンテナが伸直している
のと同じ、感度、利得、指向性等の受信効率、放射効率
を得ることができる。しかもこのような機能付加が１本
のアンテナで可能になったため、携帯型無線機の小型
化、低コスト化に役立つものとなる。
【図１】本考案を適用するアンテナを装備した携帯型無
線機の実施例の外観正面図である。
線機の実施例の外観正面図である。
【図２】本考案のアンテナに付加する電気回路およびそ
の周辺の例を示す図である。
の周辺の例を示す図である。
【図３】本考案を適用するアンテナを装備した携帯型無
線機の別な実施例の外観正面図である。
線機の別な実施例の外観正面図である。
【図４】従来のアンテナを装備した携帯型無線機の実施
例の外観正面図である。
例の外観正面図である。
【符号の説明】 １は筐体、１ａ・１ｂは円弧形、２・１０はアンテナ、
３は留め具、５は電気回路、６はインダクタンス、７は
コンデンサ。
３は留め具、５は電気回路、６はインダクタンス、７は
コンデンサ。
Claims (1)
- 【請求項１】 外形の少なくとも一部が円弧形（１ａ）
である無線機の筐体（１）に外付けされ、弾性的に湾曲
可能な導電体からなるアンテナ（２）であって、該円弧
形（１ａ）に沿って湾曲し、該円弧形上またはその延長
線上にある導電体の留め具（３）に該アンテナ（２）の
先端部が掛止可能であり、該留め具（３）がインダクタ
ンス（６）とコンデンサ（７）からなる電気回路（５）
に連結していることを特徴とする携帯型無線機用アンテ
ナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991000075U JP2547223Y2 (ja) | 1991-01-07 | 1991-01-07 | 携帯型無線機用アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991000075U JP2547223Y2 (ja) | 1991-01-07 | 1991-01-07 | 携帯型無線機用アンテナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0494806U JPH0494806U (ja) | 1992-08-18 |
| JP2547223Y2 true JP2547223Y2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=31726684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991000075U Expired - Lifetime JP2547223Y2 (ja) | 1991-01-07 | 1991-01-07 | 携帯型無線機用アンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2547223Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3665239B2 (ja) * | 1999-09-29 | 2005-06-29 | 松下電器産業株式会社 | アンテナ装置及びカード型無線機 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS558962Y2 (ja) * | 1975-09-18 | 1980-02-27 | ||
| JPS5840947U (ja) * | 1981-09-08 | 1983-03-17 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 腕携帯通信機器 |
| JPS6140018U (ja) * | 1984-08-13 | 1986-03-13 | 沖電気工業株式会社 | 携帯用無線機のアンテナ装置 |
| JPS6140019U (ja) * | 1984-08-17 | 1986-03-13 | 株式会社ヨコオ | 自動車用アンテナ |
| JPH0612850B2 (ja) * | 1987-01-16 | 1994-02-16 | 三菱電機株式会社 | 無線機 |
| JPH02123103U (ja) * | 1989-03-17 | 1990-10-09 |
-
1991
- 1991-01-07 JP JP1991000075U patent/JP2547223Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0494806U (ja) | 1992-08-18 |
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