JP2546846Y2 - 道路情報板の踏台装置 - Google Patents

道路情報板の踏台装置

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JP2546846Y2
JP2546846Y2 JP1989031380U JP3138089U JP2546846Y2 JP 2546846 Y2 JP2546846 Y2 JP 2546846Y2 JP 1989031380 U JP1989031380 U JP 1989031380U JP 3138089 U JP3138089 U JP 3138089U JP 2546846 Y2 JP2546846 Y2 JP 2546846Y2
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JP1989031380U
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Inventor
博司 加藤
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小糸工業 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、高速道路や幹線道路上に設置して自動車等
車両の運転者に対して道路情報を表示するための道路情
報板に係り、特に該道路情報板の保守点検又は補修作業
に際し、作業者の足場となる道路情報板の踏台装置に関
するものである。
〔従来の技術〕 従来から道路情報板に構成するランプユニット部その
他の構成部品の保守点検や補修作業の安全性を図るた
め、情報板本体の表面側及び裏面側下部並びに支柱寄り
の側面側下部にそれぞれ踏台を構成したものが一般に使
用され、特に豪雪地方の道路に設置する道路情報板につ
いては、これらの踏台上に積雪して情報板本体の表示が
運転者から見え難くなることがないように、該情報板本
体の表面側下部に構成する踏台を、その使用をしないと
きに情報板本体の下面に格納できるような構造にしたも
のが提案されている(例えば、実公昭第56−14543号参
照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来の情報板本体の下面に踏台を格納す
る構造のものにあっては、踏台を情報板本体の下面とそ
の前方突出位置間に変位させるためのガイドレール機構
やリンク機構、又は反転機構が必要であり、構造が複雑
になるばかりでなく、踏台自体が情報板本体の下部にお
いて前後方向等に変位又は反転するものであるため、格
納時及び使用時においてその安全性を確保し、該踏台を
所定個所に確実に固定する安全装置や駆動装置が不可欠
であり、踏台使用中にかかる安全装置や駆動装置の操作
が不完全であると作業者の人身事故等の発生原因にもな
るという問題を有するものであった。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、
情報板本体の表面側下部に構成する踏台を該情報板本体
の左右方向に複数枚に分割すると共に、それぞれの踏台
を更に支持枠の前後方向に折り畳んで格納し、又は支持
枠の側方に折り畳んで格納し得るように構成することに
より、ガイドレール機構やリンク機構等の複雑な駆動装
置や安全装置を構成することなく、構造が簡単で操作性
及び安全性に優れ、自動車の運転者に対する視認性の良
好な道路情報板の踏台装置を提案することを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係る道路情報板
の踏台装置は、情報板本体の表面側下部にその前方へ突
出する支持枠を形成すると共に、該支持枠上に載置する
踏台を支持枠の左右方向に対して複数枚に分割し、かつ
分割されたそれぞれの踏台を更に支持枠の前後方向に対
して複数枚に分割し、分割された各踏台を中央部におい
て前後二組に分け、それぞれを蝶番により折り曲げ自在
に連結すると共に、支持枠に対する当接縁側を蝶番によ
り折り曲げ自在に連結し、前側の各踏台を支持枠の前端
側、即ち情報板本体の突出方向へ、また後側の各踏台を
支持枠の後端側、即ち情報板本体の表面側下部へそれぞ
れ格納し得るように構成することを要旨とするものであ
る。
また、上記支持枠の前後方向に対して分割された踏台
に代えて、該支持枠上に載置する踏台を支持枠の左右方
向に対して複数枚に分割し、それぞれを蝶番により折り
曲げ自在に連結すると共に、支持枠に対する当接縁側を
蝶番により折り曲げ自在に連結し、該踏台を順次支持枠
の側方に折り畳み可能に構成することもできる。
〔作用〕
上記構成によれば、踏台が不使用時には情報板本体の
下部前方に形成した支持枠の前後、又は側方に折り畳ん
で格納されているため踏台上に対する積雪を最小限に抑
え情報板本体の表示に対する視認性を低下させることが
なく、かつ情報板本体の保守点検又は補修作業に際して
は、路側側から順次道路中央側へ向かって移動しながら
踏台を支持枠上に展開させることにより使用状態に支持
し、また所要作業終了後には支持枠上において順次道路
中央側から路側側へ移動しながら支持枠を折り畳んで格
納し、又は支持枠の側方へ順次折り畳んで格納すること
ができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る道路情報板の踏台装置に関する好
適な実施例を図面に従って説明する。
第1図乃至第6図は、第一の実施例を示すものであ
り、1は路側に設置した支柱2の上部に梁3,3によって
支持された情報板本体であり、該情報板本体1の表面1a
側及び路側寄りの側面1b側下部にそれぞれ前方に突出す
る支持枠4,5を形成し、それぞれの突出側端縁に手すり
6,7を立設し、少なくとも情報板本体1の表面1a側に構
成する手すり6については、その両側及び所望により構
成する中間の支え棒の下端部をそれぞれ情報板本体1に
対向する側面を切り欠いて成る支持筒8内に軸着し、手
すり6自体を支持枠4上において自在に起伏(矢印A
間)させ得るように構成してある。また、情報板本体1
の側面1b側に構成する手すり7についても、所望により
起伏自在に構成することができることは勿論である。
本実施例において、少なくとも上記支持枠4は、チャ
ンネル材のウェブ部が外周縁を形成するように長方形状
に枠組連結して成るものであり、内方へ突出する下縁4a
に後述する踏台9の側部を起伏自在に連結し、支持枠4
上に展開させた踏台9が該支持枠4を形成するチャンネ
ル材の内側に収まる姿勢で使用状態に支持されると共
に、折り畳んだ踏台9が該チャンネル材の断面コ字状と
成る枠4b内に起立して(矢印B)格納され得るように成
っている。また分割された踏台9間の連接部を支持する
ため、適宜中桟と成る複数本の下縁4cを掛け渡し構成し
てあり、該中桟と成る下縁4cの構成により支持枠4自体
の剛性を高める構造にも成っている。
本考案に係る道路情報板の踏台装置は、上記の如く情
報板本体1の表面1a側及び側面1b側に構成する支持枠4,
5上に踏台9,10を配設する構造に成るものであり、特に
表面1a側の支持枠4上に配設する踏台9について、これ
を折り畳んで格納し得るように構成するものである。
即ち、情報板本体1の表面1a側下部に形成した支持枠
4上に載置する踏台9を支持枠4の左右方向、即ち情報
板本体1の幅方向に対して複数枚(本実施例においては
3枚)に分割し、かつ分割されたそれぞれの踏台9を更
に支持枠4の前後方向、即ち情報板本体1の表面1a側前
後方向に対して複数枚(本実施例においては4枚)に分
割し、前後方向に分割して成る各踏台9a,9b,9c及び9dを
それぞれ蝶番11により表裏交互に連結し、順次支持枠4
の前端側又は後端側へ折り畳んで起立格納することがで
きるように成る。図示例においては、各踏台9a,9b,9c及
び9dを更に中央部において前後二組に分け、それぞれを
蝶番11により折り曲げ自在に連結すると共に、支持枠4
に対する当接縁側を蝶番12により折り曲げ自在に連結
し、前側の組の踏台9a及び9cを支持枠4の前端側、即ち
情報板本体1の表面1a側突出方向に、また後側の組の踏
台9c及び9dを支持枠4の後端側、即ち情報板本体1の表
面1a側下部にそれぞれ起立格納し得るように構成してあ
る。
また、路側側、即ち情報板本体1の側面1b側下部に突
出させた支持枠5に載置構成する踏台10についても、こ
れを起立させて格納し得るように構成することが可能で
あり、図示例においては2枚に分割された踏台10a,10b
を、それぞれ支持枠5の端縁に蝶番13を用いて連結し、
一方は路側側(矢印C)へ、また他方は情報板本体1の
後方(矢印D)へ起伏自在に構成してある。
第7図は、本考案に係る道路情報板の踏台装置に関す
る第二の実施例を示すものであり、上記第一の実施例と
異なる部分について説明すると、情報板本体1の表面1a
側に構成する踏台19を支持枠4の左右方向、即ち情報板
本体1の幅方向に対して複数枚(本実施例においては4
枚)19a,19b,19c,19dに分割すると共に、相互に蝶番に
より連結し、順次支持枠4の側方、即ち路側側に折り畳
んで格納し得るように構成したものである。
尚、上記各実施例において、支持枠自体の構造,分割
すべき踏台の枚数、それぞれの踏台の連結方法等につい
ては、適宜これを変様して実施することができるもので
あることは勿論である。
所望により、情報板本体の裏面側下部に踏台装置を構
成し、これを適宜折り畳み格納自在に構成することも可
能である。
〔考案の効果〕
本考案に係る道路情報板の踏台装置は、以上のように
構成したから、情報板本体の踏台を容易に支持枠上に展
開して使用状態に支持し、該踏台上において情報板本体
の保守点検又は補修作業を実施することができると共
に、ガイドレール機構やリンク機構、これらを動作する
駆動装置や安全装置等の複雑な構造を構成することな
く、踏台の不使用時にはこれを簡単に折り畳んで支持枠
上、又は支持枠を形成するチャンネル材内に起立格納す
ることができ、豪雪地方に設置した場合でも積雪による
情報板本体の表示に対する視認性を低下させることがな
い等、本考案実施後の実用上の効果に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る道路情報板の踏台装置の第一の実
施例を示す斜視図、 第2図は同じく正面図、 第3図は同じく左側面図、 第4図は同じく右側面図、 第5図は踏台装置の平面図、 第6図は第5図VI−VI線拡大断面図、 第7図は第二の実施例を示す斜視図である。 1……情報板本体、2……支柱 4,5……支持枠、6,7……手すり 9,10……踏台

