JP2546352B2 - 産業車両における荷役用油圧制御装置 - Google Patents

産業車両における荷役用油圧制御装置

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JP2546352B2
JP2546352B2 JP63234473A JP23447388A JP2546352B2 JP 2546352 B2 JP2546352 B2 JP 2546352B2 JP 63234473 A JP63234473 A JP 63234473A JP 23447388 A JP23447388 A JP 23447388A JP 2546352 B2 JP2546352 B2 JP 2546352B2
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浩昭 浅田
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Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、フォークリフト等の産業車両における荷
役用油圧制御装置に関するものである。
[従来技術] 従来のフォークリフトの荷役用油圧制御装置について
説明すると、第6図に示すように、フォークリフトには
その運転席にリフト操作のためのリフトレバー1が備え
られている。そして、そのリフトレバー1の操作方向及
び操作量(角度)がレバー操作量検出センサ(例えば、
ポテンショメータ)2にて検出されコントローラ3に取
込まれる。コントローラ3においては、A/Dコンバータ
4によりその検出信号がデジタル信号に変換され、中央
処理装置(以下、CPUという)5に送られ、CPU5はリフ
トレバー1の操作量を検知して、その操作量に応じたレ
ベルの駆動信号をD/Aコンバータ6及び定電流アンプ7
を介してコントロールバルブ8に出力する。そのコント
ロールバルブ8への駆動信号を第7図若しくは第8図に
示す。
コントロールバルブ8は、リフトレバー1の操作量に
応じたレベルの駆動信号を入力して、その駆動信号のレ
ベルに応じて図示しないスプールが所定量変位しリフト
シリンダ9の作動油の流量(供給又は排出流量)を調整
する。その結果、リフトシリンダ9の伸縮動作が制御さ
れ、フォーク10の上昇又は下降速度が制御されることと
なる。
尚、コントローラ3のCPU5はリードオンリメモリ(RO
M)11に記憶した制御プログラムにより各種演算処理を
実行するとともに、ランダムアクセスメモリ(RAM)12
に各種データを一時記憶させる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、コントローラ3からの駆動信号のレベルが
一定であっても作動油の温度変化によりコントロールバ
ルブ8のスプールを介しての作動油の流量が一定でな
く、作動油の温度変化により操作フィーリングが悪くな
るという問題があった。
この発明の目的は、作動油の温度の変化による荷役油
圧機器(リフトシリンダ)の操作フィーリングを向上さ
せることができる産業車両における荷役用油圧制御装置
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この発明は、運転者による操作手段の操作量を検出す
る操作量検出手段と、前記操作量検出手段による操作手
段の操作量に応じたレベルの駆動信号を入力して、その
駆動信号のレベルに応じて荷役用油圧機器の作動油の流
量を調整するコントロールバルブとを備えた産業車両に
おいて、 前記荷役用油圧機器の作動油の温度を検出する油温検
出手段と、前記油温検出手段による作動油の温度に応じ
て、前記コントロールバルブへの駆動信号のレベルを調
整する荷役用油圧制御手段とを備えてなる産業車両にお
ける荷役用油圧制御装置をその要旨とするものである。
[作用] 荷役用油圧制御手段は、油温検出手段による作動油の
温度に応じて、駆動信号のレベルに応じて荷役用油圧機
器の作動油の流量を調整するコントロールバルブへの駆
動信号のレベルを調整する。
[実施例] 以下、この発明をフォークリフトの荷役用油圧制御装
置に具体化した一実施例を図面に従って説明する。
第1図はその全体回路図であり、第2図はコントロー
ルバルブの回路図である。この第1図及び第2図におい
て、前記第6図に示したものと同様の構成を成すものに
ついては同一の符号を付すことによりその詳細な説明を
省略する。
まず、第2図に基づいて本実施例のコントールバルブ
21について説明する。油圧ポンプ22から吐出された作動
油は吐出管路23に設けられた分流弁24によって主管路25
