JP2546008B2 - 料金処理システム - Google Patents

料金処理システム

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JP2546008B2 JP3414990A JP3414990A JP2546008B2 JP 2546008 B2 JP2546008 B2 JP 2546008B2 JP 3414990 A JP3414990 A JP 3414990A JP 3414990 A JP3414990 A JP 3414990A JP 2546008 B2 JP2546008 B2 JP 2546008B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は料金処理システム、特に利用者がカードと現
金とは併用して支払いすることのできる料金処理システ
ムに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の料金処理システムには、プリペイドカ
ードおよびクレジットカードを用いたものが一般化さ
れ、プリペイドカードでは、料金の支払い分をカード内
に記憶されている残高から差引いて新らしい残高として
記憶するようになっており、またクレジットカードでは
料金の支払いは、クレジット会社を介して支払い者の銀
行口座から後払いの形で引落す方法をとっている。
なお、プリペイドカードは取扱い金額が小額であり、
小銭対応として利用されている場合が多く、クレジット
カードは取扱い金額が高額の場合が多いという特徴があ
る。
またカードを利用した料金処理システムでは、カード
の発行者、利用者、運用者および清算者がそれぞれ異な
る場合があり、それぞれの間の金額の移動を支払い、決
済または清算といっている。さらにシステム的には支払
いは利用者に対して用いられ、支払いの形態には前払
い、即時払い、後払いの3種がある。また決済または清
算は運用者と清算者(決済者ともいう)の間の金額の移
動を指していて、決済の方法としては回線を利用したオ
ンラインとFDD等のファイルまたはICカードによる一括
決済にはオフラインとが多く用いられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の料金処理システムでは、プリペイドカ
ードを用いるものもクレジットカードを用いるものでも
現金と併用することができるが、プリペイドカードでは
最高額が低く、更に支払いに応じて残高が減少する一方
で、残高が少なくなった場合に新規のカードを準備しな
ければならない不便があり、クレジットカードでは高額
の支払いに対応できるため、紛失、盗難、悪用等の人的
災害に対しては紙幣を上回る心理的不安を伴なうという
欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の料金処理システムは、利用者がカードまたは
カードと現金との併用で行なう料金の支払いを運用者が
料金処理端末によりこの料金の支払い処理を行ない、料
金処理端末に内蔵されたICカードにより清算者との間の
決済を一括方式で行なう料金処理システムにおいて、利
用者が料金支払いをカードと現金との併用で行なった場
合にその釣銭をこのカードに予め定めた限界額を越えな
い範囲でこのカードの新らしい残高として記憶させる第
1記憶手段と、売上情報と支払い金額との現金の入手金
額とを含む運用者に関する情報と料金処理端末に内蔵さ
れたICカードの運用者のみが読出しできる運用者用記憶
領域に記憶する第2記憶手段と、支払い金額から現金の
入手金額を差引いた決済額を含む清算者に関する情報を
前記ICカードの清算者のみが読出しできる清算者用記憶
領域に記憶する第3記憶手段とを有すること、また前記
運用者用記憶領域が第1のICカードであり、前記清算者
用記憶領域が第2のICカードであること、さらにまた前
記カードには反復使用できる一定回数が設けられ、カー
ド面に設けられたこの一定回数までの残高表示領域にカ
ードの使用ごとに新らしい残高を記録する印字手段を有
することにより構成される。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の構成図で、利用者が
保有する記憶媒体を内蔵するカード1と、運用者が使用
するCRT付キーボード2、料金処理部3、カード1を読
み書きする第1読み書き部、着脱可能なICカード7、IC
カード7の運用者用記憶領域に運用者に関する情報を読
み書きする第2読み書き部5、およびICカード7の清算
者用記憶領域に清算者に関する情報を読み書きする第3
読み書き部6から構成される料金処理端末と、清算者が
使用する決算処理部10とから構成されている。
第2図は第1図の実施例の支払いにおける処理のフロ
ー図で、具体例として限度額1000円で残高が450円のカ
ードを用いて、700円の買物を不足分を現金1000円で補
なった場合を想定して説明を進める。料金処理部3はCR
T付キーボード2からの売上げ金額700円を読込み(ステ
ップ)、第1読み書き部4を介してカード1に支払に
足りる残高があるかを調べて(ステップ)、足りなけ
ればCRT付キーボード2から入力された現金1000円によ
って補なえるかを調べ(ステップ)、補なえれば釣銭
750円を算出する(ステップ)。次にCRT付キーボード
2の入力から利用者が現金を希望しているかどうかを調
べ(ステップ)、釣銭の現金を希望していななら、さ
らに釣銭がこのカード1に予め定められている限度額10
00円以内かを調べて(ステップ)、限度額以内である
ならば第1読み書き部4を介してカード1に残高750円
を記憶させる(ステップ)。次に料金処理部3は第2
読書き部5を介して、ICカード7の運用者用記憶領域に
売上げ情報700円、現金入手額1000円を記憶する(ステ
ップ)、次に第3読み書き部6を介して、ICカード7
の清算者用記憶領域に決済情報として売上げ情報700円
から現金入手金額1000円を差引いた−300円を記憶する
(ステップ)。この場合は清算者が運用者に300円を
請求することになる。なおステップでカード1の残高
で支払いが足りれば直ちにステップに移る。またステ
ップで現金の入金がないか、なお支払いに足りない場
合にはCRT付キーボード2に不足金額の表示を行なっ
て、支払い処理を行なわず終了する(ステップ)。さ
らにまたステップで利用者が釣銭に現金を希望してい
るならば、釣銭に小銭が入らないように端数処理を行な
って(ステップ)、例えば釣銭を100円単位とすれば7
00円返却し(ステップ)、50円はカードに残額として
記憶させるようステップへ移る。なおステップから
ステップに移って釣銭を全額返却することもできる。
なおまたステップで釣銭が限度額を越えているならス
テップに移る。
第3図は第1図の実施例の運用者のための集計処理の
フロー図で、料金処理部3は第2読み書き部5を介して
ICカード7の運用者用記憶領域を読出して現金入手金額
を集計し、CRT付キーボード2から運用者が入力した入
手現金の集計金額と照合する(ステップ)。次に、運
用者用記憶領域から読出した売上げ情報と利用者が支払
った金額とをチェックし(ステップ)、正しければ終
了し(ステップ)、正しくなければ合計のやり直し、
およびデータの正誤チェックを行なって(ステップ
)、ステップへ戻る。
第4図は清算者の決済処理のフロー図で、料金処理端
末から取出したICカード7を清算者の有する決算処理部
10において読出す(ステップ)。ここでは清算者専用
のアクセスキーにより、ICカードの清算者用記憶領域に
記憶された決済情報のみが読出される。
第5図は本発明の第2の実施例の構成図で、この構成
では第2図の第1の実施例におけるICカード7の代り
に、運用者用記憶領域のみを有する第1ICカード8と清
算者用記憶領域のみを有する第2ICカード9とに分けら
れている。その他は第1図の実施例と同じ構成となって
いる。
第6図、第7図および第8図はそれぞれ第5図の実施
例の支払いにおける処理のフロー図、運用者のための集
計処理のフロー図および清算者の決済処理のフロー図
で、これらの処理フローでは第1図の第1の実施例にお
ける第2図、第3図および第4図における運用者用記憶
領域が第1ICカード8で清算者用記憶領域が第2ICカード
9として用いられ、分離して扱われる点が異なるのみで
ある。
第9図は本発明の第3の実施例の構成図で、この構成
では、カード11は第1図の第1の実施例におけるカード
1の表面に、このカードの残高を設定された使用回数分
印字できる残高表示領域を有しており、カード11に印字
するための印字部12が料金処理部3に接続されている。
その他は第1図と同じ構成となっている。
第10図は第9図の実施例の支払いにおける処理のフロ
ー図で、具体例として第2図のフローの場合と同じに、
限度額が1000円で残高が450円のカードを用いて、700円
の買物をし不足分を現金1000円で補なった場合について
説明を進める。料金処理部3はCRT付キーボード2から
売上げ金額700円を読込み(ステップ)、カード11の
使用回数のチェックを行なう(ステップ)。カードが
使用制限回数以下であれば、以下第2図のステップ,
〜ステップと同じにステップ,〜ステップを実行
