JP2546682B2 - ダイカストマシンの射出速度センサ - Google Patents
ダイカストマシンの射出速度センサInfo
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- JP2546682B2 JP2546682B2 JP62194836A JP19483687A JP2546682B2 JP 2546682 B2 JP2546682 B2 JP 2546682B2 JP 62194836 A JP62194836 A JP 62194836A JP 19483687 A JP19483687 A JP 19483687A JP 2546682 B2 JP2546682 B2 JP 2546682B2
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- Japan
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- piston rod
- die casting
- casting machine
- magnetic
- injection speed
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、流体圧シリンダ、特にダイカストマシンの
射出速シリンダのピストンロツドの移動速度を計測して
溶湯の射出速度を検出する射出速度センサに関するもの
である。
射出速シリンダのピストンロツドの移動速度を計測して
溶湯の射出速度を検出する射出速度センサに関するもの
である。
[従来の技術] 従来、ダイカストマシンの溶湯の射出速度を検出する
には、射出シリンダのピストンロツド外周面に所定のピ
ツチで螺旋溝を形成し、ピストンロツドの軸線方向の移
動により、その外周面に近接して設けた磁気センサが受
ける磁気的変動をパルス信号として出力させ、その繰返
し周波数により射出速度を求めていた。
には、射出シリンダのピストンロツド外周面に所定のピ
ツチで螺旋溝を形成し、ピストンロツドの軸線方向の移
動により、その外周面に近接して設けた磁気センサが受
ける磁気的変動をパルス信号として出力させ、その繰返
し周波数により射出速度を求めていた。
第4図は、従来のダイカストマシンの射出速度センサ
の一例を示すもので、ダイカストマシンの射出シリンダ
のシリンダヘツド1にガイドブツシユ2,3及びパツキン
4を介してピストンロツド5を摺動自在に装着し、この
ピストンロツド5の外周面に螺旋溝を形成しその外側に
クロム層を形成する。それによつて、交互に所定のピツ
チで磁性,非磁性のねじ状パターンを形成する。
の一例を示すもので、ダイカストマシンの射出シリンダ
のシリンダヘツド1にガイドブツシユ2,3及びパツキン
4を介してピストンロツド5を摺動自在に装着し、この
ピストンロツド5の外周面に螺旋溝を形成しその外側に
クロム層を形成する。それによつて、交互に所定のピツ
チで磁性,非磁性のねじ状パターンを形成する。
シリンダヘツド1には固定部材8を固設し、この固定
部材8に設けた透孔9に調整部材26を挿入して、その外
周段部26aを固定部材8の上部に当接させ、押え部材27
を固定部材8に取り付けることにより固定する。
部材8に設けた透孔9に調整部材26を挿入して、その外
周段部26aを固定部材8の上部に当接させ、押え部材27
を固定部材8に取り付けることにより固定する。
調整部材26には磁気センサ15のねじ部16を螺着し、ロ
ツクナツト17によつて螺入位置を規制して固定し、ピス
トンロツド5の外周面との間に僅かな間隙Cを形成す
る。
ツクナツト17によつて螺入位置を規制して固定し、ピス
トンロツド5の外周面との間に僅かな間隙Cを形成す
る。
磁気センサ15のピストンロツド5に対向する先端部に
は、永久磁石と複数の磁気抵抗素子等の感磁性素子を内
蔵している。
は、永久磁石と複数の磁気抵抗素子等の感磁性素子を内
蔵している。
ピストンロツド5はカツプリング22によりプランジヤ
ロツド23に結合し、その先端部に形成したプランジヤチ
ツプ24を射出スリーブ25に緩嵌して、射出スリーブ25内
に流入する溶湯を金型内に押し出すようにしている。
ロツド23に結合し、その先端部に形成したプランジヤチ
ツプ24を射出スリーブ25に緩嵌して、射出スリーブ25内
に流入する溶湯を金型内に押し出すようにしている。
いま、ピストンロツド5が射出シリンダにより高速で
左方に突出すると、射出スリーブ25内の溶湯を金型内に