と、パワーステアリング用のPS管路26とに分流される。
コントロールバルブ21の一側にはパイロット操作用の油
室27が形成され、この油室27にはパイロットピストン28
が摺動自在に嵌入されるとともに、このパイロットピス
トン28はコントロールバルブ21のスプール29と連結され
ている。尚、スプール29は常にはスプリング30によって
中立位置に保持されている。
本実施例においては、前記PS用の油圧(常時、4kg/cm
2)をスプール操作用のパイロット圧力として使用して
いる。即ち、パイロット圧力はPS用管路26に接続された
パイロット導入管路31を経て前記パイロットピストン28
の両側に作用するように油室27に導入されており、この
パイロット導入管路31の途中には下流部分を保護し、か
つパイロット圧力を安定させるための減圧弁32が設けら
れ、又、その分岐点より下流側には上昇用と下降用の電
磁開閉弁33a,33bが設けられている。又、油室27内のパ
イロット油圧はパイロットピストン28を挟んで油室27の
両側に接続されたパイロットドレイン管路34によってタ
ンク35あるいは戻り管路に導出されるようになってお
り、このパイロットドレイン管路34にはそれぞれ導出流
量を規制する絞り弁(オリフィス)36が設けられてい
る。
即ち、コントロールバルブ21は上昇用と下降用の電磁
開閉弁33a,33bの開放作動によりパイロット圧油をパイ
ロット導入管路31を経て油室27内に導入する一方、該油
室27内のパイロット圧油をパイロットドレイン管路34の
絞り弁36により制限された流量で流出することによりパ
イロットピストン28に作用するパイロット圧の大きさを
制御し、このパイロット圧力とスプリング30の力とがバ
ランスした位置にスプール29が変位される。従って、電
磁開閉弁33a,33bに対して通電される電流値を換えてそ
の開度を制御することにより、それに対応するスプール
29の位置が得られるものであり、リフトシリンダ9には
スプール29の位置に対応する量の作動油が供給又は排出
される。即ち、リフトシリンダ9はスプール29の位置に
対応した速度で上昇又は下降される。
一方、油温検出手段としての油温センサ37は、タンク
35の作動油の温度を検出する。その油温センサ37の検出
信号はCPU5に取込まれ、CPU5はその油温を検知する。CP
U5はその検出された油温に基づいてコントロールバルブ
21への駆動信号の出力レベルを決定する。
本実施例においては、第3図に示すように、操作手段
としてのリフトレバー1の操作位置が不感帯から外れる
際にワンショット電流信号を出力し、このワンショット
電流の出力後におけるコントロールバルブ21への駆動信
号の傾きを油温により演算するものである(第3図中、
高温におけるL1から低温におけるL5まで)。
次に、このように構成したフォークリフトの油圧制御
装置の作用を第4図に基づいて説明する。
まず、荷役用油圧制御手段としてのコントローラ3の
CPU5はイグニッションキーが操作されると、初期化を行
なう(ステップ1)。次に、CPU5は操作量検出手段とし
てのレバー操作量検出センサ2によるリフトレバー1の
操作量を検知し(ステップ2)、さらに、油温センサ37
の検出信号を読取って油温を検知する(ステップ3)。
その後、CPU5はステップ4において、その油温に応じ
て、コントロールバルブ21への駆動信号のレベルを決定
する。即ち、第3図中のリフトレバー1の操作量に対す
る出力値の傾きを決定する。
引続き、CPU5はステップ5において、リフトレバー1
が不感帯から外れワンショット電流信号を出力するか否
かを検知し、ワンショット電流信号の出力が必要である
と判断すると、ワンショット電流信号を出力する(ステ
ップ6)。又、CPU5は前記ステップ5でワンショット電
流信号出力領域になく、かつリフトレバー1の操作位置
が不感帯にないときには、前記ステップ4において決定
した油温に応じたレベルの駆動信号をコントロールバル
ブ21に出力する(ステップ7)。
CPU5はステップ6,7の実行後、20msウェイトしたのち
(ステップ8)ステップ2に戻る。
このコントローラ3からの駆動信号によりコントロー
ルバルブ21においては、リフトレバー1が上昇操作位置
にある場合には電磁弁33aに所定レベルの電流が印加さ
れ、スプール29が所定量移動され油圧ポンプ22を介して
所定量の作動油がリフトシリンダ(荷役油圧機器)9の
ボトム室に供給されフォーク10が所定速度で上昇する。
又、リフトレバー1が下降操作位置にある場合には電磁
弁33bに所定レベルの電流が印加され、スプール29が所
定量移動され所定量のリフトシリンダ9のボトム室の作
動油が排出されフォーク10が所定速度で下降する。