し、釣銭がカードの限度額以内であるならば第1読み書
き部4を介してカード11に残高750円を記憶させ、さら
に印字部12を介してカード11の残高表示領域の印字され
た次欄に、残高750円を印字させる(ステップ)、次
に第2図のステップ,ステップと同じ処理ステップ
,ステップを行なう。またステップで使用回数が
制限を越えているとき、またはステップで現金が不足
しているときはそれぞれCRT付キーボード2にカードの
使用不能、または不足金額の表示を行なって、支払い処
理を行なわず終了する(ステップ、またはステップ
)。さらにまたはステップで利用者が現金の支払い
を希望するとか、ステップで釣銭がカードの限度額を
越えているときは、第2図のステップ,と同じステ
ップ,の処理を行なって、ステップに移る。
なお、第9図における集計処理および決済処理は、そ
れぞれ第1図の場合における第3図および第4図のフロ
ーと同じ処理が行なわれる。
なおまた、第9図において第5図に示したと同じにIC
カード7を第1ICカード8および第2ICカード9の2つに
分けることも容易にできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、プリペイドカードのよ
うに単に減額だけでなく、現金と併用して残高をカード
に戻すことにより、現金紙幣以上の携帯性が得られ、小
銭対応もでき、運用者と清算者とが効率的な集計および
決済ができる効果がある。
また、カードの残高最高限度額を指定しておくことに
より、偽造等の悪用を少なくすることができ、さらに残
高表示と使用回数の制限とにより更に運用を防ぐことが
できる。さらに運用者の悪用についても、ICカードのア
クセク保護を設けてあることにより防ぐことができ、料
金処理端末がオフラインで設置され、任意の時期に一括
決算される場合に特に効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の構成図、第2図,第3
図および第4図はそれぞれ第1図の実施例の支払いにお
ける処理,運用者のための集計処理および清算者の決済
処理のフロー図、第5図は本発明の第2の実施例の構成
図、第6図,第7図および第8図はそれぞれ第5図の実
施例の支払いにおける処理,運用者のための集計処理お
よび清算者の決済処理のフロー図、第9図は本発明の第
3の実施例の構成図、第10図は第9図の実施例の支払い
における処理のフロー図である。 1,11……カード、2……CRT付キーボード、3……料金
処理部、4……第1読み書き部、5……第2読み書き
部、6……第3読み書き部、7……ICカード、8……第
1ICカード、9……第2ICカード、10……決算処理部、12
……印字部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者がカードまたはカードと現金との併
    用で行なう料金の支払いを運用者が料金処理端末により
    この料金の支払い処理を行ない、料金処理端末に内蔵さ
    れたICカードにより清算者との間の決済を一括方式で行
    なう料金処理システムにおいて、利用者が料金の支払い
    をカードと現金との併用で行なった場合にその釣銭をこ
    のカードに予め定めた限界額を越えない範囲でこのカー
    ドの新らしい残高として記憶させる第1記憶手段と、売
    上情報と支払い金額と現金の入手金額とを含む運用者に
    関する情報を料金処理端末に内蔵されたICカードの運用
    者のみが読出しできる運用者用記憶領域に記憶する第2
    記憶手段と、支払い金額から現金の入手金額を差引いた
    決済額を含む清算者に関する情報を前記ICカードの清算
    者のみが読出しできる清算者用記憶領域に記憶する第3
    記憶手段とを有することを特徴とする料金処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記運用者用記憶領域が第1のICカードで
    あり、前記清算者用記憶領域が第2のICカードであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の料金処理システム。
  3. 【請求項3】前記カードには反復使用できる一定回数が
    設けられ、カード面に設けられたこの一定回数までの残
    高表示領域にカードの使用ごとに新らしい残高を記録す
    る印字手段を有することを特徴とする請求項1または2
    記載の料金処理システム。
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