押し出して注湯を行うが、その時のピストンロツド5の
移動により、磁気センサ15は磁気的変動を受けてパルス
信号を発生するので、それを増幅及び波形整形してその
繰返し周波数をカウントすることによつて、ピストンロ
ツド5の速度すなわち溶湯の射出速度を知ることができ
る。
左方に突出すると、射出スリーブ25内の溶湯を金型内に
押し出して注湯を行うが、その時のピストンロツド5の
移動により、磁気センサ15は磁気的変動を受けてパルス
信号を発生するので、それを増幅及び波形整形してその
繰返し周波数をカウントすることによつて、ピストンロ
ツド5の速度すなわち溶湯の射出速度を知ることができ
る。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、このような従来のダイカストマシンの射出
速度センサにあつては、ピストンロツド5の移動速度が
例えば5m/Sのように極めて高速であるため、射出時の衝
撃が大きいので、ピストンロツド5がガイドブツシユ2,
3との間隙内で突出方向と直交する方向に振れ、その外
周面と磁気センサ15との間隙が急変して不安定になり、
その間隙が計測可能限界(例えば0.3mm)を超えて計測
不能になることがあつた。
速度センサにあつては、ピストンロツド5の移動速度が
例えば5m/Sのように極めて高速であるため、射出時の衝
撃が大きいので、ピストンロツド5がガイドブツシユ2,
3との間隙内で突出方向と直交する方向に振れ、その外
周面と磁気センサ15との間隙が急変して不安定になり、
その間隙が計測可能限界(例えば0.3mm)を超えて計測
不能になることがあつた。
また、長期使用により、ガイドブツシユ2,3及びパツ
キン4が摩耗した場合には、磁気センサ15とピストンロ
ツド5との間隙がさらに大きくなるためピストンロツド
の振れが増大し、検出信号がますます不安定になり、計
測不能状態になることがさらに多くなる。
キン4が摩耗した場合には、磁気センサ15とピストンロ
ツド5との間隙がさらに大きくなるためピストンロツド
の振れが増大し、検出信号がますます不安定になり、計
測不能状態になることがさらに多くなる。
本発明は上記従来の欠点に着目してなされたものであ
つて、その目的は、ピストンロツドが高速で突出して
も、また長期間使用しても常に安定した射出速度の計測
を可能にすることである。
つて、その目的は、ピストンロツドが高速で突出して
も、また長期間使用しても常に安定した射出速度の計測
を可能にすることである。
[問題点を解決するための手段] この発明は、ダイカストマシンの射出シリンダのピス
トンロッド外周面に螺旋溝を設けて交互に所定のピッチ
で磁性,非磁性のねじ状パターンを形成し、上記ピスト
ンロッドの軸線方向の変位による磁気的変動を上記射出
シリンダの固定部に取り付けた磁気センサにより検知し
てパルス信号を発生させ、該パルス信号によって射出速
度を検出するダイカストマシンの射出速度センサにおい
て、上記磁気センサを固設した第2のフローテイング部
材と、この第2のフローテイング部材の段部と係合しピ
ストンロッド外周面の摺接面にピストンロッドと磁気セ
ンサとの間隙より僅かに浅い切欠溝を設けた第1のフロ
ーテイング部材とを、ピストンロッドを取り囲んだ固定
部材に取り付けられた押圧板とばね受板との間に設けた
ばねにより押圧させるように構成したダイカストマシン
の射出速度センサである。
トンロッド外周面に螺旋溝を設けて交互に所定のピッチ
で磁性,非磁性のねじ状パターンを形成し、上記ピスト
ンロッドの軸線方向の変位による磁気的変動を上記射出
シリンダの固定部に取り付けた磁気センサにより検知し
てパルス信号を発生させ、該パルス信号によって射出速
度を検出するダイカストマシンの射出速度センサにおい
て、上記磁気センサを固設した第2のフローテイング部
材と、この第2のフローテイング部材の段部と係合しピ
ストンロッド外周面の摺接面にピストンロッドと磁気セ
ンサとの間隙より僅かに浅い切欠溝を設けた第1のフロ
ーテイング部材とを、ピストンロッドを取り囲んだ固定
部材に取り付けられた押圧板とばね受板との間に設けた
ばねにより押圧させるように構成したダイカストマシン
の射出速度センサである。
[作 用] このように構成したダイカストマシンの射出速度セン
サによれば、射出シリンダによる溶湯の射出時にピスト
ンロツドが軸線に直交する方向に変位しても、フローテ
イング部材がそれに追従して変位するため、それに固設
された磁気センサとピストンロツドとの間隙は一定に保
