JP2545624Y2 - ウォーニングランプの放熱構造 - Google Patents

ウォーニングランプの放熱構造

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JP2545624Y2
JP2545624Y2 JP757892U JP757892U JP2545624Y2 JP 2545624 Y2 JP2545624 Y2 JP 2545624Y2 JP 757892 U JP757892 U JP 757892U JP 757892 U JP757892 U JP 757892U JP 2545624 Y2 JP2545624 Y2 JP 2545624Y2
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warning lamp
wall
opening
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JP757892U
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清 早川
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ウォーニングランプの
放熱構造に係り、詳しくはウォーニングランプが配置さ
れた部屋の壁に空気流通路を形成して放熱をするように
したウォーニングランプの放熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両等では、燃料切れやオイル
切れ等が生じた場合に、これらの事態が発生したことを
運転者に知らせるため、ウォーニング装置が用いられて
いる。通常、この装置は速度計等が収納された計器ケー
スの中に配置されていることが多く、計器ケースに設け
られたウォーニングランプ用の穴にランプが設置されて
おり、該ランプに対向するケースの表側にウォーニング
レンズが取り付けられていて、ランプが点灯するとウォ
ーニングレンズが輝いてウォーニング表示がされるよう
になっている。
【0003】近年、このウォーニング表示をおこなう項
目数が増加したため、ケース内面に壁で仕切った多数の
隣接する部屋を作り、これらの部屋にそれぞれウォーニ
ングランプを設置し、部屋の上部には目的に応じたウォ
ーニングレンズを取り付けたウォーニング装置が用いら
れている。このような装置は、図2(A)の側面図、
(B)の正面図に示すように、各部屋1の広さが壁4で
仕切られて狭いため、長い時間ランプ2が点灯している
と発熱により部屋1の温度が上がり、ウォーニングレン
ズ3が熱によって変形するおそれがる。
【0004】このため、計器ケース5に空気流通用の穴
5aを設けて、空気を該穴5aからケース1の外面に配
置されているフレキシブ配線板6との隙間を通して放熱
するようにしたものがある。なお、フレキシブ配線板6
にも同じ位置に穴を設けて、外部に放熱し易いようにし
たものも用いられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の放熱構造では空気の流通があまり良くないの
で、長時間ランプが点灯した状態になっていると、どう
しても部屋の中に熱がこもってしまい温度上昇が避けら
れず、このため、ウォーニングレンズの変形やランプ切
れ等の不都合を解消できずにいた。
【0006】本考案は、放熱効果のよいウォーニングラ
ンプの放熱構造の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、計器ケースの
内面に壁を立設して複数の部屋に仕切るとともに、各部
屋の底面のケース面にウォーニングランプを配置し、か
つ各部屋の上面の前記壁の上端部にウォーニングレンズ
を取り付けて、更に前記ランプの放熱のため各部屋に放
熱構造を形成したウォーニングランプの放熱構造におい
て、前記各部屋の放熱構造を、前記各部屋を仕切る壁の
下部に設けた開口部と、該開口部の前面に間隔をおいて
配置した上端部が開放された遮光壁とで構成したことを
特徴としている。
【0008】
【作用】上述構成に基づき、一室のウォーニングランプ
が点灯されると、ウォーニングランプから発散される熱
によってその部屋の温度が上昇していく。すると、温度
の上昇した空気は遮光壁の上部を乗り越えて隣室との仕
切り壁の下部の開口部から隣室及びケースの外部へと流
出していく。このとき、部屋の反対側の壁の開口部から
は冷えた空気が流入してきて部屋の中が冷却される。一
方、このときウォーニングランプの光は遮光壁で遮られ
て隣室には漏れないので、隣接するウォーニングに対す
る影響は生じない。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の実施例について