このとき、油温に応じてコントロールバルブ21への駆
動信号のレベルが第3図中、高温におけるL1から低温に
おけるL5まで変更させている。従って、従来の装置のよ
うに油温に関係なくコントロールバルブ21への駆動信号
のレベルが一定(電磁開閉弁33a,33bの開度が一定)で
ある場合には油温が下がると絞り弁36には大きな抵抗が
加わるためにスプール29の変位量が大きくなり、リフト
シリンダ9の作動油の流量も大きくなりフォーク10の上
昇・下降速度も大きくなってしまうが、油温が低いほど
にコントロールバルブ21への駆動信号のレベルを低くし
(電磁開閉弁33a,33bの開度を小さくし)、油温が低い
と絞り弁36に大きな抵抗が加わろうとするが油室27への
流量が小さくなりスプール29の変位量が大きくなり過ぎ
ることがない。よって、リフトシリンダ9の流量を油温
に関係なく一定に保つことができ、フォーク10の上昇・
下降速度を一定に保つことができる。
このように本実施例においては、作動油の温度を検出
する油温センサ37を設け、作動油の温度に応じて、コン
トロールバルブ21への駆動信号のレベルを調整するよう
にしたので、油温の変化による荷役油圧機器(リフトシ
リンダ)のリフト操作の際の操作フィーリングを向上さ
せることができることとなる。
尚、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、例えば、上記実施例ではリフトレバー1の不感帯の
境界でワンショット電流信号を出力する場合について説
明したが、ワンショット電流信号がない第5図に示す場
合についても作動油の温度に応じて、コントロールバル
ブ21への駆動信号のレベルを調整するようにしてもよ
い。
又、上記実施例では、フォークリフトのリフトシリン
ダに具体化したが、フォークリフトのティルトシリンダ
に具体化したり、フォークリフト以外の産業車両に具体
化してもよい。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、作動油の温度
の変化による荷役油圧機器の操作フィーリングを向上さ
せることができる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化したフォークリフトの荷役用
油圧制御装置の回路図、第2図はコントロールバルブの
回路図、第3図はレバー操作角と出力値との関係を示す
図、第4図は作用を説明するためのフローチャート、第
5図は別例のレバー操作角と出力値との関係を示す図、
第6図は従来のフォークリフトにおける荷役用油圧制御
装置の回路図、第7図は従来のフォークリフトのレバー
操作角と出力値との関係を示す図、第8図は同じく従来
のフォークリフトのレバー操作角と出力値との関係を示
す図である。 1は操作手段としてのリフトレバー、2は操作量検出手
段としての操作量検出センサ、3は荷役用油圧制御手段
としてのコントローラ、9は荷役用油圧機器としてのリ
フトシリンダ、21はコントロールバルブ、37は油温検出
手段としての油温センサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転者による操作手段の操作量を検出する
    操作量検出手段と、 前記操作量検出手段による操作手段の操作量に応じたレ
    ベルの駆動信号を入力して、その駆動信号のレベルに応
    じて荷役用油圧機器の作動油の流量を調整するコントロ
    ールバルブと を備えた産業車両において、 前記荷役用油圧機器の作動油の温度を検出する油温検出
    手段と、 前記油温検出手段による作動油の温度に応じて、前記コ
    ントロールバルブへの駆動信号のレベルを調整する荷役
    用油圧制御手段と を備えてなる産業車両における荷役用油圧制御装置。
JP63234473A 1988-09-19 1988-09-19 産業車両における荷役用油圧制御装置 Expired - Lifetime JP2546352B2 (ja)

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DE102021105748A1 (de) * 2021-03-10 2022-09-15 Still Gesellschaft Mit Beschränkter Haftung Verfahren und Vorrichtung zum Steuern eines hydraulischen Hubantriebs einer mobilen Arbeitsmaschine

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