たれ、常に安定した速度計測が可能になる。
サによれば、射出シリンダによる溶湯の射出時にピスト
ンロツドが軸線に直交する方向に変位しても、フローテ
イング部材がそれに追従して変位するため、それに固設
された磁気センサとピストンロツドとの間隙は一定に保
たれ、常に安定した速度計測が可能になる。
[実 施 例] 以下、添付図面の第1図乃至第3図を参照して本発明
の実施例を説明する。なお、これらの図中、第4図と対
応する部分に同一の符号を付してある。
の実施例を説明する。なお、これらの図中、第4図と対
応する部分に同一の符号を付してある。
ダイカストマシンの射出シリンダのシリンダヘツド1
にガイドブツシユ2,3及びパンキン4を介してピストン
ロツド5を摺動自在に装着する。
にガイドブツシユ2,3及びパンキン4を介してピストン
ロツド5を摺動自在に装着する。
このピストンロツド5の外周面には、第3図に示すよ
うに所定のピツチで深さdが0.2mm程度の螺旋溝6を形
成し、その外周面をクロムメツキした後、研削により厚
いtが0.03mm程度の非磁性のクロム層7を形成する。こ
れによつて、交互に所定のピツチで磁性,非磁性のねじ
状パターンを形成する。
うに所定のピツチで深さdが0.2mm程度の螺旋溝6を形
成し、その外周面をクロムメツキした後、研削により厚
いtが0.03mm程度の非磁性のクロム層7を形成する。こ
れによつて、交互に所定のピツチで磁性,非磁性のねじ
状パターンを形成する。
シリンダヘツド1にピストンロツド5を繞つてリング
状の固定部材8を固設し、この固定部材8に半径方向の
透孔9を穿設して、その透孔9に第1のフローテイング
部材10及び第2のフローテイング部材11を共に摺動自在
に挿入し、第2のフローテイング部材11の外周段部12を
第1のフローテイング部材10の端面に当接させて一体的
に変位し得るようにする。
状の固定部材8を固設し、この固定部材8に半径方向の
透孔9を穿設して、その透孔9に第1のフローテイング
部材10及び第2のフローテイング部材11を共に摺動自在
に挿入し、第2のフローテイング部材11の外周段部12を
第1のフローテイング部材10の端面に当接させて一体的
に変位し得るようにする。
また、第1のフローテイング部材10のピストンロツド
5との摺接面13をこのピストンロツド5の外周面に対応
する曲面に形成すると共に、この摺接面13にその軸線方
向に平行な深さ0.2mm弱,幅2mm程度の切欠溝14を刻設し
て、この切欠溝14により第1のフローテイング部材10の
摺接面13内の油や水を外部に排出させると共に、摺接面
の摩耗状態を検出し得るようにして、第1のフローテイ
ング部材10の交換時期を知ることができるようにしてい
る。
5との摺接面13をこのピストンロツド5の外周面に対応
する曲面に形成すると共に、この摺接面13にその軸線方
向に平行な深さ0.2mm弱,幅2mm程度の切欠溝14を刻設し
て、この切欠溝14により第1のフローテイング部材10の
摺接面13内の油や水を外部に排出させると共に、摺接面
の摩耗状態を検出し得るようにして、第1のフローテイ
ング部材10の交換時期を知ることができるようにしてい
る。
なお、第1のフローテイング部材10は無給油で摺動性
及び耐摩耗性に優れた材質とするのが望ましい。
及び耐摩耗性に優れた材質とするのが望ましい。
また、第2のフローテイング部材11に磁気センサ15の
ねじ部16を螺着して、ロツクナツト17によりその螺入位
置を任意に設定し得るようにする。
ねじ部16を螺着して、ロツクナツト17によりその螺入位
置を任意に設定し得るようにする。
ここで用いる磁気センサは、磁気的な変化に感応して
物体の移動量や速度等を検知するものであつて、磁気抵
抗素子,磁気格子素子,ホール効果素子等を用いたもの
があるが、この実施例では、磁束の変化により抵抗値が
変化し、それを電圧が変化する交流信号として出力させ
ることのできる磁気抵抗素子を用いている。
物体の移動量や速度等を検知するものであつて、磁気抵
抗素子,磁気格子素子,ホール効果素子等を用いたもの
があるが、この実施例では、磁束の変化により抵抗値が
変化し、それを電圧が変化する交流信号として出力させ
ることのできる磁気抵抗素子を用いている。
第2のフローテイング部材11の上端部には押圧板18を
当接させ、この押圧板18を、固定部材8に植設した2本
のガイドピン19に摺動自在に緩嵌させ、ガイドピン19の
上端にワツシヤ30を介してボルト31によつて抜け止めさ
