JP2546425B2 - チルト機構の電気的接触機構 - Google Patents

チルト機構の電気的接触機構

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JP2546425B2 JP2250545A JP25054590A JP2546425B2 JP 2546425 B2 JP2546425 B2 JP 2546425B2 JP 2250545 A JP2250545 A JP 2250545A JP 25054590 A JP25054590 A JP 25054590A JP 2546425 B2 JP2546425 B2 JP 2546425B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 固定部品に回動部品を金属製の回動連結軸を介して連
結してなるチルト機構の電気的接触機構に関し、 表面に金属膜を被着した回動部品をその両側端面に設
けた支軸を回転軸として、同じく表面に金属膜を被着し
た固定部品側の側面支持部に開閉自在に軸支してなるチ
ルト機構において、前記固定部品の上表面に対向する回
動部品の回転軸と平行な下端面に、その対向範囲のほぼ
全幅にわたり且つ回動部品の使用する範囲で相互に接触
摺動する金属製のバネ部材をそれぞれ配設し、且つ該両
バネ部材を前記固定部品側の金属膜と回動部品側の金属
膜にそれぞれ電気的に接続するように構成する。〔産業
上の利用分野〕 本発明は、固定部品に回動部品を金属製の回動連結軸
を介して連結してなるチルト機構の電気的接触機構、特
に固定部品と回動部品との間を長期間安定して電気的に
接続するチルト機構の電気的接触機構に関する。
最近、情報処理装置等に採用されているチルト機構
は、固定部品と回動部品とを電気的に接続するように構
成されているものが多い。
〔従来の技術〕
次に、第2図を参照しながら従来のチルト機構の電気
的接触機構を説明する。
第2図は、従来のチルト機構の電気的接触機構の概念
を説明するための図で、同図(a)はチルト機構を備え
た情報処理装置の正面図、同図(b)は情報処理装置の
側面図、同図(c)はA部の拡大側断面図である。
尚、同じ部品・材料に対しては全図を通して同じ記号
を付与してある。
情報処理装置のチルト機構は、同図(a)及び同図
(b)に示すように電子回路等(図示せず)を収容した
固定部品11に回動連結軸13を介して連結された回動部品
12を、回動連結軸13を回動中心に矢印B−B′方向に自
在に回動できるように構成したものである。
なお、回動部品12は、その内部に電子回路等を収容し
ていることは言うまでもない。
固定部品11及び回動部品12は、同図(c)に示すよう
にプラスチック、例えばABS樹脂のモールド成形により
形成した固定部品本体11a及び回動部品本体12aのそれぞ
れの裏面に、金属膜11b,12b(例えば、銅(Cu)とニッ
ケル(Ni)をこの順に被着させたメッキ膜)を被着して
形成されている。
従って、固定部品11と回動部品12とを金属製、例えば
鉄製の回動連結軸13で連結してなるチルト機構は、固定
部品11の金属膜11bと回動部品12の金属膜12bとが回動連
結軸13により電気的に接続された電気的接触機構を有す
ることとなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、かかる構成のチルト機構を長い間使用する
と固定部品11及び回動部品12の金属膜11b,12bが摩耗
し、金属膜11b,12bと回動連結軸13との接触が不安定と
なる問題が発生していた。
本発明は、このような問題を解消するためになされた
もので、その目的は固定部品と回動部品との間を長期間
安定して電気的に接続するチルト機構の電気的接触機構
の提供にある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的は、第1図に示すように表面に金属膜12bを
被着した回動部品12をその両側端面に設けた回動連結軸
13を回転軸として、同じく表面に金属膜12b(第2図の
(c)図を参照)を被着した固定部品11側の側面支持部
に開閉自在に軸支してなるチルト機構において、前記固
定部品11の上表面に対向する回動部品12の回動連結軸13
と平行な下端面に、その対向範囲のほぼ全幅にわたり且
つ回動部品12の使用する範囲で相互に接触摺動する金属
製のバネ部材、即ち固定バネ21と回動バネ22とをそれぞ
れ配設し、且つ該両バネ21,22を前記固定部品11側の金
属膜11bと回動部品12側の金属膜12bにそれぞれ電気的に
接続することにより達成される。
〔作用〕
第1図に示すように、固定部品11と回動部品12とがそ
の両側端面で開閉自在に軸支されることによって形成さ
れた、固定部品11の上表面と回動部品12の回転軸と平行
な下端面との間の開口を塞ぐように相互に接触摺動する
それぞれが金属製の固定バネ21と回動バネ22とを配設
し、且つ両バネ21,22を固定部品11と回動部品12のそれ