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報板本体の表面側下部にその前方へ突出
    する支持枠を形成すると共に、 該支持枠上に載置する踏台を支持枠の左右方向に対して
    複数枚に分割し、かつ分割されたそれぞれの踏台を更に
    支持枠の前後方向に対して複数枚に分割し、 分割された各踏台を中央部において前後二組に分け、そ
    れぞれを蝶番により折り曲げ自在に連結すると共に、支
    持枠に対する当接縁側を蝶番により折り曲げ自在に連結
    し、 前側の各踏台を支持枠の前端側、即ち情報板本体の突出
    方向へ、また後側の各踏台を支持枠の後端側、即ち情報
    板本体の表面側下部へそれぞれ格納し得るように構成し
    たことを特徴とする道路情報板の踏台装置。
  2. 【請求項2】情報板本体の表面側下部にその前方へ突出
    する支持枠を形成すると共に、 該支持枠上に載置する踏台を支持枠の左右方向に対して
    複数枚に分割し、それぞれを蝶番により折り曲げ自在に
    連結すると共に、支持枠に対する当接縁側を蝶番により
    折り曲げ自在に連結し、 該踏台を順次支持枠の側方に折り畳み可能に構成したこ
    とを特徴とする道路情報板の踏台装置。
JP1989031380U 1989-03-22 1989-03-22 道路情報板の踏台装置 Expired - Lifetime JP2546846Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010037822A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Olympus Corp 作業台
JP2010116718A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Olympus Corp 作業台

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