れたばね受板20との間に、ばね21を係着して下方へ付勢
することにより、磁気センサ15を螺着した第2のフロー
テイング部材11を介して第1のフローテイング部材10を
ピストンロツド5の外周面に押圧させる。
当接させ、この押圧板18を、固定部材8に植設した2本
のガイドピン19に摺動自在に緩嵌させ、ガイドピン19の
上端にワツシヤ30を介してボルト31によつて抜け止めさ
れたばね受板20との間に、ばね21を係着して下方へ付勢
することにより、磁気センサ15を螺着した第2のフロー
テイング部材11を介して第1のフローテイング部材10を
ピストンロツド5の外周面に押圧させる。
なお、その他の構成は第4図に示した従来例と同様で
ある。
ある。
次に、このような構成からなる実施例の作用を説明す
る。
る。
まず、第2のフローテイング部材11に対する磁気セン
サ15の螺入位置を調整してピストンロツド5の外周面と
の間隙Cを前述した切欠溝14より僅かに大きい0.2mmに
設定する。
サ15の螺入位置を調整してピストンロツド5の外周面と
の間隙Cを前述した切欠溝14より僅かに大きい0.2mmに
設定する。
この状態で、射出シリンダによりピストンロツド5が
左方に高速で突出すると、その外周面の近傍に螺旋溝6
によるねじ状パターンの移動により磁場変動が生じ、磁
気センサ素子15は内蔵する永久磁石からの磁界が変動を
受けるため、磁気抵抗素子の抵抗値が変化してパルス信
号を発生する。
左方に高速で突出すると、その外周面の近傍に螺旋溝6
によるねじ状パターンの移動により磁場変動が生じ、磁
気センサ素子15は内蔵する永久磁石からの磁界が変動を
受けるため、磁気抵抗素子の抵抗値が変化してパルス信
号を発生する。
その出力パルス信号の繰返し周波数をカウントするこ
とによつて、ピストンロツド5の速度すなわち第4図の
射出スリーブ25内の溶湯の射出速度を測定できる。
とによつて、ピストンロツド5の速度すなわち第4図の
射出スリーブ25内の溶湯の射出速度を測定できる。
この時、ピストンロツド5がガイドブツシユ2,3との
間隙内で突出方向と直交する方向に振れても、その外周
面に密接する方向に付勢された第1,第2のフローテイン
グ部材10,11がその振れに追従して変位するので、第2
のフローテイング部材11に固着された磁気センサ素子15
とピストンロツド5の外周面との間隙Cは常に所定の値
に保たれる。
間隙内で突出方向と直交する方向に振れても、その外周
面に密接する方向に付勢された第1,第2のフローテイン
グ部材10,11がその振れに追従して変位するので、第2
のフローテイング部材11に固着された磁気センサ素子15
とピストンロツド5の外周面との間隙Cは常に所定の値
に保たれる。
また、第1のフローテイング部材10のピストンロツド
5との摺接面に設けた切欠溝14により、第1のフローテ
イング部材10の摩耗状態を容易に知ることができ、間隙
Cの許容範囲内で第1のフローテイング部材10の交換時
期を知ることができる。
5との摺接面に設けた切欠溝14により、第1のフローテ
イング部材10の摩耗状態を容易に知ることができ、間隙
Cの許容範囲内で第1のフローテイング部材10の交換時
期を知ることができる。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によるダイカストマシンの
射出速度センサは、射出シリンダのピストンロツドの移
動速度を検出する磁気センサ素子を、ピストンロツドの
軸線に直交する方向の変位にのみ追従して変位するフロ
ーテイング部材に固設したので、ピストンロツドのガイ
ドブツシユやパツキンの摩耗のため、高速射出時にピス
トンロツドが軸線に直交する方向に振れても、磁気セン
サ素子とピストンロツド外周面との間隙が常に所定の値
に保たれ、安定した射出速度の計測が可能である。
射出速度センサは、射出シリンダのピストンロツドの移
動速度を検出する磁気センサ素子を、ピストンロツドの
軸線に直交する方向の変位にのみ追従して変位するフロ
ーテイング部材に固設したので、ピストンロツドのガイ
ドブツシユやパツキンの摩耗のため、高速射出時にピス
トンロツドが軸線に直交する方向に振れても、磁気セン
サ素子とピストンロツド外周面との間隙が常に所定の値
に保たれ、安定した射出速度の計測が可能である。
第1図は、本発明の一実施例の一部を断面で示す第2図
の矢示X方向から見た正面図、 第2図は、その縦断面図、 第3図は、同じくそのピストンロツドの外周面の一部を