ぞれの金属膜11b,12bに電気的に接続することにより、
回動部品12の使用範囲において、両バネ11b,12bの弾性
接触を保持して電気接触を確保するとともに、電磁シー
ルドを行うことができる。
〔実施例〕
以下、第1図により本発明の一実施例のチルト機構の
電気的接触機構を説明する。
第1図は、本発明の一実施例のチルト機構の電気的接
触機構の概念を説明するための図であって、同図(a)
はチルト機構を備えた情報処理装置の正面図、同図
(b)は情報処理装置の側面図、同図(c)は回動部品
の回動時の状態を示す側面図、同図(d)はA部の拡大
側断面図である。
すなわち、本発明の一実施例のチルト機構の電気的接
触機構における弾性接触機構は同図(a)〜同図(b)
に示すように、第2図により説明した従来のチルト機構
の固定部品11の先端面に、弾性と耐摩耗性とを備えた薄
い金属板、例えば燐青銅薄板をアーチ状にして形成した
複数の固定バネ21を、導電性を有するエポキシ系の樹脂
で接着して列設するとともに、 回動部品12の断面形状を凹形をした凹部12cの表面
(底面)に、固定部品11に列設した固定バネと互いに一
つずつで常時接触するようにしてアーチ状をした複数の
回動バネ22を上記樹脂で接着して列設したものである。
このように構成した弾性接触機構は、同図(c)に示
すように回動連結軸13を回動中心にB−B′方向に回動
しても、固定バネ21と回動バネ22とは常時電気的な接触
状態を保持している。
なお、回動バネ22は、同図(d)に示すように回動バ
ネ22の回動部品本体12aを貫通して設けた小さな貫通孔1
2dに、上述した導電性を有するエポキシ系の樹脂14が入
り込んで金属膜12bと電気的に接続している。
また、固定バネ21も、固定部品11の固定部品本体11a
を貫通して設けた小さな貫通孔に、前記樹脂14が入り込
むことにより金属膜11bと電気的に接続している(図示
省略)。
従って、本発明の一実施例のチルト機構の電気的接触
機構は、第2図により説明した従来の電気的接触機構に
前述した弾性接触機構を付加して構成されているため
に、長期間安定して機能することとなる。
〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなように本発明によれば、可動
部品と固定部品との間の開口に、より確実な電気的接触
機構を配設することにより、長期間安定して電気的に接
続することができるとともに、電磁シールドを行うチル
ト機構の電気的接触機構の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のチルト機構の電気的接触
機構の概念を説明するための図、 第2図は、従来のチルト機構の電気的接触機構の概念を
説明するための図である。 図において、 11は固定部品、11aは固定部品本体、11bは金属膜、12は
回動部品、12aは回動部品本体、12bは金属膜、12cは凹
部、12dは貫通孔、13は回動連結軸、14は樹脂、21は固
定バネ、22は回動バネをそれぞれ示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大芦 幸彦 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−123684(JP,A) 実開 昭59−104945(JP,U) 実開 昭49−47883(JP,U) 実開 平1−134389(JP,U) 実開 昭60−147096(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に金属膜を被着した回動部品をその両
    側端面に設けた回動連結軸を回転軸として、同じく表面
    に金属膜を被着した固定部品側の側面支持部に開閉自在
    に軸支してなるチルト機構において、 前記固定部品の上表面に対向する回動部品の回動連結軸
    と平行な下端面に、その対向範囲のほぼ全幅にわたり且
    つ回動部品の使用する範囲で相互に接触摺動する金属製
    のバネ部材をそれぞれ配設し、且つ該両バネを前記固定
    部品側の金属膜と回動部品側の金属膜にそれぞれ電気的
    に接続したことを特徴とするチルト機構の電気的接触機
    構。
JP2250545A 1990-09-19 1990-09-19 チルト機構の電気的接触機構 Expired - Fee Related JP2546425B2 (ja)

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JPS4947883U (ja) * 1972-08-02 1974-04-26
JPS58123684A (ja) * 1982-01-18 1983-07-22 松下電器産業株式会社 接続装置
JPS59104945U (ja) * 1982-12-29 1984-07-14 松下電器産業株式会社 蝶番

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