説明する。
【0010】図1(A),(B)には、本考案に係るウ
ォーニングランプの放熱構造の一実施例が示されてい
る。(A)は側面から見た端面図であり、(B)はウォ
ーニングレンズを取り去った状態での正面図である。図
に示すように、計器ケース5に開けられたランプ穴にウ
ォーニングランプ2が嵌合配置されており、該ランプ2
を囲むように正面視四角形の壁4が設けられていて各部
屋に仕切られている。該壁4のうち隣の部屋との境にな
る壁4の下部には、隣室と連通する四角形の開口部4a
が設けられており、該開口部4aの下側にあたるケース
5にも略同幅の外部と連通する四角形の開口部5aが設
けられている。
【0011】また、これら開口部4a,5aの前面に位
置したケース5面には遮光壁7が立設されており、該遮
光壁7はケース5の開口部5aの周囲を取り囲むように
正面視コ字状で、かつその高さは壁4に設けられた開口
部4aの高さよりも高く構成されている。なお、部屋を
構成する前記四角形の壁4の上面には、目的に応じたウ
ォーニングレンズ3がそれぞれ取り付けられている。
【0012】この状態で、ウォーニングランプ2が点灯
されると、ウォーニングレンズ3が輝いてウォーニング
表示として視認される。ウォーニングランプ2が長時間
にわたって点灯しつづけていると、ウォーニングランプ
から発散される熱によって部屋の温度が上昇する。温度
の上昇した空気は遮光壁7の上部を乗り越えて、一部は
隣室との仕切り壁4の開口部4aから矢印Aのように隣
室へと流出し、その他はケース5の開口部5aから矢印
Bのように外部に流出する。またこのとき、反対側の壁
4の開口部4aとケース5の開口部5aとからは冷えた
空気が部屋内に流入してくる。このため、部屋の中で発
生したウォーニングランプ2の熱は効率良く放熱され
る。
【0013】一方、ウォーニングランプ2の光は遮光壁
7で遮られて隣室には漏れないので、隣接するウォーニ
ングランプ2が恰も点灯しているような錯覚を生じさせ
るおそれはない。更に、この遮光壁7の内面7aを暗色
にすることにより遮光効率を高めることができる。な
お、上述実施例では隣室との壁4に設けた開口部4aは
四角形で、ケース5の開口部5aも同形状で、かつ遮光
壁7はケース5の開口部5aの外周に沿ったように正面
視コ字状にしているが、それぞれの開口部4a,5aと
も円形でも楕円形でも自由に設定でき、遮光壁7も空気
の流通路が有り、かつ隣室に光が漏れないような形状で
あればよい。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によると、
ウォーニングランプを設置した各部屋を仕切る壁の下部
に開口部を設け、かつ開口部の前面に所定間隔をおいて
遮光壁を配置したので、長時間のウォーニングランプの
点灯に対しても充分な放熱効果が得られるとともに、ウ
ォーニングランプの光が遮光壁に遮られて隣室に漏れる
ことがないため、隣接するウォーニングランプが恰も点
灯しているような錯覚を生じさせるおそれもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例のウォーニングランプの放熱構造
を示す図で、(A)は側端面図、(B)はウォーニング
レンズを取り外した状態の正面図である。
【図2】従来のウォーニングランプの放熱構造を示す図
で、(A)は側端面図、(B)はウォーニングレンズを
取り外した状態の正面図である。
【符号の説明】
1 部屋 2 ウォーニングランプ 3 ウォーニングレンズ 4 壁 5 計器ケース 7 遮光壁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計器ケースの内面に壁を立設して複数の
    部屋に仕切るとともに、各部屋の底面のケース面にウォ
    ーニングランプを配置し、かつ各部屋の上面の前記壁の
    上端部にウォーニングレンズを取り付けて、更に前記ラ
    ンプの放熱のため各部屋に放熱構造を形成したウォーニ
    ングランプの放熱構造において、 前記各部屋の放熱構造を、前記各部屋を仕切る壁の下部
    に設けた開口部と、該開口部の前面に該開口部に対して
    間隔をおいて配置した上端部が開放された遮光壁とで構
    成したことを特徴とするウォーニングランプの放熱構
    造。
JP757892U 1992-02-21 1992-02-21 ウォーニングランプの放熱構造 Expired - Lifetime JP2545624Y2 (ja)

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JPH0566596U JPH0566596U (ja) 1993-09-03
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