拡大して示す断面図、 第4図は、従来のダイカストマシンの射出速度センサの
一例を示す縦断面図である。 1……シリンダヘツド 5……ピストンロツド 6……螺旋溝 8……固定部材 10……第1のフローテイング部材 11……第2のフローテイング部材 14……切欠溝 15……磁気センサ
の矢示X方向から見た正面図、 第2図は、その縦断面図、 第3図は、同じくそのピストンロツドの外周面の一部を
拡大して示す断面図、 第4図は、従来のダイカストマシンの射出速度センサの
一例を示す縦断面図である。 1……シリンダヘツド 5……ピストンロツド 6……螺旋溝 8……固定部材 10……第1のフローテイング部材 11……第2のフローテイング部材 14……切欠溝 15……磁気センサ
Claims (1)
- 【請求項1】ダイカストマシンの射出シリンダのピスト
ンロッド外周面に螺旋溝を設けて交互に所定のピッチで
磁性,非磁性のねじ状パターンを形成し、上記ピストン
ロッドの軸線方向の変位による磁気的変動を上記射出シ
リンダの固定部に取り付けた磁気センサにより検知して
パルス信号を発生させ、該パルス信号によって射出速度
を検出するダイカストマシンの射出速度センサにおい
て、 上記磁気センサを固設した第2のフローテイング部材
と、この第2のフローテイング部材の段部と係合しピス
トンロッド外周面の摺接面にピストンロッドと磁気セン
サとの間隙より僅かに浅い切欠溝を設けた第1のフロー
テイング部材とを、ピストンロッドを取り囲んだ固定部
材に取り付けられた押圧板とばね受板との間に設けたば
ねにより押圧させるように構成し、磁気センサをピスト
ンロッドに対して一定の間隙に保つようにしたことを特
徴とするダイカストマシンの射出速度センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62194836A JP2546682B2 (ja) | 1987-08-03 | 1987-08-03 | ダイカストマシンの射出速度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62194836A JP2546682B2 (ja) | 1987-08-03 | 1987-08-03 | ダイカストマシンの射出速度センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6440160A JPS6440160A (en) | 1989-02-10 |
JP2546682B2 true JP2546682B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=16331074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62194836A Expired - Lifetime JP2546682B2 (ja) | 1987-08-03 | 1987-08-03 | ダイカストマシンの射出速度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2546682B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6239235A (ja) * | 1985-08-14 | 1987-02-20 | 松下電工株式会社 | 吸音板の製造方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5315220A (en) * | 1976-07-29 | 1978-02-10 | Toshiba Machine Co Ltd | Method of measuring speed of injection plunger |
JPS54184314U (ja) * | 1978-06-19 | 1979-12-27 | ||
JPH0798257B2 (ja) * | 1987-08-03 | 1995-10-25 | 東芝機械株式会社 | ダイカストマシンの射出速度センサ |
-
1987
- 1987-08-03 JP JP62194836A patent/JP2546682B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6440160A (en) | 1989-02-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |